水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

今年の活動について by顧問

2006年12月30日 22時35分52秒 | Weblog
 今年もあと二十何時間となりましたが、生徒及び登校の皆様におかれましては、来年への抱負を既に心に抱いていることと思われます。

 このブログも、もうすぐ一周年を迎えますが、当初は試行錯誤の中、外部(今年の卒業生)との連絡や、生徒との連絡ツールとして考えていました。また、パソコンで生徒を惹きつけ、「おもしろいだろー」という場面を想像していました。

 しかし、そう簡単に惹きつけるものでもないなと正直思ってしまいました。放課後の活動後はすぐ帰りたいというのが人情。
 そこで、活動中にパソコン部隊を編制して「じゃー日記にしてしまえ」と考えるようになり、そのうち「じゃー楽しそうであれば良し」となっていきました。
 お気楽です。

 しかし、部長頑張ってくれました。 楽しんでくれてました。
 今、部員の連絡ツールとして考えるならば、「ありがとう」の言葉が通じているはずです。「ありがとー」

 世代交代は世の常、次期部チョーにバトンタッチ!

 来年はどうなるかは今後のお楽しみ。
 

 さて、今年はどんな年だったかを考えると・・・「売名行為」です。

 ただ、変な意味ではなく。
 ブログもそうですが、外部への魚の展示に力を入れました。

 水族館・博物館・日本一の噴水のあるところ「月山湖売店」でウキゴリ類の展示を試みました。

 すると、淡水魚の需要の多さにビックリ!
 
 何よりも、展示に携わって山形県の魚は「サクラマス」という常識は非常識という現実を知ってしまいました。

 「県民の皆様、県の魚は「サクラマス!」です。」
 行政の責任か?県民の責任か?を考えた場合、・・・誰?

 県の獣は「カモシカ」これ常識。
 (カモシカクラブっていう交通安全の組織があった。)
 県の鳥は「オシドリ」(オシドリミルクケーキって有名。)
 県の木は「サクランボ」(常識中の常識。サクランボは山形。)
 県の花は「紅花」(映画「思い出ぽろぽろ」にも出てました。)
 さて、「サクラマス」は「さくらます」! 
 ケーキを作ろうか、サクラマスクラブを作ろうか?(これって釣り同好会みたい)映画に出ようか(ちょっと難しい。)

 そこで考えたのが展示です。
 ただ、冷水性の魚で夏場の展示にお金がかかるということで、何とかしましょう。
 
 県内の皆様。今でしたら無料で展示可能な数量は準備できます。
 展示に必要な方は加茂水産高校のHPからメールで注文してください。(無料)
 「本間」まででお願いします。
 ちなみに大きさは産まれたての3cmです。
 なお、授業で使用できない位の注文が殺到した時点で終了です。

 また、冬休みを利用して水族館へ足を運んでください。
 いろいろしてます。(笑)
 頑張っております
 28日は影○君とマコンブとハタハタの卵を展示してきました。
 ウキゴリ類にアマモと・・水族としては地味な展示もコラボレーションしてます。 クラゲやラッコには負けますよ。 

 えーーー。
 これで今年を締めるのもなんですが・・・。

 来年は更に飛躍の年になるように、・・・確信しております!

 何よりも、このブログを通して、多くの方方々に支持され、助言をいただいております。
 
 より良い活動を展開できるように、生徒が頑張ります。
 より良い活動を展開できるように、辛口でも助言をください。
 より良い活動をします。

 現代の情報化社会を痛感しています。
 恐ろしさも感じます。
 ・・・が、とりあえず、義務と感じない程度私も続けますし、続きます。

 では来年。
 
 
 

  
 
 

 
 


今週の活動について by顧問

2006年12月24日 20時21分31秒 | Weblog
 今日、クリスマスイブに「高校生アートフォーラム展」終了となりました。
 一週間、関係者の皆様ご苦労様でした。

 さて、発表会及び学習会についてですが、無事終了することができました。とても有意義な時間を過ごすことができました。足を運んでいただいた皆様には感謝いたしております。
 
 また、学習会で講演していただいた鶴岡ユースホステルのペアレントであり、ナチュラリストの菊地良麿さんのお話は、大変素晴らしいものでしたし、今後もお世話になりたいと思います。
 講演内容は、「田川地区の自然環境について」
 
 実際は、世界まで視野に入れた内容です。得した気分です。一部紹介。

 面白い話その1
  Q,太古の4大文明が今に残したものは?


  A,砂漠!
    森を切り開いていった結果だそうです。森は雨を呼び込むそうです。すごい話ですね。森を大事にしましょう。


 面白い話その2
  Q,将来、オシドリ夫婦とカモシカ夫婦どちらになりたい?

  A,オシドリの夫婦は毎年変わっているそうです。
    カモシカのオスは、一生涯同じメスと共にいるそうです。
       どちらがいいですか?

 面白い話その3
  「巨人の肩の上」
  
 私達?科学者は「巨人の肩の上」に乗っかっているそうです。

 私達の研究は、歴代の偉大な科学者のおかげで研究が成り立っており、大きな視野で活動できています。
 確かにウキゴリの研究一つをとっても、図鑑があり、魚には和名・学名がついており、ビーカーや顕微鏡など、環境も整っています。
 今こうして便利な生活をしているのも、巨人のおかげです。
 今後もこの巨人は、人間の追求活動により、更に巨大化していくことでしょう。    

 来年度もありますので、ブログを御覧の皆様は常にアンテナを張っておいてください。(なくなる恐れもありますが)来年度も多分無料です。お得。

 なお、当部の活動は冬休みに入るため、しばし休憩。
 地元生徒が来てくれたら、気分で活動します。 

久しぶりに・・・

2006年12月22日 16時41分19秒 | Weblog
 このブログを書くのも久しぶりだなぁ、と思った。
いったい何日ほど書いていなかったのだろうか?まあ、
それはそれとして。

 さて、明日は鶴岡アートフォーラムでの発表となります。
これが今年最後の発表となります。とうとう最後かぁ、と
思うとなんとも名残惜しいものです。
課題としては、ベストをつくすこと。そして、1・2年生は
発表に慣れることです。後輩達には頑張っていただきたい!
部長としては。

 話は変わり、今日は発表練習程度で部活は終わりました。
一方、私は授業の課題研究のまとめにおわれていました。
課題研究のまとめはPowerPointによる資料、資料の原稿、
レジュメ(要点をまとめたプリント)の作成ですが、これが
かなり面倒な作業なのです。最近は学校で遅くまで残り作成を
していました。大人数なら早く終わるところなのですが、
私と課題研究の班員一人の二人で全ての作成を行っているので、
かなり大変です。まぁ、作業は大変といっても生物部でやっている
事とほとんど変わらないので、実際疲れながらも楽しくやっています。
そして、何とか今日でまとめを完成することができました。
いやぁ、がんばったなぁ、俺…(笑)
これで心置きなく冬休みを過ごすことができるというものです。

 明日の発表が終われば、冬休みに入ります。ほんの二週間ちょっと
ですが、満喫できればと思います。ということは、この記事は冬休み前
最後の記事となるわけです。しばらくはお休みですね。多分顧問の
本間先生が何回か更新することと思いますが。
では、皆様良い休みを。
 以上 部長金子でした。

今週の活動について by顧問

2006年12月17日 22時37分36秒 | Weblog
 鶴岡アートフォーラムにおいて、高校生アートフォーラム展が始まりました。
 内容は、田川地区の文化部の展示会及び発表会です。
 
 高校生といってもレベルは高く、華道から始まり、絵画、写真、書道などなど、癒しの空間を最高レベルで提供しています。

 その中でも「科学」部門は異彩を放っています。
 直感で感じる癒しの空間を歪ませているかもしれません。
 それでも、足を運んでくれた方々には、足を止めてじっくり堪能して行っていただきたいと思います。
 
 その場で理解不能でも23日(土)13:00~
 2階「大会議室」において発表会が開催されます。一般の方々お待ちしています。


 また、ハタハタが寄って来ています。
 刺し網で捕獲から人工授精、水族館展示用ハタハタの提供など、一つで何度もおいしい冬の風物詩です。
 写真は、人工授精した卵の塊をロープに固定している所です。

 ただいま猛烈に細胞分裂中。
 ふ化は2月上旬。
 
 

ハタハタについて

2006年12月15日 13時14分39秒 | Weblog
 分類はスズキ目ハタハタ科に属します。体はやや細長く、鱗、測線がありません。口は大きく、斜めに上向く、下顎は上顎より突出し、鰓蓋に5本の鋭い棘を持ちます。背鰭は2つで、離れています。第1背鰭は三角形で高く、尻鰭は長いです。体の背縁は黄褐色で、不定形の黒褐色の斑紋を持ち、腹側は銀白色です。   
 朝鮮半島東岸から沿海州、サハリン、カムチャッカを経て、北米のシトカまで北太平洋北部に広く分布し、水深450m以浅の大陸棚に生息します。日本近海のハタハタは4系群に大別され、北海道周辺においても更に7つの主産卵場により系群分けされ、標津町近海のハタハタは根室海峡部の系群とされます。   

雌雄ともに満2歳から産卵に加わり、通常沿岸水温が10℃以下になる11月下旬~12月上旬が産卵期とされます。産卵は短期間に水深1~10mの岩礁域に接岸し、ホンダワラ類等の枝分かれ部分に卵塊を産み付けます。

抱卵数は体長15㎝で約1000粒、20㎝で約2400粒、付着沈性卵で卵径2.6~2.9㎜、卵は海水中に放出されると、粘着腺が溶解、凝集し、4㎝前後の卵塊となります。一卵塊当たりの卵数は平均1000個、色彩は卵塊毎に異なります。(橙色、青色、緑色、青緑色、黄色、黄褐色、暗紫色、褐色等々)

孵化は産卵の翌年の3月~4月で孵出稚魚の体長は12㎜前後で、浅海の中層域で約1月の浮遊生活を経て着底します。体長は1歳で6㎝、2歳で12㎝前後、3歳で16~17㎝、4歳で19~20㎝、雌は雄より成長が良いです。

[追記]
メアリーさん早速のコメントありがとうございます。
12月23日に鶴岡のアートフォーラムで新部長を中心として
発表がありますので、お暇でしたらお立ち寄りください。

大きな大会も終わり…

2006年12月14日 17時52分25秒 | Weblog
 3年生は実質これで終わりということとなります。
しかし、活動はまだまだ続くわけで、まだまだこれから
なのです。と言っても、出来ることは限られますがね。
まあ、やれることをやれるだけ。




 さて、今日の活動はウキゴリの遡上実験装置をバラす予定
だったのですが、本間先生が来ないという事態が発生してしまい、
結局何も出来ませんでした。私は課題研究仲間と課題研究発表に
向けての資料を作成していました。
資料は最初、簡単に出来るだろうと思っていたのですが、全然大変
だということに気付きました。普通に生物部の研究発表並に大変です。
はっきり言って、四苦八苦です。しかし、ここは生物部の部長として、
そして、加茂水産高校の一生徒として、頑張っていきたいと思います。




追記
メアリーさんのコメントに返事が出来ていませんでした。すみません。
えっと、これからは次期部長がメインで活動をしていくことに
なると思います。私は本当のところ、次期部長がちゃんと部員を
まとめることが出来るか心配なのですが、まあ、信じてみたいと
思います。
これからも水産生物部をよろしくお願いします。

 以上 部長金子でした。

12月11日の成績!!

2006年12月12日 18時16分43秒 | Weblog
 11日にあった霞城セントラルでの生徒研究発表会(?)の結果報告します!
 ウキゴリ班⇒⇒⇒⇒優秀しょーーーーぅ!!(金子 崇大 工藤)
 アマモ班⇒⇒⇒⇒⇒優良賞!!(星川 吉田 影澤 ソウタ)すいません、
漢字わからないです。勉強してきます。(泣)
ウキゴリ班頑張りました!!やったね(笑) あと少しで最優秀賞だったが、
一歩及ばず(ToT)しかーし、次の発表では是非とも最優秀賞を取ってもらい
ですね~(^^) アマモ班はそれなりに頑張ったと思います。映像が流れな
いハプニングがあり、焦りました。
 今回の結果を越える賞を取って欲しい!ねぇ~崇大、頑張れ!
            by アザー



表彰の様子。