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水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

豪華検卵

2006年11月15日 16時47分25秒 | Weblog
 今日は2Eマリン系でサクラマスの検卵作業をしました。

 検卵とは、死んでいる卵を取り除く作業のことです。
死卵は白くなっていて、生きている卵は橙色で見分けるのは簡単でした。

 死卵を取り除く作業は、地味な作業でしたが、自分は楽しみながら取り組めました。

 発眼したばかりのサクラマス達が卵膜の中で時折、元気にくるりと回る姿がみられました。水温にもよりますが、ふ化予定日は12/1だそうです。

今日の部活は顧問がいないのでこれで終わります。

                          by二年タカ

詩を書くのが趣味だったりする。 by部長

2006年11月13日 17時53分16秒 | Weblog
 先輩方からコメントいただきました。あざ~っす!!
いまだに生物部を忘れずにいてくれているということ
なのでしょう。感謝感謝です。

 さて、今日の活動は加茂水族館に行ってきました。
水族館で展示しているウキゴリの水槽を覗いてきました。
しか~し!!ただ覗きに行ってきただけではありません。
なにやら水槽のプラスチックの仕切りの下をくぐり抜ける
ウキゴリがいるようなので、ちゃんとセットし直すことに。
 初め確認すると、見事に隙間があいていて、あきらかに
行き来できる状態でした。そこで、水槽の下に敷いていた
フィルターの付属品のプラスチックの板(のようなもの)を
撤去しました。ウキゴリは水槽から撤去していないので、
ウキゴリにはいい迷惑だったでしょう。

 何はともあれ、ちゃんとウキゴリが行き来しないようには
できたので一件落着です。
と、こんな感じで今日の部活は終了しました。
今日の掲載写真は先月山形市で開催された県高校総合文化祭
で行った所で撮影したものです。モデルは生物部2年の
鈴木君。無理に私がお願いして撮影させてもらいました。
鈴木君Thank you!!
以上 部長金子でした。

今週の活動について3 by顧問

2006年11月11日 22時57分40秒 | Weblog
 サクラマスの親魚は全て「腹開き」にされました。
 
 採卵で使用したサクラマスは美味しくありません。それを言えば失礼ですが、エネルギーを全て子供(卵)に使われるため脂ものっていません。

 それを魔法の調理法、「燻製」にすることで味を蘇えらせます。
 そして食べます。

 親から子へ命を回し、子は春に天然水域へ放流され、死んだ親は食材とする「命の授業」でした。

 

今週の活動について2 by顧問

2006年11月11日 22時41分50秒 | Weblog
サクラマスの親魚は、子孫を残した後は有効利用で、加工実習に利用されました。
お題は「腹開き」。

 「三枚おろし」より難しい。
 
 魚を捌くにはテクニックが必要です。テクニックを磨くのは回数をこなすしかありません。
  
 魚は、スーパーでは既に加工され売っているものが多く、今の世の中「三枚おろし」を上手にできる人も少ないでしょう。

失敗が許される最高の教材です。

今週の活動について1 by顧問

2006年11月11日 22時28分19秒 | Weblog
 今週は、ビッグなことはしていません。
 日も短くて、フィールドに行くにも躊躇してしまいます。
 それでも今週は何とか川に行きました。
 しかし、来週からは間違いなく寒さも背中を押して、躊躇どころか即決で引きこもってしまいそうです。

 さて、自然を相手に仕事をしている人間にはそんなことを言っていられない現状というものがあります。生物のライフサイクルに合わせたイベントが目白押しです。

 今の旬はサクラマス。
 人工授精は10月23日におこなわれました。命をかけたビッグイベントです。
 写真は採卵作業を終えた親魚達です。
 子供は今「眼」を出したところです。3週間もすると沢山の命が産まれます。

この活動は授業の話しですが、その影には水産生物部の活躍もあり、教材としてなりたっています。

カニとは食うものである。

2006年11月09日 18時15分05秒 | Weblog
 今日も天気は朝から快晴。最高の天気でした。
気温も上がり、温かい1日となりました。

 では、今日の活動について。
今日は昨日と同じく油戸川で活動を行いました。
場所は川の上流。サワガニとモクズガニの採取を
行いました。上流は川幅も1m以下、水深も10cm程度です。
主に石の下を中心にカニを探しました。

 約40分ほど採取を行い、モクズガニ2匹、
サワガニ十数匹を採取しました。あとウキゴリが2匹ほど。
と、こんな感じでした。
写真は活動後に作った味噌汁です。
 以上 部長金子でした。

一夜明けて。

2006年11月08日 17時42分17秒 | Weblog
 昨日は強風ビュービューでしたが、今日は打って変わって
安定した天気となりました。昨日の強風はどこへやら。

 さて、今日の活動について書いていきます。
今日のメインはウキゴリの採取でした。採取した
ウキゴリは何を捕食しているのかなど調べるそうです。
採取場所は油戸川。海も荒れたせいか河口がある砂浜が
いくぶん後退していました。川も少し水量が多いように
感じました。おそらく川底の砂が流れてしまい、水深が
増したように感じられたのでしょう。
 
 早速採取を行うと、ウキゴリは数は少ないものの
採取することはできました。
下流ではカニが多く採れました。川が増水した際に
上流から流されてきたのだと思います。今日は下流と
上流を採取場所にしていました。スミウキゴリを
メインに採取しましたが、数的にはシマウキゴリも
スミウキゴリも同じ程度で採れた気がします。
カニも意外と大きなものも混ざったりして、
なかなか楽しい採取となりました。
 以上 部長金子でした。

今週の活動について2 by顧問

2006年11月03日 21時59分54秒 | Weblog
 水族館に、水産生物部の水槽をセットしました。
 場所は、2階の淡水魚コーナー。

 テーマは「そっくりな魚」
 またまた「ウキゴリ類」について。

 水槽内には「シマウキゴリ」と「スミウキゴリ」が入っていて、お客さんに「スミウキゴリ」を当ててもらおうという挑発的な内容となっております。
 
 ネガティブな私は、地味な魚にスルーしていくお客様像が浮かび、水族館側に申し訳ない気持ちでいますが、皆で一生懸命展示しましたので見ていただければ幸いです。

今週の活動について1 by顧問

2006年11月03日 21時49分36秒 | Weblog
 北海道南茅部(函館の近く)より取り寄せた昆布の胞子で、養殖を始めました。
 昆布は、タコ糸に胞子を付着させたもので、すでに長いもので1cm位の昆布に成長しています。それを太い糸に巻いたものがレインボービーチの水面下1mに20mの長さでセットされています。

 1月には引き上げ、成長を促すために一度刈り取り、30cm位に成長したものをロープへ均等に植え替え作業をします。

 2月には、長いもので2mの昆布が収穫されます。また、根元で枝分かれをしているため、数も増えています。
 
 僅かな労力と時間でも収穫量は驚くほどです。

 日本海は時化が多く、冬季は昆布を見る機会も少ないため、収穫時は本当に驚きます。
 誰かがこっそり三陸産の昆布ロープに変えていたとか・・・。
 誰かがこっそり北海道産の成長済み天然昆布を括り付けておいたとか・・。
 想像してしまうくらい驚きます。

 これは、授業でのお話。
 
 

Cold Cold Cold...

2006年11月02日 17時52分30秒 | Weblog
 さて、マジ寒いです。寒いです。

 今日の活動は水槽掃除と水族館に行ってきました。
水槽は栽培実習室の外に置いてある楕円形水槽です。
掃除した水槽は3つ。まずは水槽の水を抜いて、
金魚を救出。そして、我々が目撃したのはマジ濃い
緑に変色した水槽内部。まさに衝撃!!
ってことで、さっさと掃除。デッキブラシでゴシゴシ。
これが面白いように汚れが落ちる。これは凄い。
気持ちいい、超気持ちいい~!!
そう、気持ちいいくらい汚れが落ちる。
まさか掃除で快感を覚えるとはおそるべし。

 で、掃除が終わった後は、水族館に行った。
昨日展示したウキゴリを見に行ったのだ。
90センチ(横の長さ)水槽に数匹づつシマウキゴリと
スミウキゴリを入れた。ちゃんとシマとスミ分けて
である。
水槽を見ると、シマの方の底の砂が掘られていた。
どうやらシマが掘ってしまったようである。そして、
水槽には何も飾りがないので、石を入れた。
しかも、化石入り。
入れたのはいいが、シマは全部
砂の中に潜っていた。肝心のウキゴリが見えないじゃん。
意味なし!!
 そんなこんなの今日の部活でした。
 以上 部長金子。