河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

10.10.03街のもみじ

2010-11-03 14:56:40 | Weblog
秋の朝師に賜るや道案内
うす紅葉街を彩り絵画展
櫨けやき桜もみじや空の青

朝10時前信之師より電話あり。恐縮なことに新横浜へ迎えに行き、勝手知ったる地下鉄で日吉本町まで案内するとおっしゃる。小西、安藤氏も同じころに到着の見込みらしい。

北友絵画クラブの展示を見に行って、みな頑張っていることを実感。鈴木氏の雪景色がVG。帰りに具子の豊中市展の引き下げに同行。体調必ずしも良くない。秋の蜂みたいなもの。
中日ロッテは延長戦で10時半廻ってまだ終わらない。

玻璃戸裏朝日を浴びて秋の蜂

10.11.02天運

2010-11-02 21:22:35 | Weblog
冬近し天運を謝し杯を干す
百舌鳥啼けどみな運良くも永らえて
ストレスに耐えてようやく暮の秋
友垣かい丸ビル車屋で野村氏の例年の肝いりで懇親会。16人。谷口氏の元気な司会。平井さんが2月に亡くなったと聞き残念。全部で16人。女性が半分。大いに盛り上がり愉快だった。4回死にかけた人、3回の人、自転車と正面衝突して無意識で病院に担ぎ込まれた人、ソ満国境から敗戦の数か月前に本土防衛のため召喚されて命拾いした人、さまざまで、今日のテーマは”天運”ということに。ヒルトンプラザでだべって6時半ごろ帰宅。
日本シリーズ第三戦はロッテが7-1で快勝。

10.11.01柿の木&花冠1月号投稿原稿

2010-11-01 12:05:36 | Weblog
柿赤く大きく映えて青空に*秀之氏
柿の木の夕日に染まり冬隣 ○ *後藤氏
碁に勝って気分さやかに暮の秋

11/02投句
①ビオトープいのち湛えし秋の水
②スケッチの筆のタッチは鰯雲
③ゆらゆらと揺れてコスモス夢の色
④サフランのうすむらさきや知らぬ間に
⑤杖突けば近く寄りくる秋の蝶
⑥握り飯新米なれば二つ取り
⑦菊咲いて大仏殿の錆刀×
⑧冬支度目高を掬い水槽に
⑨銀色の芒靡かせ山の風×
⑩銀杏のひしめきあってときを待ち×