岐阜の路面電車廃止から一年近く経過した。
ここに来て、岐阜の路面電車に関する資産の整理がここに来て本格化したように思う。
昨日も休止されたまま廃止に至った岐阜駅前~新岐阜駅前間の軌道撤去をお伝えしたばかりだが、これに続く形で田神線の一部区間の撤去が明らかになった。
「廃線軌道を撤去へ 名鉄、岐阜地区3線の一部」(中日新聞、2/17)
記事の要旨は次のとおり。
○名鉄岐阜駅から美濃町線に接続する . . . 本文を読む
この名前を見た時、「『おもちゃのカード』の略?」などとトボけたことを考えてしまった。
正解は、JR東海が今年秋から導入するICカード乗車券の名前。
しかし、先行する「Suica」、「ICOCA」に比べると、ネーミングにどことなくぎこちなさを感じるのは自分だけだろうか。
「JR東海『トイカ』導入 在来線で今秋から」(中日新聞、2/16)
「『在来線ICサービス』の導入について-ICカード乗車券で . . . 本文を読む
朝の通勤時、満員電車のドアに押しつけられながら外を見ていると結構面白い電車を見かけることがある。
今日など、その最たるものだった。
まず、一昨日でキャンペーンが終わった筈の「きっとサクラサクよ!トレイン」を見かけた。車体側面にラッピングされたサクラの花もそのままに。
この時見かけたのは3702Fだった。
満員電車に乗り、新川検車区を見る。
「セントレアフレンズ号」こと2006Fはお休み中だった . . . 本文を読む
岐阜の街から路面電車が姿を消して、もうすぐ一年。
未だに路面電車のレールは残されている。
しかし、その中で路面電車全廃に先立つこと1年4ヶ月前に一足早く路面電車が来なくなった名鉄新岐阜駅前~岐阜駅前間の軌道が撤去される事になった。
「路面電車の軌道一部撤去へ JR岐阜駅前、来月中にも」(中日新聞、2/15)
記事の要旨は次のとおり。
○JR岐阜駅前の再開発に伴って2003年12月から休止され . . . 本文を読む
この本を読んでいて、テレビで見ていた光景が思いうかぶ。
記者会見を一方的に打ち切り、移動を始めた社長の一言。
「私だって寝ていないんだ」。
この一言に対して報道陣は「こっちだって寝ていないんだ」と応酬する。
約6年前のこんなやり取りがあったことなど、半ば忘れかけていた。
牛乳製造ラインの汚染を原因とする集団食中毒、そしてグループ企業の牛肉偽装事件で信頼を文字通り「地に落とした」、雪印乳業。
その . . . 本文を読む
このブログをずっとご覧いただいている方ならご存じのように、古い鉄道雑誌のバックナンバーを集め続けている。
そうした記事の中で「幻の・・・」と冠されたモノがあれば必ず目を通すことにしている。
今回取り上げるのはその一つ。
先月、丸善で開催された古書即売会で買ってきた「RAILFAN'91.12臨時号」に「幻のバッテリー機関車」として国鉄時代に計画されたバッテリー機関車の概要が掲載されていた。
見開 . . . 本文を読む
予定どおりなら、名鉄の「受験生応援電車」こと「きっとサクラサクよ!トレイン」は今日が最終日。
約3週間と短い運転期間だったが、華やかな「サクラの花」のラッピングのせいか多くの人が注目していたような気がする。
3700系の運用範囲は広いため、どこで出会えるかわからないという印象を最初持っていた。
ところが、いざ走り出してみると名古屋本線や犬山線でその姿をよく見かけた。
おかげで思ったより撮影には苦 . . . 本文を読む
名城線平安通と名鉄小牧線上飯田間、0.8km。
この僅か一駅間を結んでいる名古屋市営地下鉄上飯田線のことを、小牧から平安通まで利用している人がどれだけ意識しているだろうか。
この記事を読んだ時、そんなことを思った。
「上飯田線は名鉄に運行委託 名古屋市が07年度から」(中日新聞、2/13)
記事の要旨は次のとおり。
○名古屋市交通局は上飯田線の運転業務を名古屋鉄道(以下「名鉄」)に委託すること . . . 本文を読む
名古屋鉄道からICカード乗車券の導入がようやく発表された。
「ICカード乗車券の導入について」(名古屋鉄道ニュースリリース、2/13)
「導入」といっても、供用開始は「2010年(平成22年)」の予定。
まだ4年先の話だが、案外「4年」というのはすぐに経過するものだから、遠い未来の話でもない。
今回のニュースリリースを見ると、ICカード乗車券化されるのは「SFカード及び定期券」。
また、名 . . . 本文を読む
先月29日から名鉄空港線開業1周年を記念して走り出した「セントレアフレンズ号」。
昨日名古屋へ出る用事があったので、神宮前で撮ってみた。
この日撮ったのは神宮前10時42分発の新鵜沼行快速特急。
「セントレアフレンズ号」こと2006Fは6連の岐阜方に連結されていた。
隣には中部国際空港行一部特別車特急が先に入線している。
結局、2000系と2200系の並びになった。
仮に全編成が入ったとして . . . 本文を読む
仕業を終えて入庫するハイモ180-202を見届けた後、大垣へ戻った。
列車を降りる際、運転手から磁気式の精算券を受け取る。
樽見鉄道の列車が発着する6番線の向かい側、5番線にはさっきまで居た本巣に隣接する住友大阪セメント岐阜工場へ向かうセメント列車が停車していた。
ここまで牽引してきたEF66は米原方からゆっくりと引き上げていくのが見える。
そして大垣から本巣までは樽見鉄道のディーゼル機関 . . . 本文を読む
先月樽見鉄道へ行ったのはハイモ180-202の「さよなら運転」に加えてもう一つ目的があった。
それは「住友大阪セメント岐阜工場専用線」を見に行くこと。
なんだ、と言われる方もいるかもしれない。
しかし、この専用線こそが樽見鉄道が第三セクターとして生き残るキッカケであり、また今年度末の専用線廃止が同線に与える影響は大きい。
この専用線に樽見鉄道線の命運はある意味左右されてきたと言っても過言ではない . . . 本文を読む
今日は自転車で名古屋に来ている。
用事も済んだので、夕方の栄近辺をフラリと流している内に自然とハンドルの向きが上前津方向へ向いていた。
仕事帰りの人を避けながら、矢場町へ。
若宮大通を横断すると、道行く人の数がぐっと減る。
しばらくすると上前津に到着。
先週も来ているのだが、近くまで来ていたこともあったので再度の訪問となった。
あまり積極的に買う気はなかったので、文庫本一冊を購入して上前津を後に . . . 本文を読む
目下、下松からの東武50050系の甲種輸送が続いている。
名古屋地区で休日の昼間に撮れる甲種輸送列車はいつの間にか山口県から関東へ向かう、日立製作所の製造車両だけになってしまった。
川崎重工からの甲種輸送列車も休日に名古屋を通過するが、こちらは「夜間」。
気楽に撮れるとは言い難い。
話が本題からやや逸れた。
先月15日、50050系第三編成の甲種輸送を撮ろうと待っていた所、大垣からの「ホームライ . . . 本文を読む
今年も1月下旬のモンテカルロ・ラリーを皮切りにWRCが始まった。
現在、第二戦スウェーデンまでが終わり、新型フォーカスを駆るM.グロンホルムが二連勝、去年のチャンピオン、ローブのシトロエンが連続二位、と予想通りと言えば予想通り、スバルが上位に来なければまぁこうなるか、という展開となっている。
WRCに参加している日本メーカーはスバルとスズキの二社。
これらに昨シーズンオフにワークス活動を休止しプ . . . 本文を読む