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いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

あと一歩

2021-07-23 11:00:09 | ことばに出会う

いつも一緒にアーチェリーを練習しているK山さんが、すてきなことばを教えてくださいました。

「あと一歩、もう一歩、その先の向こう側に行ってみたい」

ボクたちは一歩ずつしか進めないですが、はるかかなたにある目標に向かって、前進をやめない、あきらめない。

何百何千の基本動作の練習を繰り返していて、なかなかゴールが見えなくて、挫けそうになることが多いのですが、あきらめたらそこで終わりになるし、後退していたり、どこを歩いているかもわからなくなります。

幸いなことにボクは、コーチもいるし、そのコーチについて一緒に練習している仲間もいるので、道に迷うことは少なくなったと思います。「その先の向こう側」に何があるのか... 「あと一歩だけ前に進もう」っていう有名なフレーズもありますね。でも、ボク、もう残り時間が少なくなってきたから、急がないと...


「稽古の極意」を聴く

2020-08-14 11:10:13 | ことばに出会う

NHKって、けっこういい番組をやっていると思います。例えば、ラジオ第2で「私の日本語辞典」という番組があり、「ことばで探る「稽古」の極意」というテーマを「らじるらじる」で聴いています。西平直氏の「稽古の思想」という本を題材に、「稽古」について語られています(全4回)。

おもしろいと思ったのは、第3回の放送で、「型」と「形」はちがうとか、「身体」と「肉体」はちがうとか、普段あまり意識せずに使っている似た言葉が、明確に分けられていて、とても新鮮でした。他にも、「稽古」「練習」「トレーニング」等は、同じように思いますが、実は違うのだそうです。放送を聞いて思ったのですが、ボクにとっては、アーチェリーの「練習」ではなく、「稽古」かもしれません。

西島氏の「稽古の思想」を早速発注しました。このお盆休みに読んで、アーチェリーの「稽古」に活かしたいです。


離偏処中

2018-04-28 12:34:08 | ことばに出会う

お寺さんの法要に行った際、記念品として「離偏処中(りへんしょちゅう)」という言葉が書かれた袋をいただきました。

この言葉の意味は、「かたよらず、こだわらず、とらわれず、ひとすじに。」だそうです。

仕事や、日々の暮らしや、心の在り方として、ご説教くださったのだと思います。

でも、この言葉は、アーチェリーにも活かせるのではないかと思いました。射型に何か偏りがあったり、こだわりをもってしまうと、体に力みが生じたり、バランスを崩すことに点数や結果ににとらわれてしまうと、ビビりが出たり、引き戻してしまったり、射が小さくなることに。

そして、アーチェリーにひとすじに取り組まないと、成長を望めない。

アーチェリーに限りませんが、大事な言葉ですね。


あなたに励まされれば

2016-11-26 10:07:13 | ことばに出会う

11月12日に武道館で開催された自衛隊音楽まつりの帰りに、"The Best ~Deep Blue Spirits~"というアルバムを買いました。三宅由佳莉3等海曹が歌っています。「不安定な世の中を生き抜く心の糧を見つけてほしい」という想いをこめて、海上自衛官の5つのスピリッツ(決断・信念・挑戦・団結・情熱)をテーマに曲を選んだそうです。

"You Raise Me Up"という曲もそのひとつ。聞いたことのある曲でしたが、歌詞をよく理解していませんでした。

「あなたに励まされれば、私は自分を越えることができる」

人やことばは、必要なときに、必要な人やことばに出会うそうです。この歌は、いまのボクに必要な「ことば」です。これもめぐりあわせだと思いますが、この曲を聞いて泣いて、その後、冷静にある決断をすることができました。感謝です。


ことばに出会う(14)

2016-01-16 14:24:39 | ことばに出会う

「誰にでもできることを、誰にもできないくらい、徹底してやり続ける」 

  出典:荒井直樹「「当たり前の積み重ねが、本物になる 凡事徹底-前橋育英が甲子園を制した理由」(KANZEN)

2015年に読んだ鍵山秀三郎氏の「凡事徹底」を読み、この本で再び「凡事徹底」ということばに出会いました。2016年のボクのテーマを「凡事徹底」とした理由もこれらの本に出会ったからです。

「誰にもできないくらい徹底してやり続ける」。どんなことにも共通する、上達のための秘訣だと受け止めました。ことばは平易ですが、その意味するところはとても深いです。毎朝の掃除や英語の音読ひとつとっても、その気持ちでやらなければ効果はないですね...