いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

思い出の整理をする

2013-08-18 08:44:14 | 

ボクは本が好きで、部屋にはたくさんの本があります。本棚に入りきらなくなると、古い本や、もう読まないと思う本を処分します。半年に1回くらい見直すのですが、本屋さんで購入したわけですから、その本が好きな(または好きだった)わけで、手放すのはいつもつらいです。だから遅々として進みません。

「アーチェリー」誌も約10年購読しているので、もう60冊... 過去3年分だけ残して処分かな? 洋書も何冊もあって、一度読んだら再読するものはほとんどないので、これも処分...さすがに「漱石全集」「セネカ全集」「ローマ帝国衰亡史」「イタリア史」等の全集ものは残すとして、人生論系もやはり心の支えになるから、残すか... うーん、語学系、農業系、宗教系、語学系は、古いものは捨てようか... 

それから、古い手紙や年賀状、写真のネガ等のいわゆる「思い出もの」がたくさんあり、この処分も一苦労です...
いつも手紙やネガは先送りにしてきましたが、毎年1回でも内容を見たのかなあと思うと、そうではないので、やはり処分の対象になるのでしょうね...

昨日は練習に行かず、午後はずっと本や手紙の選別ばかりしていましたが、それでも終わりません。まだ1か月程ありますから、少しずつでも進めないと、またいっこさんに丸ごと全部捨てられるという憂き目に遭うかもしれません。

今朝、北の射場の軍曹(K藤さん)から、もう一度会いたいです、という趣旨のメールをいただきました。一昨日、北の射場に行った時には会えず、ボクも残念でしたから、もう一度北の射場に行こうと思います。たぶん9月になってから。Y田さんや、Y田さんのお父上にもお会いできていないし。

この地で、アーチェリーを通じてお世話になった方々との思い出は、ずっと心に残していきます。


椅子の座面を張り替える

2013-08-17 14:25:47 | その他

今日は朝から家具屋さんに行きました。電車を乗り継いで、約1時間20分かかって、ようやくお店に着きました。ここまでして修理したい家具はダイニングテーブルとセットになっている「椅子」です。

もう11年使い続けてきて、大事に使ってはいたものの、さすがに古びてきたので、座面を交換してもらうことにしたのです。購入当初は深い青色でしたから、ボクは今回も同様の深みのある青を選ぼうと思っていました。いっこさんは、今回は少し明るいグリーンがいいと言い出しましたので、青にするか緑にするか、生地見本を見て決めようと思ったのです。

お店で見本を見せてもらったのですが、風合いや色味が実にさまざまで、なんとも選び兼ねましたので、5つだけ見本を指定して、自宅に送ってもらい、いっこさんと一緒に見て決めることにしました。家具の修理なんて、多分この先10年はしないと思うので、ここはしっかりと考えて決めたいと思いました。

椅子の買い替えも検討したのですが、いま使っている椅子と同じクラスのものを買いなおすと、10万円近くするようですが、修理はその半分以下で済みます。家具って、結構お金がかかるものなんですね、驚きました。でも、いい家具を長く使うことも味わいがあって、好きです。

お店での検討時間をかなり費やしてしまったので、今日は練習をお休みにしました。ミヤさんに連絡すると、3時には体育館を閉めるとか... それではボクは1時間も練習できず、その後の歯医者までの2時間30分が大変もったいないので、あきらめました。ミヤさんもA師匠に交渉して、体育館の時間を1時間でも増やしてくれたらよかったのに...


至近距離に雷撃

2013-08-16 22:02:59 | アーチェリー

今日は、北の射場に行きました。みなさんにお別れを言いに、必ず北の射場に行きますというE上さんとの約束を果たすためです。E上さんはリカーブだから、ボクもリカーブを持って行きました。朝9時過ぎ、ボクは北の射場に着きました。すでにE上さんと、弓の神様が行射していました。弓の神様に会うのは数年ぶりだと思います。一緒に70mを行射したり、E上さんに射型をみてもらったりしました。

それから、KBさんご夫妻とミヤさんが射場に来ましたから、しばらく練習をし、お昼ごはんをみんなで食べました。E上さんは、自分の畑で作っているミニトマトを持ってきてくださいました。クーラーボックスで冷やして下さっていたので、冷たくて美味しかったです。黒トマトが逸品で、すごい甘味をもっていました。立派なトマトでした。

その後、ボクたちは練習を続けました。E上さんは、ボクの行射を見て下さっていて、「師匠に物申すのは失礼ながら、フォロースルーがよくないですね」等とアドバイスして下さいました。「もう最後だからね」なんて言うので、ボクも寂しくなって、「そんなこと言わないで」と言いました。E上さんも寂しく思っていたのでしょうね、きっと。

夕方、I藤さんが来て4人で行射していると、ゴロゴロと遠く雷鳴が聞こえるようになり、徐々に近づいてきました。E上さんが、そろそろ片付けようと声をかけ、みんなで片付けました。ミヤさんはその時点で車で帰りましたが、その直後、大粒の雨が降り始め、雷も近づいてきました。弓を片付ける頃には、5m先の車にさえ行けないくらいの激しい雷雨になりました。そのうち、目の前でひときわ明るく光ったと思った瞬間、ガラガラッと大きな音が鳴り、地響きも感じました。200m位先の森に落雷したようです。こんな間近で落雷を見たのは初めてて、その瞬間は声も出ず、本当の恐怖を感じました。ボク達がいるのは、鉄パイプを組み合わせ、トタン板の屋根を張った5m×10m程度の小さな小屋にすぎません。とても雷の直撃から身を守れるような構造ではありません。

身を低くして10分くらい待っていると、雨が少なくなり、雷も遠くなっていきました。70歳のE上さんは、まったく動じないでじっと周りの様子を見ていました。すごい胆力だと思いました。E上さん、どうぞいつまでもお元気で、弓を楽しんでくださいね。


「鈴木貫太郎自伝」を読みました

2013-08-15 11:40:31 | 

毎年、終戦の日が近づくと、ボクは戦争に関する本を読みます。昨年は梯久美子「散るぞ悲しき」(新潮文庫)と将口泰治「キスカ島奇跡の撤退」(新潮文庫)を読みました。

毎年、戦争に関する本を読むのは、普段、忙しい毎日の中で、戦争のことを振り返る機会も少なく、経験者は少なくなり、せめてこの終戦の日前後は、本人として振り返る時間を持ちたいと思ったからです。

今年は「鈴木貫太郎自伝」を読みました。実は5月頃に図書館で借りて読み出したのですが、なかなか読み終えることができず、返却期限が来たので、購入したのです。7月頃から休み休み、少しずつ読み進めて、今日、ようやく読み終えました。

鈴木貫太郎は、終戦時の内閣総理大臣。二・二六事件で遭難し、銃弾を4発も撃ち込まれたにもかかわらず生きながらえた人。日露戦争で活躍し、連合艦隊司令長官等を歴任した人物。

「散るぞ悲しき」では栗林中将が、「キスカ島奇跡の撤退」では木村中将がそれぞれ語られていますが、鈴木貫太郎のいずれも、自分の任務や目的を達成するために強い「信念」を持っていること、言葉を変えると「志」があること、ブレないこと、「覚悟」があること等が共通して感じられました。

こんな人材、今の日本にいるのかな? そんなことを、この終戦の日に思いました。


目覚まし時計を修理しました

2013-08-12 23:21:26 | その他

今朝、いっこさんがボクを起こし、「目覚まし時計が壊れたの...」と言いました。確かに時計は止まっています。電池を交換しても動きませんでした。帰宅して、ごはんを食べてから、目覚まし時計の修理に取り掛かりました。

結構古くて、聞けば20年以上使っているそうです。なんでもお父さんに買ってもらった形見だとか...

そんな大事な時計だったら、ボクの科学技術力を発揮して修理しなければと思って分解してみると、断線している部分を見つけました。電池の金具から伸びる線が外れていたのです。きっと、目覚まし時計が鳴り出して、いっこさんが無意識に時計をどついたか、何かして、その衝撃で外れたのでしょう。本人は、そんなことしないと言い張っていましたが...

リード線は多少長かったので、先を出して磨いて、また繋ぎ直せば修理できると思いました。残念なことに、半田ごてもハンダも持っていませんでした。失われた技術です... 仕方がないので、カッターナイフ、はさみ、ピンセットを使ってなんとかリード線を金具に巻きつけ、つなぎなおすことができました。でも、接点を半田で固定していないので、振動は禁物です。申し訳程度に接着剤でコートしておきましたが、強度に自信はありません。一応、延命措置はできましたが、金具のサビ具合もかなりのもので、そもそも寿命が近いようにも思われました。

とりあえず、いっこさんは大喜びでしたのでよかったです。O型のボクでも、緻密な作業ができると知ったら、ニャーは驚くかな?