ずっと探していた本が、市立図書館に所蔵されていることを知り、早速借りました。唐沢光太郎氏「弓道読本」(読売新聞社)です。
自然体の射法を目指すという内容で、昭和51年に出版された本なのに、筋肉の図解やレントゲン写真が豊富に掲載されています。自然体の背面写真(p.26)は、とても美しい射型です。
表現こそ古い印象があるものの、よく読むと理解できます。合理的な体の使い方が説明されています。
途中までしか読めていませんが、肩を上げないこと、「下筋」を使ことと書かれているところで、はっと気づきました。コーチが上腕三頭筋を使うようにと説明していたことと合致したからです。上腕三頭筋を使えるようにすべきか、わからなかったのですが、この本を読んでようやく腑に落ちました。次の日曜日にコーチに話してみます。射のレベルが上がるといいな。