いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

アーチェリー教本

2015-02-28 09:12:35 | 

先日、センターでアーチェリー中級者向けの教室が開催され、ボクも講義を聴講しました。その際、講師がDVDを映写されて、射型について詳しく解説して下さいました。このDVDは、全日本アーチェリー連盟が発行している「アーチェリー教本」に添付されているものと聞きましたので、早速取り寄せて、自宅で観ました。

射型の解説は約10分程の内容ですが、出演している選手がトップクラスの方なので、その射型を見ているだけでもすごく勉強になりました。隔月刊「アーチェリー」誌でも、射型や筋肉の動きに関する記事をよく見かけますが、動画で観ることでようやく分かったこともありました。故郷のK教授も、このDVDをご覧になったのかな?K教授のK理論と重なる部分がありました。

「アーチェリー教室」は2010年に発行されたもので、すでに5年が経過しています。新しいこともあると思いますが、「基本」は短期間では変わりませんから、今でもなお十分使える内容です。今度、センターのみんなと一緒に、DVDを観ながら勉強する場を設けたいと思いました。


インドア戦準優勝

2015-02-22 19:10:23 | アーチェリー

今日はKM市でインドア大会が開催されました。今季のインドア戦は2回目です。でも、2回とも非公式戦なので、少し気持ちは楽です。でも、試合ですからしっかり上を目指さなければなりません。

試合会場は、自宅から40km北上したところにあります。会場に着くと、自宅周辺よりもグッと気温が低く感じました。こういう時は、身体が伸びなくて困ります。昨年も同様でした。今日は目標を決めて試合に臨みました。昨日、ノートを見返して、昨年の記録が486点だったことと、F田さんにも「もう少し出さないと」と言われたこと、あっちゃんにもいろいろアドバイスを受けていたことを確認し、昨日までの練習でも260点台は出していたので、「伸びしろ」を考慮に入れて、目標を530点としました。

試合は和やかな雰囲気の中で進行しました。今日は、前半後半とも、同じ40cm的を使用するというルールでした。昨日の練習では、上的よりは下的の方がよく当たっていたのですが、残念なことにボクは上的になりました。

前半は好調でした。3回目に10-10-10、続けて10-9-9が出て、第2エンドは58点でした。その後は振るわず、前半は264点で終了しました。目標は265点でしたから、1点マイナスです。

一方、後半は調子が悪く、40点台を3回出してしまい、結局245点だったので、合計点は509点でした。目標を達成することはできませんでしたが、他の選手も決していい点数を出していたわけではなく、1位が530点台で、ボクは2位、つまり準優勝でした。賞状もいただきました。

賞状をいただいたのはうれしいのですが、目標は達成できていないし、ずっと練習してきた押し手の肩の位置決めもきちんとできず、エイミング中に押し手が揺れるし、引き込みも甘くてなかなかクリッカーを切れないし、練習の成果を発揮できたとはとても言えません。まだまだ未熟だと思いました。

中途半端な結果で今季のインドアを終了しますが、春からの70m戦に向けていくつもの気づきや課題を見つけることができました。3月7日は川向うの射場の認定試験、翌日は50m30mの親睦大会、3月21日は50m30mの試合(初めての会場です)と、試合等が目白押しです。今日の試合内容を次の試合に活かせるよう、これからしっかりレビューします。


傘の修理と壊れたノック

2015-02-21 09:57:01 | その他

今朝、「ねえねえ、傘直して」といっこさんが傘を持ってきました。見ると、傘の骨の先に嵌めているキャップがとれてしまって、傘の布地を骨の先端から外れていました。キャップを嵌め、糸で布地を骨に縛り付けるだけで修理できるのですが、肝心のキャップがありません。さて、どうするか... たぶん、100均ショップに行けば手に入るかもしれません。古い傘か傷んだ傘からキャップを取って転用することも可能です。でも、100均ショップに行くのは面倒だし、あいにく、古い傘もありません。糸で骨に直接縛り付けても、あまり耐えられそうにありません。

その時思いだしたのが、アーチェリーの矢に使用している「ノック」です。確か、射場に拾った、少しヒビが入ったノックがあったと思って、ボウケースを開けて探してみると、ありました。そのノックを傘の骨に差し込み(直径がほぼぴったりでした)、ノッキングポイントを作るときに使う糸の余りを使って、ノックの溝に糸を巻きつけて布地を骨に縛り付けました。

傘を開いてみると、きれいに開きました。使用には十分耐えられそうです。でも、ノックが蛍光の緑色なので、その部分だけが光って目立つのが玉にきずですが、それは我慢してもらいましょう。

異分野のものを組み合わせる発想と、モノを大事にすることって、大切だなあと思いました。


押し手の肩の位置(3)

2015-02-21 09:10:13 | アーチェリー

「ARCHERY」誌2015年3月号が自宅に届きました。早速封筒を開けて、特別企画「金メダリストクリニック」を読みました。この記事の中で興味を持ったのは、押し手の肩について述べられているところです。キ・ボーベ選手に直接指導を受けた高校生がうらやましいです。

記事には、「お腹に力を入れ、思い切り押し手の肩を前に持っていく。意識したぐらいでは全然変わらないので、押し手の肩を無理矢理にても中に入れるくらいでいい。」(「ARCHERY」2015年3月号25頁)。と書かれていました。

ボクもずっと、押し手の肩について悩んでいます。最近、NHKの番組「2020年のオリンピアン」で観たロンドン五輪出場選手やキ選手の射型は、押し手の肩がすごく身体の前に出ている点に特徴があると思っていました。真似をしてもほとんどその通りにできないのですが、押し手の肩が「いい位置」にあると感じてリリースする時は、矢が鋭くなり、ゴールドに吸い込まれるように的中します。その感覚が大事なのかな...

明日はKM市でインドア大会が開催されます。先日策定した計画では、この試合で530点を超えることが目標です。本当は、3月第1週に予定されている川向うの射場での認定試験に備えて、50mの練習をしたいのですが、試合でへまはできませんから、今日はこれからセンターの射場に行って、押し手の肩に気をつけながら、試合前の最終調整をしようと思います。


アーチェリー教室で学ぶ

2015-02-16 23:20:47 | アーチェリー

日曜日、センターのグラウンドで試合とアーチェリー教室が開催されました。ボクは教室の方の審判を務めました。最後に審判を務めたのは、故郷にいた最後の夏以来ですから、もう1年半ぶりです。教室では、50m30m、30mダブル、12mダブルの3つの種目があり、4名が参加しました。

審判は、何も問題なく務めることができました。でも、この日は朝から風が強くて、たぶん10m/s以上の風だったと思います。審判用のいすが風で飛ばされるくらいでした。試合中、70m的の後ろを観に行った時に、地面に何本も矢が刺さっていました。試合をしていたのはほとんど高校生です。実戦経験も少ない上に強風だから、大変だったと思います。いつも一緒に練習する校長先生も、散々な結果だったようです。

試合と教室は、午後1時15分頃に終わりました。午後1時30分からは、O理事長による講義です。お昼を食べる時間はなかったので、パンを買って教室に向かいました。O理事長は、若いころは30mで350点を出していたそうです。もちろんリカーブで。ボクはアーチェリー教室参加者ではありませんでしたが、ずうずうしくも一緒に教室に入って、講義を聴きました。

ボクが聞きたかったのは、押し手の動かし方。ずっと悩んでいたのでぜひ質問しようと思ってO理事長に聞きました。O理事長のお話は、概ね、ボクがここしばらく取り組んできたことと同じでしたから、自信がつきました。それから、ボクたち中級者は、とにかく、引き手を矢筋より下げないことと、止めないこと、そして難しく考えないこと。この3つを徹底的に練習するように言われました。全ア連が頒布しているDVD「ゴールドプラン」も見ました。キャデットの女子選手が、とてもきれいな射型で行射している様子を見ながら、大事なポイントを教わりました。今後は彼女の射型をお手本にするようにと言われました。今後DVDを買おうと思います。

O理事長から教わったことはとてもたくさんありました。講義を聞きながらメモをとっておいて、帰宅してすぐにノートに書き出してみると、5ページ以上の量になりました。せっかくなので、教室に参加できなかったMちゃんに、ノートの写しを送ってあげたら、よろこんでくれました。

こんなにいい講義をタダで聞けるなんて、しかも教室参加者ではなかったのに質問までさせていただいて、なんと幸運なことでしょう。来週の試合に活かせたらいいなあと思いました。