オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

とうとう

2008年04月29日 22時07分57秒 | オンマの話
 ブッ倒れてしまった…

 アッパ君の退院(半強制)が決まった。

 それで、気が抜けてしまったのかな

 ここは、救急指定の病院で、毎日ひっきりなしに人が運ばれてくる。
 少し安定すると、言い方は悪いが追い出されるのだ

 かといって、家ではまだ生活は難しい。
 明日にでもソーシャルワーカーと話して、近くの病院へ転院の手続きをとってもらうみたいだが…。

 昨日から鼻水が出始めた
 「あれ?花粉が少なくなってるからって、油断しすぎたかな?」
 しかし、これは、花粉症とは違うな。
 目の前がボ~ッッとして、妙にダルい。
 「お前、もう帰れ」
 アッパ君に言われ、帰宅し、すぐ横になった。

 子どもらに起こされ、夕食と風呂の支度。
 オンマに休息はございません

 明日は授業参観&懇談会&PTA総会。
 薬を飲んでもう寝ます

夜のドライブ☆

2008年04月27日 22時53分53秒 | アッパ君の話
 今日は、実家の妹が家に来てくれた

 「子どもら見とったるから、お義兄さんとこ行ってきたり」

 お言葉に甘えて、病院へ行った

 ちょうど夕食を食べていたアッパ君は、食べ終わると颯爽と車椅子に乗り込み、漕ぎ出した。
 「ちょっ…どこ行くん?」
 「ええから、ええから」

 エレベーターで地下の駐車場まで下り、ウチの車を見つけ、乗り込んだ
 慌てて車椅子をたたんでトランクへ積み、運転席へ乗る。

 「こんなんしていいの?許可もらったん?」
 「いいっていいって。みんなやってるから。ちょっとだけ
 「どこ行くの?」
 「ちょっと、ドライブしようや」

 海沿いの道を、夜景を望みながらのドライブ。
 ちょっと、ドキドキした。
 付き合っていた頃のデートを思い出した
 あの頃とは、運転席と助手席が反対だが

 アッパ君も、狭苦しい病院での生活に、限界寸前だったのだろう。
 でも、こんなハラハラしながらのドライブは、2度とゴメンだ

そりゃもう、大騒ぎ

2008年04月26日 23時36分16秒 | オンマの話
 義弟が、家に来て、私に紙切れを渡した。

 紙には、舅の字で、知らない名前と携帯番号がズラリと並んでいた。

 「ここ、電話して、お礼言っとけやって」

 見計らっていたかのように、姑から電話。

 「それ、アボジの仕事の人が、お見舞い持ってきてくれたから、お礼言っといて」

 …ってオイ
 お礼言わすんやったら、金も一緒に持ってこんかいっっ
 …、あら、やだ、アタクシったら、失礼

 っていうか、アッパ君は、別にお舅さんと一緒に仕事している訳ではない。
 それは、お舅さんの顔でもらったんでしょ?
 まぁ、嫁は、そんなこと言ってられないか

 しかし、案の定、電話をかけた相手方も、明らかに戸惑っているのが分かる。

 「え?どちら様?…あぁ、…あぁ~!!わざわざそんなん、電話もらわんでも…」

 つ…疲れた…

 ていうか、お舅さんもお姑さんも、騒ぎすぎ。
 お見舞いは1回しか来ていないくせに、どんどん大げさに周りに広がっていってる。

 今になってそんなに大騒ぎするんだったら、普段からもっとかわいがってやれっつーの!

 
 

初任給

2008年04月25日 22時53分14秒 | オンマの話
 新入社員の皆様は、今日初任給をもらったのかなぁ

 今日は、25日
 俗に言う「ごとお日」だ。
 ラジオでこの「五十日」に道路が渋滞するのは、関西だけだと聞いたことがあるが、実際どうなのだろう。

 病院へ行く道すがら、この渋滞の中、ぼぉ~っと思い出したのは、私が初任給をもらった時のことだ。

 私は、幼い頃から、教師になるのが夢だった。
 日本の公立小学校に通っていた時もそうだったし、5年生から民族学校へ編入してからも変わらなかった
 特に、中学時代の「国語」(民族教育での国語は、つまり朝鮮語のことです)の先生に大きな影響を受け、
 「私も中学の国語教師になるっっ!!」
と、高校3年までそう決めていた。

 ここで、両親の強い反対に会う
 まぁ、理由は、「大学4年は長い」ということだった。
 すったもんだの末、折り合いを付け、2年制の教育学部を卒業し、小学校の教師になった

 どの教師もそうだろうが、私も、初めはたくさんの夢と希望を持って教師になった。
 毎日が楽しくて、一生懸命で、これ以上ない幸せでいっぱいだった。
 今も、あの当時の気持ちは忘れてない。
 世の中で、教師ほどやりがいに満ちた職業はない、と今でも信じて疑わない。

 だから。
 初めてもらったお給料袋の分厚さに、本当にビックリした。
 「こ、こんなにもらっちゃって、いいんですか?」
 だって、ずっと憧れていた教師になれて、毎日好きなことやれて、それでお金もらえるの…?

 尊敬していた先輩と、帰り道そう話したら
 「あはは、私も同じこと思ったよ」
と言われた。
 そして、1年後、楽しいのは変わらなかったが、
 「それは、それ。これは、これ」に変わった

 新入社員の皆様、1ヶ月間お疲れ様。
 初任給、どう使ったのかな。
 私は、確か、ケーキを買って帰りました。
 そして、半分家に入れたかな。
 もちろん、母は、使わずに貯めてくれており、嫁入り準備に使いました

 
 

家庭訪問

2008年04月24日 22時17分35秒 | オンマの話
 はぁ
 やっと終わりました、家庭訪問

 初めて2人の先生を迎える為、要領が分からず、それでも
 「打ち合わせて一緒の日に来てくれる」と、何故か勝手に思い込んでいた
 希望日を書く際に、一言「兄がいるので、同じ日に来てください」と添えるべきだったのだな。覚えておこう

 しかし、会社病院で、ウチに17:00
絶っっ対、無理っっ

 やむなく、17時30分に遅らせてもらった。

 初日、まずは息子の先生。
 玄関先でしゃべるのには、慣れた
 しかし、ニコニコ笑っているだけで、何もしゃべろうとしない
 沈黙に耐え切れず、仕方がないので、べらべらと家での様子をひとしきりしゃべり、
 「何か、私ばっかりしゃべってしまって、いいんですか?」と聞くと、
 「えぇ、聞きに来たんですから」と、ニコニコ笑顔で答えられた

 今日は、娘の先生。
 今度は先生のリードで、学校での様子も少し聞けたし、アドバイス的なものも頂けた。

 息子が入学した頃は、家庭訪問の意味をよく分かっていなかった。

 昔々、私が民族学校の教師をやっていた頃、家庭訪問は、6月ごろに行っていた。
 家庭では、必ずと言っていいほど、夕食をごちそうになった
 食事をしながら、家庭での子どもの様子を見られたし、また、学校での様子もたくさん話せた。
 だから、息子が入学したとたん、家庭訪問があると聞き、
 「こんなに早く来て、子どものことどんだけ分かってるの?!」と、驚いたのを覚えている。
 また、玄関先でしゃべる、というのにも、妙に違和感があった。
 「え?!ごはん食べていかないの?」

 やはり、あれは在日のスタイルだったのだな

 それで、私なりに、家庭訪問は、それこそ先生が家庭での子どもの様子、親から見てどんな子どもなのか、そして、児童の保護者はどんな人なのかを見に来ているのだな、と解釈し、今に至る

 学校での様子は、期末の懇談で聞けばよい、ということなのか。

 恐らく、先生方は、「ややこしいオバハンやなぁ」と思ったことだろう

 でも、「学校」という閉鎖された空間で、わが子がどう過ごしているかが気にならない親はいない。

 先生、くれぐれも、よろしくお願いいたします

 

 
 

ビバ!井戸端会議

2008年04月23日 06時51分53秒 | オンマの話
 娘が入学して2週間が過ぎた。

 母としては、息子と同じ時刻に出ていくことを予想していたのだが、クールなウチの息子、
 「学校で友達と遊ぶから」
と、やたら早く出ていく
 そんなに早く行っても、娘の友達は誰も来ていないだろうから、娘の友達ができるまでだけでも少し遅らせてくれと頼んだが、
 「無理」
と、一言で却下

 しかし、娘は幸運なことに3軒隣のYさんの次女と同じクラスになった
 今まで近所付き合いは皆無に等しかったが、入学式の日にYさんが誘ってくれ、娘は無事Yさん姉妹と、そのまた2軒隣のHさんちの長男と4人で登校できるようになった

 Yさんとウチは、上の子がいるが、Hさんは、初めての小学生だ。
 しながら毎朝見送るのが、微笑ましい。

 家の前の坂道を、見えなくなるまで見送り、
 「それじゃぁ、失礼します」
と、そそくさと家に入っていたが、日に日に「見送り」の時間は長くなっていった

 今まで遠かった距離を埋めるかのように、お互いの家庭での話や、学校での様子を、息つくヒマもなく、しゃべるしゃべる

 あぁ、これが、井戸端会議、というものなのね…

 マンガやドラマで見ていた、幼稚園の送迎バスの乗り場
 私もいつか…と思っていたが、キビシイ現実の前にやむなく保育所へ

 それが、とうとう実現したのだ

 最近では、Yさんに
 「けろろさん、時間大丈夫?」
と聞かれて、慌てて家に入る、というパターンになっている
 
 朝から楽しすぎて、ますます会社に行くのが憂鬱になるのだった…

オトナ気ない…

2008年04月20日 22時53分35秒 | 番外編
 ※本日放送の「Yes!プリキュア5GO!GO!に関する記事です。ネタバレ注意!

 日曜の朝、子ども達がにかじりついているのを何気なく眺めていたのだが、いつの間にか、一緒に必死になって観てしまった

 今日は、既存の5人組に新たに加わったメンバー、くるみに関する内容だった。

 私は、変身のシーンを見てから、1人だけ違うので、そこが気になり、「なぁなぁ、この5人と、この子の関係は?」と、しつこく聞きすぎ、子ども達にウザがられていた

 そこで止まっていては、話にますますついていけなくなってしまうので、自分の中で「ガオレンジャーのガオシルバー」、「ハリケンジャーのカブトライジャー&クワガライジャー」(古っっ!!)のような、後から出てくるが結局一緒に闘う仲間なのだな、と勝手に納得し、進んでいった。

 のだが。

 うん、はぁはぁ、な~るほど。そっかそっか。あはは。

 オンマ、分かっちゃったもんねー♪

 終盤で、のぞみとくるみのやりとりを見ながら、他のメンバーが
 「何かみたことあるんだよね…」
と言ったセリフと、このくるみという名前…

 そう、そうなんですよ

 くるみは、ミルクなんですよね!

 そう思うと、ココを見る目がマークだったのも、メンバー全員のことにやたら詳しかったのも、納得がいった

 私が一人、興奮のるつぼの中にいるのに、子ども達は、もはや切り替わり、おのおのの休日のひと時を満喫していた

 「ちょっとー!オンマ、分かったで!くるみが何者か!」
 子ども達は、ちらとオンマを見たが、オンマの熱弁とは反比例に、テンション低っっ!!

 「そんなんどうでもいいから、ポケモンの映画の前売り券、絶対買ってよ!レジギガスもらえるねんから」
 「オンマ、今日はアッパの病院行くんでしょ?早く準備しようよ」

 イマドキの子どもって、みんなクール&ドライなのね…

ごめん。

2008年04月19日 21時50分26秒 | オンマの話
 実家の父からの催促の電話。
 「次、いつ来てくれんねん」
 これが、結構ウザい
 一応、月に一度は顔を出すようにしているが。

 4月の初め、父から電話。
 「アボジな、春物の服がいっこもないから、買い物付き合ってくれへんか」
 お、私に言ってきただけ、少しは立ち直ってきたかな。
 去年の今ごろ、同じ電話を離婚したばかりの母にし、家族一同思いっきりひいたが
 「うん、分かった。じゃぁ…20日の日曜、そっち行くわ」と言って電話を切った。

 しかし、まさかの事態に今回ばかりは諦めてもらうしかないだろう。
 父に電話をかけ、日曜行けなくなったことを告げると
 「ほんなら、アボジ見舞い行くわ」
 「いや、いいで。気遣わんとってよ」
 「いや、そっち行くわ。病院分からへんから、とりあえずお前の家行くから、一緒に行こう」
 「…うん。わかった」
 普通なら、ここで、「ありがとう、お父さん…」と、ステキな話で終わるところだろう。
 私が気が重いのは、この後に続いた父の言葉だった。

 「見舞いのついでに買い物もできるし、お前の家で晩ごはん食べて帰れるやろ」

 …父よ。
 孝行娘でなくて、ごめんなさい。
 今、あなたのことまで面倒見る余裕は、ございません

 

ホンマに心配してくれてるの?!

2008年04月18日 22時53分08秒 | オンマの話
 昨日、朝の慌ただしい時間に姑様から
 「どない?今日病院行こうと思ってんねんけど、ちゃんと食べてる?」
 「あぁ、そうですか。足ケガしてるだけなんで、食べるのは何でも食べますよ」

 仕事が終わり、病院へ行ってみると、姑様は、来ていないとの事
 「あれぇ?確かに今日来るって言ってたのに」
 「別に来んでもええよ。来て何すんねん」
 アッパ君は、いつものように飄々として言った。
 ははぁ、もしかして、やから、やめたのかな。

 今朝、また朝の忙しい時間に
 「昨日な、行かへんかってん。アボジ(父)が急に仕事なってなぁ、車ないと行かれへんさかい、あんた乗せて行ってんか。いつ行くん?」
 早口にまくしたてた。
 「え、行くのは、毎日行ってますけど…じゃぁ、明日にしましょか」
 「うん、ほんなら迎えに来てな」

 何だか、小さい石コロが、胃の中に少しずつ溜まっていくようなイラダチを覚えた。

 あなた、本当に心配してんの?
 もし、ケガしたのが、あなたのカワイイ息子(次男)だったらば、あなたはきっと、タクシー飛ばしてでも行ったのでしょうね。
 
 病院に運ばれた日だって、あなたはエラく興奮して、叫んでらっしゃったけど、手術が何時間かかるか分からないから、今日は来なくていいと言ったのに
 「親やのに、おらんかったらあかんやないの!!」
 私は、それで分かりました。
 あなたが気にしているのは、息子ももちろんだけど、世間体なのだ、ということ。

 面会時間は14時からだから、仕事に行きますと告げると
 「かわいそうに…」
 と言いましたね。
 私、一生忘れません。
 じゃぁ、あなたが給料出してくれるんですか?
 かわいそうと思うなら、さっさとお見舞いに行ったら良いのです。 

 本当に心配しているのなら、
 「ウチ子ども預かっとったるから、1日世話してきたって」
 って言ってくれたら、私は涙を流して感謝するでしょう。

 ※かなりヘビーな毒吐きましたが、「けろろさん、疲れてるんだね」って、大目に見てやって下さいねん♪