実家の父からの催促の電話。
「次、いつ来てくれんねん」
これが、結構ウザい
一応、月に一度は顔を出すようにしているが。
4月の初め、父から電話。
「アボジな、春物の服がいっこもないから、買い物付き合ってくれへんか」
お、私に言ってきただけ、少しは立ち直ってきたかな。
去年の今ごろ、同じ電話を離婚したばかりの母にし、家族一同思いっきりひいたが
「うん、分かった。じゃぁ…20日の日曜、そっち行くわ」と言って電話を切った。
しかし、まさかの事態に今回ばかりは諦めてもらうしかないだろう。
父に電話をかけ、日曜行けなくなったことを告げると
「ほんなら、アボジ見舞い行くわ」
「いや、いいで。気遣わんとってよ」
「いや、そっち行くわ。病院分からへんから、とりあえずお前の家行くから、一緒に行こう」
「…うん。わかった」
普通なら、ここで、「ありがとう、お父さん…」と、ステキな話で終わるところだろう。
私が気が重いのは、この後に続いた父の言葉だった。
「見舞いのついでに買い物もできるし、お前の家で晩ごはん食べて帰れるやろ」
…父よ。
孝行娘でなくて、ごめんなさい。
今、あなたのことまで面倒見る余裕は、ございません
「次、いつ来てくれんねん」
これが、結構ウザい
一応、月に一度は顔を出すようにしているが。
4月の初め、父から電話。
「アボジな、春物の服がいっこもないから、買い物付き合ってくれへんか」
お、私に言ってきただけ、少しは立ち直ってきたかな。
去年の今ごろ、同じ電話を離婚したばかりの母にし、家族一同思いっきりひいたが
「うん、分かった。じゃぁ…20日の日曜、そっち行くわ」と言って電話を切った。
しかし、まさかの事態に今回ばかりは諦めてもらうしかないだろう。
父に電話をかけ、日曜行けなくなったことを告げると
「ほんなら、アボジ見舞い行くわ」
「いや、いいで。気遣わんとってよ」
「いや、そっち行くわ。病院分からへんから、とりあえずお前の家行くから、一緒に行こう」
「…うん。わかった」
普通なら、ここで、「ありがとう、お父さん…」と、ステキな話で終わるところだろう。
私が気が重いのは、この後に続いた父の言葉だった。
「見舞いのついでに買い物もできるし、お前の家で晩ごはん食べて帰れるやろ」
…父よ。
孝行娘でなくて、ごめんなさい。
今、あなたのことまで面倒見る余裕は、ございません