オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

ごめん。

2008年04月19日 21時50分26秒 | オンマの話
 実家の父からの催促の電話。
 「次、いつ来てくれんねん」
 これが、結構ウザい
 一応、月に一度は顔を出すようにしているが。

 4月の初め、父から電話。
 「アボジな、春物の服がいっこもないから、買い物付き合ってくれへんか」
 お、私に言ってきただけ、少しは立ち直ってきたかな。
 去年の今ごろ、同じ電話を離婚したばかりの母にし、家族一同思いっきりひいたが
 「うん、分かった。じゃぁ…20日の日曜、そっち行くわ」と言って電話を切った。

 しかし、まさかの事態に今回ばかりは諦めてもらうしかないだろう。
 父に電話をかけ、日曜行けなくなったことを告げると
 「ほんなら、アボジ見舞い行くわ」
 「いや、いいで。気遣わんとってよ」
 「いや、そっち行くわ。病院分からへんから、とりあえずお前の家行くから、一緒に行こう」
 「…うん。わかった」
 普通なら、ここで、「ありがとう、お父さん…」と、ステキな話で終わるところだろう。
 私が気が重いのは、この後に続いた父の言葉だった。

 「見舞いのついでに買い物もできるし、お前の家で晩ごはん食べて帰れるやろ」

 …父よ。
 孝行娘でなくて、ごめんなさい。
 今、あなたのことまで面倒見る余裕は、ございません