オモニの愛

また…衣替えの時期がやってきました

衣替えの時、「あぁ、コレ、１回も着なかったなぁ」と思いながらもケースにしまい込み、もう何年も出してはしまいを繰り返している服、皆さんにはありますか？

今日は、１枚の服…というか何というか…にまつわるエピソードをお話したいと思います





あれは、私とアッパ君が付き合いはじめて２か月ほどたち、「結婚」の言葉もちらほら出始めていた頃。

お正月を迎え、元旦の夜、加西市にある母方の実家で泊まった時のこと。

父と妹弟は早々に帰り、私と母だけが泊まることになりました。

私は昔から、この母方の家や親戚が大好きでした。

それはやはり、母が自分の実家でくつろいでいるのを、子どもながらに感じていたせいもあるのかも知れません。


母や叔母と酒を飲みながら楽しく過ごしていると、酔った母が私に突然言いました。



「けろろ、何があっても絶対にきれいな体で嫁に行かなあかんねんで!!」

なっ、何を言いだすのだ、この人はっっ…


「はいはい、分かった。分かったから」

酔った母をなだめながら、私は心の中で「オモニ、ごめん」とつぶやいておりました（爆）






まぁ、それから順調に結婚が決まり、準備も整った結婚式前夜。

部屋で新婚旅行の荷物を詰めていると、母が入ってきました。

「けろろ、これも入れていき」

「？…」

見ると、それはピラッピラのネグリジェ

そう、それはまるで『ピーターパン』に出てくる、ウェンディが着ていたような見事に真っ白でピラッピラのネグリジェでありました…

「こっ、こんなん、いらんわ！着ぃひんから」

「ええから、入れていき！これはな、初めての晩に着るんやで」

「はぁっっ?!」

「なっっんにも怖いことないからな。オッパ（「お兄さん」という意味）に身を任せて…」


皆さん、これ言うてる時の母の顔、真剣でした

しぶしぶスーツケースの隅っこに、ネグリジェを押し込んだ私






そして迎えた初夜

私は、一応母の愛がたっぷりこもったネグリジェを広げて、アッパ君に見せました。

「うちのオモニが、今晩これ着ぃって言うてんけど…」

すると、わたしの『ピーターパン』君は眉をしかめて一言。

「え～、やめてくれ」

そうやんな…




そうして、このネグリジェは、見事に一度も袖を通さぬまま、現在まで衣装ケースから出ては入りを繰り返しているのであります

せっかくやから、披露しましょうか






「キャーーッッ!!かわいい～」

写メを撮っていたら、うちのメルヘンドリーマーが背後に立っていた


「これ、誰のん？オンマのん？」

「うん…一応」

「いぃなぁ～、これ、むっちゃかわいいやん。あたしにちょうだいよぉ」

「え～、アンタにはまだ大っきいで」

「え～、じゃぁ、あたしが大人になったら、これ、くれる？」




そりゃ、もちろん。

何なら、新婚旅行に持って行く？




娘を持って母の愛を知ったけろろなのでありました






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けろろでございまーす♪ンガクックッ

ズボラ主婦を自認しているワタクシ

掃除も、子どもらの宿題を見るのも、みぃーんな土曜日の午後、英会話教室から帰ってきてまとめてやってます

「宿題終わったんやったら、時間割合わしてから遊びよ」

「オンマぁ、月曜日新聞紙持って行かなあかん」

「え～っっ?!資源回収出したばっかりやのに～」



どうにか新聞紙を探し出し、手提げカバンに入れようとしたその時…

手提げカバンの底から「カサッ」という音が…

取り出すと、くしゃくしゃに丸まったプリント…？

広げてみた私は、声を失った



思わず

「カーツーオーッッ」

と言いそうになった（笑）





「俺が漢字弱いのは、民族学校行ったから」

と豪語するアッパ君に、このプリントを見せてやろう

日本の学校に行って、日本の教育を受けたとて

デキる子はデキるし、デキない子はデキないのだ

そして、アッパ君、コイツは、確実に、あなたの息子だよっっ




英会話より先に、漢字の勉強させた方がええんちゃう？

電話にでんわ

携帯電話ってさぁ～

持ってるときは鳴らないのに
持ってない時に限って鳴るよね



で、

「携帯電話を携帯せんでどないすんねん」

って怒られたりするんだよね～っていうお話。





日曜の練習が終わって、Ｙさんに

「明日、うちでたこ焼きパーティーすんねんけど、来ーへん？」

と誘われました



飲み物は各自持参とのことだったので、をしこたま買い込んで息子とテロテロ歩いて行ったわけ。

前の道路でお出迎えしてくれたＹさんが開口一番にのたまった言葉

「Ｆ来てんで」

しっ、…師範がぁぁぁっっ

そう、師範のことをを「Ｆ」と呼び捨てできる彼女は、親戚でございます



緊張しながら部屋へ入ると、すでにできあがった師範と、同じ道場のお友達、ＵさんとＴさんが来てました



まず目に入ったのは、師範の奥様が焼いてくれたチヂミ

「あれ？今日はたこ焼きちゃうかったん？」

「いや、実は呼んでなかってんけど焼いたからって偶然持ってきてくれてん。…ごめんな、粉もんフェスタで」（爆）




まぁ、師範ご夫妻は先にお帰りになられましたが、その後、台所（←ここがミソ）では、ガラの悪いキッチンドランカーが毒舌の極み…





あんまり楽しくて、時がたつのを忘れてしまっておりましたが、

窓の外が暗くなってるのに気づき、カバンの中に入れっぱにしておいた携帯電話を何気なく取り出すと…


着信あり　５件

ひえぇぇぇぇぇ～っっまたアッパ君に怒られるぅぅ

酔ってボ～っとなった頭で、必死に操作し、着信履歴から電話をかけた…



「もしもし？」
…アレ？女性の声…何で？


「…すいません。間違えました」

呆然と突っ立ってる私に、爆笑の嵐。

「どこにかけたんよ！」「何で履歴でかけたのに間違えるんよ」

「あかん、ちょっと、今、頭動いてへん……ってか、アンタらは何でそんなに余裕かましてんのっっ?!」

「だってぇ～、別に待ってる人おらんも～ん」

Ｔさんはシングルマザー、Ｕさんのご主人はゴルフで夕食いらんとな

待ってよ、ちょっと、とにかく先にアッパ君に電話せんと…でも、また女の人出たら…てか、誰？誰やったん？

頭がグルグル…ハッッ！ブルってる（←死語）メールやん？お友達のＨさん？

「私にかかってきたよ～」

あ…ただの押し間違いデシタ

慌てて謝りのメール送信→アッパ君に帰るコール（←だから死語）し、息子をせきたて、慌ててＹ家を後にしたのだった…




※この場をお借りして、Ｈさんには深くお詫び申し上げます。




何度も懲りてますが…携帯電話は、肌身離さず！コレ、常識（笑）

リフレッシュ？

我ながら、本当に息子には甘いと思う

公開されたばかりの映画、どーしても観に行きたいとせがんできた
でも、あたしも娘も、どーしても観たくない



しゃーないから、息子の友達を連れて行くことにした。

その子の母親はナース

夜勤があるので、連れて行ってくれるなら喜んでと差し出してきた（笑）

友達の家に遊びに行った娘はほっといて（よくグレずに育ってるもんだ）息子と友達を乗せてハーバーランドへ



２人を映画館へ放り込んで（笑）束の間のショッピングへ

そうだ。２週間後に、友達の結婚式があったんだった

何着て行こー

フラリと立ち寄ったお店で、何気なく服を見ていると、イマドキのスタイリッシュな男の子が近付いてきた。

「とりあえず、着ちゃいましょー♪」

ハッッ

コイツ…この人…あの時のっっ!!




そう、ちょうど半年ほど前も、私、この人にいざなわれ、試着しました
着替えた私を見た瞬間、彼は「あ…」と、言葉通り絶句

「もう二度と行くもんかっっ!!」

と思うが、ここに来る度にやっぱり寄ってしまう




「あのぉ～、ボクの記憶が正しければなんですが…」
「はい、正しいです」

彼も覚えていたようだ


イヤやなぁ…
でも、あの時より、あたし痩せたのちょっとだけやけど…だから…

うむ、入ったことは入った
しかし、腰骨が出っ張って、ちょっと醜い…

「いかがですか～」
カーテンを開けたら、ニッコリスマイルの彼が



「ここ、ちょっと出っ張ってるでしょ？」


ここで、販売員のセオリーとしては

「そんなことないですよぉ。」「全然気になりませんよ。」「このスカートはそういう作りやから。」云々

ところが、彼は

「そうですね」


私が無言でカーテンを締めようとしたら、その手をグッと掴んで

「もう１枚、もう１枚だけ試してみてくださいっっ!!」と、違うスカートを持ってきた。

「履きますけど、これは入りません」
今の姿見て分かったやろ、何でＭ持って来んねん

慌てて持ってきたＬサイズ、しぶしぶ履くと、まぁ、さっきよりは…いいかも

彼は、スカートに合わせるトップスを持ってきた。

「だーかーらぁ、Ｍは入らないって言ってるでしょぉ？」

「すっ、すいません。ボク、分かんないんですよ。基準がＭということで…」

「ごめんね、基準よりはるかにデカいんすわ」

「すいません。ボク正直すぎるってよく言われるんですよ」




この人、わざと？それとも天然なの？

「Ｌも多分入らんと思うわ」
「それは、着てみないと。チャレンジです！」
「見て分かるでしょ？入るワケないやん」
「いや、だからボク、ほんまに分からないんです、女性のカラダは」
「無理やって。あなたね、コレ着せてパツパツなん見て笑ったろ思てる？」
「いえいえ、じゃぁ、こうしましょう。もし、パツパツやったら、ボクに見せずに脱いでくれたら」
「当然でしょ？前みたいに絶句されたら、ますますトラウマなるっちゅーねん」



何だか、疲れてしまった

「もう、それ、いいです。スカートだけ買います」

で、買ったのがコレ↓



レジで精算時

「いやぁ、でも、こちらでよかったですよぉ。１回目に履かれたあのスカートね、うちのスタッフらもかなりタイトや言うてましたから」



あのぉ～、それ、試着する前に言うてくれたらよかってんけど


「あなた、お名前何て言うんですか？」

「あ、お名刺渡しましょうか？手書きですけど（笑）」




近郊にお住まいの皆様。

ハーバーランドのコ○サストアに行かれた際には、Ｄ君の率直なご意見を聞いてから購入されたらよろしいかと思われます

愉快な１日

「１０月から新しい人来るから。先生、頼んまっせ」

そうなんすか？いつの間に面接を？

「知り合いの人が来たいって言ったから…」

おぉっっまたもや縁故入社でございます。

そっかぁ、来たいのかぁ。ご愁傷様です



おそるおそる気になってたことを切りだした私



「あ、…じゃぁ、あたしは１０月いっぱいということなんですかね？」

「何でやねん、そんなワケないやろ」

えええぇぇ～っっ?!

「辞めたいんやったら辞めてもええけどカンペキに引き継ぎしていってな」




ま、まぁ、出口は見えてきたな



ん？ちょっと待って。

アンタ、１か月で引き継ぎできひんほどあたしの業務が多いのん知ってるんや




最後の最後までイジワルで憎たらしいわぁ





家に帰ると、テーブルの上にメモが置いてあった。



あぁ、現班長、挨拶に来はったんやな…ん？

「今日、●山さん来たの？」

部屋でテレビを見ていた娘に聞いた。

「うん、Ｙ（娘）がメモ書いてるやろ？」

「うん。…で、何て言ってはったん？」

「だからぁ、書いてるやろ？ばんちょうお願いしますって」




オンマ、ケンカ強くないけど、できるかなぁ～、番長

招かれざる客

夕方、家のチャイムが鳴った。

カメラを覗くと、同じ町内のおばちゃんだ。

何？また苦情か何かですか？

最近は井戸端会議だって控え目やし、第一、おばちゃんのとこまで聞こえへんやろ

それに、同じ町内とは言え、おばちゃんの名前も知らんよ

「はい」

「こんにちは、そこ、上に住んでるＴと申します」

私は、とりあえず外に出た。



おばちゃんが言うには、うちの班長、事情ができて班長をできなくなってしまったので、代わってくれる人を探している、との事。

「けろろさん、代わりにやってもらえませんかねぇ？」

「いや、あのぉ～」

いや、いいんですよ、別にやったって。

ほっとったって、来年の４月には回って来るハズやったんやし。

ただ…納得いかない

前回、うちに班長が回ってきた年、私は娘を身ごもっていた。

出産、里帰り、育児等を考慮して、順番を代わってほしいと訴えたが、

「どんな例外も認めません」

の一点張りだった。

「誰もやらへんとは言ってないんですよ。」

「順番なんで」

ムキ～ッッな経験があったので、今回の「例外」とは、はたして何だったのか、すごく興味がわいた。

「Ｙさん（現班長）は何でできないって言わはったんですか？」

「いやぁ、何か介護せなあかんらしいですけどぉ～」

はぁ～ん、育児はあかんのに介護はええんや

これから増えるぞ～、知らんぞ～


「仮に引き受けたとして、３月まででいいんですよね？」

「はい、それはもう、来年の総会が５月にありますでしょ？それまでの期間で…」

おばちゃんのすがるような眼に耐え切れず、考えようによっちゃぁ半年だけなので、私は覚悟を決めた。

「やりましょう」

「ほんま？ありがとうございますぅ～」

おばちゃん、目がうるうるしてた。大げさやなぁ～


班長言うたって、そんなにやることなかった…ハッッ

年末の見回り…

そう、アレです。「火の用心」でございます

頑張れ、アッパ君。君に任せた

はい、イベント終了。

とうとう、やってきました

平成２１年度前期兵庫県少年空手道大会

朝の６時に出発

そのおかげか、初めて座席確保!!



息子が出た小学４年男子は、形９７名、組手１３１名

はい、やっぱりイベント感覚、形は２回戦敗退、組手は１回戦敗退にて、あっけなく終了いたしました

私のビデオ、息子の試合よりよその子のんがよぉけ映ってます

はい、少年空手オタク街道、爆進中であります





帰り道、先生に

「お前は基本からやりなおしじゃっっ!!」

と、お説教くらった息子





お友達やマイミクさんの御子息たちが大健闘したのは、自分のことのように嬉しくありましたが、


息子よ、ちょっと、頑張ろうぜ。





次は、１１月にある会派大会です。

それまで、先生がみっちりしごいてくれるそうです

ついていけない…

朝、洗濯物を干していると、息子が近づいてきて

「なぁ、オンマぁ、お尻ＰＫなってない？」

と、私の方へ尻を突き出した。



「ＰＫ？何、それ？」

「パンツ食い込むこと」

;￣ロ￣)!!

「誰が言っっとったん、そんなこと？」

「女子」

しばし爆笑し、改めて見る。

「うん、ＰＫ気味かな」

「も～ぉ、言わんとってよ」



しかし、イマドキの小学生、それも女子は、何ともまぁ、おもろい言葉を次から次へと作り出すもんだなぁ




ちなみに、私が学生の頃は

「ちょっと、アンタ、チングィ～してんで」

と言っていた。

語源はよく分からないけど、多分韓国語から来てるのだろう、と思う

でも、日本人が聞いても、十分ソレっぽい響きでしょ？

ほんでも、あたしらは男子に指摘なんぞせんかった

しかも、小学生で…



ほ～んと、おませさんだねぇ。

あたしゃ、ついていけないよ…

命がけ

練習が終わると、Ｓ先生がこちらへ近づいてきた。

「けろろさん、兵空連（兵庫県空手道連盟）のホームページ見ました？」

「あ、はい。何か審判足らんみたいですね」

「ちゃうわっっ!!そんなんどーでもええねん！」

「へ？何でしょう…」

「イ・ン・フ・ル・エ・ン・ザ」

「あ、あぁ！読みました読みました」

「学級閉鎖のクラスの子は出場できひんって書いてあったでしょ」

「はい」

「ほんでも、まず伝染ると思って覚悟してください」

;￣ロ￣)!!

「学級閉鎖のクラスのリストは挙がってると思うんですよ。ほんでも『自分そのクラスちゃう』って言って出る子も絶対おると思うんですよ」

「あぁ…そうですよね～」

「ほんで、来週の火曜日の練習は休んで下さい」

;￣ロ￣)!!


「潜伏期間が3日ほどあるでしょ。みんなに菌バラまいたらあかんから。ねっ？K先生」

S先生は、支部長のK先生を振り返った。

S先生は

「別にええんちゃうん？そこまでせんでも大丈夫やろ」

「ま…まぁ、詳しいことは金曜日に」





「…やってさ」

家に帰って子ども達を寝かせた後、アッパ君に今日の先生の話を伝えた。

アッパ君は眉をしかめて言った。

「もうええんちゃうん、やめとき。」

「何でっっ?!」

「そんなん、『伝染るの覚悟で』って、入賞常連の子やったらまだしも、Yみたいな弱いヤツ何でそこまで命がけで出なあかんねん」

「命がけって、んな大げさな」




で、結局どうなったか、ですか？


連れて行くに決まってるじゃないですか！

もちろん、学級閉鎖になると、どうなるか分かりませんが…

にわかファン疑惑

子どもらが通う学校、ちょくちょくコレもらってきます。



オリックス・バファローズの本拠地、スカイマークスタジアムが近いので、ありがたく時々出かけます

今回は、相手チームが千葉ロッテとあって、ロッテファンの妹も誘って行ってきました。

この暑い中デーゲーム



内野自由席のチケット。
迷わず３塁側へ。

言っておきますが、ここはバファローズのホームでございます。

オリックスの応援席、１塁側



そして、アウェーである千葉ロッテの応援席、３塁側



せ、せつない…

お祭り好きな関西人、ロッテの応援が好きなんですよね
（いや、本物の熱狂的なロッテファンもいらっしゃることと思いますが）

息子も外野席で一緒に跳びたがっておりました


でも、悲しいかな、最下位争いの消化試合なんですよねぇ

「しかし、暑いなぁ」
「もうええやん。帰ろうか」


あんたら、ホンマにファンなん？


息子が普段から公言しているのは、もちろんこの妹の影響であることは間違いない。

しかし！

常々抱いていた、妹に対するにわかファン疑惑は、ますます深まったのであった…