オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

あざーした。

2009年03月31日 00時19分11秒 | 娘の話
今日は、娘の学童最後の日

いつもは自分で帰って来るが、先生方に挨拶しなければ、と思い、迎えに行った。


去年の4月1日から今日まで1年間、娘はほぼ毎日、児童館の学童保育に通った。

3年生まで通わせたかったが、いろいろ迷ったあげく、退会させることにした。

その理由は、まず、学童保育の有料化だ。

今まで、おやつ代の1、500だけで見てくれていたのに、昨年の7月から1人あたり4,500徴収されるようになり、当時息子も通わせていたうちには、月額12,000というバカ高い金額を支払って行かせなければならなくなった

で、そんなにお金を払っているのに、ここ数年、民営化になってからか、児童館の評判がすこぶる悪い

息子も、それでやめたようなものなのだが

確かにいい先生もいる。
1年生から3年生まで、特に3年生の男の子らを見るのは、ハンパなく体力がいるだろう

でも、中には
「お前、絶対子ども好きちゃうやろ?!」
と問い詰めたくなるような先生も、確かに存在するのだ

もう、立派に留守番ができる子に、わざわざ高い月謝を払って
「学校は好きやけど、学童は行きたくない」
と言う場所へ送るのに、どんな意味があるのだろう。

という訳で、息子に続き、娘も退会させたのだ

児童館に行くと、皮肉にも、うちの子らが一番大好きだった先生は、お休み
そして、一番キライな先生がいた

息子の一挙手一投足にケチをつけ、問題児扱いした人。

「Yちゃんは、やっと学童にも慣れて、お友達とも仲良く遊べるようになってきたとこだったのにねぇ。また、いつでも遊びに来てね」

「はぁ。あざーした

心の中で舌を出しながら、ひきつった笑顔で何とか挨拶し、帰って来た


でも、この1年間、不安だった娘の拠り所だったのは、事実。

仕事なんかほったらかして、「おかえり」って迎えてやれたら、どれだけよかっただろう。

初めての学校生活、あんなことやこんなこと、おやつを出してやり、宿題を見てやりながら聞いてやれたら、どれだけよかっただろう。

息子にも、娘にも、寂しい思いをさせてしまった

そんな二人ですが、今はたくましい鍵っ子になりました

心配は絶えませんが、この子らは、もう大丈夫!…と思う(笑)





トレード

2009年03月29日 22時30分09秒 | 娘の話
 いつもは私と息子の空手チーム、アッパ君と娘の留守番チームに分かれているうちの家族。

 あんまり娘をほったらかしにしているので、今日は娘の希望を聞いてみよう。

 「プリキュアの映画が観たい」

 え~っっ

 家族一同、大ブーイング

 映画って…この間ケロロ軍曹観に行ったばっかりやないの

 「はぁ?!イヤやし。」息子にも酷な話である

 結局、今日はチームをトレードして、息子はアッパ君とバッティングセンターへ、私は娘を連れて映画へ行くことになった

 何でも、今回の作品は、歴代のプリキュアオールスター勢ぞろいということ。

 …全く興味ないんですけど

 これが、「平成のイケメンライダーオールスター」だったら、どれだけテンション上がっただろうか…

 ※仮面ライダー龍騎の写真集持ってる、ミーハーなオンマなのです(笑)

 映画館は、小さい女の子がいっぱい。
 
 歌はもちろん、会場大合唱。
 敵が出てくると、プリキュアになりきった女の子の
 「あなた、一体、何者なのっっ!!」
 という叫び声が、場内にこだました

 別の方向からは、プリキュアの口上…とでも言うのかなぁ、個々のキャッチフレーズみたいなもの(「はじけるレモンの香り、キュアレモネード!」みたいなん)を一緒になって叫んでる子がいた。

 私は、笑いを噛み殺しながら、それなりに楽しんで観たが、娘は映画館から出ると、
 「ウザかったわ~!叫びたいんやったら、家で見たらええやんなぁ!」
と、怒りをあらわにしていた

 でも、オンマ見ちゃったもんね~
 そういう娘こそ、主題歌はノリノリで口ずさんでおりました

 あぁ、楽しかった。
 たまには女どうし、またお出かけしようね

やりたいほーだい。

2009年03月25日 00時16分48秒 | オンマの話
 復帰早々、アッパ君は香川県に出張

 おかげで、私は、本能の趣くまま生活している

 新婚の頃は、出張はおろか、残業で遅くなると聞いただけでウルウルしていたカワイイ妻だったのに

 そして、その頃からの名残で、アッパ君の方は、今だに「帰るコール」(古っっ!!)と、出張先での「おやすみコール」は欠かさない

 そんなアッパ君とは反比例するかのように、
 「えもう終わったん?」
 「ほんで、次の出張のご予定は?」

 …何と、愛情のかけらも感じられない言葉を投げつける妻


 だって、人間、一度楽を覚えてしまうと、もうダメなのである。

 結婚してからはとんと見なくなってしまったドラマ歌番組を見たり

 子ども達が寝た後に、ゆ~っくりお風呂に入ったり

 今日なんか、いつもは「臭いからやめて」と文句を言われしまい込んでいた、ハーブの入浴剤を入れ、本を持ち込んでの入浴

 こうやって数え上げれば、ひとつひとつは小さなことなんだけど、やりたくてもできなかったことって、結構あるものだ。

 アッパ君と暮らし、子どもを育てているうちに、知らず知らずの間にできなくなっていったこと。

 だからって、別に、苦痛ってワケじゃない。

 そう、諦めていったことなんだ。

 そんな小さなゼイタク、小さなシアワセを味わえるのは、

 ・子どもたちが大きくなった証拠

 そして、

 ・アッパ君が元気な状態で留守なこと


 というわけで、現在、夜9時以降のなんちゃってシングルライフ、

 満喫してます


 アッパ君が読んだら、泣くな、コレ

 

 

トンネルを抜けると…

2009年03月22日 22時40分37秒 | 息子の話
 大会月間ラストを飾るのは、区大会

 県大会・市大会を経て、息子も何か掴んだものがあったのだろうか。

 市大会が終わってから今日までの1週間、息子の気合の入りようは、今までの比じゃなかった

 家でも、毎日欠かさず練習していた。

 1週間、息子の様子を見ていて、今更ながら気づいた。

 地道な練習の積み重ねが、自信の源になるのだということを

 今日の結果は、形はベスト8、組手は準優勝

 昨年のこの日、1回戦で敗退し、コートの隅で悔し涙を流していた息子が、見事リベンジを果たしたのだ

 形も、組手も、負けた相手は、同じ子。
 ダブル優勝を果たしておりました

 1年間の苦悩を知っている先生たちも総出で喜んでくれました。

 準決勝のとき、相手の蹴りを受けた瞬間、左手薬指を突き指したようで、名誉の負傷を負った手には、しっかりとトロフィーが握りしめられていた。

 よかったね。
 スランプ脱出、おめでとう。
 今日は、ゆっくり、おやすみ。


 
 

輝く瞬間、鮮やかに~♪

2009年03月20日 23時01分26秒 | 息子の話
 大会の日、プログラムと共に青いチラシをもらうと、思わずニンマリしてしまう

 「来てるね♪」
 
 誰が?

 プロのカメラマンが、である

 観覧席で見ている親では決して撮ることのできないアングルと瞬間、見ると感動の一言

 写真はスポーツ写真サイト オールスポーツコミュニティで閲覧&ご注文

 1枚でも多く写っていてほしいから、1回でも多く勝ち残ってほしいんだよね~



 いつも掲載後初の練習日に、自分の子供の写真が何枚あったか、どんなアングルだったか、何枚購入したか報告し合うNさんと、今日も盛り上がっていた。

 隣に座っていた同じく県大会・市大会に出場したSさんにも何気なく振ってみると、

 「見てもないし、買ったこともない」

 との答えが返ってきた

 「何で?!S君形も2回戦まで行ったし、組手もコート決勝まで行ったやん!」

 私たちが驚いて聞くと、返ってきた答えは

 「だってぇ、別に優勝した訳ちゃうから」


 人には、それぞれの価値観がある。
 だけど、だけど…

 この人は、何が言いたかったのだろう。

 はしゃいでいた私たちを牽制したかったのだろうか。

 それとも、「お前ら、勝ってからそーいうことせぇよ」という上から目線なのか。

 どっちにしろ、

 なぁんか、ヤなカンジぃ~

 「いいやんなぁ、別に。」
 「ほんまや。大会名とか入ってるから、記念やんか、なぁ!」



 私は、誰に何と言われようと、息子の写真が載る限り、買い続けますよ。

 親バカだろうが何だろうが、私は、息子の一番のファンなんだから


 ちなみに、このカメラマンさんたち、明後日の区大会には、来ません

プログラム

2009年03月15日 23時38分23秒 | 息子の話
 開いた瞬間

 「終わった…」

と思う大会、皆様はありますでしょうか。


 私、まさに今日がそれでした

 
 開いた瞬間、息子の名前より先に飛び込んできたのは、全国大会常連の子の名前

 コートが違うだけ、ありがたい

 でも、1回戦の対戦相手は、幼児の頃から、当たる度に絶っっ対勝てなかった、因縁の男の子

 息子には、とにかく、
 「今まで練習やってきたのを、全て出しなさい」
 とだけ言って送り出した。

 やっぱり完敗でしたが、自分なりに精一杯できました


 組手は、2回戦で6-4で敗退。

 でも、リラックスしていて、いい動きでした

 試合を見てくれていた道場の先生が、帰ってきた息子を呼び、

 「今日の試合は、むっちゃよかった。内容的には文句なし。この調子で来週も頑張ろう」
と言ってくれた

 何よりも嬉しかったのが、反則ゼロ

 「反則王子」汚名返上です

 「上段の反則、厳しく取ります」との放送が流れる中、本当によぉやった


 さぁて、来週の大会は…区大会でございます。
 頑張ろうね



 

 

ちがうってば~!!

2009年03月14日 17時01分47秒 | オンマの話
 高校時代の同級生が、子どもを産んだというので、久しぶりに会いに行った。

 近所に住んでいるのに、なかなか会えず、何年ぶりかの再会だった。

 彼女、Aちゃんには、小さい頃からずっと一緒につるんでいるRちゃんという友達がいる。

 Aちゃんが結婚しても、しょっちゅう入り浸っていると聞いていたが、今年になって、やっと婚活を始めるのだそうだ

 思えば、高校時代、この二人にはよくイジられたものだ

 今日も、高校時代をほうふつとさせるひと時だった…。

 Aちゃん「そう言えば、あんた今どこ行ってんの?」
 私「どこって…変わってないけどぉ?」
 Rちゃん「えぇっっ?!あんた、辞めたいって言ってなかった?あれ、もう何年前よっっ!!」
 私「ちゃうやん、そんな簡単に辞められへんねんやん」
 Aちゃん「何で?時給がいいから?」
 私「ううん、時給は変わってない。」
 Aちゃん「マジで?5年もおって、時給いっこも上がってへんの?ウチやったら絶対辞めるわ」
 Rちゃん「あんた、一体どんな仕事してんの?」
 私「え~?…いろんなこと。あんなことや、こんなこと」
 Rちゃん「あんた、そんな大事な仕事してんのに、それだけの時給で働いてんの?」
 
 見ろっっ!!全然知らん子だって、分かってくれてるじゃないか!!

 私「そぉやろぉ~?私、もうちょっと、評価されてもいいやんなぁ?聞いてくれるぅぅ?」

 そこからは、ここでぶちまけているようなことを、会っていなかった年月を取り戻すかのように、しゃべりだした。

 しかし、分かってくれていると思っていたコイツらは、なんと、腹を抱えて爆笑しているのだ

 私「ちょっと!!何がおかしいんよ」
 Aちゃん「だって、アンタ、むっちゃ楽しそうにしゃべってるから…」
 私「何で楽しいんよ。いっこも楽しないわ」
 Rちゃん「ほんでも、その奥さんって、何なん?雇い主としてはサイテーやな」
 私「人雇ったんが初めてやし、知らんのとちゃう?最初の頃なんか思いっきり公私混同やったもん。ほんでも、情はあんねんで」

 「サイテー」という言葉に、何でやねんと思いながらも、フォローしようとしている自分がいた

 Rちゃん「どんなとこ?」
 Aちゃん「うん。サイテーなとこは分かったから、その情があるエピソード1つ出してみ?」
 私「…ごめん。今、ちょっと、思いつかへん」

 …赤ちゃんがビックリして泣き出す位の大爆笑

 Aちゃん「あれやろ?何やかんや言って、アンタは今の仕事が好きなんやん?」
 私「仕事は好きやけど…」
 Rちゃん「あんた、究極のMやな。」
 私「そんなことないわ!」
 Rちゃん「何でぇ?そぉやんか。むっちゃムカつくけど、ちょっと優しくされたら許せるんやろ?『ホンマは情に厚い人やもん』とか言って」
 Aちゃん「ホンマや。DV受けとる女の典型的な抜け出されへんパターンやな。まさしく、今のアンタやんか」

 私は、「絶対ちゃうっっ!!」と思いながらも、コイツらを納得させられるには、遠く及ばなかった。
 思えば、高校時代も、コイツらに口で勝てた試しはなかったなぁ…

 二人は、帰る私を見送りながら、次会う時に私が今の会社を辞めているかどうか、賭けようとしていたが、二人とも「絶対続けてる」と言った為、賭けにならず、それでまた涙を流して笑っていた


 くっそぉ~



 家に帰ると、Aちゃんからメールが。

 「またストレスたまったら聞き役しまっせ。
 Mの事務員ちゃん、頑張ってぇ
 
 だから、Mちがうってば~っっ

 
 

 
 

最後は、運任せ(泣)

2009年03月14日 01時16分21秒 | 息子の話
 3月は、息子の空手の大会ラッシュ

 先週は、県大会でしたが…。

 形も組手も、初戦敗退

 しかし、本人もお祭り感覚だった分、精神的ダメージはそんなにない。
 (少し位はあってくれてもいいんだけど

 明後日は、第2弾、市大会です。

 今日の練習は、かなり気合入ってました

 でも、過度の期待は禁物。

 オンマの揺れる思いは、作成中のゼッケンにまで及びます。

 7が3つ…スリーセブン…フィーバーッッ

 やるだけやった。
 あとは、運を天に任せる他ないっっ


 

お帰りなさいませ、ご主人様。

2009年03月04日 23時00分51秒 | アッパ君の話
 皆様ご存じ、自宅療養中だったうちのアッパ君。

 本日、晴れて職場復帰いたしました


 1年近くの休養、大変だったろうと思います。

 体の不調に増して、優しくない妻


 足はまだ少しむくんでいて、靴を履くのが辛かったようだけど、作業着を着ると、やはり多少なりとも気が引き締まっているのでしょう。

 朝は、5時半に起き、6時には出かけて行きました。

 そうそう、こうでなくっちゃ


 気分的に、全然違うもんですよ。

 パチンコから帰ってくるのと、仕事から帰ってくるのを迎えるのとでは。

 今日は、温かいお風呂を沸かし、夕食の準備も完璧にして、極上の笑顔でお出迎え

 こんな良妻ぶり、新婚時代以来とちゃうやろか…

 でも、これでまた、改めて、彼は感じたハズ。

 男は、仕事できてナンボなのだということを。

 そして、私も、改めて感じた。

 亭主元気で、留守がいいということを(笑)




 ご心配くださった皆様。
 温かい励ましのコメントをくださった方々。
 本当にどうもありがとうございました

 

家族の協力…

2009年03月01日 23時16分40秒 | 息子の話
 3月は、息子の空手の試合ラッシュだ
 来週から県大会、市大会、区大会と続いている。

 先日、選抜の子だけが参加できる練習があった。
 うちの息子は、残念ながら声がかからなかった。
 県大会ベスト16以上、市大会ベスト8以上という参加条件にあてはまらなかったからだ。
 うちの道場からは、3人が参加していたのだが、夕方からの別の道場の練習には合流するよう言われ、迎えに来てくれた先生の車に乗り込んだ。

 「次回の選抜の練習にはY(息子)もつれて行こうと思ってるんですよ」
 「え?!」
 「最近見とったら、形はまだまだ追いついてへんけど、組手は壁一つ越えたなぁ。これ越えるまで、長かったなぁ。だから、今回の大会で結果出せる思いますわ」
 「…ありがとうございますっっ!!」


 結果ー。
 息子は、これが出ないせいで、長い長いスランプ状態だったのだ

 週2回か3回の練習に、付き添いの私。
 お留守番組のアッパ君と娘。
 家族は、完全に分裂状態

 「結果がいっこも出ぇへんクセに、何しにそんなに練習ばっかり行きよんねん
 「ちゃうやん、練習せな、結果は出ぇへんねんやん」

 しかし、うちなんか、まだマシな方だ。

 同時期に空手を始めて、現在は他の道場に移籍したT君。
 今年から強化選手に選ばれ、週4日を練習に費やす。
 4人も子どもがいるのに、T君の付き添いの母親と、3人の子供を家で見る父親。
 「もう辞めてまえっっ!!」
 「文句ばっかり言わんと、たまには送り迎えしてくれたらええやないの!!」

 うちも、T君ちも、父親は「結果重視」、母親は「過程重視」なのだ。
 一度、練習を見に来れば、見る目も変わるのだろうが、頑として見に来ない。

 また、先生たちの見る目も変わってくる。
 (本来ならば、あってはならないことだと思うのだが)
 やっぱり真面目に練習に通い、親も付き添うと、「熱心な家」と見られ、指導にも熱が入るのだ。


 今回の先生の評価は、息子本人はもちろんのこと、私も自分のことのように嬉しかった。
 しかし、やっぱり、どの習い事もそうなのだろうけど、家族の協力なしでは、決して続けられるものではないなぁ、と思う。

 いずれにせよ、今は試合のことだけを考えて、練習に励むのみ!なのだが