オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

あほな子ほどかわいい…?

2012年04月23日 22時50分43秒 | 息子の話
職場・アッパ君の病院・家の往復生活も少しずつ慣れてきたある日のこと。

その日は名谷の練習日。

アッパ君の病院に行っている間に息子を一緒に道場に連れて行ってくれていたSenkoちゃんのお父様。

息子が増えた分乗れずに残ったSenkoちゃんを私が拾って後を追いかける、という見事なチームプレーで道場に到着

落ち着いたところでが。義妹からでした。

「お義姉さん、オモニ(姑)が胆石で入院した」

マジっすか!!

突然お腹を押さえて苦しむ義母を義父が病院へ連れて行ったところ、緊急手術となったらしく、無事取りだせたということでした

翌日、義母の病室へ行くと、すっかりいつもと変わらない姑に安心。

「あんた、大変なときにごめんな。もううちのとこはええから、息子(アッパ君)のとこ行ったり」




そして、そのまた翌日。

息子が遊んでいてがけから飛びおりたら、着地に失敗した、と言ってひどく足を痛がって帰ってきました。

職場に病院から電話がかかってきて、アッパ君が検査を追加したというので、なるべく早く病院に行きたかったのに、息子の担任の家庭訪問が入っていたおかげでかなり焦っていた私は、

「まった大げさな!用事増やしやがって」

と、内心舌打ちしながら息子を連れて整形外科へ行ったのでした。すると…

「骨に異常は見られませんが、かなり重度の捻挫です。固定しますので松葉づえで歩いてください」





包帯を巻いてもらいながら、ふと見ると息子が泣いていました

「どないしたん?痛いん?」

「情けない」

待ちに待っていたバスケ部の仮入部が来週の月曜日に迫っていたのに。

アッパも、ハンメ(おばあちゃん)も入院して、うちが大変な時なのに。

「しゃーない、しゃーない」

慰めながら、私は私で

これは、子ども達に留守番ばかりさせて、家のことほったらかしにしている罰が当たったのだ

と自分を責めました。

     しょぼぼぼーん。な息子。



「もういいから、早くアッパのとこ行ったげて」

病院から戻ると、息子に背中を押されるようにアッパ君の病院へ。

先生は当然帰った後で、検査の結果を聞くこともできませんでした。

「あたし、何してんねんやろ。仕事も、家のことも、アッパ君の世話も、み~んな中途半端や」

オンマもしょぼぼぼーん



次の日、もともともらっていた半休を会社に電話して全休にしてもらい、息子を学校へ送りました。



校門からいきなりこの階段でございます

これを上りきったら運動場を横切って校舎へ続く階段を上り、1年生の教室は校舎の4階

慣れない松葉杖で、何度も転びながら頑張りました

そして、アッパ君の病院へ行って検査の結果を聞くと…とりあえず異常なし




しかし、これだけ悪いことが重なって、一体けろろ家どーなってんの

で、土曜日におみっちゃんと、ほったらかしの娘りんこを連れてやきもち地蔵さんとこへ行ってきました。

アッパ君の病気が見つかった時、お百度を踏みに行ったところです。

     これ以上災いが降りかかりませんように。




そして、本日。

息子の松葉づえは無事取れましたまだテーピングで固定され、運動はあと1週間禁止ですが



何だか最近暗い話題ばかりですいません
でも、ここまで落ちたんだから、あとは上がるだけですよね?「ポチッと!」お願いします
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家族以上の家族

2012年04月19日 00時04分54秒 | アッパ君の話
アッパ君の術後の経過は、ゆっくりだけど順調に回復してきている、とのこと。

でも、手術前に先生に聞いていた「一時的な軽い麻痺」が予想以上だったことに、私たち家族はもちろん、アッパ君本人がなかなか受け入れられないでいるのが現状。

今週月曜に無事ICUから自分の病室に戻ってこられたアッパ君。

今日からは、言葉と右手のリハビリも始まりました。




アッパ君の病気が発覚したときから、陰から日向から私達一家を支えてくれているおみっちゃん・Senkoちゃん母子からプレゼントをいただきました。

     封筒には愛のこもったメッセージ

中には…

     くるみの実です

「これをずっとにぎにぎしとくんやで」

言われたとおり、アッパ君の右手に握らせてみました。

     「にぎ」、が精いっぱい、「にぎにぎ」しようとすると、ぽろぽろとこぼれていきます。

「あかんなぁ」

「あかんことない。始まったばかりやで。これずっと持っときよ」

頑張れ、アッパ君!みんなが応援してくれてるよ





この期間、誰よりもアッパ君を、そして私達家族を心配してくれているSenkoちゃんとおみっちゃんは、誰よりも家族の一員です「ポチッと!」お願いします
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長い長~い1週間のお話。②(長文御免!)

2012年04月15日 01時26分36秒 | アッパ君の話
さて、入学式の2日後は、いよいよアッパ君の開頭手術の日でした。

長丁場になることは分かっていたので、タクシーで帰れるよう、朝は地下鉄に乗って病院へ乗り込みました。



病室に着くと、義父母はすでに来ており、準備万端整ったアッパ君が座っていました。

8時20分、看護師が呼びに来ました。

「うちら、ここで待っとくわ」と義母が言ったので、看護師についてアッパ君と私は並んで歩いていきました。

9階の病室からエレベーターに乗り3階で降りると

「ご家族の方はここまでです」と言われました。

「頑張って」

「おう、行ってくるわ

右手を上げて手術室の中へ入って行ったアッパ君、ドアが閉まった瞬間、こらえきれず涙があふれ出しました。

泣きながら病室に戻り、しばらく泣いていた私だったのですが、やがて義父母が一旦家に戻ると、そこからは時間との闘いになりました。

ひまつぶしに持ってきた本を読んだり、テレビを見ながらも目はちっとも字や画面を追わず、また泣いて、泣き疲れて眠り、そしてまた本を開き…




そんなとき、本部役員を一緒にやっているS子が息子のR君を連れて病室に入ってきました

偶然R君の診察で同じ病院にきていたのでした。

差し入れでお菓子と雑誌を持ってきてくれたS子はお昼まで一緒にいてくれ、大分気がまぎれました。

午後からはまた↑のような過ごし方をし(但し、お昼寝の時間の率が若干高い)夕方には義父母が晩ごはんを買ってきてくれました。

何時に終わるか分からないので義父母は家で待機すると言って帰り、再び一人に。

入れ替わりに義弟夫婦が少し覗いて帰り、その次はSenkoちゃん、おみっちゃん母子が差し入れを持ってやってきてくれました

いつも会社で見るのよりはるかに豪華な手作りお弁当

長い時間一緒にいてくれ、一瞬でも不安を忘れ、笑っていられました。

そこからはまたまた長い長~い孤独との闘い。

手足がハンパなくむくんできました。

準夜勤から夜勤へと看護師が入れ替わり、その度に挨拶には来るのですが、手術の経過の報告は一向に入ってきませんでした。




アッパ君が手術室に入ってから17時間たった午前2時、看護師さんから報告が入りました!

「今、悪い部分はみんな取り出してあとは縫合するんで、1時間位したら終わります」

よし、あともうちょっとや!アッパ君、頑張れ!




午前3時過ぎ、手術が終わったとの連絡があり、私は看護師について集中治療室へ入りました。

いつも淡々としゃべる教授肌の先生が、手術服のまま私を待っていました。

「実質は14時間程だったんですが、実にスムーズに手術は済んで、ナイダスもきれいに取りだすことができました。今はまだ麻酔がきれかかっているのでぼーっとしていますが、麻痺も残らないと思いますし言葉も徐々に戻って来ると思います」

「ありがとうございます!!!」

実際、そのときのアッパ君は、「お名前言えますかー?」「ここがどこか分かりますかー?」という医師や看護師の言葉に答えることはなかったし、「手握ってみて」と言われるがままに握ってはいたけれど、右が極端に弱かったりしたのですが、面会を待っているカーテン越しに、はっきり

「気持ち悪い」

というアッパ君の肉声が聞こえた瞬間の喜びを何て表現したらいいのか、分かりません。




「奥さん、どうぞ。入ってきて声かけてあげてください」

私は、おそるおそるよびかけました。

「アッパ…アッパ…よぉ頑張ったなぁ」

アッパ君の目がかすかに開き、私を見ましたが、すぐに目は閉じ、また寝てしまったようでした。

「あの、家族に連絡したいので、今日は一旦帰ります」




家族に一通り連絡を済ませ、家に帰って子ども達の為に泊まりに来てくれていた母に報告しておんおん泣き、そうしてる間にすぐに朝になり。

子どもを送り出し、Senkoちゃん始め友達に連絡し、風呂に入って泥のように眠り。

電話の音で目覚めました。私より一足先に病院へ行っていた義母からでした。

「あんたのことえらい探してるわ」

「; ̄ロ ̄)!!すぐ行きます!」

あぁ、もっと早く行ったったらよかった。

目が覚めたとき、おったったらよかった。

集中治療室に着いたら、思ったより落ち着いたアッパ君がいて「ごめんね」と言いました。

「よかったなぁ。頑張ったなぁ」

「なんでや」

「何でやって…生きれたからやんか!」

手術直後で顔はむくみ、熱も出ていましたが、思ったより言葉は出ていました。

ただ、言いたい言葉が頭には浮かんでいるんだけど、それが口に出て来ず、もどかしそうでした。

結局、最後まで私の名前を呼んでくれることもありませんでした。




1日明け、今日はまたまたみちがえたように顔のむくみも取れ、熱も微熱に下がっていました。

「おーい、どない?」

「腰痛い」

言葉も昨日よりずっとはっきりしゃべってます

「なぁ、あたし誰か分かる?」

「…わからん」

「もうええねん」

「わからん」

「…マジ?」

「……けろろ」


「ねー。今日になってこんなシャレならん冗談言うてくれるようになったんですよぉ」

側で聞いていた看護師さんが笑いながら言いました。

相変わらず言葉が出ないもどかしさや、右手の指先の感覚がなかったりするんですけど、あんな壮絶な手術(淡々としゃべる教授先生いわく「頭パカッと開けて頭蓋骨ずらしてねぇ」ヒエェェェェをしてまだたったの2日しかたってないのに!!




「焦らずに、ゆっくりゆっくり」今年のけろろ一家のキーワードにしていこうと思います




長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

暗いお話しで恐縮ですが、一応我が家の歴史において外せない出来事なので、あえてドキュメントタッチで書かせていただきました




病室に差し入れを持って励ましに来てくれたS子、Senkoちゃん、おみっちゃんはもちろんのこと

不安にかられてたまらずつぶやいたボイス、Twitter、Facebookに応援や励ましのコメントを入れて下さったお友達の皆様。

私はあの日ほど皆様に支えられて生きていることを実感したことはありません。

本当にありがとうございました
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長い長~い1週間のお話。①

2012年04月14日 23時58分31秒 | 息子の話
アッパ君の入院でバタバタしている中、息子の入学式がありました。

知る人ぞ知る、「良い子(山口良一)色」の制服



テンションだだ下がりの息子に

「大丈夫、3日も見たら慣れるって

と自分に言い聞かせながら決死のフォロー(笑)




小学校より少し遠くなった坂道を意気揚々と歩く息子の後ろを、息を切らして歩く私。

学校に着くと、既にクラス分けが貼り出されていました。

う~む。うまいっっ!!いろんな意味で、ちゃぁんと満遍なく分かれてる!

そんな中、息子は、1組になりました。




「泣き虫のけろろ、入学式でも泣くんやろうなぁ」

いろんな人に言われましたが、まさか、まさかの…期待を裏切ってしまいすいません

居眠りこきました午後からなんかあかんて!




さて、式も終わり、自分の組に戻って初のHR

1組は新任の男教師、2組は若い女教師、3組はおばちゃん教師。

同じクラスになったFさんと

「当たりやな」

「酸いも甘いも教えてやらなあかんやん

と言っていたのも束の間、

「ええかー!先生はなぁ、『一生懸命』っていう言葉が大好きや!

勉強でもええ、部活でもええ。何でも一生懸命やれ!

自分が一生懸命になれんかっても、一生懸命やってる奴のことを笑うな!」


………眠気も覚める松○修造ばりの演説が!!

でも、こういうの、母子して嫌いではない。

夢を持って教壇に立った第1日目の先生のHRでしたが、時間をもてあまし、予定よりずいぶん早く終了(笑)えーねんえーねん、初々しくて





そして入学式から3日通いました息子の感想は

「中学楽しーーーーっっ!!」

…だそうですまだ授業も部活も始まってへんからなぁ




アッパ君のことでバタバタしている私ですが、息子の中学での1日の出来事を聞く時間は大事にしています。「ポチッと!」お願いします
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ちょっと息抜き

2012年04月09日 02時17分26秒 | 職場の話
アッパ君が入院して1週間。

来週はいよいよ手術も控えております。

「息抜きしーよ」と言ってくれる人はたくさんいるけれど

手術してしまうと果たしてそれは可能なんでしょうか…

「アッパ君が入院(手術前で元気←ここ重要!)している土曜日」

この条件を満たしているのは、そう、4月7日(土曜日)たった1日なのであります


そんなとき、職場のパートさん達で飲みに行くお話が浮上。

もちろん2つ返事で参加決定




「春休みに一度泊まりにおいで」

と言ってくれていたお姑さまとこへ昼前には子ども達を放り込み、

アッパ君の病室にも昼のうちに行って様子見てきて準備完了!

私とSenkoちゃんは気合いが入りすぎ、予定の30分前には既に現地に到着しておりました…




実はこの飲み会、5時からだったのですが。

私ら2人と加古川パートさん2人だけでみんなには内密に4時から別の店で飲むことになっておりました

という訳で、「0次会」(内輪では「実行委員会」と呼んで正当化していましたスタート



制限時間は1時間、ぼーっとしてる時間はありません。

でも、あんまり満腹にしていくと怪しまれるので、本当に1杯だけ

あっと言う間に時間は過ぎ、店を移動

ここで晴れて全員集合。



本当は2度目の乾杯です(笑)

「あたし何杯飲んだっけ?3杯…いや、2杯」

確認の度にマイナス1するSenkoちゃん(笑)




そうして宴もたけなわ、という頃に、スペシャルゲストが登場!!

お誕生席に通されたスペシャルゲストは、相も変わらず下ネタ全開。

私らも酔ってるからノッてあげ

当然流れは2次会へ


もうお分かりですね?スペシャルゲストとは…

     我らがみどさんです

みどさんとおばちゃんたち、頑張って3時間半、歌って踊ってはっちゃけました




終電なんかとっくに行っちゃってました。

うるさいアッパ君がいない私は、1度も時計を見ることもなく、終わったときに少し酔いも冷める程驚きましたが、さすがSenkoちゃん、ちゃんとあっきーを手配済み

あっきーの暴走する車の中で爆睡し、誰もいない家にご機嫌で帰ってまいりました



翌日は1日頭痛が取れませんでした

ウコン飲んでんけどなぁ…もう若くはないってことなんかなぁ…




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仰げば尊し

2012年04月07日 00時53分21秒 | 息子の話
今日は小学校の離任式がありました。

でも、私は仕事で参加できませんでした。

今回息子を5,6年持ちあがりで見ていただいた先生が異動されました。

どうしても、どうしてもど~しても最後に一言ご挨拶がしたかったなぁ~

で、涙を飲んで前日に準備した花束とプレゼント、涙・涙で書いたお手紙を息子に託し、仕事へ…。



いつも元気で笑ってて、学校へ行く度に息子の学校での様子をたくさん聞かせてくれた、大好きな先生でした。


もう一人、3年前に異動された、息子の3年生のときの担任の先生。

このブログでも何回か登場したことがある「熱血先生」です。

いつも全力で子ども達と真っ向から向き合っている先生でした。

だから子ども達からの信頼も厚く、異動された後でも何かあるごとにこの先生に報告したがっていました。

3年生の頃、同じクラスになった友達は、その後クラスが離れても特別な存在で、一番の仲良しでした。



今回、卒業を機に転校や引っ越しで離れ離れになってしまいますが、この写真を送ると



3年生のとき、4人で撮ってもらった写真を送ってきて下さいました。



お二方とも若さゆえひたむきで情熱とバイタリティーの塊のようで、その姿はとても眩しく、羨ましくありました。

それだけで経験のなさは十分すぎる程カバーできるのに、プロ根性もハンパない

きっと、人知れず悩み、泣いてる日もあると思います。

でも、教師以上にやりがいのある職業を私は知りません。

初めて教壇に立った時の感激。

自分をまっすぐに見つめて来る子ども達のまなざし。

初任給をもらったときに感じた「好きなことやってるのに、こんなにもらっていいんですか?」という申し訳なさにも似たような気持ち(笑)

たった4年ぽっちしかやってませんが、今でも鮮明に覚えています。



決してすぐに結果が目に見える仕事ではありません。

種を撒き、水と肥料をあげ、誠心誠意育て上げる日々の積み重ねです。

だからこそ、大輪の花を咲かせた日にこれ以上ない喜びを感じ、「これだから教師ってやめられない!」とその魅力にどっぷりハマっちゃうのです←やめた人間がエラそうに言ってるけど




息子は、こんな先生方にたっぷりの肥料をもらって、ここまでまっすぐ、大きく育ちました。

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。




離任式があったのと、テレビドラマ「ブラックボード」を見たせいか、「先生」に思いを馳せてしまいました。「ポチッと!」お願いします
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あんたもあたしも頑張った。

2012年04月05日 02時55分12秒 | アッパ君の話
4月2日に入院したアッパ君は、本日カテーテルによる塞栓(血管内治療)を行いました。

簡単に言えば、アッパ君の脳の血管の一部は、鳥の巣のようにぐじゃっとなっている状態で

     ※参考画像(アッパ君の物ではございません。でもこんなカンジ)

いらん血管を取っ払っていくんだけれども、手術では取りにくい、奥の方の血管にカテーテルで薬を流し込んで塞いでしまったんでございます。

今日の出来次第で、12日の本ちゃんの開頭手術の出来が決まる、と言われてにわかに緊張したうちら

朝の9時、あれだけ嫌がっていた管を体中に通され、それでも元気に歩いて治療室へ入ったアッパ君。

私はアッパ君の病室でひたすら待機。

なのですが。

今日はもう一つ、重大な用事が入っておりました

12:00~15:00、中学校にて物品購入

治療終了予定が15:00頃

しゃーない。先行くか。

「すいません、1時間ほど抜けてもよろしいでしょうか」

私は、ナースステーションで看護師に声をかけました。

「いいですよ。携帯番号だけ書いておいてもらえますか?」

なんや。よかった

「院内にはおられるんですよね?」

「?いえ」

次の瞬間、看護師さんの顔色が変わりました

「えっ?遠いんですか?」

「いえ、遠くはないですけど」

「近くもない」という言葉は呑み込みました(笑)

「この携帯にかければ繋がるんですよね」

「はい」

「危ない状態のときに」

「えっっ?!」

「あ!すいません!大丈夫なんですけど!もし何かあったときにここにかければ、ここに来られるご家族全員に連絡は回していただけるんですよね」

「はい。でも……なるべく早く戻ります!」

今更ながら、アッパ君はそれだけ大変な状態にいるのだということを感じ、怖くなりました。

決して分かってなかったことはないんですが、ピンとこなかった、というか…

それでも、息子の物品購入もこれを逃すともうありません。

私は、大急ぎで車をとばし、家を素通りして中学校へ行き、あらかじめ頼んでおいた体操服に加え、体育館シューズと通学カバンを購入し、

ついでに家によって子どもらにエサを与え、

ジャスト1時間で戻ることができました

アッパ君は、部分麻酔だったので意識もしっかりしていましたが、とても疲れたようで、今日は1日ICUに入っています。




↓よく頑張りました。次はいよいよ手術です。「ポチッと!」お願いします
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前夜

2012年04月01日 22時49分34秒 | 我が家の話
春休みに入って、息子はお祝いラッシュ

イマドキの子は「6ポケット」と言われますが、従兄弟というものがいないうちの子らにとって、6ポケットどころか8ポケット状態何とも羨ましい限りでございますよね

先日も、アッパ君の弟夫妻には焼肉、私の妹夫妻にはステーキを食べに連れてってもらっておりました

お祝いは親に回収されるのを見越して、本人にもちゃぁんとお土産付き

一番恩恵を受けているのは娘りんこで、どさくさにまぎれて

     3DS当の息子よりええのん買うてもろてるやん





そして、中学入学を控えた息子は、早速道場で新しい形「雲手(うんしゅ)」の練習が始まりました。

画像は…まだまだとてもお見せできるものではございませんのでご勘弁を

で、似合わなかったリバーシブルの拳サポも卒業し(笑)

     

     全中予選の申込書ももらいました。


が。 

今回エントリーはしない方向… 





そして、先日



44歳のお誕生日を迎えたアッパ君は、いよいよ明日、入院することになりました。

「おでんが食べたい」

いつか言ったアッパ君の言葉を覚えていてくれたおみっちゃん(私のマイミクSenkoちゃんのお母さま)が、これから病院でまずい飯を食うことになるアッパ君を不憫に思い

     おでんを作ってくれました

汁までさらえて元気百倍、明日からけろろ家は闘病生活に突入しまーす!




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