オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

寒稽古

2009年01月25日 22時49分41秒 | 息子の話
 今朝、この冬一番の
 よりによって、よりによって…

 何で今日やねんっっ!!

 今日は、息子の空手の寒稽古

 ゴミ袋(砂だらけになる道衣を入れる)、着替え、バスタオルを詰め込み、ジーンズの下にスパッツを履き、靴下も2枚重ね履き。

 それでも、心のどっかでは、

 中止ならへんかなぁ~。
と、思いっきり期待していた。

 ところが、何と、行く直前に、空がパァッと明るくなり、雪が止んだ

 それなら、と、息子を乗せ、いざ須磨海岸へ出発。

 明石海峡大橋を背に、風は冷たかったが、皆頑張りました

 最後は上半身裸になって、海にも入りました

 ビデオカメラを必死に回す親たち

 私?持っていきませんよ。
 海から帰って来ると同時に、「早く拭いたげな!」という親心が先立ち、カメラを危うく砂浜に落としそうになった経験があるからだ。

 私は、ただひたすら、同じような他の先輩ママ達と一緒に、炊き出しや、足湯を沸かしている火の番をしていた。
 ↑とか言いながら、実は一番暖かいポジションをキープしていただけだったのだが(笑)

 帰りは、アッパ君に電話。

 「もしもしぃ?アッパ?今終わってんけどぉ~…」
 「はいはい、お風呂沸かしとけばいいんでしょ?」



 寒稽古が終わると、やっとこれで1年が始まる気がする。
 息子と一緒に、アッパ君が沸かしてくれていた風呂につかったおかげで、無事生還いたしました
 



 
 

ただただ、平謝り。

2009年01月23日 14時32分20秒 | オンマの話
 第2・4水曜日は、うちの地域の「缶・ビン・ペットボトル」ゴミの日。

 うちのまん前にあるゴミ捨て場は、第1・3水曜日。

 自治会の関係で、私は、このまん前にある捨て場には捨てられない。

 ゴミの日になる度、「ここに捨てられたら、どれだけ楽だろう」と、苦い思いをしている

 だって、だってさ、ちらかるのは、うちも一緒じゃん。
 当番の人は、ゴミの収集が終わると掃除しに来るけど、ウチの前に風でとんできたゴミまでは掃除してくれないじゃん。
 それに、夏は、臭いじゃん


 まぁ、それはさておき、そういうわけで、私は朝一番に上着を着込み、うちの地域の捨て場にゴミを持っていった。

 あれ?

 いつもなら、この時間にはもう何個かゴミ袋があるのに、1番のり?

 帰ってきて、家の前にごみ袋が1つ。

 「誰やねん、間違えとうのん」 
 この捨て場、ほんまにマナー悪い人多いねんから。
 燃えるゴミの日も、絶対何個かは持って行ってもらえんと残ってるやつあるもんなぁ

 1時間後、息子を送り出しに玄関の戸を開けたら

 現行犯、発見!!

 いつもならなのに、何故だかこの日に限って、変な正義感がムクリと湧き上がった

 「今日、ここ、ゴミの日ちゃいますよねぇ?!」

 現行犯(?)のおばちゃんは、何も言わず、ただ、ジ~ッと私の顔を見つめ、そして、くるりと背を向けた。
 
 おい、待て!無視か、コラ!何開き直っとんねん!

 …もちろん、口にはだしておりませんですことよ。オホホホホ

 そこに、またもやゴミ袋を持ったおばちゃんが

 「おはようございます」
 「おはようございます。あのぉ、今日って、ここちゃいますよね?」
 「え?今日は21日で第3やから、ここ合ってるよ」
 第3?!

 「すっ、すいませんでしたぁっっ!!」

 さっきのおばちゃんも、遠くから、ジ~ッと見ていたが、私が頭を下げているのを見て、無言で帰っていった。

 慌てて自分が捨てたゴミ置き場へ走った。

 そこには、私が捨てたゴミ袋がただ一つ、ポツンと置かれていた

 家に持って帰り、カレンダーを見て、絶句した

 寝ぼけてた私は、昨年の12月31日を第1と数えてしまっていたのだ

 「1月往ぬ」とは言うけれど。

 そりゃぁ、そうやわな。
 いくら何でも、早すぎやな
 おばちゃんたち、ほんまにすんませんでした。
 もう、ただただ、平謝りでございます

 

 
 

色気付きやがって~!!

2009年01月18日 22時58分25秒 | 息子の話
 うちの子供たちは、揃いも揃って、ギリ(つむじ)2つある

 何だかよく分からないが、昔からの言い伝えらしく、姑さんには
「この子ら、ゴン太なるで~。」 と、ずっと脅され続けてきた。

 まぁ、現在のこの子らを見ると、ギリが2つあろうとあるまいと、関係なしでゴン太なのであるが…



 ところで、このギリ、伸ばしている娘は特に問題ないのだが、万年スポーツ刈り頭の息子は、最近気になっているようだ。
 
 「オンマ~、これ、見て」
 洗面所にいる私に頭を見せて来る。

 「何で?何がどうしたん?」
 「とんでるやろ?どないかして」

 どないか…って言われてもなぁ…

 これは、「寝グセ」ではなく、「生え方」の問題。
 例えるならば、「鳴門のうずしお」の、小さなうず潮が2つくっついている所の間の、フクザツなどっちつかずの波のような部分なのである

 しかし、昨日今日始まった問題でもなかろうに…

 「何で?誰かにからかわれたん?」
 「いや?」
 「別に変ちゃうけどなぁ」
 「イヤやねん。あ、オンマそれ髪の毛固くなるんやろ?ここ、塗ってぇなぁ」
 「え?ムース?ここだけ付けんの?」

 言われるがまま、自分の頭に付けていたムースで、息子の部分を撫で付けた。

 …アメちゃんでもくっついたんかい?!
とツッコミ入れたくなるような、何とも奇妙なカンジ

 息子は、洗面台に頭を突っ込み、ジャブジャブと濡らした。
 「これ、風邪ひくから、やめなさい。全然変じゃないから。」
 一旦部屋へ行って戻ってきた息子は、ハサミを持っていた

 「もうイヤや!ここだけ切って!」


 毎日繰り広げられる、登校前の一騒動

 全く…色気づきやがって
 それぐらい勉強してみろってんだ

今日は何の日?

2009年01月16日 12時32分02秒 | 番外編
地震にも負けない
強い心を持って
亡くなった方々の分も
毎日を大切に生きていこう
傷ついた神戸を
もとの姿に戻そう
支え合う心と明日への
希望を胸に
響き渡れ僕たちの歌
生まれ変わる神戸の町に
届けたい私たちの歌
しあわせはこべるように    (「しあわせ はこべるように」作詞・作曲 臼井 真)


 子供達がこの歌を口ずさむ、この時期が今年もやってきた。
 この場所に生きていく限り、決して忘れることのできない、阪神・淡路大震災から、明日で14年がたつ。
 どこの学校でもやっているだろうが、うちの学校でも、今日は震災学習がある。
 
 昨年から、小学校の全学年が、震災以降に生まれた子どもだけになった。
 震災を風化させない為、歌を習ったり、ビデオを見たり、話を聞いたりするのだ。

 しかし。
 毎年変わり映えしない、同じ宿題。

 「おうちの人から、震災の話を聞いてくる」

 昔も、あったよね。
 「おじいちゃん、おばあちゃんに戦争の話を聞いてくる」
 アレのようなカンジです。
 何とも、形式的です
 そして、あの時の私と同じ、子供たちもピンと来ていないようです。
 

 風化させないって、難しいね。
 

 

笹持って来~い!!

2009年01月12日 01時27分54秒 | アッパ君の話
 9,10,11日の3日間は「えべっさん」
 宵えびす、本えびす、残りえびすの3日間、七福神のえびす様を祀ってある神社にて、商売繁盛を祈願する。
 ウチは商売人ではないけれど、近くなので、毎年行っている。

 「あんた、あそこでお金落とさな、お金は回らへんで」

 お前、ウチのお参りするのん見たんかいっっ!!
 と言いたくなるような奥様の言葉である

 しかし、今年はあいにくの悪天候で、宵えびす、本えびすともに逃してしまい、今日こそは何としても行かなければっっ!と固く決心していたのだ

 午前中は息子の空手の練習があった為、帰宅後、しぶるアッパ君の尻を叩いた。
 「ほら、アッパ、去年は出張で行ってないやろ?だからケガしたんとちゃうん?」
 「出た。お前が行きたいだけやろーがっ」
 「何とでも言って。ほら、行こう」
 「足踏まれたらどないすんねん」とか「車止められへんのとちゃうん」とか、ブツブツぼやきながらも、しぶしぶ一緒に家を出た。

 3日目とは言え、なかなかどーして、結構な人ごみだった
 神社までの長~い屋台が立ち並ぶ通りを、あれ買って~、これ買って~とねだる子ども達に「お参りが済んでからやで」となだめ、神社に着いた。

 私が願ったことは、予想通り。
 「1日も早く、アッパ君が仕事に行けますように」

 さて…何食べる?
 私は、この屋台通で、今日の昼食を済ます算段でいた
 しかし…
 子ども達のおねだり攻撃にも、私の「あれ、おいしそうやな」という言葉にも、アッパ君はひたすらだんまりを決め込んで、すたすた歩いていた

 そして、屋台通を抜け出した頃、子ども達はそれぞれ1回ずつ福引きをやったのみ、そして、食べたのは、わずかフランクフルト1本にはしまきのみ
 
 …確かに、いっこもお金、落としてへん…

 「いっこもお腹いっぱいになってへん」
 「オレもやで。どっか食べに行こう」

 何やねん、このおっさん!誘うんじゃなかった

 いやいや、あかんあかん、このおっさんの為のお参りやのに
 来年は、足の心配もないだろうから、いっぱいお金落としに来ますね、えびす様

 

 
 

やっかいなクセ

2009年01月11日 01時40分37秒 | オンマの話
 今日は、S県に嫁いだ元同僚の先輩が里帰りしていたので、同じく元同僚でH市に嫁いだ後輩と会いに行って来た

 久々だったので、話にも花が咲き、とても楽しい時間を過ごした。

 ふいに、が鳴った。アッパ君からだった。

 「オレ、今日新年会行くことになったから、晩飯いらんわ。ゆっくり気付けて帰って来いよ。」

 やたっっ

 子どもらと、思いっきりお惣菜やらおやつやら買い込んで、すこぶるいい気分でタクシーに乗り込んだ

 家に着き、運転手にお金を払って、車を降りた途端、いや~な予感が…


 しまった~っっ!!鍵持ってない~っっ!!


 ケガをして以来、家にいることが多くなったアッパ君。
 「見送られる」ことに慣れていなかった私は、アッパ君が「行ってらっしゃい」「おかえり」をしてくれることに気を良くし、鍵を持たずに家を出るという、何ともやっかいなクセができてしまった

 慌てた私は、アッパ君に電話した。

 「どこでやってるの?」
 「お前、まさか…また?!」
 「うん…取りに行くわ」

 私は、子ども達を連れ、再びタクシーを捕まえた。

 「もしもし、アッパ?今○号線入ったから」

 「何?誰か待ってるんですか?この寒い中かわいそうに」

 電話を切ると、何も事情を知らない運ちゃんが、能天気に言ってきた。

 しばらく行くと、アッパ君が立っていた。
 降りようとすると、アッパ君はそれを制し、私の手に鍵と1万円札を握らせると、スタスタと歩いて行ってしまった

 え…?…そ、そうなん…?
 まぁ、そりゃぁ、そーなんだろうけど

 「すいません、じゃぁー、そのまま来た道、戻ってもらえますかね?」

 事情を知らない運ちゃんは、
 「…はい、それはいいですけど…何の為に来たのか、分かりませんね」
と、何か深刻な事態だと誤解したのだろうか、不思議そうに、そして遠慮がちに言ってきた。

 私は、事情を説明するのも面倒なので、話題をそらした。

 とんだお出かけだった。
 このクセ、どないかしなければっ…

 結局、私に渡したおかげで鍵を持っていないアッパ君の帰りを待たなければならなくなってしまった
 

だーかーらぁ!!

2009年01月06日 23時03分08秒 | オンマの話
 昨年、3月にアッパ君の祖母、10月に私の叔母が亡くなった為、元旦を過ぎてから慌てて年賀状を書いていた例年のようにはいかず、11月に早々と欠礼はがきを出し終わっていた

 そう、とっても頑張ったのだ、私。

 なのに…なのにっっ

 元旦になって、やっぱり年賀状は届くのだ

 いや、悪いことではない。全く来ないのも、かえって寂しいだろう。

 思い当たる人全てに送ったと思ってたけど、出し忘れてた人もいたし。

 それは、問題ではないのだ。問題は…

 お前、喪中はがき出したやろーがっっ!!

 と、思わずツッコミ入れたくなるヤツらからの、

 『見てみてぇ~んウチの子カワイイでしょぉう?』

的な、若干KY気味の年賀状である。

 何度も言うが、みんながみんなそうではない。

 「今日はがき届いたよ」

 「年賀状出せなかったけど、良い年を過ごしてね」

等々、はがきを送ってから年末年始に至る期間、たくさんの友達がメールを送ってきてくれた。

 我が友達ながら恥ずかしいこの一部のヤツらに、一度忠告をしたことがあるのだが、彼女達は彼女達なりのポリシーのようなものがあるようだ

 かいつまんで言うと、

 「身内に不幸があった人は、おめでとうって言われへんけど、他人が言うには問題ないんちゃうん?」

 「はぁ?身内に不幸があった人に『おめでとう』って言うのはおかしいでしょぉ?」

 いくら言っても、理解してもらえなかった


 「いいよ、どっか、他のとこで、恥かいちゃえっっ!!」

 いそいそと寒中見舞いを書きながら毒づく私なのであった…
 

 

 

 

初詣

2009年01月05日 23時14分43秒 | 我が家の話
 三が日最終日、家族で初詣へ行った。

 うちは例年、生田神社(神戸市中央区)、楠公さん(湊川神社)(同)、長田神社(神戸市長田区)をランダムにお参りしている。

 特にこだわりもなく、全くのその日の気分である

 ヒドい時は、3つをハシゴ参りした年もあった

 「お前ら、どんだけ貪欲やねん」

と、神様からツッコミ入れられそうだが


 今年は、少々健康オタク気味のアッパ君の
「歩いて行こうか」
の一声で、長田神社に決定

 電車に乗ると二駅程度の道のりを、4人でてろてろ歩いて行った。

 三日目ともなると、さほど混雑もしておらず、ゆっくりお参りできた

 お守りが売ってある社務所の横に、看板が立てかけてあったのを何気なく見て、息が止まりそうになった

 うちら…夫婦揃って厄年やんか

 しかも、アッパ君は大厄

 数年前、私が厄年だった時は
 「気の持ちようや、だいじょーぶっっ!!」
と、テキトーな慰めのみだったのに、自分の厄年になると、厄神さんにお参りに行き、お札を買ってきたアッパ君

 今年は二人だよ。どーすんのかなぁ

 アッパ君は、厄除けのお守りを2つ買って、私に1個手渡してくれた

 確かに、気休め。気の持ちようだけど、嬉しい

 昔、カレンダーに書いてあった言葉
 「人の人生に厄はない。躍進の『やく』と考えよう」
というのが、今になって妙に頭にこびりついている

 神様。
 貪欲な私だけど、多くは望みません。
 何事もなく、穏やか~に1年が過ぎてくれますよう、それだけお願いします

 

 
 

 







書初め

2009年01月04日 14時53分19秒 | 息子の話
 子ども達の冬休みの宿題、一つだけ残し、完了

 その一つとは…書初め。

 1年生の娘は、硬筆
 3年生の息子は、初の毛筆

 明日から、仕事始めの私。
 留守中に起こるであろう惨劇を想像しただけでも、身震いが

 「お願い、頼むから、今日中に仕上げてちょーだいっっ」

 しぶしぶ息子は自分の部屋へ

 すかさず後に続く私

 隣の部屋で洗濯物を干しながら、ちょこちょこ覗く

 ふむふむ。なかなかできてんじゃん。


 そう、とても上出来だったのだ、
 「オンマー、できたぁ」
 と言って、息子がまだ乾いていない練習紙を踏んでペタペタ歩き出すまでは


 その後は、ご想像通りの修羅場になったのは、言うまでもございません

 

 
 

ただいま。

2009年01月03日 21時40分56秒 | 番外編
皆様。

明けましておめでとうございます

新年を機に、戻って参りました

の具合は…まずまずでございます。

以前、一度だけ表示された「CPUの異常」…あれは、何だったのだろう…(遠い目)

お休みしていた間も、「ひとこと」やメッセージにてラブコールを送って下さった方々、どうもありがとうございました

戻ってきたとは言え、放置気味になるのは明らかなのですが、どうか温かく見守っていただきたく思います。

では…今年もよろしくお願いいたします。