sptakaのブツブツDiary

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7月21日(金)再び秋田のヘンな女

2006-07-22 02:37:41 | 政治・経済・事件・公務
 犯罪の影に女ありとはよく言った。男社会から見て、犯罪には女が結構絡んでいるということかも知れない。
 前にも散々書いた。福祉行政がおかしいということも。鈴香は健康で働ける身分にあるのに、何故か生活保護を受けていて、毎月15万円くらいもらっていた。あの家族には他にも生活保護の恩恵を受けている者がいる。年金徴収する社会保険庁でも、無意味に免除させている対象者が相当数いて、充分に払えるのに免除対象となっているらしい。行政に全くやる気がないと、クレームいうくらいなら、おとなしくさせようとどんどん恩恵を与える。世の中そういうものらしい。
 鈴香が家賃1万6千円で、あの3DKの一戸建て団地に住んでいられたのも有名な話だ。あの田舎は、団地を格安提供して、若い子持ち夫婦に入ってもらって、高齢化の過疎を少しでもなくして、人口増やして、税金落としてもらおうという政策だったのだが、悪用されて、片親子持ちが数軒入っている。しかも生活保護じゃ、やらない方が良かったという結論にもなる。偽造結婚で入って、まもなく離婚されたり、しかし離婚したからといっても、既得権を行使して強制退去にはできない。福祉は悪者に逆用されるし、行政側もまあ、しょうがないといって、甘く福祉を利用させる。その積み重ねが鈴香にはあった。
 2ヶ月前に、一人の安部というレポーターだけは、この殺人女に入り込んで、たくさんレポートした。すべて彼女の都合がいいように、彼女を擁護したのだが、今となっては、ただのアホといわれる。殺人鬼を、無罪だとこの馬鹿はテレビで百回も言っていたからだ。逆に被害者の豪憲君のパパも、1誌の週刊誌にだけ連載でコメントしていて、他はだんまり。事情はあるだろうが、一般的に「ここだけ」と付き合う相手というのには、どこか後ろめたいところがあると思っていい。
 うわさはどんどん一人歩きする。もちろんうわさには根拠もある。豪憲のパパと鈴香は仲が良かったその他。
 鈴香のママは、水商売の経験がある。はたして鈴香は不明だが、その噂はたくさんある。ヘンな女というのは、首から「1泊2万円で売春します」と札下げて歩いた時に、「俺も」と手を上げる男が相当数いるということだ。町外れのどこの女かも分からない相手とならば、腐れ縁になることはないといわれる。しかし、隣に住んでいる女とか、自宅を知っている女、まさか自分の自宅や家族構成まで知られている女と、そういう関係になるということは、通常男にとって相当辛い物がある。なぜなら、こういう女はすでに世間に怖いものがない。失う物がない。しかしその男にとっては、いくらでも失ってしまう物がある。脅かされると男がひよってしまう。開き直った女というのは、怖い。女は売春という商売を、2千年前の昔からやっているし、できるものなのだが、男にはそれができない。逆に男は、やらせてくれるならば、誰とでも金を払ったとしても、できるという動物でもある。過去にどうしてだろうと小説を書いた人も大勢いるが、正しい答えが導き出されたという話は聞いたことがない。多分、女は下品でデリカシーがないから、人生の最低ラインまで追い込まれると、そういうことができる。褒めれば「生活力がある」ということでもある。世間の自殺者というのは、男が女の三倍くらいいる。男は褒めれば潔い人生だともいえるが、ひ弱で生活力がないということでもある。男は売春してまで生きろといわれたら「死んだ方がいい」とそちらを選ぶ。違いはそんなところか。
 そういう女に関わってしまうと、こういう事件に巻き込まれる場合がある。豪憲の親戚は「どうして家の子供が殺されたのか?」と嘆いている。何も家の子供でなくてもよかったのに。多分その通りだ。ただ彼女と、顔見知りというだけの面識でそういうことに追い込まれた。関わりを持ちたくない女というのは、こういう女のことだ。逆に男の立場からいえば、彼女と関わってしまったところに、隙があったということになる。最初は小さなお願いことでもあろう。ゴミをついでに捨ててきてとか。それが変な男に頼まれれば「自分で行け」と言うのに、こういう女に頼まれると「ああ、いいよ」と安請負をする。とっかかりはそれだけのことだ。
 全く見知らぬ他人を狙ってくる通り魔も怖い物があるが、意味不明のウソ撒き散らして関わってくるこういう女にも怖いところがある。
 さてたった二人を殺害したというだけなのに、三ヶ月もニュースが続くというのも、異例である。展開が「面白い」と関係ないものには映るからだ。およそ事件は終盤を迎えたのだが、その、どういう関わり? だけでも興味がある。ゴミ捨てならいいが、その次、その次は、どこまで何があったのだろうか。直近では、「彩香の犯人をしりませんか?」という手製のポスターを彼女が町中に張り巡らしたのは、ほんの2ヶ月前のことである。娘彩香が「事故死」だといわれたのに、それは困ると彼女は思った。けっきょく自分で殺したのに、これは「完全犯罪だったのよ」と素人でも言うのに、それでは鈴香にとって都合が悪かった。自分で殺したが、他に犯人がいてくれなくては困るのだ。どうせ理由は犯罪被害者給付金という1500万円なのだが。パソコン音痴の彼女のそのポスター作りを手伝ったのが、PCプロの豪憲のパパであることは、かなり濃厚となっている。関わりを知りたいというのは、そういうことだ。何故断らないのかということを含めても。
 そのパパは、3週間にわたって特定の週刊誌だけの連載に答えたが、肝心な事はしゃべっていない。2ヶ月前に、鈴香に抱き込まれた安部というアホも百回も鈴香の自宅に上がって、彼女のインタビューを流したが、それが全部無意味だったのと同じ事だ。特定だけと付き合う人というのは、いつもそういうものだ、自分の都合で特定マスコミを操ったつもりになるだけ。かつて、本当の百%の被害者が、犯人が捕まったときに、特定マスコミだけとコンタクトをとった例というのは、私は長年の記者生活のなかでも知らない。そんな小細工をする必要がどこにもないからだ。例えば塵肺訴訟でも公害でも、国を訴えている訴訟団でも、どんなへっぽこ雑誌とでも取材には応じる。世間には大ばか者がいて「取材はNHKだけしか受けない」とのさばっている者がいたとしても、こういう馬鹿は言わない。横田めぐみさんの両親は、どのマスコミとでも気軽に話をする。少しでも手助けが欲しいと思っているから。同じように、被害者は、犯人を許せないと、それだけは子供を失ったとしても、声高に叫びたいであろうと、思う。しかし彼の場合には、そうしなかったのも、どうして? とやはり思う。
 この事件は、もうこれ以上の展開は多分ない。あったとしても、少しの広がりがあるだけ。ただ、何故? と言う気持ちだけは、一つとして解決していない事件だというのは、本当に一つも分かっていない。
 さて、さらに別の週刊誌もこのテーマで3回連載を始めている。その彼、結論として本件殺人の理由に「鈴香の社会への復讐」と言い出した。なんだか松本清張でもあり、森村誠一のようでもあるが、無理なくそこへ行き着ければいいが、不安の方が大きい。
 やはり簡単明瞭がいいのか。国からの保険金のダブルヒットで、パパとハネムーンの人生再出発と。まるで小学生が描く夢のような話に過ぎないが、「それじゃ子供だよ」と思うと同時に、犯人実は頭の程度は相当子供だったと思えてもいる。


欽ちゃん球団の消滅
 欽ちゃんという人は変人で、二郎さんが元気だというのに、そりゃいまさらコント55号は結成しないだろうけど、才能に溢れているから、相方と仕事するよりも自分でどんどんやる。しかし珍しいことにこのコンビは二郎さんも相当な人で、むしろ二郎さんを好きだという人も多い。先日美空ひばりの特番だったか、意味なく二郎さんがゲストに出ていて、同時代の人というわけで「二郎さん、美空さんはどうですか?」と質問されていたが「私その時代はオペラに凝っていたもので、美空さんのこと知らないのです」と答えた時にはぶったまげたというよりも、天晴れで拍手してしまった。本来各自の個性というものは、そういうものだ。私だって知らないし、興味はほとんどない。
 さて欽ちゃんは、アマチュアの欽ちゃん球団を創設していた。片岡という女子も選手の一人で、片岡が凄いのは、「高校時代に甲子園を目指して野球していた」というのが、漫画野球狂の詩を地でいっていたということだった。熊本の共学校の野球部に入って、歴代初めての女子といわれた。いまどきソフトボールじゃない。女子高に軟式の野球部があるが、それでもない。女子だけの公式野球もあるようだが、そういう軟派でもない。甲子園目指した男子の公式野球部に彼女はいた。部員だから、練習試合には選手として出場していた。けれど、甲子園の県予選は、男子に限るというわけで、補欠でベンチにいたと思う。結局その学校は、県予選の決勝で負けてしまって、彼女念願の甲子園出場はならなかったが、あれ実現してテレビで女子が選手としてベンチに入っていたら、あと百倍有名になっていただろうと思うと、不運は気の毒でならない。その片岡が選手でもいた。
 チームは茨城県のどこかにホームグランド持っていて、皆自分で何かの仕事についてはいたが、それで毎日練習して、四国の石毛のチームとか、演歌歌手のチームとかと対戦して、都市対抗にも出ていたと思うのだが。
 アマチュアは、何も日石だとか、大日本製紙だとか、プリンスホテルとかの野球部が強いというわけでもないらしい。9時~2時くらいの短縮勤務で、その後3時~6時くらいの練習真面目にやれば、対等だというのは、選手のやる気か。草津のサッカーチームも、その後紆余曲折で活躍は下火になったが、あれも放課後のサッカー練習で、それでもプロチームとして登録していた。
 で、欽ちゃんは、都知事になった青島幸男と体型は似ているのだが、それほど不真面目な人ではないとは思っていたのだ。直接の理由は、所属選手、吉本興業の馬鹿お笑いの淫行条例違反で、罪滅ぼしにチーム解散と報じられていたのだが、本当にそれだけなのかと疑問ではある。実は辞めたいときに、この事件が発覚して渡りに船で解散したように思えて仕方がないのは、欽ちゃんという人は、そういう自分の都合と、飽きっぽい性格で、この数年野球やったのはいいが、もう辞めたくなった時に、所属選手の不都合考えずに、鶴の一声で辞めてしまうのが、「やっぱり所詮芸能人の自分勝手か」と思われて残念と、失望でもある。タレントというのは、自己中心につき、たまにそういうことをやる。
 野球、サッカーは、アマでもプロでもいいのだが、経営で黒字ザクザクというわけには、なかなか行かないのは知っている。それでもオーナーは多少の赤字は覚悟してやってみるのだが、あまり赤字が続くと、いい加減に辞めたくなる。サッカーJリーグは、16チームくらいと、J2にもたくさんチームはあるが、黒字はどこにもないとも聞く。しかしすでにいまから、どこかを消滅させることはなかなかできない。いや消滅するくらいなら、いくらでもブームにつき肩代わりしますよという企業があるのだろうが、この欽ちゃんはそれがなかったか、あったとしても、本人が飽きて断ったと思われる。彼はそういう人だ。
 結婚よりも離婚が難しい、創業よりも倒産が難しいというのは、処理するべき事が多すぎるからで、すでに生活のリズムをそこで作っている関係者が大勢いて、それを事無く処理するのは相当難しいからで、彼のように、創業よりも解散が簡単だとすれば、関わった人が明日から路頭に迷うといっても「ああ、そうですか」で済ませる人にとっては、解散は簡単なのかもしれないが、こういう奴は、本当に信用できないと、失望繰り返してしまう。そもそも創業に無理があって、だって、得点入れたときに観客に「ありがとうございますと、言おうよ」と2年前だかこの欽野郎は言っていたのだが、そんな間抜けな野球ってあるのか? と思ったことがあった。コント55号は、王貞治の55号ホームランから名づけた名前であるくらいに、欽は野球好きだったのだが、タレントのお金ザクザクの余興でこういうものを始めて、参加したのはいいものの、本人が飽きたら「はい、さよなら」じゃ、迷惑千万、馬鹿にすんじゃねえよと、怒り出すのがいても仕方がない。だったら野茂は大阪でチームを持っているが、見習うべきはこちらだ。
 さもなければ、この程度のアマ球団でも、選手は天狗になるほどのアホ連中の集合体で、放っておけば、全員淫行するくらいに、頭がおかしい連中ばっかりで、本人はとうとう嫌気がさしたのかの、どちらかなのであろうが。まあわずかに数年間ではあったが、好きな欽と野球できたのは、それだけで満足、明日から転職とかで、済まされる話題じゃないと私は思うが。

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