sptakaのブツブツDiary

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西日本大災害には行政責任があるのだが

2018-07-14 09:15:12 | ブツブツ日記
西日本大災害
 死者不明者で260人に達していると報じられると、御巣鷹山の半数くらいになったのかと、規模の大きさを知る。
 広島でも岡山でも、潰れた家屋の映像見ると、住宅地として不動産販売している以上は、自治体がそこを宅地として許可したことが、マイホーム販売の根拠になっていると思うのだが、その瑕疵責任というのは、天災をいつも免責して、問われたことがほとんどないのは、裁判と行政が甘いからだと思っている。少なくともローンを35年で組むなら、その間は保証期間であり、自然災害などはすべて適応しなければ本来の行政の姿じゃないのだが、それがほとんど放棄されているという、ここでも大甘の公務員貴族社会がある。
つまりそれは、こういうときこそ自己責任だと、行政は多分言いたいのだ。平たく言えば、広島岡山には住むなということであり、どこかの平野の真ん中に住めとか、嫌なら火山豪雨の日本を出ろとか、もう無謀でしかない。
 実は土砂災害のそのほとんどは、治山事業の失敗であり、天災などではないのだ。山崩れは無謀な伐採と安易な植林が理由だし、東京だって、葛飾江戸川、いや隅田川でも川底は住宅地よりも高いところにあって、スーパー堤防などは、いつでも決壊しそうだ。春日部の辺りとか、環七の下にどでかいトンネルの水逃がしがあるといっても、どう機能するかは怪しいもんで、首都機能の停止を防ぐために、首都は異様に安全が二重三重になっていると、いくらかの安心担保はあるけど、その時になったら、あっさり諦めるに限ると思える。50年前はいつでも下町は水害になったのに、今は上にダムやらがあるから、ほとんど聞かないけど、雨量によったらいつでも起こりそう。
 石狩川の三日月湖は豪雨の象徴だといわれたし、荒川の大氾濫で関東平野が形成されたわけだから、いつだって起こりうると、いつも思ってはいるのだが。
コメント
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