他人の携帯を覗くと

家政婦は見たという、覗き見は誰もが好きだ。大相撲の八百長は、事件にはならないのに、ポリが野球とばく大相撲とばくをあさる途中に、八百長メールが出てきて、伏せてもいいのに出さないと相撲とばくまで追い切れないと思って、余興に公開したものが、こんなニュースになっている。
　他人の携帯を覗くな、携帯は壊れても、本社に証拠が残る、テキストなどは、動画に比べて永遠に百年先まで全部残る。同じように、死体を車で運ぶと、ナビをオフにしていても、すべての軌跡がそこに残る、消しても残る。しかも防犯カメラは日本中のどこにでも置かれるようになった。というのだから、本気で八百長犯罪しようと思うものは優秀でなければならず、相撲取りごときにそれはできない。携帯がない時代にはバレなかったものが、今はばれるとそれだけのことだ。
　にしても、他人の携帯などは、夫婦でも携帯を覗くと離婚の原因になるというわけで、あんなものは妻の日記を見るかみないかと一緒で、見ても仕方がないと、どうして相撲協会は言わなかったか。ポリに覗き見趣味はやめろと、４人だけ首切りして、スルーできなかったのは、魁傑は怪傑ゾロではなかったということだ。
　島国の人は、覗き見が大好きである。立ち聞きも大好きだ。見ても聞いても黙っているのが大人で、ポリも幼稚だからしゃべるようになったというと、変か。

いまだに老害だけの石原慎太郎

東京都の石原慎太郎知事（７８）は４日の定例会見で、日本相撲協会の八百長問題について、「あんなものは昔から当たり前のことだったんだよ」と、約５分を費やし持論を語った。

　９８％の人が相撲に八百長があるというのに、建前だけで動いている相撲協会とか政府に嫌気がさして、阿呆の慎太郎が、この程度のことを言うだけで、
都知事は本音を語れる人
と、今でも４期目の都知事候補に推す連中が多くて、たぶん７割くらいは来期も慎太郎が知事をやるとは思うが、しかし人材不足を嘆く。
　何がいけないかといっても、このくそオヤジが、５０年前の夢をもう一度見ようと東京五輪を誘致するとか、あるいは池袋にも都電をもう一本走らせるとか、東京駅の改築には大正時代の震災前の東京駅を復活しようとか、こういうのをただのボケ老人の懐古趣味というわけだ。人間間もなく死ぬとなると、なんでもやりたがる。
　老いては子に従えと慎太郎に言うと、こいつは逆上するか、うっ血して脳卒中になるか。
　しかも中国をたたけ、日本も核武装しろとは、最近そういう完全右巻きを支持する連中が多いのだが、ここまでいくとダダのバカ。
　にしても、それ以外の６割程度の都の行政は正しいと思うけれど、そんなものが誰が知事やってもできそうに思うが、案外できないのは、どうしてなんだ。政治屋なんて難しい仕事じゃないんだよ、票稼ぎの乞食商売だからねえ。
　世間は菅とか、鳩山、枝野なんて見ていれば、昨日まで人の批判していたものが、「じゃ、自分でやれ」と言われると、何もできないという、ひ弱な市民政党の野党の化けの皮が剥がれたから、慎太郎みたいのがやっぱりいいというけれど、こんな世襲制の北朝鮮みたいな野郎、子供を議員にするようなもんに、ろくなもんはいないよ。すべて悲惨。