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sptakaのブツブツDiary

sptakaさんは、毎日ブツブツ発言しています。

1月28日(土・夕方)大竹しのぶ 48歳

2006-01-28 12:41:14 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
82年・服部と結婚
85年、二千翔(にちか・長男)誕生
87年、服部ガンで死亡
88年、さんまと結婚
89年、長女のいまる誕生
93年~99年、野田秀樹と同棲
 大竹は僕が知っている女優の中では、もっとも本来の女優らしい女だと思っている。雑誌編集の仕事で、たまたま芸能をやっていた時代もあり、たまたま大竹しのぶに接近した時代もあった。彼女がブームの自伝を出したらしい。読んではいないがおおよそのことくらい、それ以上のこともわかる。
 TBSに勤務していた服部は、東大卒のディレクターで、女関係にだらしないプレーボーイだったが、仕事はできた。当時彼は2度目か3度目の結婚中で、歌手の中村晃子とこれは公然と交際していた。二人でハネムーンにも出かけていた。中村晃子といえば、「虹色の湖」の一発屋だったが、今でも相当なファンが多い。ちょっと不良っぽくて、ゴルフでいえば、10年後のさくらみたいな感じがする。私も嫌いじゃない。せめて、彼女は30年前のヤンキーで、テレビで野球拳をやれば、本当に生番組でそれをやって、ビキニになってしまったし、司会者の前田とフィーリングカップルだといわれて、生中継で泣いてしまったというかわいい、危ない女だった。
 ところが大竹がこの交際に割って入って、服部を奪うことになる。有名な談話がある。「服部さんは、マイカーの赤いフェアレディZに彼女を乗せて、車のなかでキスをしていました」と、中村がいう。大竹も「服部さんの赤いフェアレディZに乗せられて、デートはしました」。当時大竹23歳くらいのアイドルだったか。
 若さで女が男を奪うというのは、こういうことだ。ヤンキー中村晃子もモテモテだったのだが、たとえば米倉涼子みたいだとしても、やはり20歳のアヤヤに軍配が上がる。男を落とす場合、女は若さを使う。
 しかしそういうどうして、タダのプレーボーイごとき女ったらしがそんなにももてるのか。大竹はすでに映画青春の門で裸にもなっていたし、演技派として力もある。しかし・・・、女優という水商売はある時期とんでもなく失敗して、一気に食えなくなる不安が、そこまで映画の主役を張れるようになっても、恐怖心がある。
 実は私は埼玉の川越の高校時代の同級生に「中学のとき、大竹しのぶと同じ中学だったんです」という友達に当時あっていた。なんだ?どこだ? 埼玉の鳩山村というとんでも田舎だった。大竹は、実は小中学校の6年間くらい、こんな山の中に住んでいた。学校教師の父親が結核もちで、空気のきれいなところにへと、転地療養していた。母親はえすてるさんというが、二人ともキリスト教だった。父親がこうして働けなくて、一家は貧乏生活をする。普段着も、教会のバザーからただでもらっていた。「大竹しのぶの赤貧時代」なんていう、記事もいくらでも当時書いた。でも心は豊かだったというのが、キリスト教の教えである。
 大竹は高校時代にオーディションから芸能界に入って、しかし、その貧しかった時代にはどうしても戻りたくない。服部というプレーボーイを選んだのは、彼がTBSのディレクターであり、彼を夫に持てば、少なくとも自分がいくらへぼをしても、食いっぱぐれはないだろう。三田佳子がNHKのディレクターを結婚したのと同じだ。当時三田と夫の間には50倍の給料差があったのだが、それでも不安なのが女優という商売でもある。
 中村晃子がその後二度と恋愛せずに、結婚しないのは、この破局の大きさを物語っている。
 さて長男の出産は、服部がガンの宣告を受けた後だと思われた。夫が死んでも、子供は残したい。大竹は計算する。今となればこの計算は正しかった。抗がん剤を使用した夫との間の子供は、薬で異常になるばあいがあると、素人判断されていたが、多分にこれは美談であって、そんなことはあるまい。大竹はどの道健康体であって、避妊さえしなければいつでも子供を妊娠できた。
 さて服部が死んですぐに、さんまと恋愛、結婚になる。さんまは、当時も年収10億円、今も10億円。お笑い芸人は、こんな出戻りの大竹じゃなくて、20歳くらいの若い子を吉本ならいくらでも紹介できた。売れっ子芸人というのは、そういう嫁さんをもらえば本来は安泰なのだが、大竹はここでも金づると結婚したいと思う。そこまでまだ、貧乏はいやだ。
 この二人の結婚は本当に不思議だった。百恵、友和と同じように、周囲の誰もがそれを望めば、自然と二人は「そうかなあ」と思ってしまうというような感じだと思われる。
 二人はドラマで競演して、仲良くなった。時々お泊りデートもした。そのとき、大竹は「今日は大丈夫」だとさんまにいう。そそっかしいさんまは、「ほなら、中出ししまっせ」と、それで妊娠した。今回この本のテーマは、その妊娠で結婚宣言したものの、実はそれは流産だったという告白がメインとなっているらしい。しかし、当時週刊誌は確かに「流産だった」と大きな記事を書いた。
 それを書くときに、私は大竹本人に会った。「流産」と書いていいのか。間違いだったら、相当な名誉毀損になるが、違うなら違うと言えと彼女に迫る。
 この子がいいのは、決してウソは付かないということだろうか。彼女はほとんど無言で、「無言なら認めたと理解して記事を書く」と宣言しても、無言だった。そうして記事にした。何もクレームはない。
 あの頃マスコミは逐一二人の行動を追っていて、数日間の大竹の空白と状況証拠などで、詳しくはもう忘れたが、妊娠を確認し、そのまま終わったことで「流産」の結論を出す。
 問題は、彼女はさんまと結婚したいために、「大丈夫」のウソをいい、あるいは男のその瞬間に、相手の体を抱き寄せたということだ。さらに大竹はベッドの上でもさんま相手に演技をした。大竹はすでに演技派として、誰にも負けなくなっている。さんまというシロウト芸人は「男女七人夏物語」や「秋物語り」では競演して人気を得たが、大竹の演技の前では、とんでも子供。後家となった女にだまされた。
 そしてその後また妊娠して長女出産するが、離婚する。
 離婚の経緯は、女優はやはり普段は男なのだ。大原麗子が森進一と離婚したときに、森が「家庭内に男は二人はいらない」といったのは有名で、普段の女優は間違いなく男性分になる。あれだけ望んだ女が、実はこういう生態だったというのに、さんまはそのとき気が付く。キャバクラで20歳を口説いてお持ち帰りするなど簡単なこと。それだけを繰り返していたさんまは、女とはそういうものだとあの年、30歳を越えても、対女性関係の認識などはシロウトといっていい。それだけの男だ。気が付いたときは遅かった。その後さんまは、再婚できない。総理大臣の小泉と同じだ。
 さんまと大竹がバブル時代に建てた、偏屈なつくりの豪邸とは、10億円といわれたが、売却すると3億円だった。7億円の損は離婚したさんまが被る。ただ、離婚後また人気の出たさんまにとって、この返済は少しの苦労ではあったが、難しいことではない。こうして彼女は服部との間に長男、さんまとの間に長女をもうけた。彼女はその後、いくらかの貯金はある。3億円くらいで一戸建てを深沢に建てて、今もそこにいる。その長男は慶応高校から慶応大学に進んでいる。父親が厳格なキリスト教で、学校教師をしていたのだから、三田佳子の馬鹿親のように、子供が覚せい剤をやるということにはならない。しかも二千翔、いまるという素敵な本名は、誰もが知っているという自然の要塞が世間にあって、二人は間違った生き方はできない仕組みになっている。
 その後の野田秀樹との同棲は、これは大奥と子供みたいなこっけいな顛末だった。野田は片時の父親代わりに大竹に利用だれただけで、演劇界の才人とはいっても、あの同棲記者会見の本人のはしゃぎようは、よくいいってタイゾーくんであって、私も笑い出した。「どうせまもなく厄払いになるというのに」。大竹の手のひらにいただけのこと。
 同年代の男優では役所広司が一番の演技派だと私は思う。その大竹と役所を使ったドラマは、読売テレビの鶴橋が何度かいい作品を作った。鶴橋というのは、浅岡ルリ子のボーイフレンドともいわれた男で、演出家としては、かなりの実力者と、多くの作品賞に輝いている。業界では、鶴橋ドラマに出られれば一人前ともいわれる。芸能界のドラマ映画の製作者側に、大竹のファンというのは、とんでもなく多い。吉永小百合よりも、三田佳子よりも、誰よりも多いと私は思う。
 結局大竹は仕事でも私生活でももっとも女優らしい道を歩んできた。今でも来る仕事はいくらでもあって、断るだけが仕事となる。そして普段しゃべっているあのまどろこしい、たどたどしいしゃべり方は、多分演技がそのまま自分のしゃべり方になっている。普段はヒステリックな女が、愛犬と話しをするときには、子供に返ったような言葉になるのと同じことだ。知っている者には見えすいている。しかし、それであっても好感がある。知らないものは、くもの巣につかまった蝶々のように、恍惚となる。
 自分のトラウマで、精神的に恵まれていても、経済的に子供でも苦しかったことを、そういうことだけにはなりたくないと思って、そして実践してきた。抜き差しならない女で女優なのだが、だからこそ女優らしいと私は思う。

1月10日(火)里谷多英はセックスをやったか?

2006-01-10 00:09:33 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 五輪直前だというのに、モーグルの里谷の調子が悪い。ほとんどダメだろう。原因は1年前のセックス報道。私もこの騒動には少し関係した。
 事実関係をいえば、里谷はその六本木の外人バーで、実はこのバーは、スポーツバーとして有名で、4年前のワールドカップのときは外人で盛り上がっていたものだ。六本木にあって、午前5時までスタンド形式で、うるさい音楽で営業しているのに、ビール千円とは安い。しかし200人も狭いところに入る。私この店嫌いじゃない。4年前にもいった。そこに彼女も、白人モーグル選手と入っていた。午前2時に。店員はナイジェリアの黒人。
 さて、ジャパンの女と白人がいちゃいちゃしていれば、ナイジェリアは機嫌は悪い。ソファーに二人で、「そこはVIPだ」と、ナイジェリアが注意した。多分白人が「ニガーがうるさい」といったと思う。里谷かもしれない。そこで黒人に里谷と白人は羽交い絞めにされた。白人は情けないことにノックアウトされて、里谷は、黒人に噛み付いて、自分の歯を折った。
 この話聞いたときに、「よくぞ黒人にレイプされなくてよかった」と私は思った。この店に、そういうことされたい日本のアホ女がよく出入りする。こうして両者とも警察に呼ばれて調書取られて、喧嘩両成敗で終わった。
 さて、ここから文春のセックス報道が始まる。店内で二人の様子を、別の客が「セックスしていた」とコメントしたからだ。本当にそこまで見えていたのだろうか。里谷の方は、もう一人3人目の連れの、カナダマネジャーが、反論会見したが。これは店内の反対方向にいて、詳細は知らない。
 里谷なら(セックス)やりかねないといった人もいた。里谷は同じ時期に離婚していた。原因は里谷の暴力だったらしい。女子といっても、スキー選手は筋肉マンで、自由奔放。しかも、デタラメセックス報道程度は本人は無関心ともその人はいう。
 しかしこれは間違いだった。事件の後遺症で全然練習できなくて、1年後の現在このざま。
 彼女はフジテレビの社員で1500万円くらいの給料をもらっている。他に1千万円くらいの強化費が出ているのか。それとスキー連盟のしがらみがある。
 フジのしがらみでは、その頃フジはホリエモンに買収されかかって、里谷どころではないと会社は思っていた。連盟は、フジの意見に従うだけ。
 実はそのときに、里谷は会見を開くべきだったのだ。例えフジごときをクビになったとしても。「暴力は振るいました。歯も折りましたから。でも店内でキスはしてもセックスなんかできるはずはないじゃないですか」と。
 そうすれば、すべてが1年前にクリアになっていた。スキーに打ち込めて、今頃トリノの代表に大威張りでなれていたはずである。しかしそうしなかった。
 半分の確率で彼女はセックスしたとすれば、それは自業自得。そんな社会常識にも欠ける、午前2時に六本木うろつく選手は、多分大成しない。今と同じ状況。
 半分はキスはしたけど、セックスなどしていないとすれば、今の不調は、報道のせいというよりも、その事後処理の間違いだった。自分に正義があれば、瞬時マスコミにそれを語るのがいいとされる。つまらないことに我慢していると、デタラメが本人の一生のレッテルになる。だって、今でも仮に金メダル取ったとしても「ストリートセックスの金メダル」と言われる。
 フジと連盟の事なかれ主義と、前回五輪のメダリストが、たかが1500万円程度の給料に縛られた本人の浅はかさ。CMに1本でもでれば、その倍は軽い。有名選手はそうやって稼ぐものだ。
 周囲の取り巻きの無能と、里谷本人の器量のなさが、今日の結果を招いた。1年前から私はそう思っている。どうせまもなく、彼女はフジをクビになる。

1月8日(日)松井・井口のWベースボール不参加と、ヤクルト石井の裁判

2006-01-07 23:26:29 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 そうだよ、そうだよ、ソースだよと思うね。ようやく野球もまともな選手が増えてきた。ワールドベースボールはどうせつまらない経緯で、プロなのに高校野球みたい事をやろうと、読売が外人チームに勝ちたいからごり押しで決めたようなくだらない試合である。3月の2,3日でドームで開かれるらしい。野球というのは、サッカーも同じだけど、1年のリーグ戦をやってそこでようやく勝ち負けが決まる。五輪のように数日間で金メダル決めようなんていうものには、馴染まない。大体先発が5人いるってのは、1年中毎日試合をやるからそういう人数がいるわけで、1試合だけならその人数いらないから。
 そういう高校生みたいな試合をやろうと、読売が始動したからには、子飼いの王貞治としては監督やらざるを得ない。けど、大リーグでさえ、こんな試合は相手にしてないわけだから、松井も井口も不参加決めたってのは当然のことだ。本気で日本のプロ野球を大リーグ並みにしたいと思ったら、日本シリーズを早めに終わらせて、ワールドシリーズのプレオフに日本の球団も参加しないとダメだ。前から言っているようにね。
 イベントというのは、客がどれくらい入るのかが大事で、大義名分で悪代官の趣味で始まるものじゃない。そういう当たり前のことにようやく松井も井口も気が付いていた。遅すぎる。
 例えば、五輪のスノボーは日本が強いと思っている人がいたら、それは大いなる勘違いというものだ。Wカップでは童夢とかメロとかいうおかしな名前の兄弟がいつも表彰台に上がっているのだが、あんなアマチュアの大会などには米国のプロは通常見向きもしない。しかしせめて五輪くらいにはそういうのが、大挙して参加する。というわけで、いつものように日本は勝てない。世間相場というのはそういうものだ。
 同じようにヤクルトにいる石井というのは、口約束のポスティング不履行に不満を言い出して、ついに法廷闘争に入ると新聞にでている。それが本当だったら、立派なことだ。西武の松阪も、巨人の上原も、毎年ポスティングに騙されて人生を棒に振ってきた。上原などは、「残りの野球人生はふて腐れて過ごす」と宣言している。これじゃ、健全なチームじゃないよね。「所詮野球選手ごときは、球団の飼い犬なわけで、普段は適当にウソついていて、肝心なときには人身売買には応じないよ」というのは、読売のナベツネの口癖で、そんなデタラメにいつも飼い犬は静かに従ってきた。その当たり前のことにようやく自己主張し始めたのが、その石井とやら選手で、これだって10年遅すぎるってわけだ。舐め腐ったことはさっさと改めてください。

1月3日(火)国見が大阪朝鮮高校に負ける

2006-01-03 18:43:51 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 すごいことが起こったと思っているのは、私だけか。高校サッカーが在日の外人学校にも解放されたのは、ほんの3年位前のことだと思っていた。例えば大阪には、高校のサッカー部は200部を下らないのに、朝鮮、韓国学校の数は、どうせ2つか3つくらいだ。であっても、何故かサッカーというヨーロッパのスポーツは、韓国の国技になっている。いつからだか知らない。
 「県立高校にも、東大の受験資格はありますよ」というのは、当たり前のことだが、いまどき首都圏の公立高校から東大に進学する者の数など知れている。私学の10分の1もいるのだろうか。公立の学校の堕落と腐敗はひどい。
 サッカーも同じことだろうと思っていた。文部省が推薦する高校の野球や、サッカーは、何故か日本人の学校に限るという馬鹿馬鹿しい歴史が相当続いていた。ようやく建前だけ解放されたのかと、たかをくくっていた。
 ところが大阪からこの冬には、大阪朝鮮高校という学校がサッカーの代表になってきた。1、2回戦を簡単に勝ってきて、ついに今日は一昨年優勝だったか、この数年では素晴らしいサッカーをやっていた国見と3回戦で対戦した。そのダイジェストをテレビで見ただけだったのだが、わが国見高校は、あっさりと何のいいところもなく、その大阪朝鮮に負けてしまった。その学校はこれでベスト8。あと1勝で国立でゲームをする。
 在日の韓国学校は、どうせ意地汚い日本人の嫌がらせにこの60年、泣いてきたはずである。日本人の村八分意識というのは、世界一汚いと私は思う。死にそうな人が目の前に倒れていても、誰も声を掛けずに、この冬なら静かに死んでしまうのが常だ。そういう馬鹿な国は世界中で日本しかない。
 朝鮮学校が注目されるというのは、いいことだ。たった、一つ二つしかない学校だけなのに、恐ろしく強い。体格も日本人以上にしっかりしている。4年前のワールドカップで韓国が4位になっただけのことはある。日本代表など、鹿島の中田のふて腐れたプレーで、簡単にトルコに負けた。その責任を誰も中田に求めないという、この猫かわいがりの馬鹿ぶり。
 サッカーごときで韓国に簡単に負けるようでは、その他のスポーツはすべて押して知るべし。
 しかもその生徒は、一体昭和50年代いや、間もなく平成に日本で生まれたのに、どうして国籍が韓国のままなのだ。親族が韓国からやってきたのは、100年前か、50年前か。生まれた国の国籍がないなど、これも愚かな国がやっていることだ。どうせ藤原の代まで遡れば、天皇家であれ、大陸、半島からやってきた民族だ。そんなの小学生の歴史でも習っている。この閉鎖的なボケ頭の国民性を自虐、自戒するのに、大阪朝鮮が国見に勝ったことは、いやおうなく気づかせる。どうせなら5日にあと一つ勝って、国立でそのサッカーを見せてくれ。
 ちなみに、まったくひ弱になった浦和の代表は、こともあろうに後進県の茨城に簡単に負けた。今どき縦パス一本だけで、赤き血のイレブンの浦和南のOBが監督やっているなど時代錯誤だ。どうせ30年以上も前の話だろ。実は25年前から、浦和でもまともなサッカー野郎は、帝京のパス回しのサッカーがいいと言っているのに、この赤き血のイレブンの残党は、未だにイングランドの縦パス一本の頭に合わせるだけのサッカーがいいと思っているという時代錯誤。そんなチームは勝てるわけがない。負けて当然。浦和のサッカーは、変わらなくてはならない。

11月21日(月)高橋尚子は宗教団体のカリスマ

2005-11-21 07:08:31 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 マラソンで優勝しだだけなのに「皆、3年後とかに目標を持って生きてください」なんて、言われたら、そりゃ怪しいぞ。お前は池田大作か?まあいいか。
 マラソンは人生だなんていわれて、皆子供の頃には一回くらいは持久走の経験があって、ああいうのは辛いのは知っている。それで記録だせれば、これは分かりやすいカリスマで、3年後には議員にでもなってるんかい。
 巨人とマラソンは、スポーツじゃないんだね。伝統芸能なんだよ。いまどき五輪のマラソンなどは、真夏のキチガイ行事だといわれて、トップクラスは皆拒否して、でないんだね。ところが日本人はそれが目標となっていて、30度あったとしても、甲子園で連投連投は、ダメだといわれているがやっているしね。世界でマラソンだけで、こんなに商売できる国は他にないですよ。巨人のヘボプレーヤーにしても。
 ファンが多いんだからしょうがないけど、もっとシャラポワみたいに、理屈ぬきで強いだけってのが、好きだけど。国民性ってのは、こんなところにあるんだね。今どき女子校の陸上部は、短距離選手なんてどこにもいません。全員がマラソン。女子野球も、女子サッカーもあまり普及してないからね。ケニア、エチオピアが遊び半分でマラソンやってるのと、日本人が必死になってるのが同じくらいで、こりゃ力道山が外人やっつけつのと、同じ感じがするんだけど。
しかも市ヶ谷の先、学生援護会のとこのカーブが「魔の坂」だとは、ちょっとねえ。うちの団地の階段の方が、ずっと魔ですよ。

11月15(火)文脈の乱れ

2005-11-15 03:02:50 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 結婚する子供が、親に「別れの挨拶」をすることを、皇室では「朝見の儀」と言うそうだ。感謝の挨拶ではないのが、皇室らしいといえば、そうなのか。いや、普通は「別れ」ではなくて、「感謝」だと思うのだが。
 サーヤが、天皇夫婦、アキヒトにこう言っていた。
「長い間、深いご慈愛の中でお育ていただきましたことを、心よりありがたく存じます」
 やはり、別れではない。感謝だと思うのだが。
1、「~の中でお育ていただきました~」
 とあるのだが、慈愛の中とは、用法がおかしくはないのか。改めて調べてみる。「の中」の用法は多いのだが、多分「抽象的な事物の内部」という説明が該当するように思える。「心の中が読めない」「言葉の中に皮肉がある」など。
 さて慈愛は抽象的ではあるのだが、「慈愛の中」という使い方は、一般に馴染みが薄くはないのか。いや、誤った使われ方じゃないのかと思える。慈愛を「慈悲」「博愛」と変えてみて、慈悲の中、博愛の中とは言わない。間違った使い方は困る。
2、「育てていただきました」
 とあるのだが、頂くは謙譲語である。用法は複雑だ。しかし「動作者の意思に基づく場合」として「先生に誉めていただきました」「教えていただいた品物を~」と使う。また「受けての意思に基づく場合」として、「詳しく話していただきたい」「嫌なら帰っていただこう」とある。
 さて、お育ていただくは、一体どちらか。親の養育の義務と、子供がそれを受ける権利が、そこにあるとすれば、両者の意思であり、そういう場合の「いただく」の用法はない。ということは、これも日本語の誤りとなる。しかも例えば、養育の義務を果たす場合、納税の義務も同じだが、「納税をいただく」とは言わない。役所が「いらっしゃいませ」と言ったのをふざけるなと書いたのは数日前で「ご苦労様といえ」と書いた。義務を果たすとはそういうものだ。何でもいいから、相手を尊敬し、自分は謙譲すれば、それで会話はOKだというのは、安易で形式的過ぎて、本心じゃない。
3、「長い間、深い愛情で、育てられましたことを、心から感謝いたします」が、正しいものの言い方だ。
4、対してアキヒトはなんといったか。「このたびの結婚はおめでたいことであり~」と、言っていたと記憶する。めでたくない結婚はありませんが。
5、こういう皇室の短文であるが、その乱用は、これが皇室の品位がなくなったことだと、最も懸念していたのは、多分三島由紀夫であった。アキヒトやサーヤが悪いのではなく、宮内庁はじめ側近が堕落したのだと、彼らは言う。過去、ヒロヒトの玉音放送は、安岡せいとくという、儒学者が赤字を入れて、原稿を訂正したと言われた。いま、この朝見の儀程度のことでも、その原稿を正しくチェックできる者がいない。
6、私が思ったことは、せめてロイヤルファミリーの言葉のやり取りである。NHKが標準語でしゃべるここと同じ。それができないようでは、相当堕落していると思わざるを得ない。と同時に嘆かわしい。わずかに短い言葉でも、軽はずみに使用されては、困るものだ。

11月9日(水)未だにアマプロ言っている将棋、スケート、野球

2005-11-09 00:36:26 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 アマプロの境は「垣根」なんていってるが、昔は職業野球(プロ)を卑しい仕事だと馬鹿にしていたものだ。1900年代の前半の話だけどね。プロはショーをやって、客に媚びているわけで、それでカネもらっている、貧乏人がやるスポーツだと。しかも本気じゃないと。いいねえ、そういう硬派は。
 そういう貴族のアマスポーツに、いつの間にかプロが反発してきた。プロの方が本気でやっているぞと。テニス、ゴルフは、間違いなくそれがうまく機能して、プロはアマの手本になるようになってきた。
 ところが未だに時代錯誤はある。将棋なんてのは、もう馬鹿馬鹿しくて、真面目に書く気にもならないが、どこぞのアマがプロと6番勝負やって、それに勝ったことを各新聞が一面に報じている。市立船橋のサッカー部だって、プロに勝ったことはあるんだぞ。アマプロのイベントが、将棋界挙げて騒ぐものですか。所詮新聞社パトロンでお遊戯やってるのが実は将棋連盟なんですけど。将棋は文化だから廃れないけど、連盟は崩壊します。
 問題は女子フィギュア。浅田という中学三年が、先ごろの北京の世界大会で2位になった。彼女は名古屋の選手で、実は名古屋は、この20年、どんどんスケート選手を輩出しているのです。何故なら景気がいいから。見栄っ張りだし、女子のお稽古事ですね。美樹ティもそうだし、前の伊藤みどりもそうでした。その伊藤の先生が山田満知子で、浅田も同じです。ところが15歳はトリノに出場できないのだと。なぜなら、前回五輪の15歳が、優勝したとたんにプロに転向して、スケートオババは焼きもち焼いて、若いのは出場させないと。スケートなんてのは、特に女子は、中学生年齢が4回転ジャンプできるわけで、高校生になると、デブになってできなくなるというわけです。美樹ティは、もうできません。しかもプロ転向した人は五輪には出さないと。水泳も陸上もアマプロオープンの時代だというのに、プロレスだってアマもオープンですよ。とんでもなく保守的なのは、東ドイツとロシアのスポーツだからでしょうか。でもその実態はというと、前の金メダリストは、ホーネッカーの愛人だったわけで、ろくなことしてません。
 プロ野球もね、最近ようやく、野村監督はアマ、プロ自由に行き来できるようになったけど、でも江夏が高校野球の監督やりたいといってもできません。そうそう、高野連こそが、ホーネッカーなんですよ。
 ところで、東京新聞によれば、東条英機は皇民だったそうで、それは皇室の親戚みたいなものであり、だからこそ鬼畜米英の東京裁判など受けずに、自殺しようとしたが、失敗したと書いてある。あの戦争は聖戦であって、必然だったのだと。
 はっきり言って、もう昔話のお笑いで、馬鹿馬鹿しくってまともに相手にできないし、嘲り笑うに等しいもので、未だにそのシンパというのは、罪人に等しい右翼ですねえ。ネオナチの残党は、誰も相手にしない狂気だというのに、日本でははっきりそういう言い方しませんねえ。まだまだ言論統制されているのです。ヒトラーという罪人は、何故か合法的に議会からファシズムへと国家を動かしてしまったのだが、東条英機も同じでした。

11月8日(火)ニューヨークシティマラソン

2005-11-08 03:09:56 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 一昨日の日曜日にニューヨークシティマラソンがあって、これは秋のマラソンレースの大イベントの一つ。ベルリンなとど同じくらいなのだが。
 わが社は秋に休みがあって、前は10月の3週目頃だったような。旅行したときに、カボチャのお祭りやっていたし、ワールドシリーズも見たいと思ったけど、どこかに4連勝されて見られなかったり、そのマラソンをやっていた日曜日にNYのホテルに泊まったこともあった。混んでたけど。日程が前と変わったのか知らん。
 そのマラソン今年も3万7千人も参加したようで、驚いたことに慎太郎がそれをナマで見に行っていたようだ。あのおじさん、いろいろ理屈はあるのだろうが、そうやって実際にナマで見る事が、政治家にあるまじきほど真面目だとそのところだけは評価しているのだが。再来年くらいに東京でも、ついに大都市マラソンやるらしいが、制限時間はどのくらいがいいかと聞いていて「7時間」と答えた人がいたけど、時間がたっぷりあるというのは、それは大事なことだ。11月20日に女子マラソンが東京であるが、前からいうように、あんなものは200人くらいしか出場しないし、それテレビでやるなど、マラソン芸者扱いしている実に前近代的なもようし物で、世界中であんな見世物やっているのは日本だけだ。最近は女性上位の時代だと言うが、実はロリロリしている男が増えているだけという説もある。

11月4日(金)小椋桂とは一体何だ?

2005-11-04 05:35:00 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 一番最初は、クジラの親戚かと思っていた。70年代も後半の人だから、私が音楽に興味を持った頃としては遅い。ユーミンの親戚っぽいし、その時代になれば、百恵ちゃんの方にずっと愛着があった。
 布施明に、シクラメンを提供した頃は、奇妙な作詞家だと思っていた。
 大人になって福島の磐梯高原にスキーに何度もいったころに「小椋がここに篭っていたことがある」と聞いていた。あのオヤジも、こういう山の中が好きだったんだなあと、少し共感した。
 その後あるラジオ放送で聞いたのは、この人まだ銀行にサラリーマンとして勤務していたということだ。不思議なサラリーマンのアマチュア音楽家だと思っていた。彼は50歳くらいまでサラリーマン生活をまっとうしていた。第一勧銀の支店長までなったけど、この人ファンドのこと一度としてしゃべったことないよね。真面目勤務していただろうけど、それ以上の仕事してないよ。あれだけ音楽やっていれば。仕事にのめり込めっこない。そういうのって、なんだか安心する。私の学生時代の恩師は英語の教師だったけど、山ばっかりやっていて、一度としてシェークスピアの話をしたことがないけど、そういう見かけ真面目っぽいだけの人は、どうも安心する。
 そして小椋は昨日、久しぶりにたまたまNHKで彼が歌っているのを聞いたのだが、今でもプロっぽくちゃんと歌えていることに、再認識した。井上陽水も、中村雅俊も、もちろん音楽仲間は大勢いるらしいし、この人30年に渡ってヒット曲出していること、再認識する次第。それにしても、中村雅俊って男は、歌も役者としても下手なのに、見かけまあいいらしくて、人生得しているよなあ。
 改めて検索すれば、この人50歳になって、大学に3回も入りなおしている。銀行辞めたときに、大学に再入学したというのは聞いていたけど、さらに再度、再度だったというわけで、学究肌なんでしょうか。
 ほんの思いつきで一発屋で終わったミュージシャンはいくらでもいるけど、哲学だとか、文学だとか、いつでも関心もっていて、それでどんどん興味が湧いているっていう、ちょっと珍しい才能だと思うよね。ミュージカルだとか、演劇だとかもやっているし。
「山靴の音」という、実に響きがいい山岳紀行が60年代にあったけど、どんな繊細な登山家が、こういうものを書くのだろうと、私の先輩の大野さんとかは憧れたそうだけど、会って見ると、ゲボ、髭オヤジの芳野満彦かなんていう笑い話を聞いたことがあるが、シクラメンだけ聞いていると、どれほど繊細?と思うけど、この人も髭オヤジ。人は見かけによらんなあ。

10月31日(月)プロ野球の奴隷制

2005-10-31 11:24:37 | 芸能・スポーツ・ヒューマン
 女子ゴルフの宮里藍が、週末にまた優勝して賞金トップになった。アマチュアの諸見里も、2位になって、今季わずかに3試合出場しただけで、来シーズンの賞金シードになった。
 しかし二人の目的は別にあって、11月にアメリカツアーの2次試験があるとかで、そちらに合格したら、二人とも来年からはアメリカでゴルフをやるといっている。日本のゴルフには本当に魅力がないみたいだ。お金の話だけではなさそう。イチローや松井がアメリカにいったのも、お金だけじゃない。楽しい野球や楽しいゴルフをするには、日本のそれはまったくつまらないらしい。
 それにしても、プロ2年目の藍や、アマチュアの彼女が、すでに女子選手トップの実力があるのにも驚くが、日本のゴルフなど捨てると思えば、思ったようにできるというのが、ゴルフは自由な環境にあるプロスポーツなのだなあと思える。
 転じて野球をみれば、西武の松阪は、もう数年前から大リーグに行かせてくれと、このオフももちろん、そのように球団にお願いしているのだが、野球ほど人身売買の奴隷制が進んだ業界も珍しいもので「ダメだ」といわれている。アメリカには行かせない、日本で野球をやれ。今どきこんなことを真に受けているのだから、愚かというか、のどかな業界だろ思う。
 FAというのがある、フリーエージェントで、日本はその資格を得るのに10年かかったか。野球選手で10年といえば、いいときがとっくに過ぎ去って、間もなくお払い箱になる。役に立たなくなってからFAを許可しますなどは、実行上あまり意味のないことだ。それを誰もが知っていて、全然改善しないのは、毎年オフにやっている野球改革が進まないのと同じで、旧態依然としていること。
 この野球の奴隷性は、職業選択の自由に抵触しているのではないかと思うのだが、過去にそれを訴えた人はいない。
 高卒で甲子園経験のトップなどは、7千万円くらいの契約金で年俸700万円くらいで契約する。契約金は退職金の前渡しだといわれるが、実はあれは一度に支払ってはいない。多分5回くらいに分割している。だからFAなど、5年か3年程度が適当で、早めに辞める人には、契約金の未払いがあっても、実はいいのだ。どうせFA選手は億を越える年俸をもらえるわけで、契約金など当てにしていない。強いチーム作りは、選手の放出獲得の繰り返しで、松阪程度の者を奴隷扱いにしている、しかも犯罪人の堤義明がオーナーしている球団で、もうちょっとデリカシー発揮できないもんかね。