前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

蛍の日

2011年06月22日 | Weblog
天気が危ぶまれた日曜日・・・
かろうじて走ることができた休日。
しかし、このところ通勤は殆ど車通勤を余儀なくされる。
雨でも走れる!と豪語したいのは山々だけれど、濡れると自転車の手入れが大変なため、雨の予報が
あるときは、残念ながら車通勤を余儀なくされる。ということで、先週も今週も車通勤が殆ど。
明日はやっとこさ自転通できるかな?


さて、話は変わって・・・

ねーねー、下の写真ってどこかわかる?

貴重な景色だから記念撮影。
私たちは日曜日、朝は走り、昼はお互いの家に父の日プレゼントを渡しに行き、買出しを済ませると
いった忙しい日を送っていた。そして、毎年この時期、蛍を見に行くのが習慣になっている。
高野山のふもと、玉川峡で見る。そしてこの日もそれは実行された。いつもは第二日曜も行くんだけど、
あいにく先週は完璧な雨だったため、断念。ならばこの日は絶対!と心に決めていた。

そして、いつもは河内長野から和歌山に入り、玉川峡に行くのだが今回は短縮ルートで鍋谷を越える
ことに・・・
夕方の鍋谷。まだ日は長い・・いつもは自転車で行くのが当たり前の峠。改めて車で進むのを見て、
意外と鍋谷って狭いんやなー・・・と痛感。車一台がぎりぎりぐらいのところもある鍋谷。
いつもは自転車だから狭い!っていう違和感はなかったのだけれど、対向の車があったらどちらか
バックせなあかんやん・・・って所が数箇所あることに気付かされる。
自転車の感覚と車の感覚ってやっぱり違うね。

そして山頂へ到着し、そこから和歌山向いて下っていく。
いつもは景色のいい場所。しかしこの日は霧が多く、見事に下の写真のようになっていた。
ね、基調な写真でしょ。鍋谷の上から撮ったんだよ。驚




下の写真も本当は鍋谷和歌山側で一番景色の綺麗な箇所である。
それがこの日はすっかり雲や霧に覆われている。

なんか幻想的な世界に来たかのような風景にただただ驚きで一杯だった二人。
わー、凄いなー・・・こんなの初めてや・・・とはしゃぐ私。こりゃ値打ちあるわー・・
これって鍋谷やんなー・・・と再度確認する。

いつもは天気のいい日にしか登らない鍋谷のため、こんな風景に滅多に出会えることはない。

今週末の比叡山ヒルクライム、雨みたいだからもしかしたら又こんな風景に出会える可能性がある
けれど、やっぱりいい天気のときに走りたいのが本音。
しかも、今日台風発生してるやん!怒 しかも1つはこっちに向かってる?汗




気を取り直してレポレポ。

ずっと下ってきて、下の写真は和歌山側の新道。
ここから徐々にスピードアップする場所である。
ってこの日は車だったけど・・・

奥には本当は山が見えてるはずなんだけど、この日はこの有様。
かろうじてうっすらと山の形が見えてるでしょ。

この日は一日中こんな感じだったんだろうね。






そして自転車ならスピードに乗る場所のところまで走る。
いつも50km/hオーバーで飛ばす場所である。

自転車なら鍋谷の登りは足引っ張りまくりの私で、えっちらおっちら進む。そして新道に入ると、
こっちのもんや・・・といわんばかりに力を縛春させる場所。
そのときの思いがこみ上げてきたね。
チームの皆と競り合いながらもがき苦しむ場所?あ~恐ろしや・・・汗

けど、楽しんで走ってるんだよ~~~~って。。。

この日は景色を見ながら車で優雅に走っていた私たち。




そしてまだ日も暮れきらないうちに玉川峡に到着。
しばらく暗くなるのを待つ私たち。
そして辺りが暗くなるわけだけれど、この日は曇っていたため、路面は明るかった。
知ってた?空が晴れているときって地面は暗く、反対に空が曇ってたら地面は意外と明るいんだよ。

私も知らなかったけど、その昔、独身の頃、旦那は晩もゆっくり走っていた。毎日1時間ほど走っていた
らしい。その頃から暗いところでも走るのはお手のものだった旦那。いつも走っていると、空を見て路面が
見やすいか暗いかが分かるのだと言っていた。
感覚では、空が晴れているときの方が路面は明るく見えるんじゃ・・・と勘違いしやすいけれど、白線や
速度制限の表示などは、空が曇っている方が路面が明るく、わかりやすいのだと言う。

実際、この日は真っ暗になっても旦那がどこにいるかわかったもんね。喜
毎年来ているため、やっぱりその年によって違うのがわかる。空がむっちゃ晴れているときは、移動するに
しても旦那の肩や腕を持っておかないと迷子になっちゃうようなときもあった。ちょっと離れると、
どこにいるかわからなくなる。今回はそんなことはなかったもんね。


そして、網を持ってきていた旦那は蛍をつかまえて、ハイ!と私に渡してくれる。
知ってた?蛍って頂上にたどり着かないと飛び立たないって・・・・
しばらく蛍で遊ぶ。喜





そして旦那の手にも載せて、歩く蛍を観察。

今年は若干蛍は少なかったね。泣
いつまでも今年は涼しかったから蛍もちょっと躊躇してたのかな?
ここ2日で一気に蒸し暑くなったけど、まだ日曜は涼しいぐらいだったもんね。

そしてしばらく蛍を観察したあと、逃がしてあげた。
そして私たちは再び鍋谷を超えて帰ることとなった。
蛍って大体9時過ぎぐらいまで、よく光る。

この日はちょっと雨が降ってきたため、早めに9時前に切り上げた。





夜の鍋谷峠。
殆ど対向車もなく、(2~3台はすれ違った)静かな峠を登って行く。
自転車で明るいときには何度も登ったことのある峠。改めて暗い鍋谷を登るのはちょっと違和感がある
ものの、運転は旦那に任せる。夜の山道怖くないん?と聞くと、コースは熟知してるから大丈夫とのこと。
さすが・・・





夜の鍋谷は大変貴重な為、看板のところで写真を撮ってもらう。喜

いつもは自転車と共に記念撮影するのが日課の場所。
この日は真っ暗な中、フラッシュだけがピカッと光る。
こんな鍋谷もなぜか好きな私。
勿論一人だったらまず夜には通らないだろう。二人だから来れる場所でもあるんだけどね。汗

しかも雨もパラつく日曜日。
夏の虫が鳴いている。
んー、一人だったらちょっと気持ち悪いかも・・・ね。汗







ここで驚くべき話を一つ・・・
その昔、旦那が若かりき頃の話だけれど、サンライズラン・・と称し、一人で夜中出発し、自転車で山を
登り、そこで日の出を待ち、日の出を見た後帰ってくるというのをやっていたことがあったらしい。
まだ寒い冬、3月ごろに旦那が一人で夜中出発し、なんと高野山へ登ったことがあるというから驚きだ。
紀美峠から高野山へ登る。サイクリング車で行っていたため、かごに食べ物や飲み物を積んで行き、せっせこ
登っていたという。

夜中でも車の通ることがあったという。そして、夜中なのに高野山を登っている旦那の姿を見て、びっくりした
ドライバーが、”どうしたんですか?”と声をかけてきてくれたという。
そりゃそうだよね。真夜中に一人で高野山を自転車で登っていたら、誰だって異常だと思うよね。汗
夜中、高野山に上ろうという神経もびっくりだけど・・・

あいにくその日は曇っていて、残念ながら日の出は見れなかったのだと言う。
後にも先にもこの日限りで夜中の高野山は登らないと言う。
葛城山は夜中何回か登ったことあるんだって。あそこから見える日の出は綺麗・・とのこと。
私はごめんだね。やっぱり山は明るいうちに登りたい・・・

良い子の皆さんは真似しないでね。危険だから・・・

週末、台風来ないように願っててね。特に滋賀県・・・汗