昼から天気が怪しいかも予報が出ていたにもかかわらず、みるみるうちに晴れ間が見えてくる始末の日曜日。
又天気予報外れたなー・・みたいな・・・
今回の場合、いい方向に天気がむいていったから良しとしよう・・・みたいな。
今の時期、体温調整も難しければ、天気予報も難しいのかもね。汗
そしてチーム走行を途中まで参加で、塔原からバス停に向かっていた私たち。
私がMTBで走る・・・と言うと、旦那も同じようにMTBを出動させた。
2台並べて撮影。
うっすら自転車の影ができている。ね、天気良かったってことわかるでしょ。喜
最近、めっぽうMTBの出動が多いような気がするね。
まあ、伊吹山もMTBで登るからその方がいいと言えばいいんだけど・・・・
ちなみに伊吹山のMTBカテゴリーは、男性・女性の区別がない。
それこそほんと、登るだけ・・・順位は度返し。登れるだけで幸せと感じる私。
はなっから順位は気にしてもいないから・・・・・
そしてわかるかな?
旦那のフロントフォークのサスのエアーが完全に抜けており、シャコタン状態だから、ステムを逆に付けた
んだって。驚
修理に出すにも面倒だし・・・これでいいや・・・と旦那。
けど、旦那のMTBに付いてるサスは、値打ちのあるぐらいいいサスだから、修理してでも使うほうがいいとの
上〇自転車店、店長からのお勧めの発言。
いつかは使えるように修理してもらったほうがいいのでは?
ちなみにこのフォークはもう生産されていないらしい。
売ってるんだったら新しいのを買うんだけど・・・・汗
そして私たちは登る前に気合を入れるため、恒例のガッツポーズでの記念撮影。
まともに葛城を登ることはまず少ない。
まあ、この日もそんな攻めた登りをしたわけではないけれど・・・
殆ど自分を磨くためとか、登りを強化するために走るようなトレーニングってあまりしないんだよね。汗
自分の登れる範囲で登って行く・・・みたいな感じなんだけど・・・
そしていよいよ登り始める。
前に登ったのはほんと雪のある日の幻想の世界を見に、メンバーと一緒に6人で登ったっきりの葛城山。
年間数えるぐらいしか登らないけれど、とても味のある葛城山とも言える。
もしかしたら、今、私、ロードでダブルのギアなら登れる脚力ないかもしれない。
って、今、トリプルギアを使ってる人の方が少ないかもね。汗
私が自転車を始めたころは、まだトリプルギアを売ってたらしいけど、今はコンパクトギアを使う人が
多いからトリプルギアは生産してないらしい。まだ私は逆にコンパクトギアを使ったことがない。
登りも登るけど、メインは平地のスプリンターだからいざというときは大きいギアの方がいいんだよね。
それを考えると、コンパクトを使うことも検討したけど、私の脚質ならノーマルギアで慣れる方が
いいと思う。
人それぞれだけどね。
そして久々に登る葛城山、塔原ルートをじっくり走り出す私たち。
ステムのlesserも珍しそうに塔原ルートを観察しているような趣。
私たちはそれぞれ自分の走りたいペースで走る。
旦那は最初、本当にゆっくりスタートする。
私はスーッと追い抜かし、自分のペースで走っていく。
かなり遠くの方で豆粒より小さく旦那が写っている。笑
この写真はほんと登り始めの序盤の林道。
地元の人なら場所わかるよね。喜
そして少し林から抜けた、ひらけた道に出てくる。
おっと、ここでも早くに桜がちらほら咲き始めていた。驚
4分咲きぐらいだったかな・喜
ここでも後ろを振り返るとまだ旦那の姿は見えなかった。
今のうちにちょっとスピードを上げて登ってみよう・・・私は淡々と登っていたのだけれど・・・・
そんな甘くはなかった。汗
だんだん脚が疲れてきて、少しスピードダウン。
さらにきつい勾配がどんどん私の脚の力を奪っていく。
んー、やっぱり葛城山はしんどいなー・・・きついなー・・・
そしてやがて旦那の姿が視野に入ってきた。
ワッ!来た!
そしてしんどそうなフリをしながら私をゆっくり追い抜かしていった。
しんどそうなフリだけして・・・・と言うと、黙ってにっこり笑う旦那。
そしてスーッと前に行き、マイペースで登って行った。
私は私で登れるペースでずっと登って行く。
登りはペース配分が大切。
スピードを上げたり下げたりするほど、脚の疲労度は蓄積される。いかにペースをイーブンに保ちながら
走れるかが大事。
私は、きつい勾配で心が折れそうになるとき、(何回もあったけど・・・)そんなときは、この前の雪の
葛城の楽しく登っていた風景や様子を思い出しながら走っていた。
楽しければ、少々登りがきつくてもしんどいとは思わない。雪の葛城のときがそうだった。
あのとき、ここでこんな感じやったなー・・・ここの辺りはアイスバーンやったな~、
ここで写真撮ったな~~、あんな話、こんな話して面白かったな~~~・・・
私はそんなことを考えて走っていた。
すると、さっきまでしんどかった私が、自然と少し身体や脚が楽になったような気がするではないか。
坂はしんどいと思えばしんどい、けど、楽しいと思えばきつい坂もきつくなくなるような気がする。
どうもメンタル面に左右されるんじゃないのかな。
え?いいように考えすぎ?笑
何事も前向きな考えをする私。
物は考えようでしょ。喜
初めて葛城山を一気に登れた感覚は、今でも覚えている。あのときは嬉しかったもん。
自分で一気に登れたという喜びや感動、それは忘れないね。
やがて牛滝ルートとの合流地点へと到着した私。
と、誰か止まって休憩している人が・・・
見ると、チームの佐々○さんではないか!驚
ワー、佐々○さんや~~~~~
実は、朝、ファミマで待機していたときに姿は見えていたものの、しゃべってるうちに先に行くと言い残し、
それから姿が見えなかった。
そしたら思わぬところでバッタリ。喜
佐々○さんも私たちと同様、牛滝へは行かず、塔原から直で登ってきたと言う。
そして再び走り始めた。
旦那はここからはゆっくり行く・・・と言って、後方で走っていた。
ドドーンとまっすぐ、先が見える道。
ここ、雪山のときは最高に綺麗んだよね。
横の山肌の斜面に真っ白な雪が一面を覆い、周りの木々に樹氷みたいに綺麗な雪が付く。
そんな幻想の世界が広がる山頂近く。
逆に夏は容赦なく前からまともに暑い日差しが刺さる感覚。
けど、確かに真夏でも涼しい感覚が嬉しい。
下との気温差が6℃ほど違うため、やっぱり少しでも避暑地になることは間違いない。
そして、無事山頂へと到着~~~~~
そして、誰かいるかな~~~~と思いきや、やっぱり~~って感じ~~~ 喜
葛城に登ると90%の確率で逢える人・・・・
そして最近よく逢う人との再会・・・・
もうちょっと早く登ってこ~な~・・・と本ワ○さん。
そろそろ降りようと思ってたところだったとか・・・
事実、片足ビンディングをはめていたのだ。苦笑
しゃーないなー・・・もうちょっとおろうか~と言う表情が嬉しそうだった。笑
一方、うちのメンバーも登ってきて、旦那は脱いでいたインナーを着ていた。
まだやっぱりこの時期の葛城は寒いもんね。
そして、雪の時期ではない葛城に初めて使用したお気に入りMTBのPZ RACING。
初めて写真撮影。
先に登頂記録に名前を残す。
来たよ~~~という証拠を残しておかねば・・・・喜
又、この登頂記録があるから登ってこよう・・・とも思えるのだ。
そして看板のところでしっかり皆で記念撮影。
この瞬間が楽しいんだよね。
登りはしんどいと思うときもあるけれど、ああでもない、こうでもないと色んな話に華を咲かせる。
これが最高!
そしてPZ RACINGを持った本ワ○さん、IWAGIRIさんは、これは違反やで~~~
ほんま軽いな~と感心していた。
そして、一つ驚いたことが、マシューさん、牛滝ルートがとても大好きで、しばらく牛滝ルートが
通れなかったため、葛城は最近復活したとのこと。
牛滝ルートと言えば、序盤のモルタルがきついことで知られる。
あえてそこを通るのが好きだとは・・・恐るべし・・・
そしてゴソゴソ下る準備をする本ワ○さん、そしてマシューさん。
IWAGIRIさんはこの後、中尾に下るということだった。
中尾に下って、また登ってくるんだとか・・・・驚
やっぱり坂中毒。笑
そう、自転車乗りは皆坂馬鹿なのさ。笑
そしてこの日の葛城山頂の風景。
やっぱりちょっと霞んでて、お世辞にも綺麗な景色とは言い難い。苦笑
しかし登ることに意義がある。と私は思っている。
ここに今回も登ってこれたという喜びはやっぱり自分の脚で登ってきた人にしかわからない。
値打ちのある山。和泉葛城山。
実に数々の思い出が多い場所。
昔茶店があったころ、もっと栄えていた葛城山。
今では残念ながらなくなってしまった茶店だけれど、それでも尚、こうして登ってくるサイクリストとの
出会いがある。感動がある。今でも元気な葛城山は健在なのさ。
登頂記録がなかったらあえて登る回数も少なくなっていたかもしれない。
途中で妥協して帰ったりとか・・・汗
けど、登ったら登頂記録に名前を残せる。
だから頑張って、登ってきたよ・・・という証をあえて付けに行きたくなる。
そう、自然と脚が伸ばせるのだ。
そしてこれからも楽しいドラマを皆で作っていこうね。
そのときを楽しみにして・・・・喜