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バフェット氏、年次書簡で政治問題語らず−「ずれている」との指摘も 2021/02/28 10:40

2021-02-28 15:13:40 | 日記
バフェット氏、年次書簡で政治問題語らず−「ずれている」との指摘も
2021/02/28 10:40  (Bloomberg)

(ブルームバーグ): 米投資家のウォーレン・バフェット氏は27日公表した15ページにわたる年次書簡で、2020年に世界を襲った新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)について1度だけ触れた。投資先の家具会社がウイルスのためにしばらく休業しなければならなかったと9ページ目での言及だった。

  昨年の大統領選挙を巡る混乱や今年1月の米議会乱入事件にもかかわらず、米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)、バフェット氏(90)は政治問題からも距離を置き、人種や不平等に関しても取り上げなかった。米国では昨年、白人警官の暴行で黒人男性が死亡したことをきっかけに抗議活動や暴動が広がった。

バフェット氏沈黙破るか、聞きたいこと山ほど−米株市場や議会乱入も
  CFRAリサーチのアナリスト、キャシー・サイフェルト氏は電話インタビューで、「パンデミックに直接影響を受ける事業を行い、地球温暖化や社会の潮流に影響される保険会社を率い、その意見が影響力を持つ尊敬されているリーダーがいる会社がパンデミックを語っていない。私にとっては驚くべきことで、ずれており、残念だ」と述べた。
  バフェット氏の担当者に通常の営業時間外にコメントを求めたが返答はなかった。
  バークシャーは過去最大となる247億ドル(約2兆6300億円)相当の自社株を買い戻した。膨大な手持ち資金の新たな投資先を見つけるのに苦慮するバフェット氏は、バークシャーが昨年末から自社株買いを続けており、今後も継続する可能性が高いと書簡で明らかにした。
アップル投資
  バークシャーによる1200億ドル規模のアップルへの投資は、鉄道事業資産と同じほどの重みを持つようになった。
  バフェット氏が16年にアップル株購入を開始してから、投じた資金は311億ドルにすぎない。
  年次書簡によると、アップル株の値上がりに伴い、アップルはバークシャーにとって、保険事業および10年に買収が完了した米鉄道会社BNSFと共に上位3つに入る資産となった。
  バークシャーは27日、今年の年次総会を本社のあるネブラスカ州オマハで行わず、パンデミックを踏まえバーチャル形式で実施し、ロサンゼルスで撮影されると発表した。
©2021 Bloomberg L.P.


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