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きょうの国内市況(3月5日):株式、債券、為替市場 Bloomberg News 2024年3月5日 15:58 JSTブルームバーグ

2024-03-05 21:45:49 | 日記

きょうの国内市況(3月5日):株式、債券、為替市場
Bloomberg News
2024年3月5日 15:58 JSTブルームバーグ

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●日本株はTOPIX上昇、資本効率と株主還元を期待-建設や銀行高い

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  5日の東京株式相場は東証株価指数(TOPIX)が上昇し、終値で34年ぶり高値を更新した。大林組が株主資本利益率(ROE)目標や配当方針を引き上げるとの資本政策見直しを発表し、建設株が高い。銀行株も買われ、株価指数を押し上げた。日経平均株価も午前の下げから持ち直し、前日に突破した4万円台で引けた。  

TOPIXの終値は前日比0.5%高の2719.93
日経平均株価は0.03%安の4万0097円63銭

  大林組の株価は21%高と急騰し、TOPIX建設業指数は2022年10月以来の上昇率を記録。資本効率の改善期待は政策保有株を多く持つ銀行株にも波及し、TOPIX銀行株指数は1.5%上昇した。大和証券アナリストの柴田光浩氏は、銀行の持ち合い解消を加速させるとの期待を生んでいると指摘した。 

  三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の株価純資産倍率(PBR)が1倍を回復。ブルームバーグのデータによると終値ベースでの1倍回復は2009年8月以来、14年半ぶりで、3メガバンクグループの中で解散価値とされるPBR1倍の復帰をいち早く果たした。

●債券は上昇、10年債入札無難に通過し買い安心感-東京CPIは重し

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  5日の債券相場は上昇。2月の東京都区部消費者物価指数(CPI)の伸び率が日本銀行が目標とする2%を超えたことや、前日の米国金利上昇を受けて売りが先行した後は、警戒されていた10年国債入札を無事に終えて買い安心感が広がった。

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは入札結果について、最低落札価格は市場予想通りで、応札倍率は前回から低下したが昨年12月や1月よりは高かったことから「無難な結果となった」と指摘。2週間後にはマイナス金利が解除される可能性がある中、「0.7%台前半で一定の需要が確認された」と述べた。

  入札結果によると、最低落札価格は98円88銭と市場予想と一致し、小さいと好調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)は4銭と前回から縮小した。投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.24倍で前回を下回った。

  新発10年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)高い0.725%に上昇して開始し、徐々に上昇幅を縮めて入札後に0.695%まで低下、3営業日ぶりの低水準を付けた。
新発国債利回り(午後3時時点)
先物 2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
146円55銭 0.170% 0.360% 0.700% 1.455% 1.760% 1.995%
前日比 10銭高 横ばい -0.5bp -1.0bp -1.0bp -0.5bp +0.5bp

●円は対ドルで150円台半ば、米イベント控え日本の材料に反応薄

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  5日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=150円台半ばと前日終値付近でもみ合い。米国で連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言や雇用統計の発表を週内に控え、方向感を欠いた。東京都区部消費者物価指数(CPI)の上振れや、鈴木俊一財務相がデフレ脱却宣言の検討報道を否定したことで上下に振れる場面が見られたが、方向感を伴う動きとはならなかった。


円は午後3時25分現在、対ドルで前日比変わらずの150円53銭で推移。ここまでのレンジは150円36銭から150円55銭
4日は149円84銭を高値に、海外時間に150円57銭まで下落

  三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジストは、きょうの円相場はパウエル議長の議会証言や米雇用統計を控える中で小幅なポジション調整にとどまり、大きな動きはなかったと指摘した。

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