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NYダウ反落、104ドル安 高値警戒や長期金利上昇で ネット・IT2021年3月31日 5:19

2021-03-31 05:36:36 | 日記
NYダウ反落、104ドル安 高値警戒や長期金利上昇で
ネット・IT2021年3月31日 5:19


【NQNニューヨーク=古江敦子】30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、前日比104ドル41セント安の3万3066ドル96セント(速報値)で終えた。前日まで連日で過去最高値を更新しており、高値警戒感から目先の利益を確定する売りが優勢だった。米長期金利が一時、1年2カ月ぶりの水準に上昇し、割高感が警戒されやすい高PER(株価収益率)の主力ハイテク株が売られた。

バイデン米大統領は31日にインフラ投資を中心とした新たな経済対策を発表する予定。米景気の回復ペースが速まるとの見方がある一方、国債増発の懸念から米長期金利が朝方に一時1・77%と昨年1月以来の高水準を付けた。

ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが下げ、ダウ平均の重荷となった。ダウ平均の構成銘柄以外ではネット通販のアマゾン・ドット・コムやSNS(交流サイト)のフェイスブックが下げた。
指数の下値は堅かった。米調査会社カンファレンス・ボードが30日発表した3月の消費者信頼感指数は前月から急上昇し、新型コロナウイルスの感染が広がり始めた昨年3月以来1年ぶりの高水準だった。ワクチン普及に伴う景気回復期待から、建機のキャタピラーや化学のダウなど景気敏感株の一角に買いが入った。長期金利の上昇による利ざや拡大への期待からゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株も上昇した。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比14・253ポイント安の1万3045・394(速報値)で終えた。ブロードコムなど半導体関連株の下げが目立った。

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