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日経平均株価、急反発1032円高 終値3万9740円 日経平均史上最高値 2024年3月18日 15:03 (2024年3月18日 15:58更新)

2024-03-18 21:47:54 | 日記
日経平均株価、急反発1032円高 終値3万9740円
日経平均史上最高値
2024年3月18日 15:03 (2024年3月18日 15:58更新)


18日の東京株式市場で日経平均株価が急反発し、前週末比1032円80銭(2.7%)高い3万9740円44銭で終えた。6日以来約2週間ぶりの高値水準をつけた。日銀が18〜19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しとなり、金融政策をめぐる不透明感が和らいだとみた投資家の買い戻しが優勢になった。

日経平均は上昇率、幅ともに2月13日以来の大きさだった。朝方は250円程度の上げ幅で始まり、1日を通してじわじわ水準を切り上げる展開だった。外国為替市場で円相場が1ドル=149円台まで下落し、円高の一服感がより鮮明になったことで自動車、電機など輸出関連株が上げた。ホンダが上場来高値を更新し、東京エレクトロンなど値がさの半導体関連株を買い戻す動きも広がった。

株高の背景には、日銀のマイナス金利解除の織り込みが進んだことがある。

前週は2024年の春季労使交渉で大手企業から高水準の賃上げ回答が相次ぎ、マイナス金利解除が有力になったとして円高・株安が進んでいた。解除の見通しを伝える報道を消化し、過度な懸念が和らいだとの見方が出ている。「マイナス金利解除が既成事実化するなかで円高が一巡し、解除後も緩和的な姿勢が続くとの見方で再び株高に傾いた」(クレディ・アグリコル証券の大藤新マクロストラテジスト)

米国では根強いインフレ傾向を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が遠のくとの見方も浮上している。米金利に再び上昇圧力がかかり、円高の動きが和らいだことも日本株に追い風となった。

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