WTI原油先物が上昇、一時バレル当たり85ドル超-昨年10月以来
Alex Longley更新日時
2日午前のニューヨーク原油先物相場は上昇。一時、昨年10月以来となるバレル当たり85ドルを超えた。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスの減産や旺盛な需要、地政学的リスクの高まりを背景に原油価格は上昇している。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は一時1.8%高。北海ブレント原油はバレル当たり89ドル付近。
ヘッジファンドはここ数週間、原油に対して一段と強気になっている。ICEフューチャーズ・ヨーロッパによれば、北海ブレント原油について資産運用会社のネットロングポジションは13カ月ぶりの高水準。
INGグループの商品戦略責任者ウォーレン・パターソン氏は「中東情勢の緊迫化と同時に、原油のファンダメンタルズがより堅調になっている」と指摘、「OPECプラスの供給削減で市場は引き締まっており、タイムスプレッドが示す強さからも明らかだ」と続けた
原題:Oil Rises to $85 as OPEC Cuts and Geopolitical Risks Fuel Rally
(抜粋)
(詳細を加えて更新します)
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