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東証大引け 続伸、8カ月ぶり高値 日銀「緩和維持」で一段高 国内株概況 2023年4月28日 15:29 (2023年4月28日 15:35更新)

2023-04-28 22:28:29 | 日記
東証大引け 続伸、8カ月ぶり高値 日銀「緩和維持」で一段高
国内株概況
2023年4月28日 15:29 (2023年4月28日 15:35更新)

28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比398円76銭(1.40%)高の2万8856円44銭と、18日に付けた2万8658円を上回って年初来高値を更新した。2022年8月19日(2万8930円)以来8カ月ぶりの高値となる。前日の米株式相場の大幅上昇を受けて投資家がリスク選好を強め、幅広い銘柄に買いが先行した。日銀が現行の金融緩和策の維持を決めると先物主導で一段高となり、大引け間際には上げ幅を400円超まで拡大する場面もあった。

前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が500ドル超上昇するなど主要な株価指数が急伸した流れを引き継いだ。23年1~3月期の米国内総生産(GDP)で景気の底堅さが確認されたとの見方も、日本株相場の支えとなった。

日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の維持を決定した。また、金融緩和政策について、1年から1年半程度かけての多角的なレビュー実施を発表したことから、市場では「レビュー中は金融政策の大転換をしづらく、正常化は遠のいた」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミスト)との受け止めが広がり、外国為替市場では円安が進行。株式市場では買いが一段と優勢になった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前日比24.97ポイント(1.23%)高の2057.48で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7751億円と、3月14日(3兆9041億円)以来の高水準だった。売買高は15億8744万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1659と、全体の9割を占めた。値下がりは155、変わらずは21銘柄だった。

東エレク、ソフトバンクグループが買われた。トヨタ、日産自が高かった。キッコマンの上げも目立った。一方、信越化、キーエンスが売られた。三菱UFJ、三井住友FGも安かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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