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(寄り付き後はずれ)日経平均、米株安が重荷か(先読み株式相場) 国内株概況2021年4月7日 8:08

2021-04-07 09:35:14 | 日記
(寄り付き後はずれ)日経平均、米株安が重荷か(先読み株式相場)
国内株概況2021年4月7日 8:08

7日の東京株式市場で日経平均株価は続落しそうだ。6日の米ダウ工業株30種平均の下落が重荷になる。日経平均の3万円台乗せが短期間で終わったことから目先的な上値の重さも意識される。ワクチン普及による経済正常化への期待は根強く、下値は固い。「日経平均は前日終値(2万9696円)から100円程度の下げにとどまりそうだ」との見方があった。個別では買収提案報道があった東芝は上昇が見込まれる。
6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は96ドル安と反落した。5日に過去最高値を更新した反動で、利益確定の売りが優勢だった。ボーイングやキャタピラーなどが下げた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。
きょうの日本株も売りが先行しそうだ。6日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が1%安となっており、国内の半導体関連株の重荷になるだろう。円相場が1ドル=109円台後半に上昇したのも輸出関連株の下げにつながりやすい。
5日に2週ぶりに節目の3万円を上回った日経平均は、翌6日に392円安となり大台に定着しなかった。今後、本格化する日米企業の決算発表を見極めたいとの声も多く、積極的な買いは入りにくい。
個別では、東芝(6502)が注目されるだろう。日本経済新聞電子版は7日、「英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどが東芝に買収提案することが6日分かった」と報じた。当局を含め合意できればTOB(株式公開買い付け)に乗り出すとして、「買収額の目安として足元の株価の3割程度のプレミアム(上乗せ幅)を提示したもよう」という。東芝には買いが入りそうだ。
ジャスダック市場に、ショートメッセージサービス(SMS)を使ったマーケティング支援を手掛けるファブリカが上場する。東証2部には案内板を作成する表示灯(7368)が上場する。ウエルシアは2月期決算を発表する。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月16~17日開催分)が公表される。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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