東証大引け 9日ぶり反落し3万3000円割れ 利益確定売り、半導体関連安い
国内株概況
2023年9月7日 15:37
7日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに反落し、前日比249円94銭(0.75%)安の3万2991円08銭で終えた。前日の米ハイテク株安などを背景に、日本株は短期的な過熱感から目先の利益を確定する売りに押された。米株価指数先物が日本時間7日午後の取引で下げると、日経平均も下げ幅を広げ、節目の3万3000円を下回った。
6日の米ハイテク株安の流れを引き継いだ。同日発表の米経済指標が市場予想に反して景況感の改善を示し、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期に及ぶとの観測が強まった。東京市場でもアドテストや村田製などのハイテク株に売りが出た。
日経平均は前日までの8営業日で1600円超上昇していたため、高値警戒感から売り圧力が強かった。7日のアジア株安や米株価指数先物の軟調さに連れて、海外の短期筋が株価指数先物に売りを出し、日経平均は下げ幅を広げた。
日経平均は朝安後に上昇する場面もあった。外国為替市場で円相場が一時1ドル=147円台後半の2022年11月以来となる安値を付けた。自動車など主力株に輸出採算の改善を期待する買いが入ったが、買い一巡後は売りに押された。
東証株価指数(TOPIX)は9営業日ぶりに反落した。終値は前日比9.15ポイント(0.38%)安の2383.38だった。JPXプライム150指数も9営業日ぶりに反落した。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6493億円、売買高は14億5499万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1151。値上がりは629、横ばいは54銘柄だった。
NTNやニデック、資生堂が下げた。一方、日本紙やJR東日本、三菱重が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2023年9月7日 15:37
7日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに反落し、前日比249円94銭(0.75%)安の3万2991円08銭で終えた。前日の米ハイテク株安などを背景に、日本株は短期的な過熱感から目先の利益を確定する売りに押された。米株価指数先物が日本時間7日午後の取引で下げると、日経平均も下げ幅を広げ、節目の3万3000円を下回った。
6日の米ハイテク株安の流れを引き継いだ。同日発表の米経済指標が市場予想に反して景況感の改善を示し、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期に及ぶとの観測が強まった。東京市場でもアドテストや村田製などのハイテク株に売りが出た。
日経平均は前日までの8営業日で1600円超上昇していたため、高値警戒感から売り圧力が強かった。7日のアジア株安や米株価指数先物の軟調さに連れて、海外の短期筋が株価指数先物に売りを出し、日経平均は下げ幅を広げた。
日経平均は朝安後に上昇する場面もあった。外国為替市場で円相場が一時1ドル=147円台後半の2022年11月以来となる安値を付けた。自動車など主力株に輸出採算の改善を期待する買いが入ったが、買い一巡後は売りに押された。
東証株価指数(TOPIX)は9営業日ぶりに反落した。終値は前日比9.15ポイント(0.38%)安の2383.38だった。JPXプライム150指数も9営業日ぶりに反落した。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6493億円、売買高は14億5499万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1151。値上がりは629、横ばいは54銘柄だった。
NTNやニデック、資生堂が下げた。一方、日本紙やJR東日本、三菱重が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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