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東証大引け 9日ぶり反落 高値警戒で手じまい売り 半導体関連が下げ主導 国内株概況 2023年5月23日 15:35 (2023年5月23日 15:43更新)

2023-05-23 20:41:26 | 日記
東証大引け 9日ぶり反落 高値警戒で手じまい売り 半導体関連が下げ主導
国内株概況
2023年5月23日 15:35 (2023年5月23日 15:43更新)

23日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに反落し、前日比129円05銭(0.42%)安の3万0957円77銭で終えた。下げ幅は250円を超える場面があった。円安・ドル高の進行や前日の米ハイテク株高などを手掛かりに午前は260円あまり上昇する場面もあったが、後場に入って下落に転じた。

経済産業省が23日、先端半導体の製造装置など23品目を輸出管理の対象に加える省令改正を公布したことを受けて、値がさの東エレクやアドテストなどが午後に大幅安となって相場を下押しした。

日経平均は前日までの8日続伸で2000円近く上昇した。相場の過熱感を示すテクニカル指標であるRSI(相対力指数、14日平均、22日終値時点)は90%と「買われすぎ」とされる70%を大きく上回っていた。半導体関連の値崩れをきっかけに手じまい売りが膨らんだようだ。

朝方から後場寄り付き直後までは堅調に推移した。日本時間23日朝の外国為替市場で円が一時1ドル=138円88銭近辺とおよそ半年ぶりの円安・ドル高水準を付け、自動車や機械など輸出関連株の一角が買われた。

日本時間23日午前、バイデン米大統領が野党・共和党のマッカーシー下院議長との米債務上限問題を巡る会談を終え「債務不履行は選択肢にないことを改めて確認した」との声明を発表した。合意には至らなかったものの、市場では一定の買い安心感につながった。もっとも「合意に至るまでは不透明感は残る」(外資系証券の情報担当者)との指摘もあった。

東証株価指数(TOPIX)は8営業日ぶりに反落し、14.41ポイント(0.66%)安の2161.49で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7601億円。売買高は14億1819万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1420と、全体の8割弱を占めた。値上がりは356、変わらずは59だった。

トヨタが大引けにかけて急落した。東エレクが売られた。ソニーGも安い。一方、リクルートが大幅高。トレンド、ルネサスが買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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