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東証大引け 続伸で高値引け 米株高と円安で心理改善 国内株概況 2023年7月19日 15:28

2023-07-19 20:47:22 | 日記
東証大引け 続伸で高値引け 米株高と円安で心理改善
国内株概況
2023年7月19日 15:28

19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。終値は前日比402円14銭(1.24%)高の3万2896円03銭とこの日の高値で引けた。前日の米株式相場の上昇で投資家心理が上向き、東エレクなど値がさ株を中心に買いが優勢となった。東京外国為替市場での円安・ドル高も自動車など輸出関連株を押し上げた。

米主力企業の4~6月期決算で市場予想を上回る結果発表が相次いでいることから、18日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって年初来高値を更新した。東京市場でも投資家が運用リスクを取る動きが強まり、ファナックやダイキン、信越化など幅広い主力株に買いが入った。

日銀の植田和男総裁が18日、持続的・安定的な2%の物価目標の達成に「まだ距離がある」との見方を示した。日銀が27~28日に開く金融政策決定会合で政策修正に動くとの観測がやや後退した。19日の東京外国為替市場で円の対ドル相場は1ドル=139円台前半まで下落し、トヨタや日産自などの自動車株に買いが入った。取引終了にかけては海外投資家からとみられる買いが強まり、日経平均、東証株価指数(TOPIX)ともにこの日の高値で終えた。

TOPIXは続伸し、26.69ポイント(1.19%)高の2278.97で終えた。JPXプライム150指数も続伸し、11.32ポイント(1.10%)高の1039.49で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆2189億円。売買高は12億4033万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1615と、全体の9割を占めた。値下がりは179銘柄、変わらずは41銘柄だった。

日経平均の指数寄与度の高いファストリとソフトバンクグループ(SBG)は上げた。アステラスと第一三共も買われた。川崎汽など海運株の上げも目立った。半面、電通グループとサイバーが下落した。みずほFGは年初来高値更新後に売りに押された。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

物価目標との距離不変なら、緩和継続姿勢も変わらず-植田日銀総裁 2023年7月18日 23:28 JST ブルームバーグ

2023-07-19 05:28:45 | 日記

物価目標との距離不変なら、緩和継続姿勢も変わらず-植田日銀総裁
伊藤純夫
2023年7月18日 23:28 JST ブルームバーグ

日本銀行の植田和男総裁は18日、日銀が目指す持続的・安定的な2%の物価目標までに距離があるとの認識に変化がなければ、粘り強く金融緩和を続ける姿勢も変わらないとの見解を示した。インドで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の終了後に記者会見した。

  植田総裁は、物価目標実現には距離があるとの認識を踏まえて、「金融仲介機能や市場機能に配慮しつつ、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の下で粘り強く金融緩和を続けてきた」と説明。その上で、目標との距離や見通しを毎回の金融政策決定会合できちんとチェックし、「その前提が変わらない限り全体のストーリーは不変だ」と語った。

  日銀は27、28日の金融政策決定会合でYCC政策の修正に動くとの観測が市場に広がっており、国債市場で長期金利は、日銀が上限に設定している0.5%に迫る0.4%後半で取引されている。昨年12月の政策修正の理由となった、イールドカーブのゆがみなど市場機能の低下も再び意識されつつある。
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米財務長官、ディスインフレ圧力に複数の要因-雇用減速が寄与 2023年7月18日 19:58 JST 更新日時 2023年7月18日 22:21 JST ブルームバーグ

2023-07-19 05:26:37 | 日記

米財務長官、ディスインフレ圧力に複数の要因-雇用減速が寄与
Christopher Condon
2023年7月18日 19:58 JST 更新日時 2023年7月18日 22:21 JST ブルームバーグ

企業の雇用需要の強さ後退、実質的な苦痛なく冷めつつある
住宅費と自動車価格、コスト圧力を押し下げる可能性が高い




イエレン米財務長官は18日、米国の労働市場を冷めつつあるが失速はしていないと表現し、それがインフレ減速に大きく寄与していると指摘した。

  イエレン氏は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれているインドでブルームバーグ・ニュースとのインタビューに応じ、「企業側の雇用需要の強さは後退した」と述べ、「労働市場は実質的な苦痛を伴うことなく冷めつつある」と続けた。

  同氏は労働市場の変化に加え、住宅費と自動車価格も引き続きコスト圧力を押し下げる要因になる可能性が高いと指摘。企業利益による影響もあり得るとし、複数の要因がインフレを下押ししているとの見方を示した。その一方で、6月の米消費者物価指数(CPI)のデータだけを引用し、過度な楽観を抱かないよう求めた。

  先週発表された6月の総合CPIは前年同月比3%上昇と、2021年3月以来の小幅な伸びとなった。食料品とエネルギーを除くコアCPIは4.8%の上昇だった。

米CPI、6月は急激に鈍化-利上げ近く打ち止めとの期待高める (3)

  インタビューの中で同氏は6月のデータは「単月の数字」だとして、深読みしすぎないよう注意を促した。


  イエレン氏は一貫して、失業率を急上昇させることなくインフレ率を米金融当局の目標である2%に戻すことは可能との見解を示してきた。楽観的過ぎるように見られた時期もあったが、米国の労働市場は極めて力強く推移しており、6月の失業率は3.6%と、半世紀ぶりの低水準近辺にとどまっている。

  同氏は「テクノロジー産業など大きな打撃を受けた幾つかのセクターを除いて、企業の積極的な人員削減は見られていない」と指摘。「労働力を増やそうとする意欲がいくらか後退したように見えるだけだ」と続けた。  


原題:Yellen Sees Disinflation Pressures at Work as Hiring Surge Fades

(抜粋)
(詳細を加えて更新します)

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米銀大手の決算、投資銀行業務で復活の兆し-M&Aは依然として低迷 t 2023年7月19日 4:17 JST ブルームバーグ

2023-07-19 05:24:29 | 日記

米銀大手の決算、投資銀行業務で復活の兆し-M&Aは依然として低迷
Hannah Levitt
2023年7月19日 4:17 JST ブルームバーグ

大手4行の株式引き受け収入、いずれも市場予想を上回る
状況は好転しつつあり、明るい兆し見られる-モルガンSのCFO



ここ1年余りディールメーキングが低迷していたウォール街で、資本市場事業がついに復活しつつあるとの期待が高まっている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェース、シティグループの4行が発表した第2四半期(4-6月)決算では、株式引き受け収入がいずれも市場予想を上回り、シティを除きすべて前年同期比でプラスを確保した。債券引き受け収入でも、同じくシティを除き全行が予想を上回った。

BofA、4-6月増益-トレーディングと投資銀業務好調が寄与
モルガンS、トレーディングとディールメーキングが4-6月収益圧迫
JPモルガン、収入が過去最高-ファースト・リパ買収や金利高で
シティ、4-6月期利益は予想上回る-クレジットカードが寄与

  モルガン・スタンレーのシャロン・イェシャヤ最高財務責任者(CFO)は18日のインタビューで、「状況は好転しつつあり、明るい兆しが見受けられる」と指摘。案件が積み上がっており、「より良い2024年に向けた下地が整いつつある」と述べた。

  業況の改善をうかがわせる決算が追い風となり、18日の米株式市場では大小問わず、銀行株が広く買いを集めた。

  投資銀行業務の収益は近年、大きく変動した。新型コロナウイルス禍では、低金利と景気刺激策に後押しされ、引き受けやディールメーキング関連の手数料が急増。ところが、米金融当局が昨年インフレ退治に向けて急ピッチの利上げを開始すると、一転して大きく落ち込んだ。

  ただ、ウォール街の経営陣はまだ復活を遂げたとは明言していない。M&A(合併・買収)案件はなお低水準にとどまっているほか、BofA、モルガン・スタンレー、JPモルガン、シティの助言業務収入は合計で前年同期比24%落ち込んだ。比較対象である前年はすでに同16%減の水準だった。

  JPモルガンのジェレミー・バーナムCFOは14日、「最近の結果に基づいてこれをトレンドと呼ぶのは時期尚早だ」と指摘。「資本市場の活動で心強い兆しが出ている」としながらも、「M&Aではなお、一定の逆風が吹いている」と話した。

   ゴールドマン・サックスは19日に第2四半期決算を発表する。株式引き受け収入は前年同期比2倍の2億9200万ドル(約405億円)、債券引き受け収入は2%減の4億4600万ドルと予想されている。一方、M&A関連の助言収入は35%減となる見込みだ。

原題:Wall Street Sees Glimmer of Hope for Investment-Banking Revival(抜粋)

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米国株、ダウ7日続伸 予想上回る決算で心理改善 米国・欧州株概況 2023年7月19日 5:05

2023-07-19 05:19:55 | 日記
米国株、ダウ7日続伸 予想上回る決算で心理改善
米国・欧州株概況
2023年7月19日 5:05

【NQNニューヨーク=矢内純一】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は7日続伸し、前日比366ドル58セント高の3万4951ドル93セント(速報値)で終えた。これまでに発表された2023年4~6月期決算で市場予想を上回る内容が相次いでおり、投資家心理が改善している。前週発表の米物価指標がインフレ鈍化を示したことで米連邦準備理事会(FRB)の利上げ長期化への警戒も和らいでおり、幅広い銘柄に買いが入った。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、金融大手のモルガン・スタンレーとバンク・オブ・アメリカが18日発表した4~6月期決算で売上高に相当する純営業収益と1株利益が市場予想を上回り、いずれも株価が上昇した。19日に決算発表を控える同業のゴールドマン・サックスにも買いが及んだ。

アナリストが投資判断を引き上げた医療保険のユナイテッドヘルス・グループの上昇が目立った。ソフトウエアのマイクロソフトも高かった。交流サイトのメタプラットフォームズなど、人工知能(AI)関連の提携拡大を相次いで発表したことが追い風となった。

18日発表の6月の米小売売上高は前月比0.2%増と、市場予想(0.5%増)を下回った。自動車・同部品を除いた売上高も0.2%増と、市場予想(0.3%増)に届かなかった。消費の減速懸念が重荷となり、取引開始直後はダウ平均が小幅に下げる場面もあった。

個別では、通信のベライゾン・コミュニケーションズが9営業日ぶりに反発。建機のキャタピラー、バイオ製薬のアムジェンも上げた。一方、機械のハネウェル・インターナショナル、クレジットカードのビザが売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比108.693ポイント高の1万4353.642(速報値)で終えた。