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東証大引け 小反落、円高進行が重荷 半導体関連には買い 国内株概況 2023年7月14日 15:38

2023-07-14 20:54:18 | 日記
東証大引け 小反落、円高進行が重荷 半導体関連には買い
国内株概況
2023年7月14日 15:38

14日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日比28円07銭(0.09%)安の3万2391円26銭で終えた。日銀が金融政策を修正するとの観測を背景に外国為替市場で円高・ドル安が進み、海外短期筋から株価指数先物に断続的な売りが出た。下げ幅は一時200円に迫ったが、前日の米ハイテク株高は支えで半導体関連などには買いも入り、日経平均は上昇する場面も多かった。

同日の外国為替市場では円相場が1ドル=137円台まで上昇した。輸出関連企業の採算悪化などへの警戒で日本株の重荷となった。「次回(27~28日)の日銀金融政策決定会合までは日本の株式相場は神経質な展開が続く」(大和証券の細井秀司シニアストラテジスト)との見方が多い。

朝方は買いが入る場面も目立った。前日の米株式市場でハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、2022年4月以来の高値を付けた。米インフレの鈍化観測が支えで、東京市場でも主力の半導体装置を中心に買いが入り、相場の支援材料となった。

午後に入ると、これから本格化する主要企業の決算発表への期待や中国・上海株の上昇が追い風となる半面、週末をにらんだ持ち高調整の売りが出て方向感に欠ける展開が続いた。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に反落し、3.89ポイント(0.17%)安の2239.10で終えた。JPXプライム150指数も反落し、1.22ポイント(0.12%)安の1023.68だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆7640億円。売買高は13億3681万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1134と、全体の約6割を占めた。値上がりは624銘柄、変わらずは77銘柄だった。

ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、セブン&アイが下げた。一方、半導体関連のアドテストや東エレクは買われた。川崎汽など大手海運株の上昇も目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース 2023年7月14日 6:00 JST Bloomberg

2023-07-14 06:11:41 | 日記

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
西前明子
2023年7月14日 6:00 JST Bloomberg

セントルイス連銀総裁が辞任、米PPI予想下回る、俳優労組もスト
マクロヘッジファンドにSVB破綻の後遺症、S&P500種次の節目




ハリウッドの脚本家労組に続いて、俳優労組もストライキを決行します。すでに大型映画シリーズの一部は新作封切りが延期されるなど、コンテンツ不足の波はエンターテインメント業界に押し寄せています。一方で動画ストリーミングの世界では、日本で過去に放映済みのテレビドラマが存在感を強めています。ネットフリックス米国版のテレビシリーズセクションでは、2016年の「逃げるは恥だが役に立つ」や21年の「最愛」がトレンド入り。Z世代の間では2000年の「池袋ウエストゲートパーク」も話題になっていると聞きます。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。


タカ派去る

米セントルイス連銀のブラード総裁が13日付で辞任した。8月14日まではセントルイス連銀に顧問としてとどまる。ブラード氏(62)は在任15年。退任後はパデュー大学ビジネススクールの学部長に就くという。連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策を巡る役割やその他の関連職務からは身を引き、講演などもすべて中止したとセントルイス連銀は説明した。ブラード氏は21年半ばから、インフレを抑え込むためにさらに積極的な措置を取るべきだと主張。物価圧力が「一過性」のものだと連邦準備制度理事会(FRB)が考えるのは間違っているとして、0.75ポイントの利上げを含め、いち早く大幅な金融引き締めを訴えていた。
圧力緩和

6月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%上昇し、エコノミスト予想の0.2%上昇を下回った。前年同月比でも0.1%上昇と、予想の0.4%上昇を下回り、約3年ぶりの低い伸び。食品とエネルギーを除くコアPPIも前月比、前年同月比ともに予想を下回った。前日発表の消費者物価指数(CPI)に続いて物価圧力の緩和を浮き彫りにする内容で、インフレ抑制に取り組む米金融当局者にとっては安心材料となりそうだ。
ストライキ

全米の俳優16万人が加入するハリウッド俳優労組、米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAGーAFTRA)がスト決行を発表した。ハリウッドの脚本家労組と俳優労組のストが重なるのは約60年ぶり。SAGーAFTRAはこれより先、ネットフリックスからソニーグループ、ウォルト・ディズニーに至るまで経営側を代表する全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)との交渉が決裂したと明らかにしていた。脚本家1万1500人余りを代表する米脚本家組合(WGA)のストは5月2日から続いている。すでに多くの番組やプロジェクトが中断され、9月の新クール開始が危ぶまれている。
マクロの冬

大手マクロヘッジファンドの一部にとって、23年上期は極めて厳しい業績となった。キャクストン・アソシエーツでは6月に成績が一段と悪化し、上期を20%のマイナスで終えた。エレメント・キャピタル・マネジメントは6月に7.7%のマイナスとなり、年初来の成績をマイナス15.4%に下げた。サイド・ハイダー氏やクリス・ロコス氏のファンドをはじめ、6月に利益を上げたものの3月の損失を埋めるには至らなかったファンドもある。同月にはシリコンバレー銀行(SVB)破綻の衝撃が世界の金融市場に広がり、マクロヘッジファンドは金利市場でのレバレッジ取引で大打撃を受けた。
次の節目

ゴールドマン・サックス・グループのパートナー、ジョン・フラッド氏はS&P500種株価指数が年内に過去最高値を更新する軌道にあるとみている。同指数は過去9カ月で25%上昇し、22年4月以来の高値水準で推移している。フラッド氏の楽観的な見方とは対照的に、ブルームバーグが6月中旬にまとめたストラテジストの予想平均によれば、年末までにS&P500種は約8%下げ、下期としては少なくとも1999年以来の悪い見通しとなっている。
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