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東証大引け 続伸し275円高、米・香港株高で買い戻し 国内株概況 2022年10月25日 15:29

2022-10-25 20:20:25 | 日記
東証大引け 続伸し275円高、米・香港株高で買い戻し
国内株概況
2022年10月25日 15:29

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比275円38銭(1.02%)高の2万7250円28銭で終えた。前日の米株高や25日の中国・香港のハイテク株高を好感し、日経平均は上げ幅を一時360円超に広げた。前日に発表した決算内容に着目した個別銘柄の物色も目立った。

日経平均は午後に上げ幅を広げた。前日の下げが大きかった香港上場のハイテク銘柄で構成する「ハンセンテック指数」が急反発し、投資家心理が改善した。ソフトバンクグループ(SBG)に連想買いが入り、日経平均を押し上げた。

前日に好決算を発表した日電産が買われるなど、業績を手掛かりにした物色も目立った。これから本格化する主要企業の2022年4~9月期決算発表に向けて「円安が日本企業の業績を押し上げるという安心感が株式相場の支えになるだろう」(野村証券の小高貴久シニア・ストラテジスト)との声があった。

中国共産党の新指導部による経済政策に対する不透明感や、米長期金利の高止まりへの警戒感は上値を抑える要因となった。市場では「世界的なインフレは続いており、売り方の買い戻しによる上昇にとどまる」(国内証券)との慎重な見方があった。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は前日比19.95ポイント(1.06%)高の1907.14だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆7990億円。売買高は10億4008万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1353。値下がりは406、変わらずは78銘柄だった。

エーザイやアステラス、第一三共が上昇した。郵船や商船三井、川崎汽の上げも目立った。一方、資生堂や花王は下落した。中外薬や住友ファーマは安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続伸し417ドル高 FRBの利上げ減速期待で ナスダックも上昇 米国・欧州株概況 2022年10月25日 5:33

2022-10-25 06:01:28 | 日記
米国株、ダウ続伸し417ドル高 FRBの利上げ減速期待で ナスダックも上昇
米国・欧州株概況
2022年10月25日 5:33

【NQNニューヨーク=川上純平】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比417ドル06セント(1.3%)高の3万1499ドル62セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げペースを緩めるとの見方が引き続き買いを誘った。英国でスナク元財務相が次期首相に就任する見通しとなり、英国の財政運営が安定するとの見方から欧州株式相場が軒並み上昇したのも投資家心理の改善につながった。

FRBが11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小を協議すると先週末に伝わった。インフレ抑制のため大幅利上げを続けるとの警戒感が後退し、24日も買いが続いた。米長期金利の上昇に一服感が出たことも支えに、ダウ平均の上げ幅は一時520ドルに達した。

先週末は景気敏感株への買いが相場を押し上げたが、24日はディフェンシブ株の上昇も目立った。バイオ製薬のアムジェンや飲料のコカ・コーラの上昇率が大きかった。

今週はスマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど大手ハイテク銘柄の2022年7~9月期決算発表を控える。これまでの決算発表を受けて企業業績を巡る過度な不安は和らいでいる。決算発表後の株高への期待も相場を支えた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前週末比92.896ポイント(0.9%)高の1万0952.612で終えた。検索サイトのアルファベットや半導体のエヌビディアが上昇した。