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米国株、ダウ反発し748ドル高 FRBの利上げ減速観測で ナスダックも反発 米国・欧州株概況 2022年10月22日 5:23 (2022年10月22日 5:24更新)

2022-10-21 15:42:32 | 日記
米国株、ダウ反発し748ドル高 FRBの利上げ減速観測で ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2022年10月22日 5:23 (2022年10月22日 5:24更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比748ドル97セント(2.5%)高の3万1082ドル56セントとほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利上げペースを緩めるとの見方が浮上し、株式の買い直しが優勢となった。今週のダウ平均は4.9%高となり、週間の上昇率では6月下旬(21~24日、5.4%)以来の大きさとなった。

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が21日朝、「FRBは11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、その次の12月会合での利上げ幅縮小について協議する」と報じた。FRBがインフレ抑制のため大幅利上げを続けるとの観測がやや後退した。

米長期金利が早朝に一時4.33%と2007年以来の高水準を付けていたが、報道を受けて4.2%台に低下した。株式の相対的な割高感が薄れ、幅広い銘柄が買い直された。外国為替市場でドルが円など主要通貨に対して下落し、ドル高で海外売上高の大きい米企業の収益が目減りするとの警戒感が薄れたのも株式の買い直しを誘った。

景気敏感株が買われ、建機のキャタピラーや化学のダウの上昇が目立った。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株も高い。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどハイテク株も総じて上げた。

ただ、決算を発表した銘柄が売られ、ダウ平均は朝方に100ドル超下げる場面もあった。2022年7~9月期決算を受けて値上げによる契約件数減の懸念が強まった通信のベライゾン・コミュニケーションズが大きく下落。貸倒引当金の積み増しが先行きの業績懸念を誘ったクレジットカードのアメリカン・エキスプレスも売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3日ぶり反発し、前日比244.872ポイント(2.3%)高の1万0859.716で終えた。動画配信のネットフリックスやネット通販のアマゾン・ドット・コムが高い。


東証大引け 続落 米株安を嫌気、様子見で値幅狭く 国内株概況 2022年10月21日 15:36

2022-10-21 15:42:32 | 日記
東証大引け 続落 米株安を嫌気、様子見で値幅狭く
国内株概況
2022年10月21日 15:36

21日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比116円38銭(0.43%)安の2万6890円58銭で終えた。前日の米株安で投資家心理が弱気に傾き、幅広い銘柄で売りが優勢だった。一方、下値を模索する動きは限られ、半導体関連の一角が上昇して相場を支えた。終日、投資家の様子見ムードが強く、日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は116円と2021年12月24日以来およそ10カ月ぶりの狭さとなった。

前日の米株安を受けて朝方から売り優勢の展開となり、日経平均の下げ幅は100円を超える場面があった。直近まで上昇基調が続いていた陸運株などリオープン(経済再開)関連も利益確定の売りに押された。

一方、20日に22年4~12月期の業績が増益になるとの見通しを示したディスコが大幅に上昇した。東エレクなど他の半導体関連株にも買いが波及した。「短期目線の投資家を中心に半導体の一角を買い戻す動きがみられた」(外資系証券トレーダー)という。

外国為替市場で円相場は1ドル=150円半ばまで下げ、1990年8月以来の円安・ドル高水準を付けた。株式相場では円安・ドル高を材料視する向きは限られた。

東証株価指数(TOPIX)は続落し、13.43ポイント(0.71%)安の1881.98で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆5950億円。売買高は10億2666万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1422と、全体の約7割超を占めた。値上がりは350、変わらずは65銘柄だった。

小田急や京王、JR西日本が売りに押された。ダイキンや住友鉱も安い。三菱電や電通グループ、シャープが上昇した。商船三井や川崎汽も小幅に上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続落し90ドル安 長期金利上昇とドル高を嫌気 ナスダックも続落 米国・欧州株概況 2022年10月21日 5:36

2022-10-21 06:03:27 | 日記
米国株、ダウ続落し90ドル安 長期金利上昇とドル高を嫌気 ナスダックも続落
米国・欧州株概況
2022年10月21日 5:36

【NQNニューヨーク=横内理恵】20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比90ドル22セント(0.3%)安の3万0333ドル59セントで終えた。米長期金利が連日で14年ぶりの水準に上昇し、株式の割高感が意識された。ただ、市場予想を上回る決算を発表した銘柄が買われ、ダウ平均は上げる場面もあった。

長期金利は4.2%台(前日終値は4.13%)と2008年以来の水準に上昇した。インフレの高止まりを受けて米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が強まった。フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は20日の講演で「インフレ抑制の進展の遅さに失望しており、しばらくは利上げを続ける」と述べた。

外国為替市場でドルが対円で32年ぶりに1ドル=150円台に乗せ、ドル高への警戒感も強まった。ドル高はハイテクなど海外売上高の大きい米企業にとって収益の逆風となる。

一方、19日夕に発表した2022年7~9月期決算で売上高や1株利益が市場予想を上回ったIT(情報技術)のIBMが4%あまり上げるなど、決算を材料視した買いは相場を支えた。ダウ平均は400ドル近く上昇する場面があった。

ホームセンターのホーム・デポなど消費関連、建機のキャタピラーなど景気敏感株の一角が売られた。金利上昇で配当利回り狙いの株の投資妙味が低下するとして、公益サービス株などにも売りが広がった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比65.664ポイント(0.6%)安の1万0614.844で終えた。19日夕発表の決算で売上高が市場予想に届かなかった電気自動車のテスラが大幅下落した。