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東証大引け 3日ぶり反発 値がさ半導体株がけん引、上値は限定 国内株概況2021年11月19日 15:29

2021-11-19 21:05:59 | 日記
東証大引け 3日ぶり反発 値がさ半導体株がけん引、上値は限定
国内株概況2021年11月19日 15:29

19日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比147円21銭(0.50%)高の2万9745円87銭で終えた。前日の米株式市場の流れを受け、値がさの半導体関連株に積極的な買いが入り、指数を押し上げた。ただ、その後の物色に広がりがみられず、上値は限られた。
前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇し、東京市場でも関連銘柄を買う動きが活発になった。東エレクとアドテスト、太陽誘電の上昇が目立ち、3銘柄で日経平均を100円超押し上げた。
岸田文雄首相は19日午前に新たな経済対策について財政支出が56兆円程度、事業規模が79兆円程度と明らかにした。事前報道で伝わっていたが、相場の一定の下支え要因との見方があった。日本時間19日の米株価指数先物が堅調に推移したのも支援材料となった。
しかし物色の範囲が限定的で上値を追う雰囲気は乏しく、日経平均は小幅に下げる場面もあった。ANAHDや高島屋など経済再開(リオープン)銘柄が下落。政府が22年1月にも国内旅行の需要喚起策を再開するとみられるが「欧米で新型コロナウイルスの感染が再び拡大しており、日本でも少し遅れて同様の傾向をたどるこれまでのパターンを警戒する市場参加者が多い」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト)との指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、前日比9.01ポイント(0.44%)高の2044.53で終えた。JPX日経インデックス400も3日ぶりに反発した。
東証1部の売買代金は概算で2兆9270億円。売買高は11億9635万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1059、値下がりは1025銘柄、変わらずは99銘柄だった。
富士フイルムやガイシが買われた。SUMCOやホンダも高い。半面、サイバーが大幅安。ソフトバンクグループ(SBG)、NECが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続落し60ドル安 アップル上昇は下支え ナスダックは反発 米国・欧州株概況2021年11月19日 6:40

2021-11-19 06:45:29 | 日記
米国株、ダウ続落し60ドル安 アップル上昇は下支え ナスダックは反発
米国・欧州株概況2021年11月19日 6:40

【NQNニューヨーク=川上純平】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比60ドル10セント(0.2%)安の3万5870ドル95セントで終えた。前日夕に発表した2021年8~10月期の決算が失望されたネットワーク機器のシスコシステムズが大幅に下落し、ダウ平均を押し下げた。半面、半導体株の一角には買いが集まった。
シスコシステムズは6%安で終えた。8~10月期決算で売上高と次期予想が市場予想を下回り、嫌気した売りが出た。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)、映画・娯楽のウォルト・ディズニーの下げも目立った。
ダウ平均は午前中に276ドル安となる場面があったが、午後にかけて下げ渋った。電気自動車を2025年にも発売すると伝わったスマートフォンのアップルが3%上昇し、ダウ平均を下支えした。16日に市場予想を上回る好決算を発表したホームセンターのホーム・デポへの買いも続いた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前日比72.139ポイント(0.5%)高の1万5993.710で終えた。画像処理半導体のエヌビディアが8%高で終えた。前日夕に市場予想を上回る21年8~10月期決算を発表し、アナリストの目標株価を引き上げが相次いだ。半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も連れ高した。