コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 3日続落、円高が重荷 ソフトバンクGが大幅上昇 国内株概況2021年11月9日 15:34 (2021年11月9日 15:43更新)

2021-11-09 06:33:02 | 日記
東証大引け 3日続落、円高が重荷 ソフトバンクGが大幅上昇
国内株概況2021年11月9日 15:34 (2021年11月9日 15:43更新)

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比221円59銭(0.75%)安の2万9285円46銭で終えた。米株価指数先物が日本時間9日の取引で軟調に推移し、日本株の売りを促した。外国為替市場で1ドル=112円台後半まで円高・ドル安が進んだことも輸出関連株を中心に相場の重荷となった。後場寄り直後には日本株への売り圧力が強まり、下げ幅は一時250円を超えた。
朝方は上昇して始まった。前日の米株式市場で主要株価指数が最高値を更新し、運用リスクをとりやすくなったとみた投資家の買いが優勢となった。寄り付き直後に日経平均の上げ幅は200円を超えた。もっとも、その後は伸び悩み、午前の取引終了前には一時下げに転じた。
前日に大規模な自社株買いを発表した値がさのソフトバンクグループ(SBG)は10%超の大幅高となった。日経平均のプラス寄与度はSBGだけで136円程度だった。
午後に自民、公明両党の幹事長の経済対策を巡る協議で「柱となる給付金について18歳以下に10万円相当を支給すると合意した」と伝わった。個人消費を拡大させるとの期待が相場を下支えした。
JPX日経インデックス400は3日続落した。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、16.45ポイント(0.81%)安の2018.77で終えた。午前は高く推移する場面もあった。
東証1部の売買代金は概算で2兆7458億円。売買高は11億9955万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1719と、全体の8割弱を占めた。値上がりは400、変わらずは64銘柄だった。
昼ごろに決算発表した川重や東レが午後に売られた。マネックスGやファストリも安かった。一方、レーザーテクなど半導体関連の一角は買われた。明治HDや鹿島も上がった。
きょう東証2部に上場した日本調理機は9時ちょうどに公開価格(2710円)を1.5%上回る2750円で初値を付けた。終値は2688円と公開価格を下回った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ続伸し104ドル高 米インフラ法案の可決好感 ナスダックは11日続伸 米国・欧州株概況2021年11月9日 6:30

2021-11-09 06:33:02 | 日記
米国株、ダウ続伸し104ドル高 米インフラ法案の可決好感 ナスダックは11日続伸
米国・欧州株概況2021年11月9日 6:30

【NQNニューヨーク=川内資子】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比104ドル27セント(0.3%)高の3万6432ドル22セントと連日で過去最高値を更新した。米議会下院が5日にインフラ投資法案を可決した。建機のキャタピラーなど政策の恩恵を受けるる銘柄を中心に買われた。前週末の米雇用統計を受けた米景気への楽観も相場を支えた。
インフラ法案は米上院では可決済み。道路や橋のほか、電気自動車(EV)向け設備や高速通信網の整備などを進める。建機の需要拡大につながるとの見方からキャタピラーは4%上昇した。ダウ平均の構成銘柄以外では鉄鋼のヌーコアなど素材株、電気自動車(EV)の充電設備株の上げが目立った。
前週5日発表の10月の米雇用統計で雇用者数が市場予想以上に増えたのを好感した買いも続いた。クレジットカードのビザと同業アメリカン・エキスプレスなど消費関連株が買われた。8日の米債券市場では前週後半にみられた長期金利の低下が一服した。利ざや縮小の警戒感が薄れ、JPモルガン・チェースなど金融株には買い直された。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は11日続伸し、前週末比10.769ポイント(0.1%)高の1万5982.357と連日で最高値を更新した。11日続伸は19年12月に並ぶ連続上昇記録。成長期待からネット検索のアルファベットが買われ、一時は米株で3社目となる時価総額2兆ドル超えを達成した。交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)がデータセンター向けに半導体を採用すると伝わった半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が急伸。エヌビディアなど同業の一角にも買いが広がった。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は8日続伸し、4.17ポイント(0.1%)高の4701.70で終え、連日で最高値を更新した。