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東証大引け 小幅続落、経済対策「55.7兆円」報道で一時上昇も 国内株概況2021年11月18日 15:37

2021-11-18 17:19:55 | 日記
東証大引け 小幅続落、経済対策「55.7兆円」報道で一時上昇も
国内株概況2021年11月18日 15:37

18日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落し、前日比89円67銭(0.30%)安の2万9598円66銭で終えた。前日の米株式相場の下落を受け、運用リスクを回避したい投資家の売りが優勢だった。前日まで上げが目立った銘柄を中心に利益確定の売りも出やすかった。アジア市場で香港や上海の株式相場が下げると、日本株にも売りが膨らみ日経平均の下げ幅は280円を超える場面があった。
14時に日本経済新聞電子版が「政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが18日、分かった」と報じた。40兆円規模になるという市場の予測を上回るとの受け止めから、経済活動を刺激するとの期待から急速に下げ渋り上昇に転じる場面があった。
岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「財政支出の規模は大きいものの、回復の遅れている国内消費を刺激するかどうかについては懸念がある」との見方を示していた。買い一巡後は大引けにかけて日経平均は再び下げた。
原油など資源価格の下落で、鉱業や石油、ゴムといった素材関連の下げが目立った。川崎汽や郵船といった海運株も大きく下げた。
JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比2.82ポイント(0.14%)安の2035.52で終えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆8167億円、売買高は12億2040万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1314と、全体の約6割を占めた。値上がりは770、変わらずは99だった。
エーザイは8%超下落した。ソフトバンクグループやアドテスト、セブン&アイも売られた。一方、日電硝は大幅高。TDKやリクルート、塩野義が上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕



米国株、ダウ反落し211ドル安 利益確定売り優勢 クレジットカードのビザ大幅安 米国・欧州株概況2021年11月18日 6:25

2021-11-18 07:53:31 | 日記
米国株、ダウ反落し211ドル安 利益確定売り優勢 クレジットカードのビザ大幅安
米国・欧州株概況2021年11月18日 6:25

【NQNニューヨーク=戸部実華】17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比211ドル17セント(0.6%)安の3万5931ドル05セントで終えた。前日は市場予想を上回る10月の米小売売上高や米企業の好決算などを材料に主要株価指数が過去最高値に近づいたが、17日は目先の利益を確定する売りが優勢だった。クレジットカードのビザが大幅安となったこともダウ平均を下押しした。
ビザは5%安で終え、ダウ平均を1銘柄で70ドル近く押し下げた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが来年1月から英国のサイトでビザのクレジットカードの利用を停止すると伝わり、嫌気した売りが膨らんだ。
17日は米長期金利の上昇が一服し、利ざや改善期待の後退で金融のゴールドマン・サックスが3%安となり、JPモルガン・チェースも下げた。建機のキャタピラーや化学のダウといった景気敏感株の一角も売られた。
半面、スマートフォン「iPhone」の販売好調の観測が出たアップルが高い。16日にインドの航空会社からの受注を発表し、17日はアナリストが投資判断を引き上げた航空機のボーイングも買われた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比52.284ポイント(0.3%)安の1万5921.571で終えた。取引終了後に決算発表を控えた画像処理半導体のエヌビディアが3%安となった。交流サイトのメタプラットフォームズ(旧フェイスブック)も安い。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の株売却で下げ基調だった電気自動車のテスラは押し目買いが入り、3%高で終えた。