ベタ降り VS 回し打ち

東一局、立直が入りました。

ここで完全に手牌を中抜きして、他家の完全安牌を残してベタ降りするか、ちょっとリスクを負って、回るか。

結構、皆、こういう局面で条件反射的に回そうとするが、
そのリスクを負った結果、相手に挟まれて安牌がなくなるケースもあり、
そのリスクを掛けてしまった自分に後悔することがあると思う。 

この守備意識があるかないかって、結構、差が出るように思える。
なぜなら皆そこまで考えて麻雀してないし、
ま、俺だけかも知れないけど、こういうケースは割とよくあることだからである。

特に牌理がシッカリしてる強者相手とかだと、相手の聴牌速度は速くなりがちだし、
尚更そのような傾向がある。このケースに限らないが、常に相手から立直が入ってもいいように準備しないと危険なゲームでもある。

何か、和了りは常に諦めないでリスクを追ってでも、
和了りや聴牌に向かうのが美学であり、中抜きする奴は恥ずかしいみたい精神論を語る人がいるが、

これはあまりにも偏った雑魚的な考えであり、危険である。

無理だと思ったら完全に未練を断ち切るのも勝つ手段であり、
そんな下らない美学など捨てて、その時の損得だけで判断して欲しいと思う。