まだ中盤とか序盤で先の見えない戦いでは、そう簡単にはいかないように思える。
よくあるのが攻撃が最大の防御的な展開である。
CASE1、トップがダントツトップ、2着以下は団子状態。トップ目から立直や高そうな鳴きが入り、
もうトップは諦め2着に妥協したつもりでも、和了を逃し、その後手が入らなくなり気付いたらラス。
CASE2、立直に対し無理に降りてしまい途中で手が詰まったり、その場でオリ打ちをしてしまった。
CASE3、序盤から守り気味に行って和了を逃したりしていたが、後で交通事故に遭ってしまいラス。
など。
確かに立直とか鳴きに対し真っ直ぐいくことでやられることはある、
でも、このような逆の展開もしょっちゅうある。
凄くたまにだが、あまりにも放銃に対しナイーブになりすぎる人がいる、そりゃ無茶降りだというか。
で、そういう人に限り放銃を回避できるのが下手な打ち筋だったりする。
手牌パンパンにしたり、鳴いて手牌を狭めて、リーチに無茶降りしてオリ打ちとか。
それが必ずしも2着3着狙いの麻雀とも思えない。
話は逸れるが、基本麻雀は開き直る方が得である。
そもそも当り牌だけをピンポイントで止めるなんてことが神業に近く、真っ直ぐ行った所で刺さるケースってそんなにはないからである。
私のこの戦績を見てもらえれば分かるが、これだけ和了が多いのに放銃率は9%を切っている。
それは押し引きが弱気な訳ではなく、立直が相手から入るまでの徹底された手順にある、
放銃をそんなに回避したいのなら、そっちをシッカリ身につけた方が良い。
押し引きだけで放銃が下げられると思ってるのは中級者である。
ま、放銃を回避するだけの麻雀ってのも面白いのかも知れないのだろうけど。それで損するか得をするかは自分次第であろう。
私はそれが得とは思えない。
と、冒頭にも述べた通り、序盤や中盤は何が起こるか分からないのである。だから、ちょっとリードしてるからとか、あまり関係ない。
とは言え、オーラスとか終盤ではちょっとしたリードで着順が変わったりするので、小賢しい戦術も大事になってくるように思える。
私の2着3着取りの考えとしては以下のような感じだ。
東風戦の場合、
東一東二→あまり先は考えない
ラス前オーラス→そろそろ考える
東発に大きな点差を広げられる→そろそろ考える
東南戦の場合、
東場~南1→あまり先は考えない
南2→微妙だけどあまり考えない
ラス前オーラス→そろそろ考える
東発に大きな点差を広げられる→まだ可能性は高いので考えない。
そんな感じだろうか、2着3着狙いの麻雀もないことはないように思える。
基本的に終盤ではそれらを強く意識することで、そうなり易くなるということは肝に銘じた方が良いのかも知れない、
ただ序盤中盤ではあまり考え過ぎないくらいが丁度良いように思える。
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