例えば、こんな局面があった。
東場の西家 ドラ 十順目くらいで
は対面と下家が切っており、1枚ずつ切れている。それ以外は生牌である。
ここから打でもそんな悪くないように思える。
筒子の上も良い感じに見えるし、手なりでもツモの来方によっては5200から満貫くらいまで見えそうだ。
なんと、打ち手はここから打とした、なかなかこの巡目で打はなかなか強気である。
私だったらもし辺張を嫌うにしても打としてしまいそうである。
これは、何も考えてないレベルの人間が打とするというのとは全く違う次元の話である。
レベルの高い打ち手がやるからこそ、強いということである。
これは相当訓練を積むか、自分の直感に自信がないと、そう簡単にはできないことに思える。
結果的にここからと重ね、
即リー、一発ツモでハネ満となったのだ。こういう縦系の手は一瞬の心の隙で天国と地獄に分かれるものだと知った。
結果論といえばそれまでだけども、多分あそこで打としてたら和了目はなかっただろう。
ハッキリ言って俺がこの打ち手の真似をするなんてのは無理に思えた局であった。
それは、どうしても自分の思考が入ってしまうし、漠然とそういう感じの打ち手だろうなとは予測は付くが、
この打ち手のことをそこまで細かくは知らないし、その人の気分とかもあるだろう。
でも、全てを真似ることは出来ないにしても、ある程度真似ることは出来るように思える。
細かい所は無理だけども、各論不可、総論可と言った所か。
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