(つづき)
「五十川一丁目」、かつての「森永製菓前」。
英字表記は“GOJUKKAWA 1-CHOME”だが、正式な地名は“ごじゅっかわ”ではなく“ごじっかわ”。
ただ、正式というのはあくまでお役所的な視点に基づくものであり、“いりべといるべ”、“ほしぐまとほしくま”などのように、普遍的な「正式」を追求してもあまり意味はないのかも。
「五十川一丁目 雪印乳業」。
雪印乳業の一社提供といえば、滝田栄MCの「料理バンザイ」を思い出します。
何十年もの間、「46番 竹下線」のみが走るルート。
郊外側は、かつては大山、那珂川営業所、天神山などの行先もあったが、その後は「井尻行き」のみという時代が長く続いた(その期間の途中で「井尻」は「井尻六ツ角」に改称)。
現在は、井尻駅を経由する「46-1番」ができ、また、井尻六ツ角から先に行く、雑餉隈営業所、福岡女学院、福岡徳洲会病院行きや、ここより手前のアサヒビール前止めなども運行されている。
都心側も、長らく「博多ふ頭行き」のみという時代が続いていたが、現在は天神止めや博多駅止めが復活している。
天神地区の停車バス停見直しのあおりをもろに受け、「博多ふ頭行き」は、「天神一丁目」も「天神北」も通過するようになってしまい、天神地区では「ソラリアステージ前」のみしか停車せず、左手を思いっきり伸ばして天神に軽くタッチしたらすぐに手を離してしまうような感じになっている。
博多駅周辺でもルートの見直しにより、長く都会を走る割にはあまりバス停に停まらない路線となってしまっており、「46番」は全体的に集客の効率性が低下している感が否めない。
ここ「五十川一丁目」から北方約300mのところには、新しいバス営業所ができる予定であり、この付近のバスの動線が大きく変わるかもしれないことも考えたら、「46番」も間もなく大きな転機を迎えることになるかも…と、回収できるかわからない伏線(KWF)をはっておきます。
(つづく)