風の吹き抜ける場所へ

今日は朝から福岡県内の某廃校に一人で実査に行ってきた。
グランド上の高圧線の地役権に関する評価の仕事なので、校舎の中に入る必要はなかったが、山あいの学校でしーんとしており、曇り空の中を少し涼しい風が吹き抜けていて、なんだかかなり怖い雰囲気だった。
廃校、廃工場、長期間の空家や自殺のあった家など、あまり気が進まない物件もたまにはあるが、「仕事なんだから」と自分に言い聞かせて、立ち止まりそうになる足を一歩前に進めている。

写真は、午後に福岡市内の某所から撮ったものだ。
住宅地のごく普通の公園なのだが、かなり眺めが良い。
仕事中にこういうポイントを発見すると、得した気分になる。
ここでも少し涼しい風が吹き抜けていたが、午前中とは違い心地よかった。
午前中のよどんだ雰囲気を消し去るため、ここでかなり大きな深呼吸をした。