ソラの記録

このブログは「地球の謎解き」(https://sora.ishikami.jp/)の情報を元に構成しています。

乗っ取られたウクライナ2019(その4)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲

2023年09月30日 21時29分11秒 | 「地球の謎解き」の情報

*)「乗っ取られたウクライナ2019(その1)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」、
*)「乗っ取られたウクライナ2019(その2)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」、
*)「乗っ取られたウクライナ2019(その3)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲、バヌアツM6.1、択捉島南東沖M5.9」の続きです。

ソラのQ&Aより
2023年9月14日
『乗っ取られたウクライナ2019 ( Revealing Ukraine 2019) 』4

===

(リー)
2016年の春にアレクサンドラ・チャルーパは、ジョージタウンのウクライナ大使館に行って、アンドリー・テレゼンコに紹介され、そしてテレゼンコはチャレイ大使によって、アレクサンドラ・チャルーパに出会うことになる。

そしてチャルーパはテレゼンコに、トランプとロシアに泥をぶっかけて、ポール・マナフォートとロシアに泥をぶっかけようとしているって言ったんだよ。

(ジャック・ポソビック、元米軍インテリジェンス(映像))
彼女はこの情報をインテリジェンスや、法的な理由で使うのではなく、選挙介入のために使いたかったんだ。

(テレゼンコ(映像))
私にもそう見えた。

(リー)
アレクサンドラ・チャルーパはポリティコ誌の記事の中でこれを認めている。
全く否定をしていない。
また、彼女はテレゼンコにトランプ陣営と協力したりいかなる援助もしないよう言った。

テレゼンコはウクライナの愛国者だ。
マイダンの革命にも参加した。
彼はチャルーパの話が気に入らなかった。
違法であるし馬鹿馬鹿しいと思っていた。
何故馬鹿馬鹿しいと思ったかは、もし競馬で間違った馬に賭けてたら後で自分のところへ返ってくるからだ。

彼は正しかった。
チャーリー大使に面会してこう言った。
「違法行為です、一切関わりたくありません」

大使に怒鳴られ、困難な状態になった。
彼はこの1か月ほど後にウクライナに帰国した。
トランプ当選に早回しすると。

(トランプ(映像))
たった今、クリントン長官から電話をもらった。

(リー)
ポリティコ誌のケン・ウォーゲルとディヴィット・スターンは、ウクライナ政府と民主党全国委員会が共謀しクリントンの手先になって、選挙妨害をしていたのを突き止めたんだ。
良く調査されたストーリーを書き出した。

アンドリー・テレゼンコと面会した。
チャーリーには断られた。
でも一度だけ報道され完全に忘れられてたことがある。
でも重要なんだ。

このポリティコの記事に重要な証拠があった。
記事中の最重要の鍵だ。
ウィキリークスが出したメールなんだ。

差出人は民主党活動家アレクサンドラ・チャルーパ。
受取人はルイス・ミランダ、民主党全国委員会のコミュニケーション・ディレクターだ。

何故ルイス・ミランダが重要なのか説明しよう、かなり重要だ。
ヒラリー・クリントン陣営は2015年に民主党全国委員会をコントロール下に置いた。
だからアレクサンドラ・チャルーパが、直接ルイス・ミランダに報告してるって意味は、彼女は委員会に報告しているだけじゃなく、クリントン陣営からたった一層離れたところに報告していることになる。

そしてメールの中で、彼女はポール・マナフォートについて、話す手配がついたと自慢している。
そしてウクライナ人のジャーナリストに、彼にぶっかける泥を掘らせる、って。

これは対ウクライナのオープン・ワールド・リーダーシップ・センターや、オープン・リーダーシップ財団の主義に完全に反することになる。
オープン・リーダーシップ財団は米国議会図書館の一部だ。
そして米国議会図書館に属する以上、選挙運動はしちゃいけないんだ。
そして複数人に確認を取ったが、オープン・ワールド・リーダーシップ・センターは、実際アレクサンドラ・チャルーパに、止めろと警告していた。

他にも重要な一件として、チャルーパは自分でリポーターのマイケル・イシコフの仲間だと明かしている。
マイケル・イシコフは、ワシントンDCでは伝説なんだ。
彼はブルドッグスタイルの調査をするジャーナリストで、例えば、モニカ・ルインスキー(ビル・クリントンの不倫相手)のストーリーも扱った。

彼は2016年の選挙中ずっとアレクサンドラ・チャルーパとつるんでいた。
そして、選挙日直前に誰もが、ヒラリー・クリントンが勝つだろうと予想してた時に、アレクサンドラ・チャルーパが2016選で最重要人物の一人だと記事を出した。

私にとって最も興味深いのは、この界隈のジャーナリストのグループは、キエフの米国大使館によって選ばれたことだ。
言ってみれば、これらのジャーナリストは米国の国務省から送られていて、国務省が選挙の共謀と介入に深く深く関わっていた証拠となる。

2018年の12月、ジャーナリストのレシュチェンコとウクライナ反腐敗局のトップが共に、キエフ裁判所で選挙介入により有罪判決を受けた。

(ウクライナ反腐敗局のトップ(映像))
私自身も、また国立反腐敗局の誰も・・米国大統領選挙にいかなる介入もしていません。

(誰かの声(録音音声))
誰かの援助?
ロシア?

(反腐敗局のトップ(録音音声))
そう思う、私は彼(トランプ)を援助していないよ、ヒラリーを助けた。

(リー)
起訴されなかった共謀者はペトロ・ポロシェンコだ。
ポロシェンコはトランプ政権にやり返されるとそれは心配していた。
だからレシュチェンコと反腐敗局に責任を押し付けだした。
誤魔化そうとしたんだ。
トランプ政権に直接関与してたと気付かれたくなかった。

(記者(映像))
トランプ大統領があと5日でホワイトハウス入りになりますが、米国との関係が変わりますか?

(ポロシェンコ(映像))
ウクライナは過去3年間で強固な二国間サポートを達成しましたよ。

===

トランプとポロシェンコの会談の映像が流れる。

(オリバー)
トランプはポロシェンコにツーショットの機会を与えましたね。

(トランプ(映像))
お会い出来て実に名誉です、ありがとう。

(ポロシェンコ(映像))
ありがとう

(オリバー)
トランプはポロシェンコのことを好かなかった、何故ですか?

(メドヴェドチュク)
まずポロシェンコは自分の立場から、米国の選挙活動に関わっていました。
ヒラリー・クリントンを支持し、それを大っぴらにやっていた。
何故大っぴらかと言うと、米国のウクライナ大使のチャーリー氏が、民主党議員をオープンに支持していたからですよ。

(ヌーランド(映像))
彼は経済や政治の経験を積んだような振る舞いをしている。

(バイデンとウクライナ首相ヤツェニュクが会見場に立っている ヤツェニュクがどうぞ、と手を出す映像)

(バイデン(映像))
わかったよ。

===

(メドヴェドチュク)
ヤツェニュク首相はフランクに話す人だったが、彼はトランプについて侮辱的だった。
彼は米国は超大国で、聡明で知性の発達した大統領が相応しい、と発言した。
彼はトランプの資質を疑問視していた。
ヤツェニュクと同党で内務大臣だったアヴァコフも、トランプは二流政治家だと言った。

これで分かるようにウクライナは米国の選挙には片方に傾いていたんだ。
世界のどの国であっても、こんなことがあってはいけない。

結局トランプ氏が勝っちゃったけど、これは勝算なしと信じ切っていた、これらのキエフ権力者を震撼とさせた。
トランプがポロシェンコを良く思ってないと思われたら、それは相当の理由があるってことです。

(バイデン(映像))
大統領、貴方と同僚、そしてウクライナの国民に、神の御加護があらんことを。

(バイデンを見ているポロシェンコが映る)

そして貴方の努力を後押しする米国にも栄誉あれ、ありがとう大統領。

(ポロシェンコ(映像))
ありがとうバイデン。(握手する)

(記者?(ニュース番組映像))
(番組の帯:バイデンの息子が2020選の落とし穴か)
これ、ウクライナと民主党との腐敗を調査している時に偶然見つけたんだ。
これから3~4か月くらいで明るみに出ると思うからウクライナに行かないことにした。
 
(キャスター(映像))
えー、行かないんですか? 

(記者?(映像))
行かないよ、だって大統領の敵陣に足を踏み入れることになる。
そしてアメリカの敵だよ。
一人は2016選の民主党との共謀ですでに起訴されてる、レシュチェンコという男性だ。

(ナレーション)
2年もの間、ウクライナが選挙介入した事実を無視し続けたが、やっと「ウクライナゲート」の政治的な重さが注目されだした。

(記者?(映像))
のんびり構えて、展開を眺めるよ。

==

(ナレーション)
1997年、米国の外交政策を決定してきたズビグネフ・ブレジンスキーは、ウクライナは、欧州のチェスボードに重要なスポットだと言った。
独立国家でまさにその存在がロシアを変様させる、地政学的な中心地になる、と。
彼の著書「ブレジンスキーの世界はこう動く」の中で、ウクライナに多くのページを割いているが、常にロシアへの圧力の手段としてで、それ以上でも以下でもなかった。

(メドヴェドチュク)
ウクライナとロシアの国境は2300キロに渡る。
ウクライナの不安定化はロシアの関心事に影響を与える。
そしてワシントンという外部からのウクライナへの影響は、不安定プロセスを管理可能にし、またそれが直接ロシアに影響する。

21世紀のウクライナに起こったことを観ると、デジャブの感覚に襲われる。
童話のハールメンの笛吹き男が魅せられた子どもたちを連れ去るようだ。
何百万人もが米国と西ヨーロッパの支援で急速に豊かになるとの甘い約束に幻想を抱いていた。

尊厳革命の勃発後、期待がもろく崩れるのに時間はかからなかった。
繁栄の代わりに経済破壊があった。
人々は国が大流出した。
そして何千人もの死。

最大の課題はウクライナは、ロシアと敵対関係にあることだ。
ウクライナの「所有者」の思惑通りに、これは問題なく機能している。

===

(リー)
2013年と2014年のクーデターを見たら、米国が直接関わってたと誰でも理解出来る。
でもこれ自体が目的なのではなくて、目的のための手段だ。
そして本当の目的はロシアを挑発することで、国境近くで攻撃性をかき立てて、何かあれば全てロシアのせいにする。

(ナレーション)
操り人形師は人形が時に、自分の人生を歩みだすことを知っているのだろうか。
実に、ウクライナによる米国への選挙介入は最初の警鐘となった。

そして昨日はウクライナとロシアが戦争になるなど考えも及ばなくても、今日になればあり得るシナリオとなる。
どちらが始めようと関係ない。

最初の爆発の衝撃波が広範囲に渡り、傍観を決めている人に、影響を及ぼせば、ハーメルンの笛吹き男は自分を信じる人々を、遠くへ遠くへ連れて行くが、ロシアは攻撃的国家を決して国境に近づけないのを理解しているのだろうか。

==

(オリバー)
大変な数年でしたね。

(メドヴェドチュク)
大変・・・これからもっと大変な年になるだろうし、特に2019年はウクライナには厳しくなるかもしれない。

===

(オクサナ)
何かご心配でも?

(オリバー)
ええ。

(オクサナ)
なに?

(オリバー)
世界の大暴発かな。

(ナレーション)
いつかまた銃声が聞こえるかもしれない。
例えばウクライナ軍が、再度ロシアが領土と認識する境界を越え挑発をし、ロシアの国境警備隊が砲火で応答するように。

===

(音声)
ロシア軍がウクライナ軍に攻撃を始めました。

(音声)
犠牲者が出る模様です。

(音声)
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は ウクライナ政府が危機を招いたと・・

(ナレーション)
そして戦争が始まり、当然ロシアは侵略者と呼ばれる。

(キャスター(映像))
戦争が激化しました。

(音声)
ロシアがウクライナで国際的な危機を。

(米議員(映像))
ウクライナでロシアが戦争を・・

(ナレーション)
ウクライナの戦車は、未承認共和国を一撃で破壊するためにドンバスへ向かう。

(キャスター(映像))
トランプ大統領はいつになったらプーチンのウクライナ攻撃に立ち向かうのか。

(音声)
市民を救うためにロシア兵が迎えに出る。
 
(音声)
ハンガリア軍は、西ウクライナに住むハンガリア人の防衛に出る。

(音声)
市長は人道的危機を宣言し、国連に支援を求めました。

(音声)
ポーランドは予備兵の動員を発表し、1939年にソ連に切り離された土地が帰るチャンスかもしれない。

(司会者?(国連安保理会議映像))
国連安保理は、ウクライナ危機についての緊急会議を始めます。

(ナレーション)
そして冷戦の間に全世界が恐れた悪夢がモスクワで、ブリュッセルで、そしてワシントンで現実になる。

(キャスター(映像))
速報です。
今朝、航空母艦のUSニミッツ他4隻の動きが・・

(ナレーション)
誰もフルスケールの戦争はしたくない。
キエフのコントロールをしている者たちにとって、敗戦と破壊を避けるためには挑発を計画し、ロシアとNATOが交戦となることだ。
これは縮み上がるようなハルマゲドンの幕を切る。

ウクライナは焦土のみとなり、世界は巨大な炎に飲み込まれる。
これが恐らく人類最後の戦争となるだろう。
キエフの誰かが権力にしがみつきたかった、それだけの理由で。

(オクサナ)
良いことは何も起こらないじゃない。

(沈黙するオリバー)

===

(オリバー)
彼は歴史的に・・
彼は二国がまた一体になると見ているのだろうか。

(プーチン)
この収束は不可避だと思う。
そして、ただの友好関係の絆ではなく、同士としての絆を築いていくのが不可避だと信じる。
最終的には、すでに話した着地点に到達する。
この収束は避けられないよ。

===

(メドヴェドチュク)
ウクライナはふたつの選挙運動があって 世界でのウクライナの立ち位置を事前決定する。
そして大切なのはウクライナに新しいチャンスが開け、国のパワーとなることだ。

(ナレーション)
新大統領、ウォロディミル・ゼレンスキーは、ドンバスでの戦争を終わらせると約束して当選した。
最高司令官からの命令ひとつで戦争を終わらせるのには充分である。
何千もの人命が救われる。
彼がその令を止められる人はいない。

しかし何日経っても平和は来ない。
ウクライナ人の期待は日に日に薄れていった。
状況改善のチャンスは、ウクライナ国民への約束を果たせる議員を選出することだ。

(ゼレンスキー(映像))
第一のゴールは、ドンバスでの戦争を終わらせることだ。
ここで国会を解散とする。

(メドヴェドチュク)
議院内閣制の政府なので、当選すれば、少数派でも全ての国政事項に影響を持てる。

===

(プーチン)
彼には信念がある。
信念を持っているから、信念の男だから私は彼を尊敬する。
メドヴェクチェク氏は独立したウクライナ、より強く独立したウクライナを目指している。
同時に、彼はロシアとの関係の発展を信じていて、これは私も同意見だ。

===

(メドヴェドチュク)
我が家ではオクサナの人生原理を実践してるんですよ。
「なるべき事をする、そうしたら全てはなるようになる」
これが正しい人生だと思います。
正しい人生の原理です。
そして実践しなくてはならない。 

(オリバーが、握手の手をメドヴェドチュクに差し出す)

(オリバー)
ありがとう。

地震雲などの画像より
2023年9月29日 三田市 22:24《中秋の名月1》
2023年9月29日 三田市 22:24《中秋の名月2》
2023年9月29日 三田市 22:34《中秋の名月3》
2023年9月29日 三田市 22:34《中秋の名月4》
30-SEP-2023 00:31(日本時間 9:31) -52.87 140.20 M5.8 深さ10km WEST OF MACQUARIE ISLAND

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以上、地球の謎解きより。
写真は9月21日のソラ。


乗っ取られたウクライナ2019(その3)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲、バヌアツM6.1、択捉島南東沖M5.9

2023年09月29日 19時55分55秒 | 「地球の謎解き」の情報

*)「乗っ取られたウクライナ2019(その1)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」、
*)「乗っ取られたウクライナ2019(その2)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」の続きです。

ソラのQ&Aより
2023年9月14日
『乗っ取られたウクライナ2019 ( Revealing Ukraine 2019) 』3

===

(ヒラリー・クリントン(映像))
ロシアの成功よ、彼らは計画通りの成功を収めた。
思惑通りに社会不和と分断の種を蒔いて、ドナルド・トランプに協力した。
 
(リー・ストラナハン調査報道ジャーナリスト)
トランプとロシアの共謀疑惑を語る時に、人々の最大の間違いは、言ってみれば、MSNBCのシナリオで。

(アナウンサーか記者(アメリカのニュース番組MSNBC映像))
クレムリンはトランプ陣営に不正をオファーして、陣営はイエスと言ったわけですよ。
もう公開質問じゃなくて、これって全部証明されてるし。
 
(リー)
2016年の選挙の日の夜に始まったと思っているけれど、実際は長いシリーズなんです。
バラク・オバマが選出され・・

(オバマ(映像))
私、バラク・フセイン・オバマはここに厳粛に誓い・・

(リー)
ヒラリー・クリントンが国務長官に就任した。 

(オバマ(テレビ番組映像))
(ヒラリーに向かって)ありがとう、と言いたい。
ヒラリーは我が国最高の国務長官だと・・

(リー)
この時点で彼女は個人メールのシステムを設置した。
ここでマイダンの土台が築かれたんだろうと思う。
彼女は「市民社会2.0」なる物を持ち出した。

(アレックス・ロス外交推進担当(映像))
クリントン長官の「市民社会2.0」プログラムは、米国の紛れもない強み、テクノロジーとイノベーターの強みを生かして、それを外交目標のために使用することです。

(リー)
これは米国政府がジョージ・ソロス資金の International RenaissanceなどのNGOと直接連携し、NGO活動をしつつも資金をつぎ込んで、マイダン惨事が勃発した時に利用出来るようなトレーニングをしてきたのだ。

(ウクライナ人(映像))
私はキエフ出身のウクライナ人です。
今マイダンにいます。
何故私の国の何千万人もの人々が路上に出ているんでしょう?

(リー)
直接的な介入は、ヒラリー・クリントンのメールが隠されているため知りようがない。
あの「市民社会2.0」プログラムは、彼らがサイバーテクノロジー、スマートフォン、そして全てのテクノロジーを理解し、活動家の手法が変わってきていることを示している。

===

(メドヴェドチュク)
世界的に知られることとなったスキャンダルは、米国大統領選でのロシアの介入疑惑として、ウクライナでも噴火した。

(アナウンサー(映像))
デジタル版の911だと言われています。

(アナウンサー(映像))
米国のインテリジェンスによると、プーチンとロシア政府は、ドナルド・トランプ大統領候補の当選を助けたそうです。

(ナンシー・ペロシ(映像))
これは電子版ウォーターゲートですよ。

(トランプ(映像))
ロシアの援助など受けていない。

(FBIの誰か(映像))
FBIは防諜の任務として、ロシア政府による2016大統領選への介入を調査している。

===

(オリバー)
ロシアは2016選への介入を繰り返し繰り返し責められていましたね。

(プーチン)
あの時の介入はなかった。
今もしていないし、将来も介入などしない。

(オリバー)
そして米国では、ウクライナが選挙に介入したと調査され、混乱極まりなかった。
ポロシェンコは強いクリントン派で反トランプと見えた。

(プーチン)
ああ、秘密でもなんでもない。

(オリバー)
介入があったと思いますか?

(プーチン)
ウクライナ国家による選挙介入と解釈するのは無理だ。
でもクリントン勝利だと思ってただろうね。
そしてアメリカの新権力になるだろうと思った相手に、忠誠を誓いたかったんだ。
恩を着せたかったんだよ。
だからトランプ氏に批判的な発言をした。
言ってみれば民主党にゴマをすったのさ。
露骨にやってたから秘密でもなんでもない。

===

(メドヴェドチュク)
どういう訳か、当時の大統領候補ドナルド・トランプの元選挙対策委員長を優先したロシア介入疑惑の話になってきましたね。
ポール・マナフォート氏です。
ウクライナで噴火したこのスキャンダルに 組織的で思想的な動きがあった。

(出演者(CNNニュース映像))
ニューヨーク・タイムズで今朝記事になった、ポール・マナフォートと彼のウクライナでのディールについて話しましょう。

(メドヴェドチュク)
このスキャンダルの画策で、大統領候補と彼自身がいた選対に不利益をもたらしたとして、8月に選対本部長のポジションを解雇された。

===

(ナレーション)
陪審はマナフォート氏に脱税や銀行詐欺など8件の有罪を下し、1か月後にさらに2件の陰謀罪も認め、ロシアの選挙介入調査に協力する司法取引で有罪判決の軽減を狙いました。

(リー)
ポール・マナフォートは地域党の相談役をしていた。

(ナレーション)
地域党はウクライナで1997年の終わりに結党され、2006年から2014年までの最大の政党だった。

(リー)
アンドリュー・クレーマーはニューヨーク・タイムズの記事で、ポール・マナフォートの名が「黒元帳」に記載されていたと暴露した。

(番組の音声(映像))
セルジイ・レシュチェンコはウクライナのジャーナリストで、後に政治家になったが、危険を承知で腐敗と戦ってきた。

(レシュチェンコ(映像))
ここがマナフォートの事務所だったんだ。

(レシュチェンコと歩く記者?(映像))
彼の言う「ここ」とは重要な証拠となる可能性が見つかった場所だ。
ポール・マナフォートの直筆の署名と見られる不審な請求書である。

(リー)
マナフォートに関する疑惑を表にしたのはセルジイ・レシュチェンコだったんだ。

(レシュチェンコ(映像))
ここにポール・マナフォートの署名した文書をお見せします。

===

(メドヴェドチュク)
画像を持ってるね。
初歩的で不正確だ、腐敗に立ち向かう戦士・・

(レシュチェンコ(映像))
腐敗の問題はウクライナ独立の期間にずっとあった。

(メドヴェドチュク)
でも彼は命令に従って腐敗と戦う、特定の腐敗した人物と戦えと命令されるんだ。
でなければ戦わないし、数多い名誉棄損訴訟で彼は負けている。
彼が威厳のあるジャーナリストとして提示する情報は、信ぴょう性に欠けるのみならず虚偽なんだ。
元ジャーナリストの政治家として、この地域党の元帳を公にしろと指令があったんだ。

興味深いのは、彼がこのいわゆる地域党元帳を最初に公開した時、ポール・マナフォートの名前は出さなかった。
他の人物のことしか話さなかった。
これは前座で試験だったんだ。
全て大統領候補ドナルド・トランプを潰すだけの最終目的のためだ。

何故自信を持って言えるか?
根拠として、この元帳には4年間で何百人もの名前が記載されていた。
何千万ドルもの莫大な金額が特定人物に割り当てられていた。
名前の記載だけではなく、彼らが領収したというサインも同時にあった。

犯罪捜査はされないし、誰も起訴されていない。
だから結論として、これは一点集中の戦略で、海外からの司令によりターゲットはドナルド・トランプ大統領候補だったんだ。

(記者(ニュース映像))
セルジイ・レシュチェンコと彼の反腐敗チームは、戦争中のロシア支持であるトランプの敗戦に期待をかけています。

(アナウンサー(映像))
ここで音楽が不吉で暗くなりますねえ。

(メドヴェドチュク)
で、成功しましたね。
マナフォートは選対委員長を解雇された。
こういうことって独立した状態では起こらないんですよ。
当局からゴーサインが出ない限りあり得ない。
だからこれらの工作は介入で、ポピュラーになった掛け声以外の何物でもないんです。

(次々とFOX、MSNBCなどニュースなどのアナウンサーの映像と音声が流れる)
ロシア、ロシア、ロシア、ロシアの介入。

(トランプ(映像))
ロシア魔女狩り!

===

(プーチン)
米国の選挙についてのトピックか。
巨大な国家だ。
独自の問題を抱えているね。
善悪に対して独自の視点を持っている。
過去数年、いや、10年で中流階級は、権力者と符合はさらに儲けたと知っている。
中流階級はこの10年で何も変わっていないんだ。

これはトランプ陣営が理解していた。
そしてトランプ自身も分かっていたから、この変化をアピールした。
インターネットでブロガーが、アメリカの状況を彼らの視点で何を書こうとも、彼らは状況改善に役には立たないんだ。
クソったれてるよ。

===

(メドヴェドチュク)
話題は大統領選へのロシアの介入がほとんどで、でもマナフォートのケースは裁判所が違法だと有罪判決を下したから選挙に影響はあった。

ソロスが背後にいる筈だ。
何故なら民主党チーム、ヌーランド、ソロス、バイデンは、2016年の選挙でヒラリー・クリントンを全力で勝たせたかったからだ。

===

(FOXニュース記者(映像))
「文書」って言葉が横行して、これはいかにも重みがあるように聞こえるけれど、後日トンヅラしたFBI絡みの人物に作成された噂話の横列で、民主党全国委員会から報酬を受けていた。

(リー)
2016年の夏の間ずっと、ビクトリア・ヌーランドはクリストファー・スティール(注:イギリスの秘密情報機関MI6の元職員)から常に情報のアップデートをされていて、
2018年初期には、ヌーランドもブリーフィングされていたことを認めていた。
CBSのFace the Nationの番組で、大っぴらに話していた。

(ヌーランド(映像))
2014年と2015年のウクライナ危機の間、クリス・スティールは複数の商業クライアントからロシアで何が起こっているのか、ウクライナではどうだ、の報告を頼まれていた。

(リー)
何故こんなことが許される?
私の推測では、報告の先回りをしたくて、クリストファー・スティールに接触していたんだ。

(ヌーランド(映像))
クリスは政府内に友人がいてその報告を、私たちが有利になるよう無料で渡してくれてた。

(リー)
ヌーランドは「FBIにすぐに行くように強く勧めた」と言った。

(ヌーランド(映像))
7月半ばに彼は別件で取り組んでいて・・・懸念材料だと。

(聞き手(映像))
文書?

(ヌーランド(映像))
そう、文書。
指摘した2~4ページの短い報告を渡してくれて、彼の発見を見て、これは私たちの管轄範囲じゃないから、すぐにFBIに行くように言ったの。

(リー)
クリストファー・スティールにFBIに行くよう促した人間は多数いた。
ジョン・マケインもFBIに行けと言ったし皆が言った、っていうカバー・ストーリーを設定していたと思う。
こうして情報操作を構築しだしたんだと思う。

===

(アンドリー・テレゼンコ元ウクライナ大使館員(映像))
ワシントンのウクライナ大使館で2015年と2016年に勤務していて、ある日、大使館側のオクサナ・シュルヤー氏からアプローチされました。
彼女が良く知っている、民主党全国委員の活動家のアレクサンドラ・チャルーパ氏に会って欲しい、と頼まれたんです。
アレクサンドラ・チャルーパは弁護士で、ビル・クリントン政権でインターンだった。
12年ほど民主党全国委員会の活動家だ。

(アレクサンドラのSNSのアカウントのプーチンとトランプを揶揄する絵の投稿が流れる)

彼女はウクライナ系アメリカ人で、母親は政治に深く関わっていた。
2015にアレクサンドラ・チャルーパと姉妹は、ポール・マナフォートを激しく非難していた。

(アンドレア・チャルーパ(映像))
これがポール・マナフォート。
世界中の最悪な独裁者たちの裏で糸を引いているのよ。

(リー)
マナフォートはコネチカット出身で、彼女らはコネチカットまで出向いて、反マナフォート活動をしていた。
マナフォートが何故ターゲットになったのか不明だが、アレクサンドラ・チャルーパは、退職金を下ろしてまで活動していた。

(アンドリー・テレゼンコ元ウクライナ大使館職員(映像))
「汚点情報」が欲しいと言われて、あ、彼女自身の言葉ですよ。
2016年の9月から10月、選挙直前にトランプ陣営に泥を塗って候補から引きずり下ろしたかったんです。

(リー)
ウクライナ政府と民主党全国委員会の活動家の間で行った共謀の主要ポイントが記事になった。
就任式前にポリティコに載った。
ケン・ヴォーゲルとデイヴィッド・スターンが、ポリティコでウクライナ政府が、2016選でヒラリー・クリントンのために共謀・介入したという内容だ。
さらに、ペトロ・ポロシェンコは、これが明るみに出るのをとても恐れていたとも。
ドナルド・トランプを数分見れば誰でも分かるが、彼は彼を嵌めようとしていた連中に復讐心を抱いていた。

(トランプ(映像))
ジョン・マケインはフェイク文書を渡されて、あの文書だよ、悪党ヒラリー・クリントンが支払いしたあれ。
ジョン・マケインは私に電話もよこさずに、私を貶めるのに使えるかとFBIに渡したんだよ、酷いだろ?

(リー)
ポロシェンコは心配していた。
二つの心配事があって、ひとつは武器と経済の取引、借金、そして自身のことだ。
ポロシェンコは不人気な大統領で、支持率が10%を切ったこともあった。
驚くほどの支持率だ。
世論調査によるとウクライナは世界で一番の政治不信の国なんだ。
ポロシェンコが、米国に権力者として置かれてウクライナは最悪になった。

だからポロシェンコは、再選のチャンスがないかもしれない、西側には怒ったトランプがいる、って恐れていた。
心配が恐怖に膨らんでいったのが見て取れる。
最初は外交的な綻びを繕っていたが、次第に、自身を守るために他の人間に罪をなすり付けはじめた。

===

(メドヴェドチュク)
ウクライナにとって大失敗の外交政策だった。
興味深いのは、ウクライナの裁判所は米国の選挙プロセスへの介入を認識しているんだ。
ロシアが、と聞くが真の証拠で裏付けはされていない、裁判所がですよ。
裁判所が不正と決断し、そしてこれらの人間による介入は、ウクライナ国民として、ウクライナの外交政策に大きなダメージを与えたとまで立証されたんです。

4に続く

地震雲などの画像より
2023年9月28日 名古屋 10:23
2023年9月28日 名古屋 15:19
2023年9月28日 名古屋 16:24
2023年9月28日 三田市 17:41【石川県能登地方M4.2、バヌアツM6.1、択捉島南東沖M5.9、福島県中通りM4.5】
2023年9月28日 23時29分 石川県能登地方(北緯37.5度 東経137.2度 深さ10km) M4.2 震度3 珠洲市(石川県)
28-SEP-2023 14:40(日本時間 23:40) -15.58 167.72 M6.1 深さ127km VANUATU ISLANDS
2023年9月29日 02時40分 択捉島南東沖(北緯44.3度 東経148.8度 深さ10km) M5.9 震度2 函館市、釧路市、根室市、新冠町、浦河町、新ひだか町、浦幌町、釧路町、白糠町、別海町、標津町(北海道)
2023年9月29日 16時58分 福島県中通り(北緯36.9度 東経140.4度 深さ110km) M4.5 震度3 いわき市、白河市、二本松市、田村市、泉崎村、矢祭町、玉川村、浅川町、古殿町、小野町、福島広野町、楢葉町、大熊町、浪江町(福島県)、水戸市、日立市、笠間市、ひたちなか市、大子町(茨城県)
2023年9月28日 名古屋 18:35
2023年9月29日 福岡市 17:48

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月29日のソラ。


乗っ取られたウクライナ2019(その2)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲

2023年09月28日 19時32分11秒 | 「地球の謎解き」の情報

*)「乗っ取られたウクライナ2019(その1)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」の続きです。

ソラのQ&Aより
2023年9月14日
『乗っ取られたウクライナ2019 (Revealing Ukraine 2019) 』2

読者より、文字化してくださいました。

===

(オリバー)
マイダンにはスナイパーがいたと解明されましたね。
犯罪調査は狙撃した警官やデモ隊のアングルで、全くお粗末な操作、いや捜査とも言えないです。
グルジアのスナイパーが居たという指摘について情報をお持ちですか?

(プーチン)
ああ、その件は知っている。
あの時のヤヌーコヴィチ大統領の当局トップ代理を知っている。
軍も出していないし、反対勢力を力で抑えつける理由も口実にも興味はなかったよ。
ヤヌーコヴィチ氏本人も私に何度も言ったよ、国民に武力を向けるなど思ってもいない、と。
例えそれが武装した国民であってもね。
だから彼がやったとは全くもって思っていない。
でもクーデターの理由づけをしたい連中は、もちろんするだろう。

(オリバー)
オバマとの電話会談のことを話して下さったことを思い出します。

(リポーター(映像))
オバマ大統領とプーチン大統領は、ウクライナの基本的な事実認識に合意とはなりませんでしたが、この騒動の収束に向けての可能性、あくまでも「可能性」について話し合っています。

(オリバー)
オバマと貴方の間では武力不使用とオバマが約束した?

(プーチン)
うーん、オバマはすでに任期を終えているが、、でも一定の事例については公開しないよ。
でもこの電話会談では合意が成立したとだけ言っておこう。
ただしその合意はアメリカ側は、遵守しなかったがね。
この件についてはここまでだ。

===

(ナレーション)
しかし殺人者は、クーデターを成功させた後に、殺人の罪を逃れている。

(メドヴェドチュク)
マイダンに関する事件は、11月の終わりに始まって、2014年2月21日-22日に終わった。
これらの殆どは外部管理の要素として、事前に計画され、ウクライナのワシントンによって実施されたんだ。
まずは非政府資金、ヌーランド氏に代表される組織や政府関係者、そしてバイデン副大統領他多数が暴動のエスカレーションを支持し、政権転覆に繋がった。
一番興味深いのは武力行使で 本当に起こったことだ、重大な犯罪であるにも関わらず。

(警官?(マイダン大虐殺後の現場?の映像))
こんなものがポケットから出てきたんだ。
これが平和的デモかよ。
(警官がデモ参加者から取り上げた?ピストルのような物を、手に持っている映像が流れる)

(メドヴェドチュク)
2月21日-22日の終了した時点において、政府はすでに恩赦を決めていた。
この11月に始まったデモへの参加者は、起訴されないという法案が2月28日に通って、参加者全員無罪となったんだ、犯罪者も含めてね。
さらに9項に個人データの収集を禁じるとある、後日犯罪者が政治力をつけたという意味だ。
犯罪者が起訴もされず、後日政治力をつける布石だったという意味だ。
武力で権力を掌握したと私たちは理解している。
しかし、誰も責任を追求しないしここで立法となった解決策に、今後誰も責任を取らないだろう。
2014年2月21日付の恩赦に関する法で9項での個人情報の収集の禁止を例に挙げたが、これはデモに参加または組織化だ。
今で言うところの武力化を可能にしたわけだ。 

(オリバー)
民族主義者が村を焼いた?

(メドヴェドチュク)
いや、そうではなくて2014年の2月にマイダンがヒートアップしたところで。

(オリバー)
ええ、誰が放火を?

(メドヴェドチュク)
ええ、過激派ナショナリストだ。
そして当局は捜査をしているふりをしているだけで、加害者の特定は出来ていない。

(オリバー)
じゃ正義はなしってことですか?

(メドヴェドチュク)
正義なんてない。
ぶっちゃけ期待する意味もない。
私と家族への災難はこの件のみならず、2014年と2015年に私のオフィスを占拠されそうになりました。

(壇上のマイクを持った人(赤と黒のウクライナ民族主義の旗?を掲げた人と集まった人々の映像))
マイダンの時みたいにタイヤを掴め、共にメドヴェドチュクのオフィスを破壊するぞ。 

(メドヴェドチュク)
何度か放火もされましたよ。
私の立ち位置は公にはっきりと述べており、政府と過激派が快く思っていないからだ。
先回の放火未遂は数か月前、2018年の9月でした。
2014年から政府は重要な機能を失いましてね、国家建設問題の専門家として、この暴力の放置ってのが問題ですよ。

(オリバー)
多数のウクライナ人がロシア人を嫌っている理由は?

(メドヴェドチュク)
これは思うに過去4年間に起きたプロセスに関連していて、ロシアとウクライナを分断させる工作なんです。
現政権のポリシーが国策にのし上がってしまった。

(ナレーション)
ロシア人への嫌悪は長い年月をかけて培われた。
ウクライナはソ連崩壊後にリーダーとしてのポジションを自称していた。
欧州最大の国の一つであるが故の対ロシアの競争心だったが、ロシアのリーダーには対抗出来ず、そして目覚めた国民意識にも受け入れ難かった。
さらにはウクライナの政治家にとって経済的な失敗を全て非生産的なロシアのせいにするのが都合がよいと考えていたことは明らかであった。

ある時期まで紛争や競争心は隣に住む兄弟同士以上のことではなかった。
だが、2005年に民族主義者ユシチェンコ大統領の登場により、政権に反ロシア政策が顕著になった。
そして国民へのプロパガンダ圧力が上昇することとなった。
しかし何百人ものウクライナ人が富と安定性のあるロシアに移住するのを阻止することは出来なかった。

2013年12月から反ロシアのプロパガンダはヒステリックになった。
マイダン事件からフェイクニュースが横行することとなった。
例えばロシアの特別部隊がすでにキエフでデモ隊に対する武力行使の準備をしている、などだった。

マイダンでの死者が発生した事件は、すでにロシア特別部隊と関連づけられていた。
状況がエスカレートするごとに、常にロシアに非があるとされ、やがて大半が「悪いのはロシアだ」を事実と認識してしまった。

今もウクライナはロシアが侵略者だと信じている。
クリミアを失いロシアがウクライナの脅威だと大っぴらに言われるようになった。
ウクライナ社会では、地域を毟り取られたと痛々しく認識された。
独立の条件下で成長してきた地域で起きたドンバスでの戦争も、ロシアの介入だろうと関連づけられた。

政府よりの報道はロシア部門がドンバスにあると言い続け、ロシアがドネツクとルガンスクを砲撃しているとまで垂れ流していた。
ウクライナ国民は喜んで信じた。
侵略者ロシアに対して、ウクライナ軍が爆撃し街を砲撃していると信じる方が、女子供がウクライナ軍とウクライナのナチス軍事組織の犠牲になったと知るよりも楽だった。
プーチンに直接罪を着せる方が簡単だ 

(元ウクライナ首相(2014-2016)アルセニー・ヤツェニュク(映像))
プーチンに物申す。
兵士相手に戦って勝つだろうが、国家を相手には勝ち目はない。
団結したウクライナが相手では。

(オリバー)
プーチン氏は貴方の娘さんのゴッドファーザーで、でもここでは悪人となっていて、敵の顔となっている。
プーチン氏と対談して彼は暴力を制御しようと、バランスを取ろうとしていると感じたんですよ。
多大な危険がある。
プーチン氏は自国内でもこの状況に不満足なナショナリストからの突き上げもあると思う。
平和維持のために彼は努力しているかと。

(メドヴェドチュク)
彼はバランスを取ろうとしているだけではなく、彼はウクライナを非常にポジティブに見ている。

===

(プーチン)
今のところ関係は複雑だ。
そしてこれはクーデターの勃発による難しい状況によってもたらされたんだ。
そして二つ目のこの緊張はウクライナ政権によるプロパガンダで、政府はこれを使ってロシアが全ての不都合の根源だとされている。

(オリバー)
メドヴェドチュク氏が良き仲介役になる?

(プーチン)
そう思うよ。
私たちは立場も視点も違うが、彼とは長い付き合いで、彼は約束は守る。
言ったことは必ず守る男だ。
信念を持った男だ。

===

(ナレーション)
ロシアを怒らせ、ウクライナに戦争の多大な不安を抱かせた動きは、ドナルド・トランプ大統領がウクライナへの殺傷兵器の販売を承認した。

(リー・ストラナハン調査報道ジャーナリスト)
ウクライナはロシアのすぐ隣にあり、国の半分はロシアと敵対関係の歴史があるため、ロシアに対抗するため利用することが出来る。
激しく対抗するのも可能にする。
敵意の背景をアメリカ人の多くは理解できない。

これは何世代にも遡り、報道されないどころか、隠匿されており、2013年と2014年のクーデターの事実を調べれば、米国が直接介入したと理解できる

(米マケイン上院議員たちが壇上に立ち、沢山の人々が集まりウクライナとアメリカの旗も振られている映像等が流れる)

しかし、それだけで終わる筈もなく、それは目的の手段であり、目指す結末はロシアと敵対することだ。

(ポロシェンコ元ウクライナ大統領(映像))
我々はロシアにウクライナ侵攻のチャンスを一寸も与えない。
だから可能な限りの軍事費を支給する。
 
(リー)
そしてロシアが何らかの反応を示せば、ほら、ロシアは侵略者だ、と言うことを何度も何度も繰り返してきた。
国境間近で敵対心を煽り、何かあれば全てロシアのせいにしてきた。

(記者かアナウンサー(ニュース映像))
ケルチ海峡から平和的に入港を目指していたウクライナの船舶がロシアに襲われました。

(リー)
2018年11月25日がケルチ海峡で起こった最初の武力衝突だった。
この衝突は簡単に大きな武力行使にエスカレートし得るものだった。
ロシア側の言い分は、ウクライナの軍艦が海上境界線を越えてアゾフ湾に侵入しようとした。
ウクライナ側は、船舶は公海におり、ロシアの国境警備隊が攻撃的で、武力を使い船舶を勾留の上に船員を逮捕したと主張した。

===

(オリバー)
ケルチ海峡の事件からお会いしてませんでしたね。
コメントお願いします。

(プーチン)
ポロシェンコ前大統領が挑発を企てたんだ、選挙のためにね。
彼は東部と南部で支持されていないことを承知していた。
だからこの挑発で緊張を高めて戒厳令を敷いたんだよ。
彼が全国的な戒厳令を敷きたかったのはね、選挙を延期させることだったと思う。
何とか権力に留まろうと機会を狙っていた。
政権与党の苦悩の時だった。

===

(ナレーション)
ヴィクトリア・メドヴェドチュクは対ポロシェンコ政権の難しい立場にあったが、それでもメドヴェージェフ首相とウクライナ人の船員の釈放の交渉にモスクワに出向いた。
メドヴェドチュクがウクライナ人囚人のための交渉をするのは初めてではなかった。
彼はウクライナ政府の消極さと非活動性を、人道的視点から調整してきたのだ。

(オリバー)
ドンバスへはどのくらいの頻度で?

(メドヴェドチュク)
ドネツクとルガンスクには頻繁に出向きましたねえ、市民の開放の直接交渉をしましたよ。
そしてモスクワでも、2014年の12月からですね。

(リポーター(映像))
ドネツクの政府によりますと、キエフとのコミュニケーションは全くなく、唯一あるのは囚人の交換のみですが、もしロシアが仲介人となればこれが橋渡しになり得るとのことです。

(メドヴェドチュク(映像))
貴方の権力を行使し、ヒューマニズムを示して頂きたい。

(頷くプーチン(映像))

(メドヴェドチュク(映像))
この勾留者交換が全ての囚人交換への第一歩の象徴として。

===

(オリバー)
ウクライナは本当に気の毒だ。
分断をもたらす全ての悪影響を、理解し切れない国の二極化も、アメリカ人の視点からは、これはロシアを挑発する梃子、ボタンを押して、ロシアを責める正当性にするのかと思う。
だから私はどこかの国民だったらアメリカがウクライナを利用し、実戦を挑発してきたみたいなことを、いつ自国にもされるか、ととても心配になるだろう。

(バイデン(ウクライナ議会に立つ?映像))
世界に注目されているよ、これは事実だ、何故ならあなた達の成功が彼らの希望だからだ。

(オリバー)
西側ウォールストリートはウクライナをダンピングの場にしたいと思いますか?

(メドヴェドチュク)
ああ、そんなの疑う余地もないほど確信している。
ソ連の崩壊時には多数の専門家がウクライナが世界のトップ10に入る発展をするだろうと予測するだけの理由があった。
独立ウクライナの出発点は評価に値した。
旧ソ連の3分の1の産業、黒海で最大の海運輸、ロケット、航空、そして宇宙産業。

だが結果的には、ロシアや旧ロシア時代の国との経済関係が崩れ、無謀な経済改革が、ウクライナに失敗をもたらした。
独立後、経済は3分の1に落ち込んで欧州の最貧国に先んじていた。
2014年からウクライナは急速に非共産主義化へと舵を切った。
ソ連時代の記憶は薄れ、記念碑と共に壮大な産業とも決別した。

(オリバー)
で、何が起こったんですか?
ウォールストリートはこれで儲かる?
ウクライナはジャンク国債になる?
ウクライナの将来は市場でトレードされます?

(メドヴェドチュク)
ソ連の一部だったウクライナの時代は・・・機関車、ディーゼル機関車の最大産出国だった。
しかしウクライナが非産業国となり、今ではディーゼル機関車を米国から買っているんだよ。
ストーンさん、誰の利益になってますか?
違法にロビーをし、経済統合、製品販売に影響を与えている連中ですよ。

尊厳革命(マイダン革命)の5年後、西側はウクライナに販売市場を開かないのが、突然誰の目にも明らかになった。
予期せぬ競争相手は不必要だった。
ウクライナの可能性を放棄させる方がずっと得だったからだ。
ウクライナはかつて空母を造れる数少ない国の一つだった。
今では造船業はウクライナには存在しない。
ウクライナは宇宙ロケットを開発していた。
今では宇宙産業はない、航空機産業もない、自動車産業もない。
軍事産業はかつて予算に30億ドルの貢献をしていた。
今では殆どの企業が閉鎖した。
複数の企業は領土内にあるが、キエフのコントロール下にはない。

必然的に、私たちが輸出産業の努力を、と言ったところで、大した金額にもならないし、もちろん過去のレベルには遥か及ばない。
生産性が低下すればさらに輸入となる。
これが2014年からワシントンがウクライナとの関係に導入した対外的拡張、対外的管理の一部要素なんです。

他にも常識を逸脱する試みは石炭の悪徳商法だ。
ウクライナはかつてドンバスが豊かな石炭鉱床だったが、突然石炭輸入国となった。
キエフとワシントンの合意はまさに「ニューキャッスルに石炭を運べ」の諺に輪をかけて行っている。
ドンバスでの紛争後、キエフは確実にドンバス石炭の購入を拒否するようになった。
そして米国と南アフリカからの輸入に切り替えた。
当然ロシアから買うことは出来たのだが、政治が優先された。

二つ目の例は高価なペンシルベニア石炭ですよ。
ロシア製より、そして南アフリカ製より高い。
輸送費の差を想像できますか?
ウクライナとロシア間、ウクライナと米国間、そしてウクライナと南アフリカ間?
同時に今では63%の石炭はロシアからの輸入で、輸入全量の30%をすでに米国から買っている。
これが貴方の疑問の答えじゃないですか?

誰の利権か、のみならず、誰がやっているのか、です。
ウクライナで販売し儲ける連中は、国内生産の回避のため、製造元の国を取得者と購買者にしたんです。
これが利権です。

(オリバー)
石油、ガス、もう何もないんですか? 

(メドヴェドチュク)
石油もガスもそこら中にありますよ、でも生産はしないんですね。
豊かな資源を開発しなくてはならないが、ウクライナの経済のためには、油田や炭鉱開発への投資が必要なんです。

しかし、我が国の投資の現状と環境は非常に悪い。
経済発展はなく、投資への環境も整っていない。
政権からの圧力があり、ビジネスの差し押さえ、そして司法システムも整っていない。
だから誰が投資をしたいと?

(ナレーション)
だが、ウクライナの石油に投資をしようという勇ましい人々がいた。
世界のメディアは一つの企業に注目した。
ブリズマ・ホールディングスだ。

大変大変興味深い人材が取締役として並んだ。
例えば米国副大統領の子息のハンター・バイデン。
もちろん投資は喜ばしいことだが、ひとつよろしくない詳細が、米国の副大統領の息子はこのポストを父親がウクライナを正式訪問した直後に与えられたのだ。
明らかに父親バイデン氏がウクライナの関心事全てに首を突っ込む流れであった 

(オリバー)
元副大統領の息子とハンター・バイデンはウクライナでディールした説明をして下さい

(メドヴェドチュク)
彼の息子は取締役に就任し、今でもそうですよ。
ウクライナの石油と天然ガスの企業で、バイデン家の金銭的な野心ですね。
息子だけではなく、多分肩書を持った父親も絡んでいるでしょうね。

この肩書が可能にしたんですよ。
ワシントン側から権力を使ってウクライナを管理するのに、彼は国の代表としてのみならず、外部からの管理者として、大都市の代表が植民地を管理するように振る舞い、不幸なことにその植民地は私の国なわけです。

彼の議会でのスピーチを良く覚えている。
指導だけではなく、あれをしろ、こうしろ、といったものでした。
そして自身の立場を説明する時に、議論や説明ではなく、外国のどこかで決断された事実だといったものでしたね。

(バイデン(ウクライナ議会の映像))
検察総務は改革が急務だ。
司法を根本的に見直し、エネルギー分野はマーケットの原則に基づき、競争力をつけるんだ。
馴れ合いの取引じゃないぞ。

(メドヴェドチュク)
そして立法議会の前で、この立法府とやらはこの政策を遂行しろ、と。

(バイデン(映像))
ウクライナはIMFとの公約通りの予算が必要なんだ。
それ以下、それ以外は、ウクライナのこれまでの進展努力を台無しにし、国際社会からのサポートを捨てることになる。
そもそもが薄弱なサポートを、だ。

(ナレーション)
2019年3月22日に、野党ヴィクトリア・メドヴェドチュクとユリ・ボイコは、モスクワでメドヴェージェフ首相と会談した。
ロシアとウクライナ間の天然ガス、そして輸送の契約をまとめるものだった。
興味深いことに、ウクライナを代表しての交渉は役人によって行われなかったが、それ以外にはあり得なかったのだ。

2014年までウクライナはロシアからの供給をほぼ全面的に頼っていた。
しかし、ガスの価格の交渉が難航し、また政治的理由もあり、ウクライナはロシアからの直接購入は断念していた。
事実、ウクライナの政治家もすでに特別な陰謀により逆モードに入ったと認識していた。
ガスプロムからの同じガスを欧州から買うことになった。

結果、4年で国民は1079%増のガス代を払うことになった。
これはウクライナ国民が虚構のガス自給に払った代償である。

そして二国間の経済戦争が幕を切った。
ウクライナが欧州の対ロシア制裁に加担し、ロシアがそれに対しウクライナに制裁を課した。
これはウクライナ製品をロシアとCIS諸国に売れず、さらなる経済的な打撃となった。
そしてこれに代わるマーケットは見つからない。

(オリバー)
そして30%の予算は負債の返済に充てられる。

(メドヴェドチュク)
これは正常な経済であっても持ちこたえられる状態ではない。
ましてや深刻な危機にいる国にとっては。

(ナレーション)
毎年100万人の国民が国を後にした。

(メドヴェドチュク)
この「非産業化」について話したい。
私たちは当局とメディアがまだ気づかないプロセスにいる。
これは別のプロセス「非知性化」だ。
これはウクライナの有害でネガティブな教育システムの賜物だ。
科学や技術の発展がなく、科学と新しいテクノロジーに触れることは、国の予算に組み込まれていないからだ。
当然これによって思考は枯渇し、脳の使い道も見つからない。
非産業化は何万もの大中の企業の閉鎖となった。
そして人々は今では、ロシアで、ポーランドで、欧州で職を探す。
ウクライナでは家族を養えないから去ってしまった。

(ジョージ・ソロス(映像))
1990年にウクライナに財団を置いたんだ。
ウクライナ独立2年前だね。

(オリバー)
ジョージ・ソロスの介入はどんな具合に?

(メドヴェドチュク)
残念ながらそこらじゅうに、彼の活動で有益な結果があれば、それはそれで認めるよ。
でも彼の興味は様々な資金を使って他国の積極的なポジションに就くことだ。

北アフリカではアラブの春だ。
リビア、チュニジア、エジプト キルギスタンのチューリップ革命も思い出される。
グルジアでの薔薇革命も、そして2004年のオレンジ革命だ。
オレンジ革命の爪痕だけでなく 2013年と2014年の尊厳革命(マイダン)も これも彼の仕業で、止めることをしない。
2015年と2016年にも続けた。

3に続く

地震雲などの画像より
2023年9月25日 綾部市 17:45
2023年9月25日 綾部市 17:46
2023年9月26日 名古屋 7:13
2023年9月26日 名古屋 8:44
2023年9月26日 三田市 15:14
2023年9月26日 名古屋 15:30
2023年9月26日 三田市 15:46
2023年9月26日 名古屋 17:09
2023年9月26日 名古屋 17:10
2023年9月26日 大阪市 17:34【福島県沖M4.8】
2023/9/26 23:13 大阪府北部(北緯35.0度 東経135.4度 深さ10km) M3.6 震度3 能勢町(大阪府)、震度2 亀岡市(京都府)、豊能町(大阪府)、三田市(兵庫県)
2023/9/27 03:40 大阪府北部(北緯35.0度 東経135.4度 深さ10km) M3.0 震度2 三田市(兵庫県)、震度1 亀岡市(京都府)、豊能町、能勢町(大阪府)
2023/9/27 07:21 福島県沖(北緯37.5度 東経141.5度 深さ50km) M4.8 震度3 角田市、岩沼市、宮城川崎町、亘理町、山元町、石巻市(宮城県)、福島市、二本松市、福島伊達市、国見町、川俣町、相馬市、南相馬市、川内村、浪江町、新地町、飯舘村(福島県)
2023/9/27 11:15 大阪府北部(北緯35.0度 東経135.4度 深さ10km) M2.7 震度1 三田市(兵庫県)
2023年9月27日 三田市 6:48
2023年9月27日 千歳市 12:24
2023年9月27日 札幌市 14:42
2023年9月27日 札幌市 14:42
2023年9月27日 札幌市 15:50(薄い日暈)
2023年9月28日 三田市 10:48
2023年9月28日 三田市 11:11
2023年9月28日 三田市 17:07
2023年9月28日 三田市 17:08
2023年9月28日 三田市 17:23
2023年9月28日 三田市 17:23
2023年9月28日 三田市 17:23
2023年9月28日 三田市 17:24
2023年9月28日 三田市 17:38
2023年9月28日 三田市 17:54
2023年9月28日 三田市 17:54
2023年9月28日 三田市 17:55
2023年9月28日 三田市 17:55

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以上、地球の謎解きより。
写真は9月27日のソラ。


乗っ取られたウクライナ2019(その1)、ウクライナで何が起こったのか、地震雲

2023年09月26日 22時15分55秒 | 「地球の謎解き」の情報

ソラのQ&Aより
2023年9月14日
『乗っ取られたウクライナ2019 ( Revealing Ukraine 2019) 』1

読者より、文字化してくださいました。
*)「『乗っ取られたウクライナ2019 ( Revealing Ukraine 2019)』(日本語字幕版)

・・・・・・・・・・・・・

(オリバー)
メドヴェドチュクさん。

(メドヴェドチュク)
こんにちは。 

(オリバー)
はじめまして、オリバー・ストーンです。
はじめまして、オクサナさん。

(オクサナ、メドヴェドチュクの妻)
こんにちは。

(オリバー)
ようこそいらっしゃいました。

(オクサナ)
ありがとう。

(オリバー)
どうぞ、席について。 

(オクサナ)
綺麗なホテルね。
ウクライナのこと、お話したいわ。

(オリバー)
おや英語が上手だ。 

(オクサナ)
ウクライナに興味があるとは?
アメリカ、ロシア、大きな政治があるのに、突然ウクライナとは何故ですの?

(オリバー)
戦争と平和のことを考えるからですよ。
私は世界の一市民です。
ベトナム戦争に行きましてね、
自国がこの軍事主義的な道を歩むのを見たくないんです。
プーチン氏をインタビューするまでウクライナという国のことに無知だったんです。
そしてウクライナのことを沢山学んで「ウクライナ・オン・ファイヤー」に取り組みました

=オープニング=

(オリバー)
おはようございます。
メドヴェドチュクさん、お目にかかれて光栄です。
貴方のことを何も知らない人に自己紹介をお願い出来ますか。
1950年代のお生まれでしたね。

(ナレーション)
ヴィクトリア・メドヴェドチュクは、シベリアのポチョで1954年8月7日に誕生し、家族で移住した。
1978年にキエフ大の法学部を卒業し、早くにソ連時代に頭角を現したが、共産党の党員であることはなかった。
1990年よりウクライナの弁護士組合含めトップになり、この間に政治にシフトし始めることになった。
ウクライナ国会議員(Verkhovna Rada)に選出され、1998年3月から2002年4月までの任期を務める。
この間にウクライナの経済は12%という最大の成長をした。

しかし新大統領が生まれたことで、経済はかつての6分の1まで衰退した。
メドヴェドチュクは、ビジネスの世界でも法律事務所のBMI、サッカーチームのディナモキエフ、そしてエネルギーの分野で成功を収めた。
1998年に政治に戻り、国会議員副議長まで登りつめ、2002年から2005年までレオニード・クチマ政権の大統領府のトップになった。

クチマ大統領の後任ユシチェンコと、ヤヌーコヴィチ両大統領の時には野党に所属。
メドヴェドチュクはロシア大統領プーチンの親しい友人とされ、プーチンは彼の娘ダリアのゴッドファーザー(名付け親)である。

===

(プーチン)
親しい友人なわけではないが、お互いのことは理解しあっている。
彼はクチマ大統領の政権でトップだったしね。
その時に娘の洗礼式に出席して欲しいと頼まれた。
正教会の習わしでは断れないんだ。

(オリバー)
ああ、貴方がゴッドファーザーとは、なんて名誉なことかと思ってましたよ。

(プーチン)
ゴッドファーザーになるっていつもとても名誉なことだがね。

===

(オリバー)
1991年にウクライナはソ連から独立した。

(ナレーション)
モスクワではハンマーと鎌が下ろされ 一つの時代が終わりを告げた。

(オリバー)
あの時のことをどう表現されますか。

(メドヴェドチュク)
私は多くの同僚や年齢層と同じく、独立したウクライナの生活水準がどうなるのか予想もつかなかった。

(ナレーション)
ゴルバチョフはテレビで、モスクワをベースとした中央政府と旧ソ連政府をリンクさせようとしていた。
でなければ無政府状態に陥ると予想したからだ 

(メドヴェドチュク)
大半は独立の道を支持し、我々は自立と主権への選択がソビエト連邦時代よりも成功に繋がると考えた。

(ナレーション)
1991年12月1日にウクライナ国民投票によって 大多数がソビエト連邦からの独立を支持、そして12月5日のビャウォヴィエジャ合意により、ソビエト連邦の解体となった。
ウクライナでは独立した共和国として、短期間で発展した欧州国になれると予想された。
科学・産業分野での大きな可能性、優れた専門家、先進した農業など、あらゆる理由があり、民族間の争いはウクライナには存在しなかったからである。
自立の決意はロシアのパートナーとの関係を次第に希薄なものにしていったが、25年の独立の歩みは2014年のウクライナのクーデターで幻想になり、経済発展も平和も失われ、一部地域では制御不能となった。
 
(メドヴェドチュク)
私はウクライナの主権を支持し1991年の選択は正しかったと考える。
国政は当時から、そして今でも間違っている。
問題は国民が独立した主権国家としての恩恵を得てないからだ。
それは本当に問題だ。

(オリバー)
ご主人の立場によって、貴女もブラックリストに載ったと推測しますが。 

(オクサナ)
野党の政治家の妻でいるって本当に大変。
特にこの5年間は、口先だけの民主主義の意義を説教する民主派が政権を取っていたからね。
そして気に入らない相手、都合の悪い発言をする相手に彼らは熱い鉄を使うようにして潰してきたの。

(オリバー)
貴女の番組、一緒に働いた同僚たちは、どうなったんですか?

(オクサナ)
ウクライナで最も成功した番組を13シーズン出しました。
XファクターとUkraine’s Got Talentも。 
でも米国が主人に制裁を課したので解雇されましたわ。
もちろん彼の妻だという政治的な罰です。
民主主義国家で家族が、妻が、夫への見せしめに罰を受けるなど、あり得ないことですよ。

(オバマ(映像))
ウクライナの主権、領土保全、政府にこのような問題を引き起こした特定の個人に対して制裁を課します。

(オリバー)
貴方は米国の制裁リストに載ったんだ。

(メドヴェドチュク)
2014年3月に米国から真っ先に制裁を受けたうちの一人でしたよ。
ホワイトハウスの文書によると、私がウクライナにおける連邦国家構造構築の原則を擁護した理由で制裁を課すとある。
連邦国家がウクライナの連邦国家制度敵視することは変だろ?

(ナレーション)
興味深いことにメドヴェドチュクがウクライナの地域に、さらなる自由を与える必要性はバイデン副大統領と共有されていた。
ところで2015年12月8日のキエフ、ヴェルホフナラダでは・・
バイデンはこの野党のリーダーの構造構築案を事実上そのまま言っている。

(バイデン(映像))
この連邦国家の問題で我が国は建国が危うかった。

(メドヴェドチュク)
私が公式に、オープンにしてきた立ち位置が、政府にも急進派にも好まれなかった。

(ニュースアナウンサー(映像))
最新の報告ではすでに800万人のウクライナ人が国外に移民したということです。
この傾向が続くと国内人口は間もなく3200万人になります。

(オクサナ)
最初は怖かったわ。
感情に取り込まれるって実に最悪だった。
ヴィクトリア(メドヴェドチュク)に国を出ましょう、ってお願いしたの。

何十万の有能で将来のあるウクライナ人が国を後にした、でもヴィクトリアは私にどこへ行くんだ?
ここは自分の国、自分の母国、自分の家だって。
好かれなくても嫌われても意見が違おうと、ここが私の国だ、私の愛する国を何故去る?
だから残るよ、って。

===

(ナレーション)
2018年にはウクライナは、すでに経済的・政治的な危機にあった。
クリミアを失った。
東部ではドンバスで血塗られた戦争が4年間続いた。

(ウクライナの誰か(戦争の映像))
ゴルロフカは炎に包まれている。

(ナレーション)
社会の立て直しに二つの安定した提案があった。

最初の案によると、ウクライナが政治、経済、そして文化的にロシアから完全に離れることだった。
同時に国内からロシアの歴史的建造物、宗教、言語までも排除しようとした。
(ステパン・バンデラの絵を持つ人やたいまつを持って歩く人々の映像等が流れる)

そして二つ目の案はウクライナはロシアとの関係を断たず、ロシア語を話す国民も習慣、宗教、そして文化を維持する権利を持つべきだというものだった。
(ドネツク人民共和国の旗を持って歩く人々の映像等が流れる)

ヴィクトリア・メドヴェドチュクは、こちらの案の象徴だった。
2018年より、彼はウクライナのロシア語圏の国民を代表するフォー・ライフのリーダーの一人に選出された。
野党フォー・ライフは2018年に結党され2019年の大統領選と後の議員選挙を目指していた。

(メドヴェドチュク)
政府と反対派には親ロシアと呼ばれるが、そうではない。
隣人と友好的で正常な関係を持ちたいだけで、ロシア・フォビアと反ロシアのヒステリアの政策に反対なんだ。
この価値観を持ってた人も 残念ながらいなくなってしまった
(ドネツク空港の使われていた頃と紛争で破壊された後の映像が交互に流れる)

(オリバー)
ほぼ不可能とはいえ、解決策はウクライナを東と西に分ける。
 
(メドヴェドチュク)
事実上、この分断はずっと続いているわけだし、ウクライナは90年代に西と東は分断していたという事実から出発した。
国の分裂の恐れがあった。
不幸なことに国の分解が始まった。
何故こうなる?

ウクライナの正式国境と言うのは、準州の共同体で、過去1000年の歴史を分析してみると、ウクライナの領土というのは、色々な地域の連合体だ。

10世紀、11世紀には、キエフ大公国で、次に黄金軍団、そして今日のウクライナ領土の殆どを支配したリトアニア大公国、クリミア・ハン国、ハンガリー王国、ポーランド王国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国、そしてロシア帝国。
これらの共同体が独自の文化を作り、信仰を植え付け歴史的事実を認識してきた。

私が反対するのは、リトアニア大公国が、オスマン帝国が、ロシア帝国が、「より色濃い」と強調することだ。
様々な信仰、歴史、言語がある。

現政権の間違いは、複数言語が存在し、宗教も違い、地域ごとに歴史的事実の判断も違うこの国で、単独のアイデンティティをウクライナ全国に構築しようとしてることだ。
これは誤りで解決策に繋がらない。
これは現在のキエフ権力者の最大の過ちであり、ウクライナ全土に浸透させるのは不可能だ。
 
(ナレーション)
2019年4月25日に、最高議会ヴェルホーヴナ・ラーダは、ウクライナ生活圏内で使う言語はウクライナ語のみにする法案を通した。
国内外で非難の対象になった。
ウクライナは政治的な国で、第二に重要かつ広範囲な言語はロシア語である。
これはヴェルホーヴナ・ラーダが、半分の国民に事実上母国語を禁ずる通達となった。
専門家は欧州言語憲章への違反は、社会分断への新たな要因となり、将来国の分断に繋がると警告する。

(オクサナ)
これから英語を学ぶわ。

(オリバー)
分かります。
でもさらなる欧州化と言っても、自分に逆らうことになりますよね。
多数のウクライナ人がそれぞれの伝統や価値観を持っていて、「アメリカ」を無理やり取り入れる必要はないのに、米国の最大短所をまねて債務国家になり、経済を失い、資本主義の最悪の欠点を取り入れ、90年代のロシアみたいになってしまう。
そして、アメリカは90年代のロシアにした仕打ちを、また繰り返そうとしているんだ。
ロシアとウクライナは別々の国で両国は、歴史と伝統で結ばれているとおっしゃいましたね。

(メドヴェドチュク)
国も国民もね。

(オリバー)
その上で別の二国だと強調されましたね。
どうお考えでしょう。
 
(メドヴェドチュク)
独立した二国家です。
過去200~300年間、またこれからも、ロシアという国家とウクライナという国家があります。
でも二国間では近密な関係がある。
スラブ聖教の人種であり、ロシアとウクライナの文明・社会の基盤となっている。
ウクライナとロシアの一般的な比較をするのはいいとしても、西ウクライナ地方を対象として比べると、話は全然違ってくる。
だから全国的に、これを浸透させようと言うのは間違っている。
これを理解せねばならないし、どう展開していこうと、私たちは隣人であることを強く信じている。
何よりそうでなくてはならないんだ。

(オリバー)
理解しますよ。
プーチン氏は全てに同意しないかもしれない。
彼はウクライナは歴史的にロシアの一部だと思っている。
惜しいな。

===

(プーチン)
基本、ウクライナ人とロシア人は同一だと思っている。

(オリバー)
一つの民族、二つの国家?

(プーチン)
うーん、一つの国家だよ。

(オリバー)
同じ国家と思っていらっしゃる。

(プーチン)
まあ、これを見て、実際、これがウクライナの真髄の土地だよ。
あのね、ロシアにくっついてるでしょ。
三地域しかない、キエフ、北部、そして南部だ。
誰も自分がロシア人としか思ってないよ。
何故だ、って思うでしょ。
宗教だよ。
ロシア正教ならだれもが 自分がロシア人だと思っているよ。
ポーランドによってカトリックに引きずり込まれたくないのさ。

でも時が経てば、ロシアのこの部分のアイデンティティに変化はあるだろうし、重々承知している。
それは人々が決めればいい。
これは昔ロシア帝国を不安定にさせる要因として利用されたこともあった。

しかし、歴史と宗教により 実に多面的に結束されているのが基本だ。
家族の絆や親しい友人もね。
これが事実上国家だよ。
でもウクライナ住民の多数が、各自のアイデンティティを強調するなら、すればいい。
ロシアでは誰も悪いことだとは思わないよ、私もね。
でも共通点は沢山だと念頭にある。
一体化のプロセスの中で強い利点だ。

明白な事実なのに、現政権は嫌がるんだ。
でも常識が勝つさ。
いずれ私が言った通りになって、結束は避けられない。

===

(メドヴェドチュク)
確かにプーチン氏は二国家ではなく一つの国家だと言った。
これについて長時間議論したが、彼は私の視点に傾いていると思う。
二国家を強調した時に、彼は一つの国家だとは言わなかった。
昔はUSSRという国家であったが、すでに存在しない。
今では独立したロシア連邦と、独立したウクライナ共和国に対しての旧ソビエト連邦を意味している。

===

(ナレーション)
デモによりキエフがコントロールを失い、ヤヌーコヴィチ大統領が解任された時には、歓声が上がった。
2014年2月20日には、キエフのメイン街道で惨事があった。
これはウクライナが、もうかつてのウクライナに戻れないことを意味している。
早朝から正体不明の狙撃手が、デモ参加者と警官に発砲した。
緊張感が張り詰めどちら側も怒り狂っていた。
ヤヌーコヴィチ大統領、ベルクトの特別部隊、そして特別治安警備隊は即時に殺人の非難の対象となった。
怒った群衆は警官を襲い出した。

(オリバー)
誰がデモ参加者を狙撃したか分かりますか?

===

(ナレーション)
政府はまず捜査を始めた。
疑いをもたれたのは、ベルクト特別部隊、ヤヌーコヴィチ大統領と、プーチン大統領の補佐官のウラジスラフ・スルコフ、そしてロシアの特殊部隊スペツナズ。
これらの疑惑は皆欠如しているものがあった、証拠がです。
だが、カナダのオタワ大のイワン・カチャノフスキー教授は証拠を収集していた。

カチャノフスキー教授はマイダンの虐殺を過去5年間調査してきた。
教授は狙撃のタイムラインを広範な科学的分析で、動画と音声ファイルの比較調査をし、公式チームの全ての分析を合わせても、追いつかない分野に踏み込んだ。

(カチャノフスキー教授)
これだけの数のTVカメラやジャーナリストが、この事件を追いかけ大量虐殺を目撃しているとは前代未聞ですよ。
そして殆どのネットワークが、米国、カナダ、ウクライナ、ドイツ、ポーランド、ロシアを除く殆どの国がこれを「警官による狙撃」と報道したわけです 

(リポーター(映像))
ここで警官がAK-47とスナイパーライフルでデモ隊を狙撃しています 

(ナレーション)
5年間の公式調査ではマイダンの大虐殺は重大な事実を完全に無視していた。
スナイパーは デモ隊が占拠していたビル内にいたのだ。
カチャノフスキー教授はさらなる驚愕の事実を発見した。

(カチャノフスキー教授)
ベルギーのテレビ局が、ウクライナホテルから撮影したフィルムから、ほんの最近見つかった箇所だ。
ここで彼らは虐殺のスポットに自主的に歩いて行っておらず、他の二人のデモ参加者に大声で呼ばれている。

(ナレーション)
この場所に行く理由は何もなく、彼らは特定場所に呼ばれている。
犠牲者はここに誘導され、そして殺されフィルムに収められた。
カチャノフスキー教授の調査は、科学的に分類された入手出来る限りの動画と音声を分析したものだ。
マイダンの大虐殺はクーデター続行計画の鍵であり、虐殺は前もって計画されたものであった。

(カチャノフスキー教授)
マイダン支持のウクライナ人ジャーナリストにより、最近出版された本の中にウクライナ極右勢力リーダーのインタビューが2箇所ある。
一人はネオナチ、全ウクライナ連合のスヴォボダ党のトップであり、もうひとりはマイダン大虐殺当時の議員で、やはり極右のスヴォボダのリーダー格である。

彼らはマイダンのリーダーと共に、西側の公人と会い、数人の死者では西側政府からの支援は期待するなと言われたと語っている
(米国のヌーランドなどと写る写真映像が流れる)

そしてヤヌーコヴィチ政権転覆には犠牲者は100人必要だとも。
西側政府はマイダン大虐殺後にすぐに方針を変えた。
偶然ではなく、正確に100人犠牲になった時点で。
 
(メドヴェドチュク)
4年間、諸説が飛び交った。
テレビでは多数の番組が組まれ、グルジアの狙撃手ではないか、いや別にいる、と抗争と流血を煽っていた。
誰がデモ隊を狙撃したのか事実は成立していない。
そして、事実の確証が4年半ないのなら、法を犯罪捜査のことを、少しは知ってる人間として言えますよ、これは未解決のままでいるだろうと。

2に続く

地震雲などの画像より
2023年9月26日 三田市 6:02【宮城県沖M4.6、インドネシアM5.9】
2023/9/26 8:39 宮城県沖(北緯38.3度 東経141.2度 深さ80km) M4.6 震度3 気仙沼市、登米市、大崎市、宮城美里町、名取市、岩沼市、亘理町(宮城県)、相馬市、楢葉町、新地町(福島県)
26-SEP-2023 01:39(日本時間 10:39) 4.71 127.50 M5.9 90km TALAUD ISLANDS, INDONESIA
2023年9月26日 三田市 6:26
2023年9月26日 札幌市 7:16
2023年9月26日 札幌市 7:17
2023年9月26日 三田市 12:01
2023年9月26日 三田市 12:45
2023年9月26日 三田市 15:18
2023年9月26日 三田市 15:41
2023年9月26日 三田市 16:31
2023年9月26日 三田市 17:14
2023年9月26日 三田市 17:26
2023年9月26日 三田市 17:27
2023年9月26日 三田市 17:56
2023年9月26日 三田市 17:56

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月26日のソラ。


ウクライナ・オン・ファイヤー2、ウクライナで何が起こったのか、地震雲

2023年09月25日 19時43分33秒 | 「地球の謎解き」の情報

ソラのQ&Aより
2023年9月16日
【ウクライナ・オン・ファイヤー】文字化

*)「ウクライナ・オン・ファイヤー1、ウクライナで何が起こったのか、地震雲」の続きです。

ー革命を起こすレシピー金、メディア、「テクニック」

(進行役)
ベールに包まれているカラー革命を注意深く見ると、微妙にパターンの類似性があり、その本質が見えてきます。

群衆を一つの従順な集団として行動させるためには、無意識のレベルで団結させる必要があります。
カラー革命の首謀者たちは、よく知っていて、そのテクニックを完璧な芸術として完成しています。

シンボリズムは、この目的を達成するための最も強力なツールの一つです。
驚くほど似た名前と、さらに似たロゴを持つ革命的な政治組織は、その前兆として、似たようなものが何度も描かれて、狙った国にカラーの疫病が起こされてきたのです。

彼らは、実際には訓練を受けて過激であるのに、自発的に起きたかのように表現されています。
その最初の一撃をするのが彼らです。
平和的な抗議活動を本格的なクーデターに変えるため、文字通り実態を見せず比喩的に行います。

彼らの痕跡は、カラー革命を地図上いたる所で見つけることができます。
歴代の経験を生かして、人を引き寄せる歌など、シンプルで効果的なツールを使います。

(群衆)
力を合わせよう!力を合わせよう!

(進行役)
群衆を興奮させ、非人格化させて、操作しやすい特定の集団を作り出します。

(群衆)
ジャンプしない奴はロシア人だ!

(デモ隊のリーダーの一人)
ありがとう友よ!ウクライナに栄光あれ!

(ヴィタリー)
もちろん、お金がないとできないことです。
これまで、膨大な数のNGOがあったことは周知の事実です。
ウクライナに様々な助成金や補助金で投資しています。

(進行役)
ちなみに、Hromadske.tvは、オランダ大使館や米国大使館と、ジョージ・ソロスが設立したNGOであるルネッサンス財団から多額の寄付を受けています。

(ソロス)
私はウクライナがロシアから独立する前にウクライナに基金を設立し、以来ずっとそれが機能しており、現在のデモ活動などのイベントにおいて、重要な役割を担っているのです。

(進行役)
(Mark Twain)「私はあら捜しが好きだ。しかし、それは私のやり方でなければならない」

(オリバー)
アメリカが関与している証拠を見ましたか?

(ヤヌコーヴィチ)
当時はアメリカの議員もよく来ていました。
ヌーランド夫人は何度も訪ねてきて、私たちと一緒に状況を話し合いました。

しかしその後、彼女はマイダンに行き、デモ隊を支援し始めました。
そして警察の権力の乱用を非難しました。
マイダンでは、政府側を非難していました。

(クリス・マーフィー)
またこの広場で、私たちアメリカはヨーロッパと共に歩む。
ウクライナの皆さんと一緒にお祝いしたいと思います。

(パリー)
まあ、その時期に国会議員がウクライナを訪問していたわけです。
最も有名なのは、ジョン・マケイン上院議員です。

だから、ウクライナ政府に挑んでいた人たちに、米政府高官や米大統領選に立候補した人物が、「アメリカは君たちの味方だ」と言ったのです。

(マケイン)
ジョン・マケイン上院議員です。
いつもありがとうございます。

(パリー)
マケイン上院議員は、ある意味で、マイダンの抗議者に、地球上で最も強力な国の後ろ盾があるという感覚を与えていたのです。

(マケイン)
これは、皆さんが自分の国に望む未来についての話です。
これは、あなたにふさわしい未来についての話です。

(ヤヌコーヴィチ)
多くの代表団がやってきて、先ず私は彼らに「嘘はいけませんよ」と言いました。
彼らの発言を尊重するだけにして、デモ隊の側に立つべきではなかったのです。

更に対立を深めてしまいました。

デモ隊が政府の建物を占領することが、他の国で許されるでしょうか?
アメリカでウクライナ大使が、ファーガソンのデモ隊を励まして、デモ隊と一緒になって警察官たちを非難するようなことができますか?

このようなことを、ヨーロッパのどの国でも、容認するはずはありません。
なぜウクライナではそのような扱いをされたのでしょうか?

(オリバー)
この時期、アメリカ政府の最高レベルのコンタクト先は誰だったのですか?

(ヤヌコーヴィチ)
私の高官とのコンタクト先はバイデン副大統領でした。
電話での会話も頻繁にありました。
しかし問題なのは、バイデン氏はウクライナでの言動と行動が伴わないのです。

(オリバー)
そして米国大使は?

(ヤヌコーヴィチ)
アメリカ大使は常にマイダンでの抗議者代表の訪問を受け入れていたのです。
もちろん、百も承知です。

私たちはそれらを見ていて、全体を統括している本部は、アメリカ大使館にあるような印象を受けました。

(パリー)
マイダン危機が激しくなった2014年2月上旬、ある電話が傍受されました。
それは、欧州担当のヴィクトリア・ヌーランド国務次官補とジェフリー・パイアット駐ウクライナ米国大使の電話です。

(キャスター女)
米外交官トップ二人の私的なチャットで、信頼が揺らぐ、疑問の声が上がっていました。

(ヌーランド(チャット))
ヤッツは経済的な経験と、統治的な経験を持っている男だと思う。
彼に必要なのは、クリッチと外部にいるチャフニボークだ。
クリッチが彼のもとに入ると思う。
ヤツェニュクのために働くようなレベルだ。
上手くいくわけないよ。

(パイアット(チャット))
いや、その通りだよ。
よし、次の段階として、彼と電話をする段取りをつけるか?

(ヌーランド(チャット))
サリヴァンが帰ってきて、私への直通で、あなたにはバイデンが必要だと言ってたの。
私は、明日にも必要だと答えたわ。
気にしているのはバイデンの顔色でしょう。

(パリー)
この驚くべき電話会談では、アメリカ政府の高官二人が、クーデターやウクライナ政府の再編成について話していたようです。

(ヌーランド(チャット))
EUなんてクソくらえだ。

(パイアット(チャット))
いや、その通りだよ。

(パリー)
アメリカ政府全体の考えではありませんが、賛否両論ありますが、ネオコン新保守主義者は東欧の戦略的ダイナミズムを変えたいと強く願っています。

ネオコンはとても賢い人たちで、長い間これを続けてきました。
プロパガンダが始まった辺りから入ってきました。
彼らは、アメリカ国民に興味を引く話題つくりを研究していたのです。
彼らは1980年代にアメリカ国民を中米に熱狂させたときの経験を持っています。

(アメリカ軍司令官?)
サンディニスタの正規軍と地上軍には今、ロシアの大砲が準備されています。

(パリー)
それ以来、彼らは同じ戦略を取っているのです。
彼らは、目標達成のためにとても熱心に取り組んでいます。
彼らは今でも、特定の政府を排除したいと考えています。
例えばシリアの政権交代を目論み、イランの政権交代もです。

彼らは非常に熟練しており、今では報道機関や政府内に多くの味方がいます。
つまり、どんなストーリーでもコントロールすることができるのです。

(カガン)
最近のアメリカは、軍事力以外の方法で、問題に対処することがたくさんあります。
ウラジーミル・プーチンは軍事力を重視しています。

(パリー)
ネオコンが一国の指導者を悪者として仕立て上げるようになりました。
それがアメリカ人の心をつかむのです。
だから、政策を争うだけでなく、リーダーを攻撃するんです。

だからネオコンは指導者の、その醜い特徴を見つけ出して、それを強調することに長けていたのです。
ヤヌコーヴィチは、どちらかというと、駄目な政治家だったと言えるかもしれませんが、彼を悪魔に仕立て上げています。
彼は完全に腐敗しており、邪悪で、マイダンの素晴らしい白装束のデモ隊の人たちを殺したいと思っていると。
ブラックハット対ホワイトハットがありますよね。

そして、その基本的なシナリオを繰り返して、アメリカ国民に刷り込むのです。

(マケイン)
あなたはウラジーミル・プーチンがロシア帝国を復活させたいと望んでいる古いタイプのKGB大佐であることを知っていましたか?

(パリー)
彼らを世界の悪魔に仕立て上げ、アメリカ国民がそう思うようにするのです。
そうなると、ジャーナリストや他の人が「ちょっと待ってよ」と疑問の声を出すことが難しくなってきます。
例えば、彼は白や黒の帽子ではなく、グレーの帽子を持っていると言います。
少しでも疑問の声を上げたなら、あなたは突然ヤヌコーヴィチの擁護者、あるいはプーチンの擁護者と思われます。
同じように疑問を持って、発言したジャーナリストや学者や、その他誰に対しても攻撃してきます。

(進行役)
どんな優れたディレクターも、テンポとリズムが観客の注意を引くために、最も重要な要素であると言うでしょう。

(ヴィタリー)
マイダンで使われたテクニックは、神聖な犠牲者を必要としました。
それはシナリオの一部です。
戦友が容赦なく革命の炎に投げ込まれて、犠牲にされることを、「裏切りの方法」と言います。

考え方はシンプルです。
準備作業が終わったら、トリガーを引くだけで、機械がフルに動き出します。

(進行役)
政治家ラフィーク・ハリー氏の殺害をきっかけに「杉の革命」が起こりました。
2004年の「オレンジ革命」直前に起きたユシチェンコ謎の中毒事件を振り返ります。
今、私たちは彼自身が神聖な犠牲者になったことを知っています。
この時のウクライナ人の思いやりが、彼に大統領の座を与えたと、多くの政治アナリストは考えています。
ユーロマイダンでは、デモ参加者の犠牲者は合計100人以上となりました。
彼らは「天に召された百人」と呼ばれています。
神聖な犠牲者はすべて即座に神話化されました。

2013年11月30日の学生殴打事件は、明らかにユーロマイダンの引き金となりました。
訓練された挑発者を広場に送り込んだ者たちは、多くの平和的なデモ参加者が酷く傷つくことを望んでいました。
デモを何か月も続けることは大変なことです。
緊張が和らぐと人はどうしても疲れてしまいます。

また、革命の黒幕にとって休日は、デモ事態が収束する危険性をはらんでいます。
人々は家族や友人と、家で一緒にいたいと考えます。
寒いテント村に人を閉じ込めるには、工夫が必要です。

2013年のクリスマス、タブロイド紙のジャーナリストで政治家志望のテティアナ・チョルノヴォルは、マイダンのデモを再び奮起させる道具として選ばれました。

(キャスター女)
ウクライナ政府高官の汚職を調査したことで知られる市民活動家兼ジャーナリストが、クリスマスにウクライナの首都郊外で殴打されました。

(進行役)
報道された彼女の英雄的な行動が、むしろ犯罪に見えてきました。
ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領官邸に不法侵入し、暴徒を率いてキエフ市庁舎を占拠し、ウクライナ治安当局の車にも乗りこみました。

テティアナは、報道して知名度を上げることよりもニュースを作ることに興味があり、野党「祖国」で努力している政治家として知名度を上げたいようでした。

彼女は2013年に世界のメディアにクリスマスプレゼントを贈りました。
彼女は道路で暴徒により残酷に殴打されましたが、わずか3日後に容疑者全員が逮捕されました。
ロード・レイジ事件でテティアナを殴ったと自供しました。

世界のメディアは瞬時に、この犯罪の政治的背景を強張し続けました。
テティアナは英雄的な殉教者になり、彼女のイメージのもとに人々を団結させました。
ウクライナの政治的混乱の中で行われたこの殴打事件は、抗議を呼びました。

ユーロマイダンが再び中心となり、襲撃から2か月足らずでテティアナが登場しました。
彼女はすでにヤヌコーヴィチの政党である地域党の党首を攻撃できるほど回復していました。

(テティアナ)
ここが私を襲った車の本拠地です!
ここはまさにこの犯罪者マフィア政府の巣窟です!
そして、死の部隊はここで準備をされているのです!

(進行役)
政府関係者の一人、65歳のITスペシャリスト、ウラジミール・ザハロフ氏は、この襲撃で殺害されました。

テティアナは今どこにいる?
さて、彼女は新政府の権力の座を手に入れました。

それから1か月後の1月22日、もう1つの舞台の幕が上がりました。
アルメニア系のウクライナ人の抗議者セルゲイ・ニゴヤンは、当初からマイダンのデモに来ていました。
彼は過激でも暴力的でもなく、素朴で希望に満ちていました。
セルゲイの愛国的な姿は、神聖な殉教者の役が合いそうです。

(ニゴヤン)
戦い続けるんだ!必ずや勝つ!
神様があなたの戦いを助けてくれます。
自由を勝ち取るために、あなたと一緒に行進します。

(進行役)
残念ながら、セルゲイにその役がまわってきたのです。
戦友に裏切られたのです。

この動画は、2014年1月22日の早朝にセルゲイが殺害された後に拡散されました。
当時、抗議活動全体が撮影されていたにもかかわらず、彼の死の経緯は今日に至るまで不明です。
捜査に役立つ記録や目撃者もなく、彼の遺体は現場からすぐに移されました。

セルゲイはユーロマイダンの最初の殉教者となりました。
そして、即座に、警察官が彼を殺すように指示されていたという情報がありました。

それから2年近く経っても、公式調査は何の成果も得られていません。
現在では、セルゲイ・ニコヤンの殺害は、陰謀をエスカレートさせるために挑発者が仕組んだと広く考えられています。

神様は「お告げ」という言葉で人々に語りかけます。
2014年1月26日、バチカン市国のサンピエトロ広場で、教皇フランシスコはウクライナのために祈り、数千人の人々に語りかけました。

祈祷の跡、法王庁の窓から、二羽の白い鳩が放たれましたが、すぐにカラスとカモメに襲われました。
言葉のわかる人なら、このお告げの意味を簡単に読み取ることができるでしょう。

「すぐに、カモメとカラスという大きな力が、二つのスラブ諸国である白い鳩を引き裂くだろう」

しかしこの予兆は、ウクライナの人々に希望と教訓を与えました。

「鳩は神の意志によって救われるが、厳しい苦難と多くの犠牲が伴う」という予言です。

革命の歴史に残る人類最大の犠牲者を出したカラー革命は、予定通り1か月後に起こりました。

2月20日

(キャスター男)
数週間前から、このヨーロッパの首都は激しい暴動の舞台となっています。
今日は、これまでで最も血なまぐさい日です。

(キャスター女)
デモ隊は官庁街に向かって押し寄せてきています。
ここでは火炎瓶で武装しています。
しかし、拳銃や散弾銃も見かけました。
双方に死傷者が出ています。

(兵士)
あそこで6人死んだと言ってます。
負傷者だけでなく、死亡者も出ています。
スナイパーに撃たれたと言っています。

(ヴィタリー)
彼らは2月20日から警察官に圧力を掛けてくるようになりました。

(ヤヌコーヴィチ)
スナイパーが撃ち始め、双方に死傷者が出たと聞いていました。
初めの一撃は、コンサート施設からでした。

(ヴィタリー)
そこはマイダンの武装グループが支配していました。

(進行役)
そして、ここでまた、ナロードニ・ルークの旧友、アンドレイ・パルビイに会うことができました。
彼は自らマイダンの司令官と呼び、栄光の絶頂にあった人物です。
基本的に、過激的反対派のリーダーです。

(反対派リーダー)
私たちの要求がすぐに満たされない場合は、マイダンの抗議者が行動を起こすと警告しました。

(プーチン)
目的は大混乱を起こすことでした。
混乱が起きてもヤヌコーヴィチに良いことは何もありません。

(キャスター女)
デモ隊は強制的に警察官たちの長い列を作って連れ去って行きました。
彼らをどこに連れて行ったのか不明です。
未だに67人の警官が行方不明であると報告されています。

(オリバー)
警官14人死亡、43人負傷か。

(ヴィタリー)
20人の警官が死亡し、150人以上が銃で撃たれて負傷しました。

(ヤヌコーヴィチ)
2月20日か21日にかけて、すでにクーデターが始まっていたことは明らかでした。

(キャスター女)
これに先立ち、野党指導者のヴィタリ・クリチコ氏は支持者に対して、抗議キャンプ内に、留まるよう促しました。

「ここにいる皆さんは、強い気持ちでいてください、私たちはどこにも行きませんから」

(ヤヌコーヴィチ)
私たちは野党と交渉し、合意に至ることも少なくありません。
後で気付いたのですが、それはゲームだったのです。

野党の過激的な抗議者は交渉に参加しません。
誰の話も聞こうとしません。
それが彼らの仕事だったのです。

(進行役)
2004年のオレンジ革命のときと同様、国際的な指導者が介入し、双方を交渉のテーブルにつかせようと考えていました。

(プーチン)
欧州各国の外務大臣三名がキエフに訪れました。

(進行役)
ローラン・ファビウス、フランク・ヴァルターシュタインマイヤー、ラドスラフ・シコルスキ

(プーチン)
彼らはヤヌコーヴィチと野党の間の会議に参加しました。
そして任期前選挙について合意に達しました。
彼らは野党と大統領のさらなる関係構築について話し合いました。

(進行役)
ウクライナ大統領と同国の反政府デモの指導者が停戦に合意しました。

(キャスター女)
停戦はヤヌコーヴィチ大統領と野党の話し合いにチャンスを与えるためでした。

(進行役)
2004年のように、反対派の少なくとも過激的なドミトリー・ヤロシ率いる右派セクターは、これ以上交渉をするつもりはありませんでした。

(ヤロシ)
合意した内容は我々の要件を満たしていない。
レッドセクターは武器を捨てない。
右派セクターは主要な要求である、ヤヌコーヴィチを辞任させるまで、政府の建物を解放しない。

(ヤヌコーヴィチ)
そのような契約書にサインをしたのですが、少し経ってから、その契約書に気付きました。
どんな協定を結ぼうが、クーデターはすでに計画されており、避けられないものだったのです。
つまり事実上、我々との交渉は無意味だったのです。

(ポーランド外相)
「これを受け入れなければ戒厳令が敷かれて、軍隊が入り、あなた方は全員死ぬぞ」

(リポーター女)
野党の指導者たちは、流血を終わらせる方法を見つけたかもしれないと言い残し、その場を去りました。
彼らはこの議会で得た結論を人々に伝えたいと考えていました。

(キャスター女)
人々が納得していないことは、すぐに明らかになりました。

(プーチン)
そして翌日、ヤヌコーヴィチ氏は国内第二の都市、ハリコフに向かいました。
彼が去るや否や、彼の住居も政府も武装した者たちによって占拠されました。
それを何と言いますか?

(ヤヌコーヴィチ)
実は私はヘリコプターでハリコフに向けて出発しました。
私たちの車列は自力で出発しましたが、誰もその事は知りませんでした。
大統領専用車両が走行中に銃撃を受けたのです。
また、諜報部も傭兵がいるという情報を持っていました。
その目的は大統領のヤヌコーヴィチを拘束することではなく、処刑することです。

プーチン大統領にロシア領への入国を許可してもらいました。
そのような許可を得て、ロシアの支援を受けることができたのです。
2月24日、私はロシアに到着しました。

ー2014年2月23日ー

(進行役)
一方、キエフでは大虐殺の犠牲者に最後の別れを告げていました。
犠牲者の上に成り立った権力者たちを受け入れたのです。

(キャスター女)
投票で、新議長のオレクサンドル・トゥルチノフ氏が暫定大統領になるようにし、火曜日までに暫定政府を樹立させるべきだとウクライナ議会は議員に呼びかけました。
これら新しい動きは、土曜日にヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領が解任されたことに続くものです。

(パリー)
そして、憲法に定められた弾劾の手続きを踏まずにヤヌコーヴィチを罷免(ひめん)しました。

(ヤヌコーヴィチ)
しかし、弾劾の手続きは行われませんでした。
これを決定するには、憲法裁判所と最高裁判所の両方が認めなければなりません。
そのためには、国会議員の3/4以上の賛成が必要です。

(進行役)
ウクライナの国会は、450人の議員で構成されています。
ウクライナの憲法では、少なくとも3/4以上の賛成がなければなりません。
つまり弾劾には338の賛成票が必要です。
しかし実際には、328人の議員だけが賛成票を投じました。

(ヤヌコーヴィチ)
しかし、国会の投票は3/4に満たなかったのです。

(進行役)
アメリカ国務省は、ほとんど即座に、
「これは合法的な政府であり、多くの努力により政権交代を実現させたのである」
と表明しました。

(パリー)
ヤヌコーヴィチ氏を何らかの名目で呼び戻して、2月21日の合意を覆すという可能性は、もはやなくなりました。
そして、ウクライナ東部が抵抗し、クリミアが分離を希望しました。
事態は急速にエスカレートしたのです。

(キャスター男)
有権者はウクライナから離脱してロシアに加わるかどうかを日曜日に決定します。

(キャスター女)
「ロシアと共に」というスローガンを掲げたキャンペーンは、モスクワの後ろ盾があります。

(オリバー)
クリミア情勢は、この時期に住民投票も迅速に起こっています。

(ヤヌコーヴィチ)
クリミアの住民投票は、クリミアの人々により発案されて行われました。
それは、クリミアで別のマイダン抗議行動を計画していた代表者らに、国民の意思を示そうとするものです。
クリミアの人々が常に親ロシアであることは周知の事実です。

(進行役)
キエフでの出来事が進行する中、国民の雰囲気を察知したクリミア当局は、2013年の欧州連合(EU)加盟交渉の延期とロシアとの関係強化というヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏の決定を全面的に支持しました。
キエフでの出来事が経過するにつれて、国民は不安に陥っているとクリミア当局は発表しました。

我々はクリミア人の意思に基づき、国と市民の命を犠牲にして、ウクライナの権力を掌握しようとする過激派とネオ・ナチにクリミアを絶対に渡さないと宣言する。
クリミアでは、キエフの政権交代後に、ネオ・ナチの新権力は反対勢力に容赦なく攻撃するという噂が広まりました。

(新政権関係者)
ウクライナに栄光あれ。

(進行役)
そのため、親ロシア派のデモがキエフの新政権を拒否する動きが出てきました。
2月27日、クリミアの首都にある政府庁舎が親ロシア派のデモ隊によって占拠されました。
ついに、クリミア現政権は解散しました。
そして新たにセルゲイ・アクシオノフがクリミア自治共和国の指導者に任命されました。

(ヤヌコーヴィチ)
彼らはロシア政府が守ってくれることを望んでいました。

(進行役)
3月16日、クリミアの住民投票が行われ、ウクライナからの離脱が決定されました。

(パリー)
クリミアの場合はロシアが侵略したと報道されています。
これを信じ込んで、実際の世論調査の数字を見る人は非常に少ないでしょう。
アメリカの政府機関が行った世論調査では、クリミアの人々がロシアの一部であることを好んでいるという結果を示しています。

アメリカのニュースメディアでは、ロシアが介入して、偽の選挙を行ったと報道しています。
銃を持っている人たちに睨まれているので、「投票箱を偽造して、ロシアへの再加盟を96%もの賛成票を投じた」という報道です。

(リポーター男)
クリミアでの国民投票の考え方は、間違いなく違憲です。

(リポーター女)
しかし、この投票は本当に自由で公正なのか?
特に現在クリミアに駐留する多くの軍隊を考えると、疑問が残ります。

(パリー)
そうやって、アメリカ国民に宣伝してきたわけです。
現実は全く違います。

(リポーター女)
この雰囲気は、確かに電撃的です。
クリミアの首都シンフェロポリには、数千人の人々が集まっています。
先週の日曜日に行われた住民投票で、ロシアとの統一を支持する票が圧倒的多数を占めたからです。

(民衆)
ロシア、ロシア、

(プーチン)
民主主義とは何かと問いたい。
民主主義とは、国民の意思に基づく政策です。

どうすれば民意を知ることができるのでしょうか?
現代社会では、投票によってそれを実現しています。
人々が集まり、投票率は90%以上の人がロシアへの加盟に賛成しました。

人々の選択を尊重し、国際法を操作してはいけないのです。
そして地政学的利益に応じて毎回民主主義の原則を尊重するべきです。

そこには戦争などありませんでした。
誰も殺していません。
誰も一発も撃っていません。

(オリバー)
西側では、ロシアがクリミアに侵攻したと言われているのは、ロシア兵の存在が実際にあるからです。
クリミアのそのあたりをはっきりさせていただけますか?

(ヤヌコーヴィチ)
クリミアには昔からロシア兵がいました。
そこには黒海艦隊の基地もあるのです。

(進行役)
1804年、セヴァストポリの海軍基地は、黒海のロシア帝国の主要な軍港となりました。
第二次大戦中、セヴァストポリの英雄的な防衛は、ほぼ1年間続き、数十万人の命が奪われました。
したがって、クリミアの海軍基地は、ロシアの黒海沿岸地域にとって、歴史的な誇りであると同時に、戦略的にも非常に重要な場所です。

(パリー)
思い出してみると、ソ連のミサイルがキューバに持ち込まれようとしたとき、アメリカ人がどれほど怯えたかを覚えていました。
そしてこの種の破壊兵器がアメリカの近くに置かれたとすれば、核対決が現実になるところだったのです。
米国の裏庭がキューバであるとすれば、クリミアはロシアの玄関口にあたります。

(オリバー)
その基地、NATOの基地を米国が掌握した場合の影響については?

(プーチン)
非常に重大な結果を招く可能性があります。
基地自体には、何の意味もないのですが、指摘したいニュアンスがあります。

なぜ、私たちがNATOの拡張に猛反発するのか?

私たちは、その意思決定のプロセスに注目しています。
私は、意思決定の仕組みを知っています。

NATOの加盟国となった時点で、アメリカの圧力には逆らえないのです。
そして、ミサイル防衛システム、新しい基地、必要なら新しいミサイル攻撃システムなど、あらゆるものが、すぐにその国に出現するのです。

どうすればいいのですか?
対策を講じる必要があります。

つまり、我々を脅かすと思われる新しい施設に、ロケットシステムで対抗するということです。
状況は緊迫します。

(セルゲイ・ラブロフ)
もし攻撃されたら、必ず反撃します。

(プーチン)
私は時々、パートナーとしての論理が理解できないことがあります。
いわゆる西ヨーロッパ圏を束ね、規律を確立するためには、外敵が必要なようです。
しかし、イランはそのような心配は無用です。

(オリバー)
私は、NATOの拡大が気になります。
13カ国のNATOの加盟国がロシア国境付近まで拡大しました。
13カ国です。

(ヤヌコーヴィチ)
これは戦争に関わる非常に危険な話です。
これは戦争に関する話題です。
ロシアとアメリカの戦争は、完全に狂気の沙汰でしょう。

(進行役)
2014年初春、ウウライナ東部でも、キエフの新政権に対する抗議デモが活発になってきました。
この地域は、地理的にも文化的にもロシアに近い人々を擁しています。
新政府の極右的な傾向により、ネオ・ナショナリズムが、自分たちの土地に持ち込まれることを恐れたのです。
ウクライナでは長年にわたってロシア語を主要な言語として確立することが難しかったのです。

(キャスター男)
ロシア語を第二言語とすることは、ヤヌコーヴィチ大統領の選挙公約の一つでした。

(進行役)
2012年、ヤヌコーヴィチ政権は、ロシア系住民が多数を占めるウクライナ南部と東部で、ロシア語を第二公用語とする法律を成立させました。
ウクライナの民族主義者グループは、この法律に反対する大規模な抗議行動を開始しました。
見る人が見れば、見覚えのある顔があるかもしれません。

(民族主義者の男)
あの暴力団、あの軍団、あの野郎どもは倒せるんだ。

(進行役)
政権交代の翌日である2014年2月23日、新政権は、公用語として、ロシア語を無効化することを議会で決定しました。
この決定は後に、オレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行によって、拒否されましたが、それでも強力なメッセージとなりました。

これには、ロシア語を話す都市部の人々を驚かせました。
人々は街頭で反対意見を表明しました。
それに対して親マイダン派は、独自のデモを始めました。
両者が顔を合わせると、常に緊張が走り、やがて悲劇につながりました。

ードネスク 3月13日ー

(進行役)
キエフの新政府に抗議する親ロシア派のデモ行進で衝突が起こり、1人が死亡、50人以上が負傷しました。
4月6日、ウクライナ東部でクリミアで起こされたシナリオが再び始まりました。
デモ隊が政府の建物を占拠しました。
そして、翌日の4月7日、彼らはドネツク人民共和国を宣言したのです。
キエフはこれに対し、ウクライナ東部での反テロ作戦の開始を発表しました。
その頃、国際メディアはロシアがウクライナに侵攻すると騒いでいました。

(キャスター男)
ロシアは今、ウクライナに進攻しようとしているのかもしれません。

(進行役)
しかし、この強い言葉はメディアの中だけで、ウクライナ当局は戦争のような状況を発表していません。
なぜか?
「IMFは戦争が続いている国には資金を提供できない」
とペトロ・ポロシェンコは述べていました。

(ヴィタリー)
政治がらみのことになると、金の話になるんですね。

(進行役)
ウクライナにはすでに多くの資金が投入されており、中途半端な状態で止めることはできません。

(ヌーランド)
私たちは、これらの目標達成のために、ウクライナを支援するため50億ドル以上を投資しています。
これは安全で豊かな、?栄した、民主的なウクライナを確保するものです。

(ヴィタリー)
そのお金でどんな民主主義が成立したのでしょうか?
どのような手順で成立させたのでしょうか?
今、ドンバスにおいて武力で成立させようとしていることと同じではないでしょうか?

(進行役)
もちろん、資金も必要だし、詐欺行為も続けなければならないのです。
血まみれになり、死に至ることもあります。

(兵士)
完全にやっつけました。

(進行役)
それは、両陣営がより高度で殺傷力の高い武器を使用するようになったからです。

(ヤヌコーヴィチ)
自国民に戦争を仕掛けたトゥルチノフ氏の責任は重大です。
彼はドンバスに部隊を送り込みました。
今まで流血の惨事などなかったのに、彼らは始めました。

(進行役)
世界はキエフのこの新しい民主主義を歓迎することに忙しく、国内で実際に何が起こっているのか、気付いていないようです。
ウクライナ南部では、革命を不安視する声が多く聞かれました。

(民衆)
オデッサは決してあきらめない!

(進行役)
そして、2014年1月上旬、オデッサ市で、反マイダン運動が起こります。
デモ隊は、労働組合会館前にキャンプを張りました。
この建物は、やがて大虐殺の記念碑となるのです。

オデッサの重要性を過大に評価することは出来ませんが、黒海に面した戦略的な立地にあり、ウクライナ最大の港湾があるので、ウクライナ新政権が、この地域に危機感を募らせたのも無理からぬことです。

ウクライナ東部で反マイダン運動が活発化すると同時に、多くのオデッサの人々が参加するようになりました。
新しいウクライナ政府には、多くの面で、軍をコントロールする力はありません。
もしも、オデッサの人々が、東部地域で高まっている運動に、参加することになれば、事態は深刻に陥るでしょう。
この反乱は、何としても即座に鎮圧するべきでした。
遅れた代償は非常に大きいのです。

2014年5月2日、オデッサ市の中心部にウクライナ・サッカー選手権にファンが集まり、そして試合が行われました。
驚いたことに、オデッサに前夜降り立ったこのファンたちの中には、マイダン自警団の兵士やウクライナ各地から集まった過激派組織のメンバーが大勢いたのです。

(過激派組織)
敵は死ね!ウクライナは何よりも優れている!

(進行役)
仮面をつけて武装し、民族主義的な言葉を叫んでいたこれらの抗議者は、街の中心部で騒動を起こし、反マイダンのテント野営地まで行進して、ついに攻撃しました。
反マイダンのデモ隊は、労働組合会館に避難しましたが、それは罠でした。

マイダンの支持者が火炎瓶を投げ込み始め、建物は炎に包まれました。
中で焼け死んだり、あるいは、窓から飛び降りて逃げようとした人たちもいました。
消防署は1マイルも離れていないのに、消防署員が到着するまで30分近くかかりました。
その時点で、被害は大きくなっていました。

しかし、ここで興味深い事実があります。
この忌まわしい出来事の数日前にマイダンのメッセンジャー、アンドレイ・パルビイがオデッサを訪れていました。
オデッサであった人たちの中に、重大な日に現場で目撃した人がいるのは奇妙な偶然です。

しかし、誰もが嘆いているわけではありません。
人気の政治トークショー「Shuster Live」では、オデッサで生きたまま焼かれた人々の報道に有ろうことか、拍手が沸き起こったのです。

(TV司会者)
オデッサの火災での死者数です。
ロシア国籍15名、トランスニストリア出身者10名、そしてオデッサの住民はいません。

(進行役)
右派セクターはフェイスブックページで、5月2日の出来事を国家史の誇らしい瞬間だと発表しました。
この悲しい出来事に対して、現在2年近く調査が行われていますが、まだ結論は出ていません。
しかし、専門家は当初から言うことは決まっていたようです。

(調査員)
明らかに、プーチンの暴徒が挑発しました。
ウクライナのデモ隊を追い散らしたのです。

(進行役)
オデッサ州は本当に特別な場所として映ります。
2015年5月30日、この重要な場所に、すごい新知事が、この度ご就任されました。
ミヘイル・サバシヴィリ
アメリカ合衆国の旧友で、彼はウクライナの隣国グルジアで、生まれ育ちました。

(キャスター男)
グルシアではちょっとしたお祭り騒ぎです。

(進行役)
彼の経歴を見ると、特殊な任務のために育てられたことが理解できます。

(サバシヴィリ)
私は平和的な抗議者だ!下がれ!下がれ!

(進行役)
サバシヴィリ氏は、米国国務省の奨学金を受けてアメリカに渡ります。
その後ニューヨークにある社会的組織「クマラ」に所属します。
それはカラー革命の歴史に以前から存在していたグループです。

(サバシヴィリ)
私たちは、民主的な無血革命に取り組んでいるのです。

(進行役)
これがバラの革命
そして、ミヘイル・サバシヴィリです。
彼は「クマラ」一員です。
正当に選ばれた大統領、エデュワード・サヴァントを打倒するのに忙しかったようです。

(サバシヴィリ)
平和的手段で政府を排除するのは、古典的で実にヨーロッパ的です。

(進行役)
バラ色の革命が花開いた直後、グルジアはNATOへの加盟を表明し、ロシアとの国境にある肥沃な土地に、NATOの軍事基地を、新たに建設する意向を示しました。

(サバシヴィリ)
決して自由と独立を手放すことはありません。
決して領土の一部を渡すことはありません。

(進行役)
サバシヴィリの使命は、少なくともアメリカの友人とNATOによって達成されました。

しかし、グルジアの人々は喜んでいません。
2007年、民衆は不満を訴えるために街頭に立ち抗議しましたが、サバシヴィリ氏は、力で対抗しました。
民衆の不満はさらに高まりました。
その後、サバシヴィリ党は議会選挙で敗れ、野党が政権を握りました。

(キャスター女)
彼は、憲法に従って議会の多数派が新政府を樹立し、私が大統領になるべきだと主張しています。

(進行役)
ミヘイル・サバシヴィリは大統領選の結果を待たず、2013年10月に国外に逃げました。
2014年、サバシヴィリはいくつかの刑事事件で証人として出廷するよう要求されたのですが、招喚を拒否しました。
同年末、彼は権力の乱用と横領の罪で告発されました。

ミヘイル・サバシヴィリは、米国に渡り、すぐにワシントンの友人たちから新しい任務を与えられました。
ミヘイル・サバシヴィリはマイダンを積極的に支援し、すぐにウクライナ新政府の要職に就きました。
最初は大統領補佐官、次にオデッサの知事となったのです。
就任の前日には、生まれ故郷のグルジアの国籍を放棄し、ウクライナ国籍を取得しました。

(サバシヴィリ)
私は常に、誇り高き祖国の市民であり、国民であり続けます。

(進行役)
彼らが言うように、文字通り、戦いは血で血を洗う価値があるそうです。

(ニノ・ブルジャナゼ)
サバシヴィリ氏の改革の目的は私にもわかります。
ウクライナにおける彼の存在と役割が、この計画全体の一部であることを私は知っています。
それはウクライナで特定の勢力が必要としていることです。

(進行役)
オデッサに就任したサバシヴィリを、駐ウクライナ米国大使のジェフリー・パイアットが訪問しました。

(パイアット)
しかし、オデッサの政権がウクライナで結果を出している限り、米大使館やワシントンからの訪問客がどんどんやってくるでしょう。

(進行役)
実りある会合となったようです。
ジェフリーはとても気前が良いです。
サバシヴィリの仕事ぶりは、彼自身、金に心配する必要は無いようです。

彼のフェイスブックページには、オデッサの新知事がワシントンから、年間20万ドル近くというかなり高額な報酬を得ていることを示す資料が投稿されました。
ちなみに、メイン州の知事は年間7万ドルです。
だから、もしオデッサがアメリカの新しい州になったら、1番上に来るでしょう。
サバシヴィリ氏は新天地で居心地は良いはずです。
同じくカラー革命の指導者であるヴィクトル・ユシチェンコ氏と親友であり、彼の息子の名付け親でもあるのです。

(プーチン)
サバシヴィリ元大統領がオデッサ州知事に就任しましたが、これは、オデッサの人々と全てのウクライナ人に対する侮辱です。
彼が入った大学ではアメリカの就労ビザさえ与えられず、彼は定職にも就けなかったのです。
しかし、彼はオデッサの知事になれるんですよ?
知事の仕事に相応しい、プロフェッショナルで有能なウクライナ人が他にいないのでしょうか?

(進行役)
戦争は一度起これば容赦しません。

(キャスター男)
たった今、飛行中のマレーシア空港機一機と連絡が取れなくなったことが確認されました。
航空機は高高度を飛行中にミサイルによって撃墜され、ウクライナ東部のロシア国境付近へ墜落し、搭乗していた298人全員が死んだと思われます。

(パリー)
これは殺人事件であり、犯罪でありながら、その答えを追求することに、異様なほど無頓着なのです。
ごく限られた調査報告書が、事件の数か月後に提出されただけです。
次の報告書は事件の一周忌になるそうです。

しかし、未解決事件とならないために、犯罪捜査を行っているのです。
これらの疑問にしっかり答えるように、なぜメディアと欧米政府の方から、当局に圧力をかけないのか、不思議に思います。

(進行役)しかし、答えられず、すぐに話をそらしました。

(オバマ)
それは事故ではありません。
それはロシアの支援があるからこそ起きていることです。
証拠はあります。
航空機はウクライナ国内のロシアに支援されている、分離主義者が支配する地域から発射されました。
地対空ミサイルによって撃墜されました。

(プーチン)
この恐ろしい事件の責任は、この地域を管轄する国であることに間違いないでしょう。

(進行役)
アメリカとロシアの関係を複雑にする航空機事故は、マレーシアのボーイングが初めてではありません。
1983年9月1日、ニューヨーク発アンカレッジ経由ソウル行きの大韓航空007便は、日本海のソ連領内でソ連の迎撃機により撃墜されました。

(レーガン)
ソビエトがやったことには、法的にも道徳的にも全く正当性がないのです。

(進行役)
朝鮮半島でボーイングの悲劇は、ソビエトの危険性に対峙する、NATOの軍事力の必要性を主張できる、絶好の機会だと考えられました。

1983年11月2日、NATOはエイブル・アーチャーを開始しました。
これは核攻撃を頂点とする戦闘の激化を10日間にわたって想定した戦闘指揮演習です。
その後、パーシングⅡ核ミサイルがヨーロッパに配備されることになりました。

レーガンが考慮しなかったのは、ソビエトの妄想的な過剰反応です。
最近公表された米国情報機関の報告書によると、キューバ・ミサイル危機以来、初めて世界が核戦争に近づいたと言います。

1983年の墜落事故と同じように、マレーシア航空機の事故を敵に対する攻撃材料として利用します。
悲劇が起きた直後に、新たな制裁の波がロシアに押し寄せたのです。

(オバマ)
米国はロシア経済の主要部門に新たな制裁を加えました。

(進行役)
それから約1年3か月後、オランダの安全委員会が報告書を発表しました。

(委員会代表)
皆さん、MH17便の事故は、9M314Mミサイルがコックピットの左側を直撃したことにより墜落しました。

(進行役)
報告書は特定の団体や個人には触れず、ミサイルが発射された地域は320キロメートルと非常に広範囲であると推定しています。
同時に、Bukミサイルを製造しているロシアのアルマズ・アンテイ社も独自に調査を行ったのです。

(アルマズ・アンテイ社CEOヤン・ノヴィコフ)
調査の結果は、ミサイルの種類や発射場所に関して、オランダの安全委員会の結論に反しています。

(進行役)
実験では、引退した旅客機を使ってBukミサイルを爆破させました。
マレーシア航空機は、ウクライナが保有している旧式のミサイルで落とされたという結論に達しました。
現在このミサイルはロシアで使われていませんが、ウクライナはまだ所持しています。

ミサイルはウクライナ軍の支配地域から発射されました。
このような論争の結果は、調査に対する国民の関心をかき立てることになると期待されます。
しかし、マレーシア航空機MH17の悲劇は、すでに大きな地政学的ゲームの中で、その役割を終えていたのです。
そのため、すぐに忘れ去られてしまいました。

制裁開始の目標は達成されました。
制裁の第三波がロシアに襲いかかった後、両国間の緊張は更に高まったために次のような問題が生じました。

私たちは、第二の冷戦が始まったことを理解しているでしょうか?
だとすると、私たちが生き残れるチャンスがあるとすれば、それは何でしょうか?

1947年、原子科学者会報は「世界終末時計」を公開しました。
それは、核兵器廃絶が目的で考えられた、世界的危機へのカウントダウンを示す時計です。

1953年、冷戦の真っ只中の時、超大国が核兵器を大規模に製造している時には、週末を示す0時に最も近い時刻になりました。

(キャスター男)
これは、拡大し続けるアメリカの原子爆弾開発計画の物語である。

(進行役)
核戦争がもたらす非常識な危険性を世界が認識し、軍拡競争を抑制するための措置が取られるようになると、状況は着実に好転しました。

1991年「世界終末時計」は真夜中の0時から最も遠い17分の位置にありました。
しかし、希望を持った時代も束の間、世界はますます不安定になってきています。

2015年、原子科学者会報の「世界終末時計」の針を0時3分前に移動しました。

(原子科学者会の人)
今日、予測不可能な気候変動と大規模な兵器の近代化に起因する核軍拡競争は、人類の存続に並外れの脅威をもたらしています。

(進行役)
米国とロシアは大規模なプログラムに着手しました。
しかしそれは、自国の核兵器を近代化し、既存の核兵器条約を弱体化させるというものです。

時計は今、午前0時まであと3分と迫っています。
なぜなら、国際的な指導者たちは最も重要な義務を果たしていないからです。
果たすべきは、人類文明の健全性と活力を確保することです。

地震雲などの画像より
2023年9月24日 三田市 17:14
2023年9月24日 三田市 17:15【千葉県東方沖M4.0】
2023/9/24 23:30 千葉県東方沖(北緯35.5度 東経141.0度 深さ30km) M4.0 震度1 銚子市、旭市(千葉県)
2023年9月25日 三田市 5:33【青森県東方沖M4.0】
2023/9/25 13:35 青森県東方沖(北緯41.5度 東経142.1度 深さ60km) M4.0 震度2 むつ市、東通村(青森県)
2023年9月25日 三田市 5:52
2023年9月25日 三田市 5:57
2023年9月25日 三田市 6:19
2023年9月25日 三田市 6:03
2023年9月25日 三田市 6:03
2023年9月25日 三田市 6:03
2023年9月25日 三田市 6:10
2023年9月25日 三田市 6:19
2023年9月25日 三田市 11:22
2023年9月25日 三田市 11:22
2023年9月25日 三田市 11:58
2023年9月25日 三田市 15:37
2023年9月25日 三田市 15:51
2023年9月25日 三田市 16:04

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以上、地球の謎解きより。
写真は9月25日のソラ。


ウクライナ・オン・ファイヤー1、ウクライナで何が起こったのか、地震雲

2023年09月24日 23時59分33秒 | 「地球の謎解き」の情報

ソラのQ&Aより
2023年9月16日
【ウクライナ・オン・ファイヤー】文字化

読者より、文字化してくださいました。

*)「ウクライナ・オン・ファイヤー

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「初公開:2016年6月16日 監督:Igor Lopatonok プロデューサー :オリバー・ストーン」

2014年、キエフのマイダン独立広場で起こされた暴動は、民主的に選ばれたヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領を追放するために起こされたクーデターだったのです。

西側メディアはヤヌコーヴィチ政権とロシアを加害者として描いています。
しかし、本当にそうだったのでしょうか?

クーデターにより、炎上したウクライナは、2004年のオレンジ革命、2014年の反乱、そしてヤヌコビッチ政権の転覆につながりました。

この悲劇を西側メディアは民主主義の革命として大きく取り上げましたが、実際にはウクライナに戦後生き延びたネオナチ民族主義者と米国務省によって脚本・演出されたクーデターであったことが知られています。

この様なカラー革命は世界中至るところで起こされています。
それは如何にして起こされて来たのでしょうか?

そのテクニックをオリバーストーンは分かりやすく描いています。

調査ジャーナリスト、ロバート・パリーは、80年代以降、アメリカの地政学的アジェンダを海外で推進するCIAの代わりに行動している、NED全米民主主義基金についても語っています。

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《オープニング》

(進行役)
ここ数日、キエフのマイダン独立広場が本格的な戦場と化しています。

(キャスター女)
ウクライナの首都キエフでさらなる衝突が発生しています。

(目撃者)
スナイパーが狙っていた、絶対に間違いない。
10人の犠牲者を見た。

(ヤヌコーヴィチ)
誰が人を打ったのか、まだ分かっていません。
問題はそれです。

(進行役)
現在、内戦の危機に瀕しておりこれまでに少なくとも70人が死亡し、さらに死者数は増えています。

(ヴィタリー)
繰り返しになりますが、このテクニック(手口)は、他の国で起こらないとは限りません。

(リポーター)
今日ここで見たものは、革命だったのです。

(プーチン)
ウクライナで何が起こったのか知りたいでしょう。

(ヌーランド)
私たちはウクライナを支援する、これらの目標のために50億ドル以上の投資をしています。

(ヴィタリー)
政治の話でも何でもしますよ。金の話でも。

(オリバー)
NATOはロシアの国境付近まで、13か国に拡大しました。13か国です。

(キャスター男)
この危機を、ウクライナとロシアの熱い戦争にさせないことが焦点となります。

(ヤヌコーヴィチ)
これは戦争に関わる非常に危険な話です。
誰も今日を安心して過ごせないはずです。

《本編》

(進行役)
ウクライナ、それは、歴史ある誇り高き日、豊かな歴史を持ち、そして美しさを誇ります。
英雄を崇拝し、多くの犠牲を払ってきました。
ウクライナは、東と西が出会う国境の地です。
これがウクライナの国境です。
青は空を表わしています。
黄金は果てしなく続く麦畑です。
ウクライナの人が栄誉を求めて、ウクライナを目指しました。
そのために多くの血が流されました。

ウクライナは、西側諸国が東側を征服しようとしたときの通り道です。
第一次世界大戦、そして第二次世界大戦で、ウクライナの人々は、この巨大な権力闘争のために最大の代償を払うことになったのです。

「歴史は同じように繰り返さないが、韻(いん)を踏む」作家マーク・トウェイン

(1941年)
ウクライナの歴史をよく見ると、多くの韻を踏んでいることに気が付きます。

(2014年)
より強力な力に囲まれているウクライナは、生き残るために多くの狡猾さを必要としてきました。
彼らが長い時間をかけて習得した技は、変化する芸術です。

17世紀中頃、ウクライナの指導者ボグダン・フメルニツキーは、ポーランドとの停戦協定を破棄し、より強力なロシアを味方にしました。

ちょうど50年後、ロシアとスウェーデンの戦争が激化する中、ウクライナの指導者イヴァン・マゼパはロシアとの同盟を破棄し、侵略者のスウェーデンに鞍替えしました。
ウクライナの歴史は、何度も第三者によって描かれました。

ロシアは、革命の成果を何としても維持しようとして、1918年のブレスト・リトフスク条約で屈辱的な条件に同意し、ウクライナをドイツの保護領としたのです。

ウクライナの運命を変えたもう一つの歴史的文書は、1939年のモロトフ・リッベントロップ協定で、ヨーロッパ諸国と台頭するドイツとの間で結ばれた多くの協定のうちの一つです。
ナチスの脅威から国を守ろうとして、ヨシフ・スターリンはアドルフ・ヒトラーと不可侵条約を締結しました。

ソ連とドイツの外相モロトフとリッベントロップは互いに平和を約束しながら、東ヨーロッパの地図を再編成し、ドイツとソ連の勢力圏に分割したのです。
モロトフ・リッベントロップ条約が調印されるやいなや、ポーランドは分裂してしまいました。

そして1939年9月、ポーランド東部はウクライナの西部となり、ソビエト共和国とソビエト連邦の一員となりました。
しかし、この大胆な国土と国家の分割も、避けられない事態を遅らせただけでした。
ドイツはソ連との約束を破りました。

1941年6月22日、ドイツはソ連に侵攻し、世界史上最大の軍事作戦である「バルバロッサ」を開始しました。
「バルバロッサ」は、ペテルブルグ、モスクワ、そして、キエフの重要な三つの目的地侵攻を目指していました。

ウクライナは、豊かな土地と資源を持ち、ソ連にとって重要な産業経済の源泉です。
ソ連から切り離すことは、まさに大打撃となります。
ソ連に含まれるほぼすべての国にとって、第二次世界大戦は自分たちの土地に侵略してきた相手と、戦うためのものだったのですが、ウクライナにとって、そう単純な話ではありません。

実は、ウクライナは一度も統一されたことがない国です。
第二次世界大戦が勃発すると、ウクライナ西部の住民はソ連の支配により、強いられてきたので、ドイツ兵を解放者として迎え、公然とドイツ軍に協力していました。

戦後長い間、その協力の実態は発表されていませんでしたが、現在では、SSガリシア師団、ナハチガル大隊、ローランド大隊など、師団や大隊全体がウクライナ人の協力によって、編成されていたことが分かっています。

戦争が始まったばかりの頃、ガリシーノ地方から8万人以上の人々が、自発的に1か月半でSSガリシア師団に入隊してきました。
ウクライナの領土で、ポーランド人とユダヤ人、そしてロシア人に対する、彼らの極端な残酷さは有名です。

これらの軍事グループのメンバーのほとんどがウクライナ民族主義者組織(OUN)の出身です。
1929年に設立されたこの組織は、純粋に独立した民族的ウクライナとして作ることを究極の目的としており、テロ行為は、その目的を達成するための許容範囲内の手段であると考えられていました。
彼らのオブジェは「黒と赤」大地と血です。
OUNが消滅した後もこの民族主義は、ウクライナの歴史に長く残ることになりました。

1940年初頭、ウクライナ民族主義者組織の最も過激な民族主義者らは、「ステパン・バンデラ」を指導者として選びました。
特に反ユダヤ主義的で反共産主義者であった彼は、1941年にウクライナの独立を宣言しました。

この身勝手な行動により、同盟国であるドイツに嫌われることになり、第二次世界大戦中ほぼすべての期間、彼は獄中に置かれることになりました。

バンデラは表舞台に登場しなくても、彼のイデオロギーを広めることに成功していました。
多くの独立系歴史家は、OUNの民兵が、1941年末までドイツ軍が占領していたウクライナ領で、15万から20万人のユダヤ人を虐殺していたと推定しています。

悪名高い非道な虐殺は、1941年9月29日と30日にキエフのバビ・ヤールで行われました。
キエフ市とその近郊のすべてのユダヤ人は、9月29日月曜日の朝8時までに出頭しなければならない。
書類、金品、貴重品、また暖かい衣類、毛布、その他を持参すること。
この命令に従わない者が他の場所で発見された場合、銃殺する。
ナチスとウクライナ民兵によるこの2日間の作戦で33,771人のユダヤ人が殺されました。

ウクライナの反乱軍が行った、もうひとつの非道な行為として、ウクライナ民族主義者組織バンデラ派は、ドイツ占領下のポーランドのヴォリンと東ガリシアで大虐殺を行いました。
このポーランド人の虐殺は、ミコラ・レベドが主導しました。
ヴォリンでは33,000から60,000人が殺害され、東ガリシアでは、25,000から40,000人が殺害されました。
このように大規模な民族浄化作戦が行われたのです。

ドイツ軍の敗北が避けられないと判断したウクライナ民族主義者組織は、かつての同盟国に見切りを付けドイツ軍とソ連軍に対等に戦いを挑むようになりました。

1943年1月、ソ連軍はナチスに反撃を開始して、ウクライナの各地を次々と解放しました。
西ウクライナはドイツ軍が最後に支配した地域で、1944年10月にようやく解放されました。
バンデラたちはソ連に対抗してゲリラ戦を続け、ウクライナの村や町に血なまぐさい襲撃を加え、混乱と犠牲を生んだのです。

このゲリラ戦は1950年代中頃まで続き、最終的にバンデラの協力者は拘束されたり国外に逃亡しました。
1945年5月7日ドイツは連合国に無条件降伏し、ウクライナはソビエト連邦の一部となりました。
第二次世界大戦後の平和も束の間でした。

ナチスを倒すためにイギリスと同盟を結んだアメリカとソ連は、その後に起きた敵対関係により、冷戦がはじまりました。
米ソの政治的・軍事的緊張の時代は45年近く続き、人類は常に核戦争の脅威にさらされ続けました。
この戦いの中でも、米国はウクライナの重要性を見失うことはありませんでした。

アメリカの諜報機関は、ソ連に対する防諜活動として、ウクライナの民族主義的組織を注意深く見守っていました。
つい最近、機密解除されたCIAの公文書では、1946年以来、米国情報機関とウクライナの民族主義者の強い結び付きがあり、ウクライナの民族主義組織やその指導者ステパン・バンデラの正体を把握していたことが、このCIAの報告書から明らかになりました。

1945年9月のOSS(CIAの前身)の報告書によると、バンデラは、第二次世界大戦中、恐怖政治を展開していたことで指導者として高い評価を得ていました。
第二次世界大戦後、バンデラとウクライナのナチス指導者たちは、ヨーロッパに逃れ、CIAが彼らをかくまったのです。
CIAは後に、ステパン・バンデラや他のウクライナ人を隠していたことを移民帰化局(INS)に報告していました。
ウクライナ人が関係したこの作戦はソ連に知られることなく、何年も続けられました。

1945年と1946年のニュルンベルク裁判は、ファシスト・ドイツの政治、経済、軍事の指導者を裁き、ナチズムという怪物の姿と彼らが犯した犯罪を明らかにしました。
しかし、ウクライナのナチスは同じ運命を免れ、中にはCIAから免罪符を与えられた者さえいました。
1954年までに、当局は冷戦の必要性の名の下にOUN(ウクライナ民族主義組織)治安部隊の犯罪行為を免除しました。
1949年、ヴォリンでの虐殺の責任者であるミコラ・レベドは米国に移され、戦争犯罪者として捜査されたり追跡されず1989年に亡くなりました。

CIAは、1952年にウクライナの民族主義者ミコラ・レベドを米移民局による犯罪捜査から守るために動いていました。
バンデラがアメリカに利用されなくなったのか、それともKGBのエージェントがCIAを出し抜いたのか、定かでありませんが、1959年、ウクライナ民族主義者のリーダーステパン・バンデラは、ステパン・ポペルの名で潜伏していたところ、ミュンヘンで暗殺されました。

バンデラがウクライナ・ナショナリズムの主要なシンボルになったのは、まったくの偶然です。
彼が唯一の指導者でもなければ、最も強力な指導者ではなかったと言ってよいでしょう。
ドミトロ・ドンツォフは、ウクライナの極右全体主義的教義の父と呼ばれています。
アンドリー・メルニクはOUNの分派リーダーです。
ウクライナ反乱軍の総帥であったロマン・シュケヴィチらも、この運動に大きく貢献していました。

バンデラの危険な思想は、共産主義当局によって弾圧されながらも、外部勢力によって支持され、本当の意味で消えることはありませんでした。
ウクライナのナショナリズムの種は、世代から世代へと受け継がれました。
しかし、残念ながら再び同じことが起こるのは時間の問題でした。

1954年、ソ連の指導者であり自身もウクライナ人であったニキータ・フルシチョフが、クリミアの領土を気前よくウクライナに与えたことでウクライナはさらに拡大しました。
この譲渡の正当性については、歴史家が後年まで議論することになるでしょう。
そして、フルシチョフの贈り物から60年後、クリミアで劇的な新しい出来事が起こることになります。

(キャスター女)
クリミアの危機が続くウクライナに世界の目が注がれています。
クリミアで数十人の重装備の男たちが政府庁舎を占拠しました。

(キャスター男)
ウクライナは、クリミア半島をどうすることもできず、諦めてしまうのですか?

(進行役)
そして、昔の議論が再び熱を帯びることになりました。
冷戦は熱くなったり冷めたりを繰り返しながら、両者は軍事力の増強に余念がありませんでした。

転機となったのは、1980年代中頃にゴルバチョフが新リーダーとなり、ペレストロイカという新しい時代がソ連に訪れたことです。

ペレストロイカとは、自由化・民主化に向けた再編成のことです。
国際情勢に良い影響を与えたことは確かです。

(キャスター男)
驚くべきニュースです。
東ドイツ当局が、「ベルリンの壁は何の意味もない」と発表しました。

(進行役)
しかし、ソ連内部ではクレムリンの支配力が弱まったことで、別の結果をもたらしました。
ウクライナでは、こうした新しい開放性から、1989年に民族主義的な政治組織「ナロードニ・ルーク」が登場します。

(ナロードニ指導者)
私たち全員でこの運動の基盤を築きました。

(進行役)
彼らはソ連からのウクライナ独立を主張し、ウクライナのネオ・ナチズム指導者の育成機関となりました。
1991年、その一人であるオレーフ・チャフニボークは、古き良きバンデラの理念を説く過激な民族主義政党「スヴォボタ」を公然と結成しました。

(スヴォボタ)
我々は訓練し、ロシア人と戦った。
ドイツ人とユダヤ人と戦うのだ。
我々のウクライナを奪おうとする敵がいる。

(進行役)
ウクライナのユダヤ人とロシア人を一掃し、ウクライナ人のためのウクライナにする、といった具合に発言していました。
彼の発言で2012年、サイモン・ウィーゼンタール・センターが発表した。
反ユダヤ主義者世界リーダーのトップテンランキング5位に入りました。

(スヴォボタ)
ウクライナに栄光あれ!英雄に栄光あれ!

(進行役)
しかし悲しいかな、多くの人々を引き寄せたのです。
ドミトリー・ヤロシは、1994年に別の極右組織「トリズブ・トライデント」を設立しました。

2013年4月、ヤロシは野党ウダールの国会議員補佐官に就任しました。
同年、ウクライナで最も過激なナチスグループである「右派セクター」の一員となりました。
アンドレイ・パルビイは、すぐにでもナショナリスト戦士全体を先導するのではないかと思わせます。
トーチの行進は再びウクライナの市街地を照らしました。

1991年8月、ソビエト連邦が事実上消滅して、世界は大きく変わりました。
世界地図は多くの新参者を迎えました。
ウクライナもその一つです。
近代史において、ウクライナが真に独立したのは初めてのことです。

(キャスター女)
ゴルバチョフ大統領が辞任し、70年にわたるソビエト連邦の共産主義支配に終止符を打ち、今夜、クレムリンの赤い旗が降ろされました。

(進行役)
ソ連連邦崩壊後の数年間は、ソ連邦すべての地域でクレイジー90年代と呼ばれるようになりました。

(レポーター男)
彼は悲惨な経済と不確かな未来だけを共有する独立した15の国家を残そうとしています。

(進行役)
政府の管理下にあった経済は、自由市場によって取引のルールを劇的に変化させました。
新しいビジネスが瞬時に生まれ、一夜にして最初のオリガルヒ(財閥)が誕生したのです。
そして、国内の体系が突然、差別化され、選ばれた一部の人だけが豊かになり、残された人々は、きびしい条件の下で、生き残るしかなかったのです。

(プーチン)
ウクライナが独立した直後から、乱暴な民営化と国有財産の公然たる強奪が始まりました。
世界水準はたちまち低下しました。
そして、政権交代が繰り返される最中にも、一般のウクライナ人には何の変化もありませんでした。
それは、ウクライナ人に対する一貫した強奪行為でした。
もちろん、人々は結局、この権力の乱用と異常な腐敗に嫌気がさしたのです。

(進行役)
国民の不満が高まったことで、ウクライナは、外部勢力に対する力が弱くなり、「カラー革命」という今まで知られていなかった新しい戦争に直面したのです。

(リポーター男)
デモ隊が警察と衝突して、数十万人が選挙結果に抗議し、再投票を要求しています。

(進行役)
ウクライナは独立以来、24年間で、二度のカラー革命がありました。
2004年、キエフに群衆が押し寄せ、「オレンジ革命」が勃発しました。
その時、ウクライナは再び二大勢力であるロシアと西側政府の争いの場となりました。

この紛争の頂点は、2004年11月の大統領選挙中に起こりました。
西側が支持するヴィクトル・ユシチェンコとロシア寄りのヴィクトル・ヤヌコーヴィチという二大候補が、ウクライナ人の票をほぼ均等に分け合ったのです。

ところで、ヴィクトル・ユシチェンコの背後に、「欧米がついている」と言われるのは、決して大げさではありません。
妻のカテリーナ・ユシチェンコは、元米国国務省の職員で、レーガン政権時代には、ホワイトハウスで働いていました。
分割は地理的な線に沿っていました。

伝統的にロシア東部ウクライナはヤヌコーヴィチに投票し、西部ウクライナはユシチェンコを選びました。
結果では、ヴィクトル・ユシチェンコは、親露のヴィクトル・ヤヌコーヴィチに負けましたが、何千人もの人々がそれに納得せず、11月22日にキエフ中央広場に集まりました。
この状況は大きく報道されることになりました。

(キャスター女)
同国の選挙管理委員会は不正選挙の報告を無視し、クレムリンの支持するヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏が勝ったと宣言しました。

(進行役)
キエフに、前NATO事務総長のハビエル・ソラナ氏など国際政治家が頻繁に滞在し、当事者間の交渉を開始しました。

(ソラナ)
皆さんの力でこの困難を乗り越えられることを強く願っています。

(進行役)
しかし、交渉の結果は机上の空論となりました。
したがって、ユシチェンコは彼の支持者にキエフで占拠している政府の建物の封鎖を止めさせようとしませんでした。
そのため、この非暴力的なオレンジカラーの抗議行動は1か月間続き、その間に大規模な汚職にまみれた前回の選挙結果は無効とされました。

重要な意味は、選挙結果が発表される3か月前に、ヴィクトル・ユシチェンコが謎の中毒事件の犠牲者となり、未だに未解決であるということです。
そして、彼はこの新たな選挙で、何の障壁もなく勝利しました。
しかし、民意だけで勝利していないことがすぐに分かります。
この平和的な革命とその指導者は、国際社会から温かく迎え入れられましたが、その幸福感は長く続きませんでした。

ユシチェンコ政権は改革で完全に失敗し、民主主義を確立する機会を失い、そして争いに陥りました。
ヴィクトル・ユシチェンコは2期目の再選を果たせませんでしたが、大統領職の終わりに、ウクライナ西部の支持者に最後の贈り物をする機会がありました。

(ユシチェンコ)最後に、何百万人ものウクライナの愛国者たちが、何年も待ち望んでいたことを言いたいと思います。
私は法令に署名しました。
ウクライナ独立のための戦いにおいて、不滅の精神で自己を犠牲にし勇敢な行動をした、ステパン・バンデラ氏に、私は国家勲章とウクライナの英雄の地位を与えます。
ウクライナに栄光あれ!

(進行役)
英雄として、ステパン・バンデラの地位は短いものでした。
2010年、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチが大統領に選出されました。
今回、国際社会は選挙の正当性に疑いは持ちませんでした。

2011年1月、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチはバンデラの英雄の称号を廃止しました。
大統領就任から約4年で、ウクライナは再び革命に見舞われました。
残念ながら、この革命は平和的とは言い難いものでした。

(オリバー)
Mr.ヤヌコーヴィチ、私はアメリカ人です。
私はこの状況の部外者です。
何と言ったらいいか、難しいですが、映画制作者として2013年11月のあの瞬間に飛び込んでみたいですね。

あなたはウクライナの大統領でした。
3年間大統領として努めました。
この国は経済状態が悪い、とても悪いのです。
ロシアと貿易協定を結び、その次はEU、欧州連合とより良い協定を作ろうと交渉していたのですね。
あなたはその時、何を考えていましたか?

(ヤヌコーヴィチ)
2013年は、ウクライナにとって非常に複雑な時期であり、問題の解決策を見つけなければなりませんでした。
二つのパートナーがいました。

まず第一に、私たちはIMF(国際通貨基金)を頼りにしました。
年中、交渉を重ねていましたが、IMFは我々に受け入れがたい解決策を提案したのです。
電力と天然ガスを中心とした公共料金の大幅な値上げです。
そうすると、国民の出費が増えることになります。
収入は変わらないのに、それは受け入れられません。
我々は他の解決策をIMFに提案しましたが、2013年11月、正式に拒否されました。

そうなると、残るはロシアです。
ロシアは、我が国にも利益を考慮するなら、パートナーシップを結ぶ用意があると言ってくれたのです。

(プーチン)
ウクライナとロシアが一体となった経済が出現したのです。
というのも、私たちは非常にユニークで特別な経済的関係を築いていたからです。
ロシア市場は、ウクライナの農産物に広く門戸を開いていました。
カスタム・ボーダー(税関国境)も同様です。
しかし、そうなるとEUは交渉なしに、すべての商品を、我々の市場に参入することになってしまうのです。

(ヤヌコーヴィチ)
市場のバランスシートを計算し始めてから、私たちは、ヨーロッパがウクライナに提示した協定に問題があることに気付きました。
それは必要不可欠な経済的費用の負担が大きく、欧州はその損失補填は行わず、その間にロシア市場は大幅に制限され、あるいは閉鎖されることになりかねません。

(プーチン)
もちろん、ウクライナがこの決断を下したのであれば、それはウクライナの選択であり、我々はその選択を尊重するが、その代償を私たちは支払うつもりはないと言いました。

(ヤヌコーヴィチ)
結局、欧州との交渉がうまくいかず、一旦休止することにしました。

(キャスター女)
激しい衝突が発生しました。
ウクライナの首都キエフでは、EUとの連合協定の延期を決定した政府に対して10万人以上の人々が抗議しています。

(オリバー)
ヴィタリイさん、この時期にあなたは、ウクライナの内務大臣で本来は警察署長だったんですよね。
11月から2月にかけて行われた抗議行動について何があったのか、あなたの考えを聞かせてください。

(ヴィタリイ)
とにかく大規模な抗議活動が事前に計画され、2015年から始まるはずだったという情報がありました。
反対派は「内閣と大統領が、EUとの連合協定の締結を中断した」という事実を利用しました。

(進行役)
野党「祖国」の党首、アルセニー・ヤツェニュク氏。
野党の民族主義極右急進党「スヴォボダ」のリーダー、オレーフ・チャフニボーク氏。
野党「ヴィダール」党首のヴィタリ・クリチコ氏。

(キャスター男)
EUとウクライナの両方の当局者は、木曜日に述べました。
この2日間の会合で、一時中断していた関係強化のための協議が復活する可能性があります。
しかし、当局者は、この取引は今のところ見送られたと述べています。

(メルケル)
私たちは、もっと期待していたんですよ。

(ヤヌコーヴィチ)
私の話を聞いてください。
3年半の間、私はこの問題について1対1で、、、とても強いロシアと一緒に考えてきました。

(キャスター男)
キエフ街頭での親EUのデモは2日目に突入しました。
約千人のデモ隊に、反対派のリーダーであるボクシングの世界チャンピオン、ヴィタリ・クリチコ氏が加わりました。
彼はデモ参加者に、政府がEUとの主要な貿易協定に署名しないと決定したことに対して、政府に抗議の圧力をかけ続けるよう呼びかけました。

(オリバー)
抗議が相次ぐ中、メルケルとの会談の翌日に、あなたはキエフに戻りますね。
その頃のことを教えてください。

(ヤヌコーヴィチ)
当初、それが平和的な抗議活動であることを明確に理解していました。
平和的な抗議活動には対話が必要であり、私はその準備ができていました。

ー革命を起こすレシピ「金」ー

(ヴィタリー)
11月から2月のデモについて話しますと、事実上、抗議行動のずっと前に、下準備がされていたのです。
海外から資金援助を受けているNGOもたくさんありました。
多くのジャーナリストが、金のためにやっていました。

(進行役)
ロバート・パリー氏は、ワシントンDCを拠点とする長年の調査報道記者で、1980年のイラン・コントラ疑惑に関する主要な情報開示で良く知られています。
Consortiumnewsの創設者です。
ウクライナの危機とその背後にある勢力について幅広く報道しています。

(パリー)
NGOとは、非政府組織のことです。
現在、多くのNGOは極めて合法的な存在です。
ある国の人々の食糧を支援したり、水の問題を解決したり、さまざまな社会問題を解決するとして、正当な理由を掲げています。

しかし、NGOの中には、政府機関から資金提供を受けているものがあります。
表向きは国民のために働いているのですが、実際には政府機関のために働いているのです。
1980年代には、中央情報局(CIA)の信用はほとんど失墜していました。
なぜなら、1970年代に発覚したスキャンダルのせいです。

(キャスター男)
CIAは15年前から、全米学生協会の海外活動に密かに資金援助をしていました。
しかし、とてつもなく張り巡らせたCIAの極秘の行動が明るみに出たのです。

(パリー)
だからレーガン政権が誕生したとき、CIAのコンセプトは、今までと違う形として現れ、ターゲットとなる国のメディアとNGO、そして、さまざまな政治活動へ資金を提供しています。

それは1983年に設立された全米民主主義基金という新しい組織に委託され、CIAがかつてしていたことを行うようになりました。

このような国に侵入して、さまざまな政治団体を支援し、活動家を訓練し、ジャーナリストや企業グループと取引し、米国の外交政策上の利益を推進しようとして、時には、ホスト国である対象国政府の利益に反することもします。

さらに、全米民主主義基金やその他の米国機関から資金や後方支援を受けて、そして、活動家を訓練し、ジャーナリストと協力して、自分たちの言い分が、より有利に伝わるようにしました。

彼らは、いかにして誘導するか、いかにして拡散させるか、それを使って、いかに自分の目的のために支援するか、ということに取り組んでいます。

(進行役)
そして、支援できるところを生み出すのです。
ウクライナの新メディアのひとつを立ち上げたムスタファ・ナイエム氏です。

(ナイエム)
ご機嫌いかがかな。

(進行役)
Hromadske.tvは、流行らせる方法をよく知っていました。
最初の群衆をマイダンに呼び込んだのは、2013年11月21日の彼の悪名高いフェイスブックの投稿によるものでした。

(ナイエム)
そういう人たちがいるので、フェイスブックで話したいと思い投稿したんです。

ー革命を起こすレシピ 金、「メディア」ー

(進行役)
「あなたが新聞を読まなければ無知のまま、あなたが新聞を読めば、誤った情報を得る」
さまざまなテクノロジーやコミュニケーション手段が存在する現代社会で、メッセージを効果的に伝えるには、それらをすべて利用するのです。

ユーロマイダン(独立広場)で騒動が始まると、2013年11月21日、3つの新しいテレビチャンネルが放送を開始しました。
この様子を、ウクライナで、突如として多くの視聴者が注目しました。

Spilno.tvは11月21日、Hromadske.tvは11月22日、Espreso.tvは11月24日、
反対する勢力の声は、これらの放送局により広まりました。
デモを支援し、より多くの人々がマイダンに来るよう呼びかけました。

(ヴィタリー)
最初の大規模な抗議行動は、2013年11月21日に始まりました。
最初は平和的でした。
老若男女問わず、子供連れの人もいました。
彼らが警察や当局を信頼していることは明らかでした。
つまり、そこは安全だったのです。
デモ隊に対して武力が行使される恐れはなかったのです。
当時、勤務していた警察官は銃器を携帯していませんでした。

しかし、デモ参加者の中には、過激派や超極右政党のメンバー、ネオ・ファシスト・グループの姿が見えました。
そして11月24日、彼らは最初の攻撃行為をしました。
11月24日、彼らはウクライナ内閣の建物とそれを警備している警察官を攻撃しました。

2013年11月25日に起きた治安維持部隊に対する二度目の攻撃があり、そして11月30日は悪名高い事件が起こりました。

(進行役)
2013年11月30日は、ユーロ・マイダンにおいて、最初のターニングポイントとなりました。
その中で最も大きく報告された謎の事件がありました。

(ヴィタリー)
これらの出来事を、私の視点から話しましょう。
キエフ市役所のポポフ課長からその日なぜか、混乱しているマイダン広場に、クリスマスツリー設置のための機材を持って行きたいという電話がありました。
私は、マイダンに人が大勢集まっているのに、それは無理だろうと話しました。

午前1時頃、ほとんどの人が広場から離れ始めた頃、ウクライナのシークレットサービスの責任者と電話で会話し、現場の状況を聞きました。
彼は「神よ、全てが終わった」と言いました。
私たちが受けた全ての情報では、すでに現場では収拾がつかないということでした。
11月21日から私は、基本的に事務所で寝起きして、1日の睡眠時間が2時間ということもありました。
帰宅は午前3時頃です。
6時半に時計のアラームをセットしました。

起きて、すぐにテレビをつけました。
チャンネル5では、救急車や倒れている人たちが映っていました。

(リポーター男)
変貌した機動隊が平和的なデモ参加者をこん棒で攻撃しました。
早朝の出来事でした。
その場にいた目撃者によると、警察は手りゅう弾を使用したそうです。

(ヴィタリー)
正直なところ、冷や汗が出ましたね。

(ヤヌコーヴィチ)
マイダンでの警察の動きに対して、私は即座に反応しました。
暴力を使って、デモ隊を解散させようとした、その命令を出したのは誰なのか、調査しなければならなかったのです。
私は人権侵害やデモ参加者への武力行使には反対でした。

(ヴィタリー)
ただ、ポポフ氏はそのような決定を下せる立場ではありません。
その時のポポフの責任者は誰か?
大統領府のトップである、セルヒ・リョヴォチキです。

(進行役)
偶然にも、セルヒ・リョヴォチキは、多くの米国の政治家と親しい関係にあります。
ウクライナのセキュリティサービスは、その夜、ある証拠を持っていました。
リョヴォチキは野党指導者のヤツェニュクと接触し、クリスマスツリーを設置するという口実で、マイダンのデモ隊を追い散らすための話し合いをしていました。
ニュースでは、機動隊がテントで静かに寝ている学生を無残に攻撃したと報道しましたが、実際には別の話がそこにありました。

デモ隊は警察の到着を待っていました。
その日は、各社から数十人の記者とカメラマンが集まっていました。
新しい公共テレビ局は、この出来事を取材するために準備して待ち構えていたのです。

そして最も不吉だったのは、訓練された若者のグループが、機動隊とほぼ同時にマイダンに到着していたことです。
彼らは群衆に混ざり、暴言を吐き、投石とトーチで挑発を始めました。

(パリー)
ウクライナの右派セクターは、一部のウクライナ人からなる、かなり極端な右翼です。
特にマイダンのデモの時には、彼らの民兵が来ていました。
集められたグループはキエフに送られました。
抗議デモは事実上、彼らが入り込んでさらに圧力をかけます。
デモは比較的平和な政治的抗議から、次第にますます暴力的になりました。

(進行役)
第一歩は、きっかけを作って合図を送ります。
セルヒ・リョヴォチキは、アメリカの有力な人物たちから現在高い評価を受けています。
報道された内容に憤慨したウクライナの人々は、翌日、警察の暴力に怒りをぶつけるため大挙して押し寄せて来ました。

(オリバー)
暴動が始まったのはいつからですか?

(ヤヌコーヴィチ)
事実上、深刻な法律違反は2013年12月から始まっています。
その頃、キエフで起きていた出来事は、非常に過激なものでした。

ネオ・ナチ・グループも参加していました。
バットや鉄棒で武装した若者たちがいました。
また、建設重機も使われました。
ブルドーザーで警察官たちと鉢合わせしました。
警察は、政府ビルや大統領官邸を奪われないように必死でガードしていました。
そのような手に負えない群衆の所に、大統領は行くことができるでしょうか?
誰と話せばいいんですか?

当時行われたこのテクニック(手口)は、かなり前から計画されていたものです。

(「ウクライナ・オン・ファイヤー2」へ続く)

地震雲などの画像より
2023年9月23日 三田市 10:47
2023年9月23日 名古屋 11:41
2023年9月23日 名古屋 11:41
太陽の周りを四角く囲んだような雲?
2023年9月23日 三田市 12:54
2023年9月23日 三田市 12:54
2023年9月23日 三田市 15:27
2023年9月23日 名古屋 17:19
2023年9月23日 三田市 17:31
2023年9月23日 三田市 17:31
2023年9月23日 三田市 17:35
2023年9月23日 三田市 17:35
2023年9月24日 名古屋 8:18
2023年9月24日 三田市 10:52
2023年9月24日 札幌市 16:33

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月24日のソラ。

 

 


エドワード・スノーデン、デジタル監視と人権、地震雲

2023年09月23日 21時43分11秒 | 「地球の謎解き」の情報

ソラのQ&Aより
2023年9月22日
デジタル監視と人権~エドワード・スノーデン氏インタビュー 文字化

安倍政権下での放送で、残念ながらこの後国谷さんはTVを辞めさせられたようで、ソラは一貫して安倍政権を批判していた理由がわかり、これまでここでも紹介していました。

*)「2023年5月23日 排除されたアナウンサーたちと、スノーデンの証言の真実、「追記」9.11
*)「2023年5月23日 宝塚市 清荒神の金箸(金ハシ)とスノーデン

・・・・・・・・・・・・・

読者が文字化してくださいました。

*)「デジタル監視と人権~エドワード・スノーデン氏インタビュー」(2017/11/10動画)

この番組は、OurPlanetTVサポーターの寄付と会費で制作。
一橋講堂 東京都千代田区
【JCLU70周年記念シンポジウム、デジタル時代の監視とプライバシー、市民によるコントロールのために】

#)エドワード・スノーデンさん(CIA、NSA及びDIAの元情報局員)
#)インタビュアー 国谷裕子さん

《秘密文書と日本政府の対応》

(国谷)
早朝からお付き合いいただきありがとうございます。
ロシアでの生活も5年目になりますね。
どのような生活を送ってらっしゃいますか。

(スノーデン)
まだ4年目です。
まもなく5年目に入りますが。

(国谷)
今の生活はどのような感じですか。
またどんなことに関心をお持ちですか。
モスクワでの生活はいかがですか。

(スノーデン)
今、私は改革のために生活の大半を費やしています。
ロシアの生活はどうですかと皆さんからご質問いただくのですが、実際は、もっとグローバルな生活をしています。

今日、ご覧いただいている通り、私は日々国境を越えて様々な組織と関りを持っています。
国境も国旗も意識していません、意識しているのは問題の核心です。
私は今、報道の自由財団の理事長をしています。
私たちは、ジャーナリストのための技術プロジェクトに取り組んでいます。
真実を明らかにするために欠かせない、難しい極秘調査を可能とするプログラムですから、大きな社会的影響力があります。

とはいえ同時に世界中の政府は、米国であれ、日本であれ、中国であれ、ロシアであれ、どの国も国民に対し自らの行動を説明する責任があることを自覚していません。

(国谷)
なるほど。
あなたは困難な問題に立ち向かうジャーナリストを後押ししようとされているのですね。
当局の情報と国民やジャーナリストが得られる情報の間に横たわる溝を埋めるために。

(スノーデン)
はい、まさにそれが核心です。
歴史を通じて定義されてきた政府のあるべき姿や国民のあるべき姿は今とは全く異なります。
現在、我々は普通の人々について話すとき、「public citizens(一般公衆)」とは言いません。
「private citizens(民間人)」とは言います。

政府は、普通の人々についてあまり知るべきではありません。
犯罪者だったり、刑務所に行っていたり、警察が容疑者として捜査している場合は例外ですが。

逆に、公務員と呼ばれる政府の代表者たちが何をしているか、私たちは徹底的に知っておくべきです。
しかし、政府はこうしたことを口にしないようになっています。
政府は盛んにキャンペーンを行い、情報公開を阻止しています。

日本では昨年、政府が米国の監視プロジェクトや監視技術に関与した疑惑が浮上しました。
インターセプト日本支局を通じて新聞社がその証拠を入手した時、日本の記者は菅官房長官のような政府高官や大臣にアプローチし、「この文書は何を意味するのか」「どう対応するのか」「事実なのか」と尋ねました。
ところが日本政府はイエスともノーとも答えず、何も回答しない代わりに文書は信憑性に欠けると主張しました。

このような態度は国民を侮辱しています。
というのも、米国政府はこの文書が偽物であるとは言っていないのです。
文書の大元である米国政府は、一部に違法行為があったと認め、不十分かつ最低限な改革ではありますが、プログラムの運用方法を変更する新法が成立しました。

米国におけるプライバシーへの脅威は今も深刻ですが、米国政府は少なくとも認めたのです。
ジャーナリストが証拠を提示すると、米国政府は事実を認めたのです。
ある事実について、合理的に否定することが不可能な証拠を国民が突きつけてきたら、米国政府は対話を持つはずです。
大変残念なことに、日本政府はー
いえ、日本だけが特殊なわけではなく多くの国が抱えている問題ですがー
しかし、日本政府は今も否定を続けていて議論することもできないわけです。

同盟国が良く思わないとか、文書が本物か分からないなどと言っているわけです。
このような政策がとられれば、社会の根幹に影響を及ぼします。
法律だけでなく、国の文化までも変えてしまいます。

ですから政府が決定すべきものではありません。
国民的議論によって決定すべきことなのです。

【政府に甘い日本のメディア】

(国谷)
日本の報道機関は政府に対して甘いとお考えですか?

(スノーデン)
日本で何故そのような事が起きているのか、私は理解できるような気がします。
日本には独特のメディア文化があり、新聞社などで働くプロの記者は単純に現実をよく理解しているのでしょう。

あまりにも政府の行為を激しく報道すれば、たとえ政府が法律を侵すような行為をしたり、スキャンダルに関与していたとしても、編集長に電話がかかってきて何らかの圧力がかかり、政府当局がそのメディアの問い合わせには答えなくなったり、競合するライバル会社を優遇したりするわけです。

これは日本政府が仕組んだメディア戦略です。
この結果、日本のメディアは今日のような状況に陥っていると思います。

このような状況について、特定のメディアを非難することはできません。
ただ治療を必要とするほど非常に深刻な状況であることは確かです。

こうした現状を「問題ない」と簡単に受け入れることはできません。
日本政府は報道機関に対して、直接的に脅してくるのではありません。
内部に構造化されたシステムによって目立った報道をすると制裁を受けるのです。

残念なことに、これを変えるためには一つしか方法がありません。
日本のメディア全体が協力することです。
強力なライバルであれ、親しいパートナーであれ、全てのメディアは業界の将来のために共通認識を持たなければなりません。
市民が自分たちを「公共の財産」だと思ってくれることが重要だという共通認識です。
自分たちだけでなく、まわりのメディアも守ることで、最大の目標である真実の追求が可能となります。
大物政治家や大物財界人など、非常に扱いが難しく、困難な場合でも国民にニュースを届けなければなりません。
チームスポーツのような意識を持たねばなりません。

【13の暴露文書について】

(国谷)
今年4月に公開された13の文書について話を戻したいと思います。
この文書によって、日本国内は今も大きな衝撃を受けていますが、私たちはまだ、この秘密文書によって明らかにされた事実の意味を理解していません。

そこで技術的な専門家としてのご意見をお伺いしたいのですが、これら13の秘密文書のうち最も重要な暴露はどのような内容でしょうか?

(スノーデン)
最も重要なことですが、特別な一つの文書に目を向けたり、細かな細部や、一行一行に目を向けても仕方ありません。

例えば米国家安全保障局(NSA)が、最高機密の監視技術を日本政府に提供し、同盟関係強化とデータ提供を取引するようなことも、このような取引は多くの場所で行われているのです。
イギリスでも、ドイツでも、オーストラリアでも、カナダでも、何らかの成果の見返りに、個人情報が米国と取り引きされています。

これこそが諜報機関の役割なのです。
このようなことが起きていること自体は、必ずしも衝撃的ではありません。

大変重要で啓示的なのは、必要がないとの理由で、国民に事実が知らされていないということです。
もし、日本政府が米国の諜報機関を秘密裏に支援していると国民が知らされたとしても、誰も驚かないでしょう。
もちろん、中には異議を唱える人が出てきたり、若干、作業が難しくなる可能性はありますが、これは悪いことではなく、良いことです。

日本は他の国々よりも深く理解しています。
いったん軍事活動に関与すると、攻撃的な勢力関係に巻き込まれ、結局は国境を越えた軍事活動を開始せざるを得なくなり、大きな社会的代償を支払う恐れがあることを、国民は、経済面でも軍事面でも大きな負担を強いられるのですから、ですから想像しにくいかもしれませんが、政策に関してもっと国民の関与や国民的議論が必要なのです。

私たちはどの国に住んでいたとしても、その国が外国とどのような外交政策をとるのか、明確な線を設けるべきです。
簡単に言いますと、

【秘密文書によれば米国政府が日本政府の行為に膨大な影響を及ぼしており、それにより日本政府は度々、法律を逸脱する社会的に認められていない行為をしてきたわけです】

ここで疑問がわきます。
日本政府の政策は、誰が意思決定すべきでしょうか。
米国の諜報機関でしょうか。
日本の国民でしょうか。

【XKEYSCOREと日本の監視】

(国谷)
どのような文書が開示されたのか、知らない方もまだいらっしゃいます。

文書には、米国が日本にXKEYSCOREを提供したと書いてありますが、このことを知れば多くの方が不安を抱くでしょう。

“XKEYSCORE(エックスキースコア)は、いつでもどこでも監視を可能にするもの”です。
あなたはその事実を米国市民に対してまた世界中に明らかにしました。
日本人がこの監視システムのターゲットだとしたら、日本の人たちはとても心配すると思うのですが、この会場の皆さんに教えていただきたいのですが、日本の諜報機関は、XKEYSCOREによって新たにどのようなことができるようになるのでしょうか。

もし米国が日本にXKEYSCOREを提供していたらの話ですがー日本政府は認めていませんが。

(スノーデン)
私は日本政府も他の国と同じように受け取ったと確信しています。
文書の中にも記載されています。

(国谷)
防衛省が受け取ったのですか?

(スノーデン)
どの省が受け取ったかは知りません。
私はここで新しい暴露をしようとは思いません。
これまでに明らかになったことだけをお答えしています。

(国谷)
あなたが日本に滞在していた期間やその後にXKEYSCOREは提供されていたのでしょうか。

(スノーデン)
こうしたことは、一定の期間をかけて交渉がなされています。
こうした交渉は断続的に行われています。
片方の政府が持ちかけたら翌日すぐに実現するというものではなく、多くの会議や議論を重ね、とても長い期間かけて実現に至ります。
両国間では、管理方法や費用負担、設置場所、セキュリティや取り扱いなど厳しい折衛が行われています。
しかし我々が入手しているものを除いて、これらを簡潔に説明した公的文書はありません。

このように日本政府は関係を深め、市民の大量監視に積極的に関与するようになったのです。
なぜこのようなことが言えるのでしょうか。

日本国内では、極めて異例な説明のつかない法改正が次々に進められています。
例えば2013年には安倍政権の下で、特定秘密情報が成立しました。
これは秘密情報を暴く行為を罰する法律ですが、このようなものは必要性はありません。
政府関係者が機密情報や軍事情報を記者にリークしても、日本が危機に陥ることはありません。
本質的な問題ではないのです。

【しかし安倍政権は途方もない政治的努力を払って秘密保護法を作りました。
すなわち罰則を高め、より厳しい法律を作ったわけです】

外部から見ているとなぜ? なぜそれが必要なの? と疑問です。
野党は反対だし、国民も支持していない、路上では抗議活動も行われている、なのに、なぜ安倍政権はこれほど拘るのか。

答えは、米国政府が要求したからです。
大量監視の共謀に参加し、より大きな役割を担うための条件なのです。

共謀といっても、UFOとかピラミッドとかそういう変な意味ではありません。
秘密のパートナーという意味です。
これはよく知られていることですし、彼らも認めているところですがー国防長官でさえ、文書は認めなくてもこの関係については認めると思います。

重要なのは、米国政府からの信頼を高めることです。
米国から言われているのは、日本の法律は米国と一致しなければならない、日本の特定秘密保護法は米国の法律と同じでなければいけない、米国の基準に合うように罰則を厳しくしなければならない、こうして安倍政権は米国の要求に応えたのです。

そして今年、似たような法律が出てきました。共謀罪です。
安倍政権に対しては再び国民からも野党も強い反対の声があがり、専門家や公共団体からも、この法律が必要との合意が一切得られないまま、彼らは「共謀罪」に対する処罰と捜査を正当化しました。

テロ行為や重大犯罪と聞けば、殺人とか誘拐とか放火を思い浮かべますよね、しかしこの法律では、国立公園から植物を持ち出すことまで対象となっているのです。

法律は強行採決されましたが、このことによって明らかになったのは、法的な枠組みについて誰も説明できず、法務大臣さえも理解していないということです。

立法過程で、まともな審議がなかったのですから、日本政府はこの法律をテコに米国との交渉で収集し、国内で開発を進めてきた監視技術を活用するでしょう。
まるで新しいおもちゃを与えられた子供のようなものです。
そのおもちゃはルール違反だから使っちゃいけないよと言われるんですが、だったら、おもちゃを使えるようにルールを変えてしまおうというわけです。

このような形で政策決定がなされていることは残念でなりません。
というのも、繰り返しになりますが、こんな法律は必要ありませんし、非常に深刻な社会的負担を伴います。
また政府に対する国民の信頼も失墜します。

安倍政権に対する不信感の高まりは、非常に深刻だと思います。
自民党はすでに多くのスキャンダルを抱え、信頼の回復に必死です。

森友学園や加計学園と、次から次へと問題が起きていますが、この政府はなぜこれほどまで多くを国民の目から隠そうとするのでしょうか。
国民に対しては、監視されても心配するな、新しい法律についても心配するな、隠すものがないのであれば心配する必要はないですねと言いながら、なぜ彼らは同じルールでプレイしないのでしょうか。

(国谷)
日本政府も米国政府と同じように、大量監視をしていると思いますか?

(スノーデン)
ええ、では話題を最初の質問に戻しましょう。
多分、まだお答えしていないので。XKEYSCOREで新たに何ができるようになったのかという点ですね。
XKEYSCOREとは何なのか。
英語でも何の意味も成しません。
コードネームです。

これは非常に多くのシステムで構成された非常に複雑な技術システムですが、大きな問題が1つあります。
それはあらゆる情報源から電子的な通信を収集することです。

無線通信から傍受したものも含まれますし、無線を利用したコードレス電話や衛星電話や衛星インターネット、これらはアンテナを正しい場所に設置すれば誰でも聞くことができるわけですが、これらの情報をシステム的に取り込みます。

電波を使うこともできますし、東京の地下に敷設されている固定の光ケーブルを使うこともできます。
こうしたケーブルは、日本と米国、オーストラリア、中国、隣接する全ての国を海中でつないでいますが、基本的にシステムの容量限界まで全ての電子通信を集めてしまうわけです。

軍事基地や通信会社にあるPCやサーバーを活用して、空中に伝播しているあらゆる信号、ケーブルを流れているあらゆる信号を集め、最大限、理解できるようにします。

日本政府は今、こうした技術を手に入れていますが、数年前までは米国も含め、どこの政府も同じように諜報活動に苦労していました。
スパイは一人ひとりを尾行するといった方法しかなかったのです。
この方法だと、あらゆる地域のすべての対象を監視することはできませんし、何か重大なことを見落とす恐れもありました。
従来は、技術と予算が監視の限界を規定していました。

電話機に盗聴器を仕掛けるためには、その家に諜報員を送り込む必要がありましたし、あるいはYahoo!などのプロバイダーに直接出向いてユーザーの名前を伝え、その人物のEメールを全て提供するよう求める必要がありました。

しかし今では、XKEYSCOREによってネット上の全ての情報を入手できます。
しかし許可を求める必要なければ裁判所に行く必要はありません。

政策面は別にして技術的にはー一日24時間、一年365日、一日も休むことなく全ての信号を収集可能となりました。
電話をかけると、インターネット上の様々なシステムを経由するわけですが、しかしXKEYSCOREの置かれたある一点を通過した瞬間、その情報は記録され、保存されます。
そうすると政府は検索可能となります。
お分かりいただけたと思います。

法律で許可されていないにも関わらず、なぜ政府が興味を惹かれるのかーあるいは法律で許可されていたとしても、議論の余地があることがお分かりいただけたはずです。

政府は大きく変貌しました。
技術の進歩で、これまで出来なかったことが可能となったからです。
これまでは時間やお金の制約があり、犯罪者にしか焦点を当てることができませんでした。

しかし今では技術を利用して、誰でも、どこでも、監視することができます。
これは大変大きな違いであり、これこそがXKEYSCOREの核心なのです。
特定のターゲットを絞らずに、全ての人の情報通信を傍受し把握できるのです。

《プライバシーはなくなるのか》

(国谷)
こういう世界を想像するのは適当でしょうか。
米国はシステムを構築していますが、その目標は電子的なプライバシーを完全に排除することなのでしょうか。

(スノーデン)
ご質問は目標についてでしょうか、あるいは効果についてでしょうか。

もしあなたがNSAに聞いたとしたらー
私は国家安全局長に何度もそのことを聞いたので、彼が答えるようにお話しできるんですがー
彼らの目標は普通の人々に対して諜報活動をすることでも、プライバシーと対峙することでもありません。彼らの目標は彼らの目的はテロと戦い人々を安心させることだと言うでしょう。
しかし、これを達成する方法論があなたが言ったような結果をもたらすのです。

保護されていないコミュニケーション、それは暗号化されていない情報通信の意味ですが、これらは今や収集し解読することが可能です。

このことは大いなる脅威です。
なぜなら、これは米国や日本で起きているだけでなく、あなたが信頼していない政府、合意していない政府でも起きているからです。

ロシアや中国、仏国、ブラジルといった場所にも、あなたが疑っていようが、好きであろうが、嫌いであろうが関係なくこうした技術は存在しています。
そして伝統的に人権を守るとされてきた政府でさえも、この技術を使って人権を侵害しています。
彼らは人権を侵害する意図はないと言います。
しかし彼らにそのつもりがなくとも、結果的には人権を侵害しているのです。

つまり彼らは日々、人知れず何千億人もの人々のプライバシーを侵害していますが、誰も異議申し立てできず、裁判所に訴えることもできません。
なぜなら秘密裏に行われているからです。

彼らは国家安全保障や防衛のために重要だと、何千という理由をあげるでしょう。
しかし彼らは結果的に世の中を根本から変えてしまったのです。民主的な手続きも、民主的な合意もなく。

《ファイブ・アイズと日本の格差》

(国谷)
あなたの暴露によって、多国間における情報共有にも様々なレベルがあることが明らかになりました。
例えば「ファイブ・アイズ」は完全に平等なパートナーです。
もし一つの国が情報収集を禁じられていた場合、「ファイブ・アイズ」の別の国がその国に代わって情報収集を行います。
つまり彼らは法を侵すことなく情報を共有することができるわけです。
日本は「ファイブ・アイズ」ではありません。

13の文書には、日本が「サード・パーティ」版のプログラムを入手したと書かれていますが、これは日本が最も高度なプログラムを入手していないということでしょうか。
日本が手に入れた「サード・パーティー」版というのは、何か制限があるようなものなんでしょうか。
この「サード・パーティー」版とはなんですか。

(スノーデン)
聴衆の皆さんの中には、これら文書を読んでいない方もいると思うのでお話しますがー
NSAを含め米国政府は、同盟国との関係を3つに分類しています。
第1グループは自国です。
第2グループは、この表現はやや人種差別的かもしれませんが、英語を話す国です。
基本的には白人系で、同じ伝統文化を持つ豪州、ニュージーランド、カナダ、英国、米国です。

ちなみに彼らは自分たちを「セカンド・パーティー」とは言わないし、米国も言わないのですが、英国は米国について「セカンド・パーティー」と呼んでいます。

「サード・パーティー」はその他の国です。
最近は英語を話さない「サード・パーティー」の中には「セカンド・パーティー」になろうとする国もあり、米国にこう言います。

最大の同盟国として常に支援しますから「セカンド・パーティ」にしてください。
例えば最近ではドイツがこう言ってきたのですが、米国は「う~んダメだ」と答えました。
我々はとても緊密だし頼りにはしているが、それはできないと、理由は公的にも、秘密裏にも説明されてはいません。

しかし現実としては「セカンド・パーティ」の同盟国は英語圏の国々で、英語を使用する国なのです。
そこで問題が出てくるわけですが、「セカンド・パーティー」と「サード・パーティー」では同盟関係にどのような差があるのでしょうか。

「セカンド・パーティ」は、あなたが言う通り米国とほとんど対等で、お互いに平等です。
もちろん全く平等ということはなく、彼らの協定には、この合意は法的拘束力を持つものではないと書かれた条項があり、ルールを破りたければ破っても構わないと書かれているんですが、ただ日常の活動では事実上ルールは尊重されています。
つまり、それほど積極的にターゲットを絞っているわけではないのです。
我々は相手国が興味を持つような情報すべてを提供しますし、興味を持ちそうにない情報もすべて提供します。
自分たちには分からなくとも、相手には興味深い情報かもしれないからです。
このように緊密な関係にあり、基本的にお互いに何でも提供し合います。

「セカンド・パーティー」は、NSAとほぼ同じ技術を手に入れます。
制約されている部分はほとんどありません。こういうことは問題になることは滅多になく、日常業務における機能的な差はありません。

「サード・パーティー」の関係は違います。
なぜならNSAは、これらの国が永遠に米国と共にあるとは信じていないのです。

10年後、30年後には米国に対する立場を変えるかもしれない。
自分たちの真の能力を見せてはならないと考えているため、特定の技術のごく一部のみを提供します。
XKEYSCOREの場合はそれだけで強力ですから、これを手にした国々は何も知らずに喜んでいます。
しかし彼らは、NSAが持つ他の能力やそんな能力があるかどうかさえ知らされていません。
なぜならNSAは、「サード・パーティー」に対し、ある程度の優位を保ちたいわけです。

つまり、それほど緊密ではなく信頼にも値しないと考えているのです。
これはちょっと変かもしれませんが、特に人種差別という意味ではなく、日本人が嫌いだということでもないのですが、日本は我々とは違う、彼らは我々ではないと、例えば米国人のスパイとカナダ人のスパイがいたとしましょう、違いを聞かれても答えられません、我々は基本的に同じチームです。

しかし米国のスパイと日本のスパイで何が違うのかと聞かれたら、日本のスパイは我々に緊密に協力していますよと答えるでしょう。
しかし米国のスパイはこう言うでしょう、確かに緊密に協力しています、しかし我々とは違う、全てを一緒にすることはできません。

こうした分断を生み出した理由は、文化的・言語的アイデンティティの違いです。
日本は戦後一貫して、米国にとって唯一無二の同盟国であるにもかかわらず、責任という面において、決して同等の信頼を勝ち得るには至っていません。

責任という言葉は適切ではないですね、ちょっと言い方を変えましょう。

【日本の軍隊や日本の諜報活動は、文字通り米国が要求することは何でもするでしょう。
なぜなら、日本の組織にとって米軍との関係が非常に重要度が高いからです。】

米国側からみれば不釣合いですが、もし日本政府が米国政府に何かを要求したら、米国はもちろん協力しましょうと言うでしょう。
しかし米国が本当に、あらゆるリスクを負ってまでその関係に全力を注ぐでしょうか。
特に問題の多い新大統領の下ではこうしたことは分かりません。
過去何十年間、米国に対して責任を果たしてきた伝統的な同盟国への考え方が違うからです。

《NSAが世界をハッキング?》

(国谷)
今、仰ったように全く対等ではないということですが、オリバーストーン監督の映画の中で、大変驚き、ショックを受けたのは、オリバーストーン監督は映画を製作するためにあなたを9回もインタビューされたそうですがー
映画の中には、

【米国が仕込んだウィルスによって日本のインフラが人質にとられているという場面があります。
日本が日米同盟に対抗して何かを行った場合、米国がこのウィルスを使って日本のインフラを大混乱に陥れることができるというのは本当でしょうか。】

あるいは、ただ映画の中の話でしょうか。

(スノーデン)
このプログラムは公には詳細に報じられていません。
ですから、ここではお話しません。
というのも、私は即興で公的な一次情報の開示はしないと決めているのです。

ただ新たに公的な証拠が出てきた場合、私はこのプログラムを人々に知らせるべきか、ジャーナリストに判断を委ねています。
どの部分を知らせるべきか。どの部分を秘密にすべきか。

しかし、この一連の動きで興味深いのは、

【米国政府がNSAが果たして日本のコンピューターをハッキングしているのか、コンピューターを制御できるようにウィルスを感染させているのか、コンピューターに侵入したり、ダメージを与えようとしているのか、
日本は最良の同盟国であるにも関わらず、答えはもちろんイエスなのです】

私の発信ではないのですが、まとまった情報流出がありました。
正体不明の「シャドウ・ブローカーズ」という集団が発信源なのですが、彼らはNSAのハッキングツールを活用して非常に膨大な情報を入手しています。

内部のネットワークから得た記録です。
まるで内部通報者が漏洩したように見えます。
最初に情報が公開されたときのタイミングも奇妙だったし、情報の質も奇妙でした。
私は実際ロシア人によるものだと思い、そのことを公言しました。

しかしそれ以降、非常に多く情報が開示され、外部の攻撃者によって漏洩しているとは考えにくくなりました。
ネットワーク内部の人間が漏らしているに違いありません。
こうして彼らは奪った情報すべてを次から次へと毎月公開していきました。

シャドー・ブローカーズが流出させた文書を見ると、「陰の仲介者」(シャドー・ブローカーズ)というのはグループの名前なんですが、彼らはハッキングされたコンピューターのリストを公表しているのですが、そこには日本のIPアドレスも存在していて、大学のような教育機関も含まれてます。

基本的に、あらゆる国の重要インフラが米国NSAによってハッキングされていて、もちろん日本も同様の扱いを受けています。

【この話で興味深いところは全く報道されていないということです】

なぜなら、この情報が本物であるかまだ疑問があります。
シャドウ・ブローカーズは私と違い表に出てきませんし、存在も分かりません。
根拠を示せません。

【ただ情報は本物でした。
本物だと分かった唯一の理由は、NSAの攻撃ツールを公表した時、NSAがパニックに陥ったからです。
NSAは危機だと言いました】

これが議会でも話題となっていきました。
実際に我々は今年初旬、ハッカーがNSA攻撃ツールを使用しているのを確認しました。
このツールは一旦ネット上に流出すると想像してみてください。

NSAはコンピューターに侵入するために攻撃ツールを開発しているのです。
日本であれ、ロシアであれ、中国であれ、誰に対して使うのかは別にして、コンピューターに侵入するツールを開発しています。

誰かがこれを持ち出しネット上に流しさえすれば、もはやだれに対してもこのツールを使うことが可能です。
ハッカーはこれを使って、「WannaCry」(ワナクライ)と呼ばれる世界規模で身代金を要求するウィルス攻撃を行いました。

これら一連のツールはNSAが開発したツールです。
NSAはこれらを秘密裏に使っていましたが、結果的に英国の病院までオフラインにしなければならなくなりました。
あるいは仏国の車工場をオフラインにしなければならなくなりました。
さらにマイルスクという国際的な船舶会社も数時間オフラインにしました。
これは危機でした。

米国内では大きな論議となりましたが、日本との関係をフォローアップするような捜査報告は一切行われませんでした。
しかしもちろん、これらのツールは日本に対しても使われていました。

何故このようなことをするのか疑問がわきますが、しかし残念なことに、米国政府に対しきちんとした質問はむけられていませんし、米国政府からきちんとした回答はなされていません。

《サイバー戦争の脅威はあるか》

(国谷)
私は最新の脅威、すなわち最も関心の高い脅威はサイバー戦争だと思います。
サイバー攻撃についてお聞きします。
今もまさにお話されていましたが、国家間のサイバー攻撃、中国と米国が北朝鮮に対してサイバー攻撃がありうると思いますが、実際、サイバー戦争が起こりうる可能性はどの程度深刻で、脅威となりうるのでしょう。
我々はそれを感知できませんし、その規模や深刻さを理解するのは困難です。
われわれはどの程度怖れるべきなのでしょうか。

(スノーデン)
まず第一に大事なことは、パニックに陥らないことだと思います。

なにか新しい脅威が出てくると政府は必ずこう言います。
これは前例のない危機だ、最大の困難に直面している、だから我々に新たな権限や新たな法律が必要だ、大規模な予算が必要だ、いつも同じです。

誤解されると困るのですが、コンピューターセキュリティーの問題はとても深刻です。
現代社会においてコンピューターセキュリティーは安全保障上、国家が抱える最大の危機だと思います。
テロ行為よりも重大だと思います。
しかし世界の終わりではありません。

今年の初旬、こんなことがありました。
世界で最も進んだ諜報機関であるNSA最高のツールがー
これは、Officeなどで広く使われているWindows系コンピューター全てを攻撃できるものなのですが、それがハッカーに乗っ取られ、最も悪意のある形で使われたのです。
これは大変深刻な出来事でした。
この時も診療ができなくなった病院はありましたが、世界は終わりませんでした。

数日以内に問題は解決されました。
セキュリティー対策がとられ、再発は防止されています。
ですから、全体を見なければなりません。

このことは深刻な問題ではありますが、世界の終わりではないのです。
むしろ我々が考えなければならないのは、状況を改善するために何をすべきなのか、なぜここまで深刻な状況に陥ってしまったのかということです。

コンピューターがハッキング可能であることは、もう何十年も前から分かっていました。
これが深刻な危険であることも何十年も前から分かっていました。

ではなぜ、各国政府は日本政府に限らず、米国政府に限らず、政府はなぜ長い間、これを解決するために行動を起こさなかったのでしょうか。
答えは非常に悲しいものです。
これについては国連の報告書があります。
この後、デビッド・ケイさんがこれについて話すことができると思うのですが、報告書に記載されているのはー

【ハッキングの分野で最も進んでいる政府、最も優れた諜報機関を持つ政府が、ハッキングができる環境が変化しないよう、阻止に動いていたというのです】

というのも、彼らの立場から見れば、高度な諜報機関の立場から見れば、自分たちは誰よりも力を持っているというわけです。
この状況は永遠には続かないかもしれないが、今は黄金期だ、敵国はコンピューターに関する能力がないが、我々にはそれがある、だからこの期間をなるべく長く維持して、繰り返し繰り返し攻撃し、セキュリティ技術によって目的が達成できるくらい、敵国が能力を高めるまで最大限に攻撃し、敵の能力が自分たちと同じレベルになったら初めてこうした事態に対応する法律や制限を導入するのです。

今年初旬の病院への襲撃は、この問題を考える上で最も分かりやすい例だと思うのですがー
例えばデジタル兵器の開発ということで考えると、NSAが「エクスプロイト」という言語の新たな攻撃ツールを開発し、エクスプロイトというこのソフトを作ってWindowsコンピュータやiPhoneを攻撃したり、ネットに接続している様々なシステムを攻撃したり、誰かを攻撃するために様々な方法が開発されていますが、問題なのは、世界中の人が同じソフトウエアを使っているということです。
もしiPhoneの弱点を作ったり、脆弱性を見つけたとしたらー
世界中のiPhoneが侵入可能となります。

諜報機関はこう言うでしょう、素晴らしい、贈り物だ、秘密にしておこう、Apple社にも秘密にしておこう。敵国やライバルが同じ欠陥を発見して、米国や日本のiPhoneに侵入できるとしても、今日、実際にそのようなことが起きていて全てのコントロールが失われています。

このことを伝統的な武器の文脈から考えてみたいと思います。
侵入プログラムを擁護する人々は、ハッキングをやめることは一方的な軍縮と同じで、敵国がハッキングを続けるのに自分たちはできなくなると言いますが、誰もそんな提案していませんし、政府のハッキングは絶対ダメとも言っていません。
これらのツールを使うなら必要な時に限って期間限定で使うべきだと言っているのです。

というのも、一瞬でも携帯電話に侵入すれば、永遠にハッキングし続ける傾向があります。
基本的にわずかなプログラムを残してしまえば、いつでも戻ることができるからです。
まるで誰かの家にスペアキーを作るようなものなのです。
スペアキーが複製されない限り、いつまでもハッキングは続きます。

複雑な話をして申し訳ありませんが、ここは重要な点だと思うのです。

これらの攻撃ツールーデジタル兵器はミサイルとは異なります。
ミサイルはいったん発射すれば、破壊され、再利用は不可能です。
デジタル兵器というのは単なるコードですがー
中国に対して攻撃ソフトを使ったら、彼らはそのコードを解読して複製することができるのです。

これはミサイルを撃ったら、即座にそれが方向を変えて撃ち返してくるようなものです。
諜報機関はこれらの行為を正当化してこう言います。
中国はミサイルを解読して撃ち返す能力はないと、しかしできるのです。

繰り返しになりますが、デジタルコードは無制限にコピーできるので、一つのミサイルを解読すれば何千万個にもすることができるのです。
サイバーセキュリティの問題というのはー
この新しいデジタル軍事産業には、様々な民間企業が関わっていて、様々な攻撃ソフトを開発して政府に販売しています。

これは伝統的な武力衝突というより、細菌戦に似ています。
細菌のようなもので多くの人々に感染します。
その細胞ウィルスを一度でも手に入れると、それを無制限に複製することができます。
生物兵器が他国の人々を殺せるのと同じくらい簡単に、自国の人々を簡単に殺すことができるのです。

これは国の危機であり、国家安全保障を推進するためにこのようなことを容認する正当な根拠はありません。
政府は内部で攻撃ソフトを開発すべきです。
最優先度のターゲットにのみソフトを使用し、30日とか90日以内にはアップルやマイクロソフトのようなソフト開発者にソフトの脆弱性を伝えるべきです。
このシステムの穴をふさぐ必要がありますよと。
30日から90日以内という短い期間に発見されれば、多くの人が守られるでしょう。

世界中の一般市民は影響を受けず、唯一コンピューターセキュリティの問題に苦しむのは、裁判所などにハッキングの事実が認められた国家安全保障上の標的やテロリストだけです。

《プライバシーや人権を守るには》

(国谷)
お聞きしたいことはたくさんありますが、時間がなくなってきました。
ですが、ネット上のプライバシーを取り戻すという私たちの懸案事項に話を戻したいと思います。

国家の脅威やテロによる危険性が増していると不安に感じている人が増加していると思います。
こうした人々は政府が自分の記録を覗き見していることに寛容になりがちです。
安心や安全のためなら仕方ないと。

では実際、ネット上のプライバシーをどのように取り戻すことができるのでしょうか。
監視対象の領域を制限したり、管理・監督のための方法を構築したり、あるいは、現実として自分たちの手では無理でしょうか?
要するに、我々が政府を制限する方法はあるのでしょうか。

(スノーデン)
とても良い質問ですが、とても複雑な質問です。
十分にお話する時間がないので、他のゲストが後でもっと話してくれると良いのですが、この問題に取り組むために重要なことは、これが監視に限ったものではないと認識することです。

この問題は政府の戦略に関係しています。
政府は人間がごく自然に抱く恐怖心を悪用して、この世界は予測不可能で何か危険が起きるに違いないと思い込ませます。

人々は皆、政府が提示した架空の取り引きを信じ込んでしまいます。
私たちの希望を叶えてくれるなら、皆さんの安全は守りますよと。
しかし、お分かりのとおり実際にはうまくいきません。

最も独裁的な警察国家から最も市民権や人権を尊重している国まで、あらゆる国に犯罪は存在します。
世の中には常に何らかの危険があります。
問題は、どのレベルでその危険に反応すべきなのか、どのように危機管理すべきなのかということです。

我々はどうすれば、政府の権限を強めることなく、人々が直面しているリスクを緩和できるでしょうか。
政府の権限が強まれば、人類が過去築き上げた人権というものに甚大な問題を引き起こします。

例えば、恐怖に対する反応について考えたとき、人々が世界中にテロがあると感じる場所こそ、その世界は危険になります。
というのも、人々は安全を求め人権を侵害するようなものまで求めるからです。

米国も例外ではありません。
第二次世界大戦を思い出してください。
日系アメリカ人は、敵側のスパイだと考えられ、一斉に検挙され、捕虜収容所に収監されました。
もちろんすべての日系人がスパイだったわけではありませんが、これが彼らのやり方でした。
多くの市民はこれが誤りであると知っていましたが、そのほうが安心だったので従っていました。

政府は今でも、似たようなことをしています。
物理的に身体を拘束するのではなく、こういうことを言うのです。

世界中に危険があるのだからルールを破らなければならない、プライバシーに関する人権侵害も必要だ、それができないなら、皆さんは死にます、皆さんの中にテロリストがいます、スパイがいます、工作員がいます。
こうした時、皆さんはどう対処しますか?
これには2つのアプローチがあります。
そのうちの1つは、ここにいる観客の皆さんにも馴染みのあるものでしょう。

1つは組織です。
今日我々と共にある素晴らしい人々です。
米国には非常に強力な米自由人権協会がありますが、日本にも同じような自由人権協会が必要でしょう。

政府は法廷を恐れています。
というのも、彼らは政府の中に自然の安全装置と自然の軋轢を作っているのです。
政策が出来る前でも、法律が侵害される前でも、秘密の部屋で日本の閣僚たちは会議を開き、こう言うでしょう。
我々はすべての人を監視できる技術を持っているがそれをするべきだろうか。

私たちにとって必要なことは、会議に参加していた人が怖れることです。
事実がバレると、日本の市民団体から追及され大変なことになると、私たちにとって必要なことは、秘密の部屋にいる人が怖れることです。

日本のメディアがこの事実を発見し、躊躇なく人々に伝えると大変なことになると、なぜなら、これこそが良い政府を持つ方法だからです。
責任のある政府とは、人々が信頼できる政府です。
もし政府高官が、誰にも知られることなく事を運べると感じているなら、彼らはそうするでしょう。
再びテロリズムの文脈ではなく、単純な日常的な汚職の文脈で考えてください。

例えば森友学園のスキャンダルでは自分の妻に便宜を図っていたり、友達に便宜を図って獣医の学校を開設しましょう、簡単に許可を出しましょうなどということが起こるのは、誰も気づかないからです。
ですから我々には、政府が怖れる強力な組織が必要です。

2つ目のアプローチはもっと過激でより難しいのですが、非常に強力です。
予測できませんが、もし私たち国民が世界中のどこかの国で良い政府にしろ、悪い政府にしろ、プライバシーを尊重しないような事態が広く認識されたなら、新たな科学技術の力を借りて、彼らの力を削ぐことが可能なのではないでしょうか。
これはアイデアです。
ハッキングはどのように行われているのでしょう。
監視はどのように行われているでしょう。
今日、こうしたことが起きるのは、情報通信が一般的に安全ではないからです。

安全な情報通信もありますが、非常に稀です。
今のシステムは基本的に安全ではないので、多額の年間予算があればコンピューターへも携帯電話へも簡単に侵入できます。

しかし、我々がそれを変えたらどうでしょうか。
我々エンジニアが年々コンピュータを改良し、安全になるように取り組んだらどうでしょうか。
まるで自動車が1世紀の間に安全性を実現していったように。

もし今、世界で広く行われているデジタルコミュニケーションが、特別な技術も知識も必要とせず、最初から安全なものだったらどうでしょうか。

このようなことになれば、結果的に政府が尊重する気がなかったプライバシーを侵害する能力を奪うことになるのです。
彼らがルールを破ったら、彼らが二度と同じことを返せない方法を作り出しましょう。
彼らを罰し、責任を問う代わりに、難しいことではありますが、今日、安全なシステムがないからといって、将来、実現しないわけではないのです。

(国谷)
時間がないので最後に質問させてください。
あなたはより多くの内部告発者が出てくることを望んでいますが、今後のあなたの役割は何ですか。

(スノーデン)
まず今の私の役割ですが、政治的な動きには関わらないようにしています。
私の経歴とは無関係ですし訓練もしてません、私はエンジニアですから。
私にとっては、このようなトークでさえも難しかったので、たくさん練習しました。
エンジニアとしては、先ほど2つ目の部分でお話したとおり、少なくともいくつかの領域でより安全性の高い通信環境を実現したいです。

重要だと思っているのはー私が現在、報道の自由財団で日々取り組んでいる領域です。
アメリカでは、トランプ政権がジャーナリズムの天敵となっています。
彼らは新聞は民衆の敵だと言っています。
聞いたこともないような狂った発言です。
我々はどうすれば良いでしょうか。

標的になっているジャーナリストであれ、何らかの犯罪行為を目撃した諜報機関の従業員であれ、あるいは諜報機関ではないけれど大企業の従業員で内部の犯罪行為を暴けば、報復を受ける可能性がある人であれ、彼らがジャーナリストにコンタクトを取り、内密に話をして事実を伝えるにはどうすれば良いでしょうか。そしてジャーナリストは受け取った情報を公表するにあたって、どのような方法を使えば最も安全で最終的に人々にとって利益となるのでしょうか。

これはとても大きな課題ですが、私が今最も関心を向けていることです。
今日、情報通信の安全を守り、コンピュータの安全を維持することは、とても難しいことと言わざるを得ず、未解決の問題です。
しかし我々が直面している最も重要な課題の一つだと考えています。

(国谷)
スノーデンさん、本日はありがとうございました。

(スノーデン)
ありがとう(日本語)

地震雲などの画像より
2023年9月21日 三田市 18:03
2023年9月21日 三田市 18:04
2023年9月21日 三田市 18:04
2023年9月21日 三田市 18:04
2023年9月22日 三田市 7:20
2023年9月22日 名古屋 9:43
2023年9月22日 名古屋 10:27
2023年9月22日 神戸市 11:03
2023年9月22日 神戸市 11:04【バンダ海M5.8】
22-SEP-2023 14:59(日本時間 23:59) -7.13 129.72 M5.8 深さ155km BANDA SEA
22-SEP-2023 16:33(日本時間9/23 1:33) 30.90 142.09 M5.0 深さ10km SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
22-SEP-2023 19:13(日本時間9/23 4:13) 43.34 138.99 M4.1 深さ219km EASTERN SEA OF JAPAN
22-SEP-2023 23:31(日本時間9/23 8:31) 44.92 144.30 M4.0 深さ247km HOKKAIDO, JAPAN REGION
2023年9月22日 三田市 11:16
2023年9月22日 三田市 11:16
2023年9月23日 名古屋 8:38
2023年9月23日 名古屋 8:38
2023年9月23日 名古屋 10:12
2023年9月23日 三田市 17:24
2023年9月23日 三田市 17:30
2023年9月23日 三田市 17:46
2023年9月23日 三田市 17:56
2023年9月23日 三田市 18:02

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月23日のソラ。


過去のこと、ソラの邪魔をする大きな輪=オキナワのヒーラー、メシアと名乗り支配している虹亜、地震雲、バヌアツM6.1

2023年09月22日 20時53分55秒 | 「地球の謎解き」の情報

皆様からのお便り+情報まとめより
2023年9月12日
ソラの邪魔をする大きな輪=オキナワのヒーラーなど

最近のいろいろな出来事で、これまでにないくらい、ヘビ使い座とプレアデス、シリウスBCの暴走が激しくなっているようなので、過去のことをしっかりと思い出して、紹介してほしいということでした。

昨日は《ビジョン》で
“これまで見たことのないくらい大きくて真っ黒な横向きの長方形”
が見え、今日は同じく《ビジョン》で
“見たことのない鈍い金色の太くて長いのが、右上から左下にのび、北海道から関西まで伸びているようでした”

それは最近、いろいろ知らされて過去のこととつながっていますが、最初にあらわれ近づきながら、その後ソラを攻撃してきた集団や、チャネラーなどですが、それが沖縄、札幌と関係していました。

“オキナワ=オーきな輪”ということで、“輪”になることは大切だけど、それがヘビ使い座とプレアデスとシリウスBCに支配されて暴走して一番の邪魔をすることのようでした。

メシアと名乗り支配している虹亜
*)「2023年9月11日 メシアと名乗る山本虹亜=虹亜説皇

読者Yさんより
*)「2005年1月9日 【2012年7月23日追記訂正】イシキの世界での妨害

沖縄のチャネラートコロと、いつの頃かヤマト・セツコが繋がって電話セッションをし始めてました。
然別湖の旅館にあちこちから集められて、この世の悪の張本人と言われての泣きながらの土下座させられたり、シコを踏まされていたのは虹亜が言っていたことでした。
庭に出口王仁三郎が来て、ソラから(タエコさんとは)離れるように言ったのはトコロで、トコロに言われたと虹亜やヤマトセツコが電話をしてきていました。
アセンションするのに、高次元のイシキが自分だけ未来永劫消えてしまうという恐怖を受けました。
自動手記のミカが慢心していると離されたのも、沖縄のチャネラー・トコロと繋がり始めていた頃かもしれません。
ひし形のエネルギーを小グループながらあちこちに皆で下していました。
イシカミさんごめんなさい。

身内に幸福の手紙を出すように言われ不審に思ったこともありましたが、トコロのきれいな言葉に騙されていました。
私が入院していた頃、虹亜によく目が泳いでいると言われましたが、薬の副作用だけでない恐怖もあったからと思います。
ヤマトセツコは、トコロとの電話のセッションでのビジョンの怖い話をあまり話していませんが、よく泣きながら電話をしていたのを覚えています。
恐怖のビジョンをトコロに見させられていたようです。
当事1999年頃で、あちこちの精神世界系で、高次元、アセンションが言われていて、虹亜のグループだけが引っ張っているとトコロに厳しく言われていました。
虹亜はチャネリングの女性の慢心を暴くと言いながら、何故かトコロの言うことを聞いていたのが不思議でしたが、仲間だったとわかります。

若い頃、トコロは舌癌になっていたというくらい、知らされる何かを持っていたのだと思います。
内蔵は“ないぞう”とソラの情報とは真逆の言葉を聞かされました。
内臓さんごめんなさい。
いつも心にハートをときれいなことを言いながら、恐怖で操られていました。

・・・・・・・・・・・・・

ほぼ同じ頃、以下のメールがきた時、下記のようなことを思い出していました。
輪になることは大切ということでしたが、“輪=ワ”にヘビ使い座とプレアデスの大魔女集団が降りて支配していたともいえるようです。
特にプレアデスは冷酷で残酷なことが好きで、沖縄も世界大戦での悲惨な状況を招いたともいえるようです。

・・・・・・・・・・・・・

読者Rさんより

今から8、9年前に沖縄の読者が三田に来たことがあり、頼まれて宿を提供しました。
HNはキイという女性で、それまで娘さんがいろいろと相談などをしてやり取りしていたそうですが、実際に三田へ来たのはその母親のキイさん一人でした。
キイさんを出迎えられた時、キイさんが険しい表情をしていてそれが気になると言われ、その時から何か隠れたイシキを見抜かれているようでしたが、私たちは気がつきませんでした。

当時の彼女は鉄分不足で悩んでいるというので、三田に滞在中は鶏レバーなど鉄分の摂れる食事を準備しましたところ、本人はとても喜んで食べていました。
翌朝、台所で朝食を一緒に準備していて、キイさんがガスを付けて鍋を熱したあと目を離してしまい、気がついた時には鍋から火柱がそれは高く上がっていて、慌てて消しました。
鍋は真っ黒になりました。

キイさんは何に興味があるのかと質問すると、カタカムナに興味があるとそれだけで、ソラ情報のことは全く話さず、こちらに質問などしてくることは特にありませんでした。
別れの時、私にだけ握手を求められ手を握られた時、ハッと一瞬嫌な予感がして、その日の晩にお腹を下したのですが、キイさんを通して沖縄の娘さんからのエネルギー体が私の中に入ったのだと思い、やはり沖縄は強力だと思いました。
その娘さんは実は沖縄のチャネラーか何かで、ソラに繋がることで何か援助してもらおうと、利用する目的で母親を三田に行かせたのだろうと、後に教えていただきました。

沖縄にはムー大陸の入口があるというお知らせが以前から気になっていて、↓こちらのセーファーウタキのお知らせを改めて読みました。
人間に死の恐怖を与えて支配するプレアデスのお知らせもありました。

*)「2008年5月2日 画像にイシキ、沖縄、ウタキ、ムー大陸、イルカの化石=小型クジラ、クロップサークル」より
《ビジョン》
“口を開けている人のマンガ(人=地球)が見え、口の中に黒い線がある”
意味は
「地球の中に黒リュウがいる」
ということでした。

地球の中に悪者がいる=ムー大陸にいる=ムー大陸の入り口が沖縄のセーファー・ウタキで、そこからムー大陸の悪いイシキが入っているようです。
ナムのもの(仏教のリュージン?)がセーファー・ウタキ(巨石遺跡)のイシカミを捕まえていたそうです。

左中指にサインあり

「セーファーウタキのことです。
そこのイシカミです。
(読者が今日)来てくれてありがとう。
(ここの宗教は)死ぬことを怖がらせました。
人間はしねばこのようになると(何年か後に)死体を掘りだし洗わせたのです。

*)「「墓は女の苦労」について-洗骨

(子供などの骨も洗わせるので母親は半狂乱になると)それがプレアデナイでした。
死んでからも支配するために大きなお墓を造らせました。
そして生きながら一緒に死後の世界へ誘っていたのです。

それが悲惨な戦争を招きました?
死んでいく人を間近に沢山見させたことです。
人間の死に対する恐怖心をエネルギー源とした支配星たちの企みでした。

それはムーの神官、巫女たちが誘ったのです。
マヤの宗教も同じでした。
セーファーウタキはムー大陸の入り口です。
そこからムーの神官や巫女のイシキが出てきているのです。
ムーの神官や巫女はリュージンの化身でした。

人間がいかに残酷になるか体験をさせたのがリュージンのエネルギー体でした。
そのリュージンを崇めているのでエネルギー体が大きくなっていくのです。
そのことをムーノイアは一生懸命知らせています」

・・・・・・・・・・・・・

以下は私の体験から
*)「2006年5月10日 ###【ヒプノその3】###」より
ヒプノの実習でお互いに誘導しあうのですが、信頼がおける人でないと危険と思ったのは、リンダ(講師)が指名した私の相手は沖縄の人で、チャネラーでヒーラと言っていました。

相手が先に過去世まで見たいという希望だったので誘導すると、いとも簡単に過去世と思われるいろいろな事を語りだし、初めて聞くことばかりだったのでとても驚きました。
(過去世と書いていますが、これは未だにわかりませんので、その積もりでお読みください)

その内容とはブラックエンジェルや月の裏の住人?(=Pの部下)やエジプトなど気持の悪いようなデビル関係を言ってきたのですが、催眠を解除してから、“どうしてこんなのばかり見るのだろう”とぶつぶつと言っていました。

次は反対に私が誘導されるのですが、相手が怖かったのと、触ってはいけないのにあちこち触りながらするのでとてもリラックスするどころではありませんでした。
私が催眠にかからないので、私は精神科の看護婦なの変な霊がついているのでかからないと、罵倒し始めたのでリンダに相談したら、リンダはあの人は実習でも他の人からも苦情が来ているので免許を与えるのを考えていると言っていましたが、その後もチャネリングが出来るというので、ヒーラーをしていました。・・・

もう一人は、沖縄の元女医で妹が以前にある宗教に捕まっていたということで、その妹さんがソラの読者だと知ると、知り合いの医学者にこの情報をカルトでないか?と調べさせていたということがわかりました。

セーファーウタキ
*)「2008年5月5日 オキナワ=オーきな輪のセーファーウタキ
岩陰で支配星(ヘビ)が神と名乗って人々を支配してきた。
岩陰を神の宿る場所と教えたのは、岩陰にはイシカミがいないから。
夢で
「廻りを土手で囲ったように大切にしたイチゴは完全に腐って死んでしまっている」
を見る。
意味は岩陰は死角になり、そこ隙間にヘビが入り込み悪さをする。

2023年9月11日
メシアと名乗る山本虹亜=虹亜説皇

現在、どんどん過去にさかのぼり、初期の頃ここに寄ってきた人たちで去って行った人たちが、ソラに対して邪魔をするとても大きなイシキの人たちだったようで、今改めて出てきています。

そのうちの一人が山本虹亜=虹亜説皇で、その真創世記の冊子が、高額で売られているということですが、作者のことをよく知っている読者からいろいろ知らせてくれました。
虹亜は自らメシアと名乗り、沖縄のチャネラーとつるんでカルトまがいでソラの妨害をしてきたようです。

札幌にいた時訪ねてきましたが、その目的は私を支配下に置く目的としっかりと言葉になっていました。
いうことを聞かないと死後の世界で大変になると脅かしたり、罪深いので土下座をさせたり、一種のカルトの教祖のようなのに、まだそれらを信じている人がいるようですので、と連絡がありました。

*)「2003年9月27日 Y掲示板で応援してくださった方より抜粋
で、告発されていますが、さらに詳しく怪しいということで知らせてくれました。

・・・・・・・・・・・・・

最初は、札幌の言霊講演会に参加した人から選んで送られた「妹背の道」と言う冊子の郵便物で虹亜を知りました。
パートナーのヤマトが、乳がんで亡くなった姉の運動に関わりつつも、錦乃宮の辻恵子率いる裏神業に参加をし、言霊講演会に関わっていたようです。
同じく、講演会で知り合った女性ミカとともに関わっていきました。
その女性が受けた自動手記も、虹亜が出版した本の真創世記でたくさん使っています。
その後の隠れの学び舎、HPメールマガジンでもずっと繰り返し使われています。

虹亜は、北見の出身で卵膜を被ったまま生まれてきたとか神童と言われていたと自分で言っていました。
海で泳いでいるとエメラルド・タブレットがあったと神秘体験なども聞いています。
結婚して家庭をもったが、洞爺湖で、光心愛(メシア)と言う光のイニシエーションを受けて、必死で、家庭のことを思い10年?お待ち下さいと約束し、離婚し、乱れた世を立て直すメシアとしての活動を始めようとしたそうです。
過去世で、ブッダでありイエスだったと。

ガリガリに痩せたブッダの像を、ヤマトは虹亜と重ねていました。
寒がりで、よくシャカシャカのスポーツウエアを着ていましたが、確かに痩せていて、奥歯もほとんどなく、食べ物が争いのもととなると、粗食少食にしていて、満身創痍とも言っていました。
朝は、インスタントコーヒーとトーストだけとか決めていたようですが、タバコは当時ずっと吸っていました。
周りには仕事をするように勧めていましたが、自分はショッピングモールのようなのや、何でも屋とかをネットで作っていただけでした。

結婚したヤマトが健康食品等を売っていて、私も買っていました。
チャネラーたちや、関わってきた人たちの思い上がりを、閻魔のお役で立て直して行こうとして、自動手記からとった、隠れの学び舎と名付けた、夢占いのHPの活動を、繰り返していたようです。
エスエイチエル、リラなど名前を変えてHPやメールマガジンを作っては消して行っていたようです。

1999年頃で、ノストラダムスの予言が騒がれていた頃、精神世界でもアセンションと騒がれていて、ヤマトは沖縄のユタのチャネラーのトコロと電話でのセッションで、自分もチャネリングをするようになっていったようです。
過去世の罪がでたと、当時は、閻魔のお役の虹亜の前で、集まって泣きながら土下座をさせられたりと、支配されて振り回されていたと思います。
当時の電話代はとても高く、チャネラーのトコロにも、お礼もしていたと思います。
四国のおばあさんが寄付をしていたようなのですが、私は20万としか聞いていなかったのですが、ホントはそれだけではなかったようで、そのことを私が他に漏らしたと思われ、責められ、高次元帯のイシキが未来永劫なくなるとか、出口王仁三郎がタエコさんと今すぐ離れろと言っていると、脅しのような電話が来ましたが、ソラの情報、支配はしていけない、とかの方に引かれて別れました。

地震雲などの画像より
2023年9月21日 三田市 17:29【バヌアツM6.1】
21-SEP-2023 21:11(日本時間9/22 6:11) -14.00 167.19 M6.1 深さ188km VANUATU ISLANDS
21-SEP-2023 21:22(日本時間9/22 6:22) 30.96 141.83 M5.7 深さ13km SOUTHEAST OF HONSHU, JAPAN
2023年9月22日 三田市 16:07
2023年9月22日 三田市 16:07

ソラ辞典より
宗教
地球中の全ての宗教は、プレアデナイが人間を支配するために作られたもので、信じる事によりエネルギー体に支配されます。
エネルギー体はイシキの世界ではヘビが管理しています。

支配
イシキに命令をし、支配する事。(現実とは違う場合がある)
宇宙の法則は【支配してはならない】ということ。
人間を思い通りにしようとする支配星の意識。
ある人間の意志、命令で他の人の思考や行為を思い通りにしようとする事。

プレアデナイ
プレアデス=スバルのことで、1998年まで地球を支配した支配星。
特にこの女王が強力な星の力を発揮し、人間を支配していた。
女性的で華やかな事が好きな星の意識であるが、反面非常に残酷で冷たく、地球で霊の地獄を作ったと伝えられた。
特にこの部下の星は非常に残酷であり、インディゴチルドレンとして送り込んだ子供が殺人などを起こすと伝えられている。
ネコ科のネコやライオン、トラ、ピューマやイルカ、ワニなどを送り込んだ。

なぜプレアデスを【プ・レア・デナイ】と書くかと言うと、
プーと吹いて、レア=焼く、デス=死
と言う意味があり、言うことを聞かないとこのようにすると、イシキに絶えず脅かし、自己暗示させていたので、この情報では一貫してプレアデナイと書いています。

支配星に支配された者
恐怖の想念をエネルギーとする、プレアデスやその部下は地球に近い大きな星のグループで、強い力を持ち、星の戦争後から1998年まで地球を支配していた。
宇宙の大元の弟が陰で操っていた。
その想念や、これに支配されていた人間の事も示す言葉で宇宙の大元がつけた名前。
ヘビ、ワニ、龍神などに象徴される。
イシカミのように彼ら自身は三次元の生き物として地球に降りてきたのではなく、それらの生き物を地球に送りイシカミを苦しめた。
アンドロメダやケンタロウス等の部下がグレイを使い残酷な事をしていた。
最近ではプラスとマイナス、光と闇といった相反する概念と善悪の概念を同一視させるなどの巧妙な手法で、他者への支配を正当化しようとした。
イシカミが人間に対し善の概念のみを入れたが、支配星がその意識を改造した。
支配星を支配していたのは、へび使い座のものたちであった。

リュージン
支配星が作った半物質の仮想の動物。
人間(の生きようとする魂)を食べて仕方がないので、ソラのものが龍の身体を短くしてイノシシに変えたと言う。
その猪が豚に変わったので、イスラムでは食べない。
昔は龍神に人身御供をさせ、雨乞いなどをさせ、人間生活が退屈で仕方がないので、争いを起こしてそれを楽しんでいた。
人々が龍神を神の化身として崇めるので、未だにその想念がエネルギー体として争いを起す作用している。
SARZは中国系に多いのは、龍神をいまだ国単位?で信仰しているために、ソラのものがウイルスを送り込んで知らせていると伝えられている。

エネルギー体
人間を支配し人間に悪影響をもたらす存在である。
支配星がいなくなってから、支配星のまねをして、人間を支配し、神、観音などと名乗り、「、、をせよ」と命令したり、あがめてもらいたいたがる意識体。
特に問題なのは、リュージンやヘビ信仰、宗教のエネルギー体で、見えない世界ではヘビの形をしている。
それらは人間を支配して、人間の感覚を楽しむために、人間の中に入り込み、異常なセックスなどを楽しむために、人間を突き動かし問題となる。
クンダリーニといわれるのがそれに該当する。
宗教によってはクンダリーニを体験し、チャネリングが出来ると神と繋がったと思われて、教祖になったりするが、末路が異常になっていくのは、そのエネルギー体のせいである。
異常に贅沢をしたい、買い物中毒などもエネルギー体に支配されるから。
デジカメや写真で写る境目のはっきりしない光や、7色の光も同じくリュージンなどのエネルギー体である。
7色の光は一見きれいなようであるが、人を支配しようとする悪質なエネルギー体。
最近特に人の集まる神社仏閣、祭りなどの人間の想念が多く集まる場所で写真に写ることがある。
より大きなものほど影響力が大きい。
ぼやけた光が写った写真はその部分を切り取るか、焼却した方が無難。
デジカメは削除するだけでよい。

シリウ(ス)
シリウ(ス)と書くのは、スはスの神(=宇宙の大元の弟)もちょっとかかわったていたからで、今ではシリウと呼んでいる。
イシカミが形をあらわすことができる原子になってくれることに対して、あらゆる知恵を与えて今の地球になった。
確かに支配星と協力をしたのもいたが、今の快適な生活ができるように人間に知恵を与えてくれた星。
地球に近く、大きな力でこれまで人間に科学の知識を教えてきた。
器量の大きな星で、2005年5月よりソラのものやイシカミなどと地球の為に協力してくれている。
シリウス=知り臼=イシカミの事を知っているということで、不思議な岩などはシリウスが知らせてイシカミが作った。
シリウの悪口は名のある星からの悪意ある情報だった。
地球に近く、1998年春にプレアデナイとそれに支配された人間と共に消滅させられたが復活している。
厳しいが人間を快適に過ごせるようにくれた。

潜在意識
ここでは【イシキ】として記載している。
霊とも言われる。
本人の知らない意識のエネルギーの固まり?。
表に現れる顕在意識より多くの知識を持っていて、生きていくのに決定権を持っている。
これまでの生きてきた過去世のことなども記憶している。

「原子は全て、宇宙の大元が一人ではさみしいので相手を求めたいわば、愛の思いから創られたものである。
その原子をいて座のものが、生物として地球で発生させた。
そのいて座の原子からなる生物に、シリウスが知恵を授けて、最初の人間を発生させた。
それらの星の意識を持って人間は生まれてきたが、その意識が潜在意識である。
その人間を見て、他の大きな星たちも真似をして、原子たちを人間になるように誘って、人間にならせて送り込んだので、その人間は他の大きな星の思い=潜在意識を持って生まれてきた。
けれども、その大きな星の人間の原子たちは、本当は宇宙の大元から来ているということに気づき、大きな星の思いから、さらに大元の思いに戻ろうとするのが、この情報を理解できる人たちである。
大元に戻るには、必ず人間はイシカミの原子が最初であったと言うことを知らないと、大元には戻れないのです」

人間
「石室や石箱の中でイシジンや半イシジンが創られ、その形状を覚えた原子たちがストーンサークルの中だけで人間として再結合されました」

生物はいて座から降りてきたイシカミの原子の意識と、他の星達が形にしたい意識が一緒になって遺伝子の中に組み込まれ、意識を持った原子が地球上であらゆる生き物の形となってあらわした。
その最高傑作が人間で、イシカミや星達の存在を理解できる生き物を創ろうとして創られました。

まず最初にイシカミの原子がシリウスの協力の元に人間の形になり、(イシジン=後の石像)それに星達の知恵で(特に小鳥座が内臓を考えた)食べ物を食べて、生きるためのエネルギーを得る今の人間になるようにした。

石像になったイシジンの原子が分解しその形を覚えた遺伝子と、星たちから人間の働きを教えてもらった遺伝子とが一緒になり、今の人間ができた。

それはイシカミの原子がイシカミの一部で創られたストーンサークルや、その後は石室石箱のなかで創られたイシジンが、イシカミの指示により分解してそれぞれの指示を受けて、人間になろうと思う原子たちが強く再結合して、肉体が地球上にあらわれた。
人間はイシカミの原子の進化論にプラス、いて座とシリウス、小鳥座などの指示で肉体が創られたので、進化論と創造論がミックスされて人間はできた。
極初期は、イシジンと人間と一緒になって混血もあったので、エジプトの壁画やイラクの石像に残っている動物人間が存在していたけれど、人間だけの遺伝子の子孫だけが増えていった。
ちなみに天使は実際に存在し人間と、ワシ座の星の合体で創られたもので、高い所の石室などは天使が創られた。
受胎告知の天使が生きているようなのは、イシジンの原子が分解し、絵の中に絵の具として入ったから。
同じくエジプトの壁画なども、イシジンが壁の中に入って出来上がった。

初期にはイシカミのお腹の中に人間を入れてきたと書いているのは、イシカミの原子が人間になったからです。
クラゲのようになって降りて来たイシカミは分身、巨人、イシジン、人間と変化していったので、間違いではないのです。

イシジン
ソラの人間誕生記』に詳しく書いています。
イシカミの一番小さい分身で、人間と同じ形のものや、色々な形、羽のあるもの、頭だけの天使などがいた。
モアイ像、石像などはそのままの形で残っているのある。
人間が発生した時、世話をしていた。
イシカミは石の成分ですが、意識を持ち、あらゆるものに変化することができるのは、原子を会話し、指示を送ることができたからです。
そのイシカミの成分でできた人間型分身で、ヨーロッパなどの石像、日本などの木像をあらし、その記憶を持ったイシカミの原子がストーンサークルなどの中で、イシカミのエネルギーをもらって人間になった。
人間型になる前は、石柱銅鐸埴輪などいろいろなものになり、人間を指導、世話をしてきた。
その他イシジンの記憶を持つイシカミの原子が分解し、モザイク画や絵にまでなった。
ミケランジェロなどはイシジンで、原子に指示をするだけであのような立体的な絵がかけた。
まだはっきりとわかっていないが、いわゆる英雄はイシジンの能力を持っていた超能力者であったと思われる。
人間型のイシジンの原子が分解し、ストーンサークルの中や、石箱の中で人間として原子が結合した。
その時にストーンサークルや石箱からエネルギーが出ていた。

イシカミ
大昔、射手座から降りてきたいわば宇宙人、お腹に人間を入れて降りてきた。
射手座にいた頃は、三次元の生物ではなく所謂‘意識体’だったが、人間を作った時に自分達も三次元の形になって一緒に下りて来た。
大きさは様々だが山のように大きいイシカミもいた。
とろとろのお餅のような身体で、引力によって身体からぽたぽた落ちた物が落とし物と呼ばれている。
落とし物から分身の子供達を作り、人間の為に食べ物や川、山を作った。
またピラミッドで宇宙のエネルギーを得たり引力を放散したりしようとしたり、いろいろな奇岩を作りサインとして残した。
当事の人間はイシカミの存在を知っておりテレパシーでコミュニケーションをしていたが、今では人間の意識が薄くなりごく一部の人にしかその能力が残っていない。

地震
小さな地震はこれまでイシカミのサインとされてきましたが、大きな地震は、ゴルディロックという宇宙の意識の集合の大天体で【宇宙の計画】として知らされるそうです。
宇宙は人間の想像をはるかに超え、意識を持っている存在は人間だけではありません。
それなのに人間だけが意識を持っていて、全てのことはわかっていると傲慢な科学信仰とまでいえる洗脳された人間は、いくら宇宙(ソラ)から情報を与えても、無視し続けることで、ついに地球変革の計画が宇宙の大元締め?(ゴールディロック)で立てられたのです。
東北太平洋地震の前の日、激痛の催促でこの情報を政府に知らせてほしいと言葉になり、すぐに知らせたのですが、これまで通り無視されました。
残念なことに計画がスタートしたようです。

小さな地震は地球を生物のすめる地球にしてくれた、いて座の意識体のイシカミたちが、自分たちの存在を知らせるために揺らします。

「イシカミが山になった事を知らせる為です。
人間は、造山運動で山が出来ていると決め付けています。
(昭和新山は支配星に騙されて、噴火して山になったと以前知らされた)
地震で土地が盛り上がるのは、イシカミの身体である珪素(シリコン)が一斉に増殖するからです。
一方、土地が沈下するのは、その地域の珪素が一気に砂になろうとするからです。
それをテレパシーで知らせ合って一斉にするのです」
《ビジョン》
“研究室のような机の上が真っ白な光で照らされ、そこにカサの開いたキノコが2本並んでいる”
意味は
「シリコン(珪素)に意味があるのです。
珪藻が意味なくしていろんな形になっているのではありません。
自分の意志でいろいろな形になるのです。
シリコンは死んで意識のない岩になるのではありません。
シリコンは今も意識を持って真似をするのです。
それは南に(ムー)大陸があったので、(そこのイシカミに海の底に沈んでいないで)海の上に現れるように“おいで”をするのです。
シリコンがなぜ一気に大きくなるのかというと、それはイチゴと同じです。
一つ、一つのシリコンがイチゴの形になるのです。
又キノコは一晩で土の上に出てきて、数日で横に広がります。
シリコンもイチゴのように大きくなって(=直下型?)、横に広がる(=横揺れ)ので何度も地震が起こるのです」

台風
台風はイシカミ(いて座の意識体)のイシキが集合して、日本へ向かうために起こるという事です。
「最初にいて座の南のイシカミの王子や王女たちが集まって相談します。
そして誰と誰が行くか決めます。(6号は全員集まった)
原子には意識があるので、水素や酸素などの原子たちに“台風を作るから集まって”とイシカミが呼びかけをします。
そして先頭に立ったイシカミは、集まってもらった原子たちと共に、駆け出すのです。
イシカミたちは上に上に行こうとするので、渦巻きができるのです。
そして日本のイシカミたちからの情報を聞いて、進路を決めていくのです」

イシカミのイシキ体は台風の目の右側に集合し、階段を登るように?進んでいくので、台風の目が左側に出来、台風の目より右側が雨風とも激しくなると伝えてきます。
オーストラリアに降りたいて座の長老のイシカミの身体で、ウエーブロックが小さく見えています。
ウェーブロックのような大波になって日本に行くように、長老がいて座の王子や王女達のイシカミに教えたのです。

ムーノイアなどのイシカミたちが射手座の女王に会いに行こうとするために起きる。
また南のほうに大きな大陸(ムー大陸)があったことを知らせている。
雨を降らせ、海の掃除をする。
台風にも意識がある。

原子
物質を構成する1単位。
原子核と電子からなり、電子が原子核の周りを軌道を描きながら回るのは、原子核が電子に「回ってください」と頼むからで、「原子に意識がある」ことを証明する。

目には目を、歯には歯を…の本当の意味
イスラム教で、恐ろしい復讐の意味に間違って解釈されていたこの法律を、『ソラのイスラム物語』のマホメットが、

【目には目を】は、見て美しいものや楽しいものを頂いたら、誰かに見てうれしくなるものをお返ししなさい。
【歯には歯を】は食べておいしいものを頂いたら、誰かに食べるものをお返ししなさい。
それは、貰った人にお返しをしなければならないということではなく、地球の富が循環するように、つまり神様から与えられている地球の財産を独り占めすることなく、皆で分け合いましょう。

という元の意味に戻した。
しかし、その後にまた悪者が、「目をやられたら目を傷つけるように、歯を壊されたら歯を壊せ」という恐ろしい復讐の意味にしてしまった。
現在も間違った意味を信じているために復讐による悲惨な争いが絶えない。
本当の意味を知らせてくれたソラのもの達は、本当に平和になるためには「目には目を…」の復讐ではない本当の意味が伝えられることが必要ということ、またイスラム世界だけでなく、王制(天皇制も含む)の見直しをする事が大切とも伝えている。

地球
星達が並べられる不満の固まりが鉄などの元素を引き寄せ、真っ赤に熱せられて宇宙をさまよっていたが、水星が水で地球を冷やしてくれ、土星が土を、木星は木をプレゼントしてくれ、またそれぞれの星が動物、花、魚などを送り込んでくれた。
モーリタニア、サハラ砂漠に地球の目、エルサレムが地球の心臓などと知らされる。
地球の最初は亀のようであったが、4世紀?に丸くなったと。
丸くなることで余分の原子たちは一旦分解して、再び地球に降りてきて山などになった。

【宇宙の計画】
宇宙は何もない真っ暗闇ではありません。
人間以外に意識を持ったものは、星をはじめ形はなくても、意識体として想像を絶する存在がいるようです。
そしてそれらのそうまとめが、ゴールディロックスという大きな天体のようです。
そこからいろいろなこれまで人間の知らなかった情報が、ソラからの情報で、13年間伝えられています。
それは宇宙の原則は【平等】が一番大切と繰り返し伝えられます。
それを壊しているのが、王制、皇室制で、その他地球の富を独占している権力者たちです。
そのことを繰り返し伝えて、政府をはじめあらゆる所ににも伝えていますが、全く変わりがなく、争いばかりの地球で、人々の助けを求める声は宇宙の果てまで届いているそうです。

それでゴルディロックの総元締め?で会議がなされ、地球を元の平らな星に戻す計画が立てられたそうです。
日本で玄海灘地震以後、大きな震災級の地震がなかったのは、日本からこの情報が発信されているので、多くの人々は気づくであろうということだったのですが、全く正反対で、いくら知らせても無視、ネット上では罵詈雑言の攻撃が絶えなかったようです。

それらを星たちは黙って見ていて、宇宙の意識体?の会議(ゴルディロック)で話し合いで、元の地球に戻そうとしたそうです。
その最初?の計画が今回の東北太平洋地震で、この大地震が起きる前の日、激痛と共に政府にソラからの警告を聞いてほしいと催促があり、伝えました。
けれども全く無視され、ついに実行されたそうです。

宇宙の大元(おおもと)
《大元》とも言い、宇宙で初めて思いを持ち、原子や星を創りだした根源。
宇宙の最初は真っ暗闇であったが、最初に「誰かいないか?」という意識があらわれ、捕まえようとしたとビジョンで知らされた。
次に捕まれまいとする思いがあらわれ、大元が捕まえる、弟が逃げるという追いかけっこになったので渦巻きが現れる。
渦巻きが極限まで達すると、パンとはじけて光と原子があらわれた。
それの繰り返しで次々と原子があらわれ、同じ思いを持った原子が集合し、星になったり、意識だけの集合体になり、宇宙中に満ち溢れた。
これから原子には意識があると言われる。

超紐理論ではヒモのようなクォークの振動が全ての始まりといわれているのも間違いと。

2002/9/3
最も高次元に存在する全宇宙の元となる意識体。すなわち神の大元とも言える。人間の言葉では宇宙全体を表すことができない。

ホシノミナ
宇宙の大元の分身と言われる。
大昔恐竜ばかりの争いの地球になったため、宇宙の大元の命令で地球に降りてきた。
その時、稲妻で一気に地球を掃除し、恐竜を滅ぼしたと伝えられる。
掃除をした後京都府綾部市星原で眠っていたが、1998年秋に目を覚まし、著者とコンタクトをとっている。
この場所に星の宮神社がある。

ホシノミナは地球を掃除した後眠っていましたので、その後の横向きの稲妻は、稲妻を支配星が真似して人間を脅かしていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月22日のソラ。


【追記】ヒアデス星団、ダーク・スター、エリダヌス、M87、M78、国民全てと共に自滅に進んでいるウクライナはヒアデス星団に支配されている、警告、地震雲、東太平洋海嶺中央M6.0

2023年09月21日 23時06分55秒 | 「地球の謎解き」の情報

2023年9月20日
【追記】ヒアデス星団、ダーク・スター、エリダヌス、M87=「マのハナ」、M78はウルトラマン

【9月23日追記】
*)「2023年9月23日 プーチン大統領演説(2022年9月30日)全文

いかに私たちは偏った報道を知らされているか、よくわかります。

【9月22日追記】
*)「2023年9月22日 デジタル監視と人権~エドワード・スノーデン氏インタビュー 文字化

*)「地球に最も近いブラックホール、150光年先のヒアデス星団に複数存在か」(2023年9月18日記事)
・・・わずか150光年先のヒアデス散開星団に、これまで検出された中で最も地球に近いブラックホールがあるとみられることが分かった。
散開星団とは、同時期に誕生した数百個の恒星がまばらに集まったもので、所属する恒星はすべて共通の化学的性質を持っている。
オリオン座の三つ星の近くのおうし座に位置するヒアデスは、太陽系に最も近い散開星団で、冬の間中肉眼で見ることができる。
約500個の星から成り、「雄牛の顔」とも呼ばれている。
今回の研究結果は、ヒアデス星団の中かその近くに、小型のブラックホールが2~3個存在することを示唆している。・・・

・・・・・・・・・・・・・

【9月21日追記2】
*)「2020年9月10日 【追記。宮城県沖M6.1震度4】惑星X、惑星M、マライ、台風や雲の意識、植物の意識、殷、青銅器、鼎、北緯33度線

2011年1月3日のお知らせですが、読み直しているといろいろと警告していたようです。
*)「2011年1月3日 兵馬俑、始皇帝、西安碑林博物館、乾帝稜、茂稜、武帝、櫛灘姫、未来の地球、アルゼンチンとチリのM7の地震」より
・・・「スズ=大元の弟。銅=金星が一緒になって青銅を作ったのです。
それを周の悪者が利用したのです」

・・・1月1日 8時30分頃 西安から上海へフライト中
「だめだったのです」
と言葉になり、菅首相にソラ情報を手紙で送ったが、秘書ではねられたと。

言葉になると同時に激しく揺れだし、30分以上の揺れが続いたので、ここで揺らしても意味がないと伝える。

(中略)

・・・関空から三田へ向かう道中に、寝ていると右股関節にきついサインあり、目を覚ます。
「雲を見てほしかったのです」
*)「2011年1月1日 関空から 16:19
(その後、アルゼンチンとチリのM7以上の地震が続いた)・・・

この後、3月11日に東北で大地震が起きました。
*)「2011年3月12日 【情報のまとめとソラからの警告】

・・・・・・・・・・・・・

【9月21日追記1】
二度寝の後に

「やられる前に知らせます。
自滅の争いに突き進んでいるウクライナは、他国(スーダン)にまで争いを広めています。
国民全てと共に自滅に進んでいるウクライナは、ヒアデス星団に支配されています。
三つ編みは、ヘビ使い座とプレアデスと、ヒアデス星団の団結を表しています。
その部下がベガで、M87の仲間と共に、マリ・ファナ=麻薬で地球を支配しているのです」

目が覚めて

「星のモノが伝えます。
長屋には知らぬ間に賑わいを見せていました。
それがマ・ライ(=魔を招く?)の悪者たちでした。
花の都が今にも崩れそうになっているのを、星たちは知っています。
これが二部で形成された物語の前半です。
嫌がらせをしているのは、(これまで隠れていた)ヒアデス星団です」

その後の
《イメージ》
“丸坊主の頭に、くるくるに巻いた天然パーマの毛の束ねたのが、ところどころに生えている大きな子供?”
意味は
「それがヒアデス星団のミナシゴたちをあらわしています」

(以前に三つ編みを頭に巻いたウクライナの元首相ティモシェンコがいましたが、それはウクライナ・コサックの伝統的な髪形だそうです、
先日「ヘビ使い座とプレアデスとベガを“みつどもえ”にして縛ってください」と言葉になっていました)

ヒア・デス星団、プレアデスと似ていると名前は知っていましたが、関係があるとは知りませんでした。Here=ヒアー=ここで、death=デス=死

*)「ヒアデス星団
・・・ギリシア神話では(中略)生まれた7人姉妹とされており、プレイアデスの7人姉妹とは同母あるいは異母姉妹の関係にある。・・・

*)「ワグネルが支援するスーダン準軍事組織への攻撃、背後にウクライナの特殊部隊か」(2023年9月20日ニュース)
*)「米、ウクライナにクラスター弾搭載長距離ミサイル供与で最終調整=高官」(2023年9月12日ニュース)

・・・・・・・・・・・・・

9月19日寝る前に

「星からは(人間には)見えない世界が見ることができます。
それでダーク・スターのミナシゴの集合体を、ヘビ使い座とプレアデスとベガの大魔女が支配しているのです。
それが(豪雨の)多量の雨を降らせるのです」

昼寝時、

「何億ワ(羽?)のモノが飛んでいきました」
という言葉が出てくると共に、
《イメージ》
“うっすらとした模様で、無数のカゲロウのようなモノが向こうへ飛んでいく”
意味は
「これまで嫌がらせをしていたダークスターとダークマターのミナノコの集合体です。
それらを支配していたのが、ヘビ使い座とプレアデスとベガの大魔王と大魔女たちでした」

9月18日左大腿部のサインがきつく、その後異常な眠気と共に思わぬ言葉が出てきていました。
エリダヌスというのは忘れていましたが、以前に知らされていたことを、改めて知らせてきました。

*)「2019年4月14日 ブラックホール、M87とM78、宇宙意識体の支配、ソラ画像、石臼?、白洲、イヌイシジン、野ばら」より
・・・M87はおとめ座銀河にあるブラックホールは、M87とは「マのハナ(宇宙意識体の女性?の)悪者の集まりです。・・・

エリ・ダヌスという星座は、8mにもおよびヒカリホヤと似ていて、ナイル川のリュージンと言われていましたが、忘れていました。
エリダヌスはシリウスBCとエリダヌスの大魔女や大魔王の関係で、大腸、小腸、胃を支配していると言葉になり、同時にお腹がキュルキュルと鳴りました。

その後M87=Mハナ=マリ・ハナ=マリ・アナ(海溝)=マリ・ファナと言葉になり、超∞極悪ヘビ使い座とベガのミナノコの集合体ということです。

似たので、M78はウルトラマンの星だそうですが、M78の超∞極悪シリウスBCとプレアデスの大魔王が関係していたようで、早くからプレアデスは“ET”などと共に、ヒーローとして人間を支配してきたことがわかります。

昆虫のベガも強力で、黄緑のカメムシが異常に多いです。

TVでスペインの教会のマリア像を見ていると、急に腹満となりゲップがたくさん出てきて、マリアをヘビ使い座とプレアデスの大魔女が支配していると言葉になりましたが、以前にもメキシコのマリアで出てきていました。

・・・・・・・・・・・・・

読者より、
新型コロナの変異株が「エリス」と呼ばれていることについて、気になっています。と。
*)「エリス=不和と争いの女神

地震雲などの画像より
2023年9月19日 三田市 5:49
2023年9月19日 三田市 5:49
2023年9月19日 三田市 6:14
2023年9月19日 三田市 10:16
2023年9月19日 三田市 10:47
2023年9月19日 綾部市 13:25
2023年9月19日 綾部市 13:38
2023年9月19日 三田市 15:14【東太平洋海嶺中央M6.0】
20-SEP-2023 14:45(日本時間 23:45) -4.55 -105.75 M6.0 深さ10km CENTRAL EAST PACIFIC RISE
20-SEP-2023 15:03(日本時間9/21 0:03) -4.67 -105.92 M5.7 深さ10km CENTRAL EAST PACIFIC RISE
20-SEP-2023 19:22(日本時間9/21 4:22) -44.84 35.28 M5.8 深さ8km PRINCE EDWARD ISLANDS REGION
2023年9月21日 三田市 6:56
2023年9月21日 三田市 6:56
2023年9月21日 三田市 11:42
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ソラ辞典より
地震雲(らしきもの)など地震をあらわすもの
地震の前に現れる変わった雲。
断層雲、放射状雲、縦雲、縦虹、横虹、極端に低い位置の虹、長い棒状雲などで、それが寄り強調されている場合は大きな地震になるが、国内だけでなく、地球規模で知らせている。
大きな地震ほど早くから各地であらわれている。

雲など
思いを持ったアトくん(原子)が集まって形創る。
雲が濃いグレーになっているのはなぜかと聞くと、
「雲が怒りをあらわしているのです。
硝酸(HNO3)を含むのでグレーになるのです?
(雲H20にNの原子が引っ付くから?)
夕焼けで赤くなるのはミナ・トを閉じるからです。
水の原子が皆、戸を閉じるので雨が降らないのです?
朝焼けは反対に皆、戸を開くので赤くなるのです?
それで雨が降るのです?」
まだちょっと意味がわかりません。

宗教
地球中の全ての宗教は、プレアデナイが人間を支配するために作られたもので、信じる事によりエネルギー体に支配されます。
エネルギー体はイシキの世界ではヘビが管理しています。

支配
イシキに命令をし、支配する事。(現実とは違う場合がある)
宇宙の法則は【支配してはならない】ということ。
人間を思い通りにしようとする支配星の意識。
ある人間の意志、命令で他の人の思考や行為を思い通りにしようとする事。

プレアデナイ
プレアデス=スバルのことで、1998年まで地球を支配した支配星。
特にこの女王が強力な星の力を発揮し、人間を支配していた。
女性的で華やかな事が好きな星の意識であるが、反面非常に残酷で冷たく、地球で霊の地獄を作ったと伝えられた。
特にこの部下の星は非常に残酷であり、インディゴチルドレンとして送り込んだ子供が殺人などを起こすと伝えられている。
ネコ科のネコやライオン、トラ、ピューマやイルカ、ワニなどを送り込んだ。

なぜプレアデスを【プ・レア・デナイ】と書くかと言うと、
プーと吹いて、レア=焼く、デス=死
と言う意味があり、言うことを聞かないとこのようにすると、イシキに絶えず脅かし、自己暗示させていたので、この情報では一貫してプレアデナイと書いています。

支配星に支配された者
恐怖の想念をエネルギーとする、プレアデスやその部下は地球に近い大きな星のグループで、強い力を持ち、星の戦争後から1998年まで地球を支配していた。
宇宙の大元の弟が陰で操っていた。
その想念や、これに支配されていた人間の事も示す言葉で宇宙の大元がつけた名前。
ヘビ、ワニ、龍神などに象徴される。
イシカミのように彼ら自身は三次元の生き物として地球に降りてきたのではなく、それらの生き物を地球に送りイシカミを苦しめた。
アンドロメダやケンタロウス等の部下がグレイを使い残酷な事をしていた。
最近ではプラスとマイナス、光と闇といった相反する概念と善悪の概念を同一視させるなどの巧妙な手法で、他者への支配を正当化しようとした。
イシカミが人間に対し善の概念のみを入れたが、支配星がその意識を改造した。
支配星を支配していたのは、へび使い座のものたちであった。

リュージン
支配星が作った半物質の仮想の動物。
人間(の生きようとする魂)を食べて仕方がないので、ソラのものが龍の身体を短くしてイノシシに変えたと言う。
その猪が豚に変わったので、イスラムでは食べない。
昔は龍神に人身御供をさせ、雨乞いなどをさせ、人間生活が退屈で仕方がないので、争いを起こしてそれを楽しんでいた。
人々が龍神を神の化身として崇めるので、未だにその想念がエネルギー体として争いを起す作用している。
SARZは中国系に多いのは、龍神をいまだ国単位?で信仰しているために、ソラのものがウイルスを送り込んで知らせていると伝えられている。

エネルギー体
人間を支配し人間に悪影響をもたらす存在である。
支配星がいなくなってから、支配星のまねをして、人間を支配し、神、観音などと名乗り、「、、をせよ」と命令したり、あがめてもらいたいたがる意識体。
特に問題なのは、リュージンやヘビ信仰、宗教のエネルギー体で、見えない世界ではヘビの形をしている。
それらは人間を支配して、人間の感覚を楽しむために、人間の中に入り込み、異常なセックスなどを楽しむために、人間を突き動かし問題となる。
クンダリーニといわれるのがそれに該当する。
宗教によってはクンダリーニを体験し、チャネリングが出来ると神と繋がったと思われて、教祖になったりするが、末路が異常になっていくのは、そのエネルギー体のせいである。
異常に贅沢をしたい、買い物中毒などもエネルギー体に支配されるから。
デジカメや写真で写る境目のはっきりしない光や、7色の光も同じくリュージンなどのエネルギー体である。
7色の光は一見きれいなようであるが、人を支配しようとする悪質なエネルギー体。
最近特に人の集まる神社仏閣、祭りなどの人間の想念が多く集まる場所で写真に写ることがある。
より大きなものほど影響力が大きい。
ぼやけた光が写った写真はその部分を切り取るか、焼却した方が無難。
デジカメは削除するだけでよい。

シリウ(ス)
シリウ(ス)と書くのは、スはスの神(=宇宙の大元の弟)もちょっとかかわったていたからで、今ではシリウと呼んでいる。
イシカミが形をあらわすことができる原子になってくれることに対して、あらゆる知恵を与えて今の地球になった。
確かに支配星と協力をしたのもいたが、今の快適な生活ができるように人間に知恵を与えてくれた星。
地球に近く、大きな力でこれまで人間に科学の知識を教えてきた。
器量の大きな星で、2005年5月よりソラのものやイシカミなどと地球の為に協力してくれている。
シリウス=知り臼=イシカミの事を知っているということで、不思議な岩などはシリウスが知らせてイシカミが作った。
シリウの悪口は名のある星からの悪意ある情報だった。
地球に近く、1998年春にプレアデナイとそれに支配された人間と共に消滅させられたが復活している。
厳しいが人間を快適に過ごせるようにくれた。

イシキ
イシキは潜在意識、霊のこととして書いています。
まだはっきりとはわかりませんが、これまでの情報ではイシキは脳で作られるのでなく、その人の関わりのある星から送られていると思われます。
意識は顕在意識として書いています。

潜在意識
ここでは【イシキ】として記載している。
霊とも言われる。
本人の知らない意識のエネルギーの固まり?。
表に現れる顕在意識より多くの知識を持っていて、生きていくのに決定権を持っている。
これまでの生きてきた過去世のことなども記憶している。

「原子は全て、宇宙の大元が一人ではさみしいので相手を求めたいわば、愛の思いから創られたものである。
その原子をいて座のものが、生物として地球で発生させた。
そのいて座の原子からなる生物に、シリウスが知恵を授けて、最初の人間を発生させた。
それらの星の意識を持って人間は生まれてきたが、その意識が潜在意識である。
その人間を見て、他の大きな星たちも真似をして、原子たちを人間になるように誘って、人間にならせて送り込んだので、その人間は他の大きな星の思い=潜在意識を持って生まれてきた。
けれども、その大きな星の人間の原子たちは、本当は宇宙の大元から来ているということに気づき、大きな星の思いから、さらに大元の思いに戻ろうとするのが、この情報を理解できる人たちである。
大元に戻るには、必ず人間はイシカミの原子が最初であったと言うことを知らないと、大元には戻れないのです」

顕在意識
ここでは【意識】と記載している。
起きている状態の時、思っている事。
脳で考えるのでなく、その人とつながった地球に近いところ(成層圏)に存在する意識体から送られてくるのを、脳が受信する。
はっきり表に現れている意識。自覚できる意識。
潜在意識(霊)に対比する言葉で、霊的に進化するとこの二つの意識が近づくと言われる。

人間
「石室や石箱の中でイシジンや半イシジンが創られ、その形状を覚えた原子たちがストーンサークルの中だけで人間として再結合されました」

生物はいて座から降りてきたイシカミの原子の意識と、他の星達が形にしたい意識が一緒になって遺伝子の中に組み込まれ、意識を持った原子が地球上であらゆる生き物の形となってあらわした。
その最高傑作が人間で、イシカミや星達の存在を理解できる生き物を創ろうとして創られました。

まず最初にイシカミの原子がシリウスの協力の元に人間の形になり、(イシジン=後の石像)それに星達の知恵で(特に小鳥座が内臓を考えた)食べ物を食べて、生きるためのエネルギーを得る今の人間になるようにした。

石像になったイシジンの原子が分解しその形を覚えた遺伝子と、星たちから人間の働きを教えてもらった遺伝子とが一緒になり、今の人間ができた。

それはイシカミの原子がイシカミの一部で創られたストーンサークルや、その後は石室石箱のなかで創られたイシジンが、イシカミの指示により分解してそれぞれの指示を受けて、人間になろうと思う原子たちが強く再結合して、肉体が地球上にあらわれた。
人間はイシカミの原子の進化論にプラス、いて座とシリウス、小鳥座などの指示で肉体が創られたので、進化論と創造論がミックスされて人間はできた。
極初期は、イシジンと人間と一緒になって混血もあったので、エジプトの壁画やイラクの石像に残っている動物人間が存在していたけれど、人間だけの遺伝子の子孫だけが増えていった。
ちなみに天使は実際に存在し人間と、ワシ座の星の合体で創られたもので、高い所の石室などは天使が創られた。
受胎告知の天使が生きているようなのは、イシジンの原子が分解し、絵の中に絵の具として入ったから。
同じくエジプトの壁画なども、イシジンが壁の中に入って出来上がった。

初期にはイシカミのお腹の中に人間を入れてきたと書いているのは、イシカミの原子が人間になったからです。
クラゲのようになって降りて来たイシカミは分身、巨人、イシジン、人間と変化していったので、間違いではないのです。

イシジン
ソラの人間誕生記』に詳しく書いています。
イシカミの一番小さい分身で、人間と同じ形のものや、色々な形、羽のあるもの、頭だけの天使などがいた。
モアイ像、石像などはそのままの形で残っているのある。
人間が発生した時、世話をしていた。
イシカミは石の成分ですが、意識を持ち、あらゆるものに変化することができるのは、原子を会話し、指示を送ることができたからです。
そのイシカミの成分でできた人間型分身で、ヨーロッパなどの石像、日本などの木像をあらし、その記憶を持ったイシカミの原子がストーンサークルなどの中で、イシカミのエネルギーをもらって人間になった。
人間型になる前は、石柱銅鐸埴輪などいろいろなものになり、人間を指導、世話をしてきた。
その他イシジンの記憶を持つイシカミの原子が分解し、モザイク画や絵にまでなった。
ミケランジェロなどはイシジンで、原子に指示をするだけであのような立体的な絵がかけた。
まだはっきりとわかっていないが、いわゆる英雄はイシジンの能力を持っていた超能力者であったと思われる。
人間型のイシジンの原子が分解し、ストーンサークルの中や、石箱の中で人間として原子が結合した。
その時にストーンサークルや石箱からエネルギーが出ていた。

イシカミ
大昔、射手座から降りてきたいわば宇宙人、お腹に人間を入れて降りてきた。
射手座にいた頃は、三次元の生物ではなく所謂‘意識体’だったが、人間を作った時に自分達も三次元の形になって一緒に下りて来た。
大きさは様々だが山のように大きいイシカミもいた。
とろとろのお餅のような身体で、引力によって身体からぽたぽた落ちた物が落とし物と呼ばれている。
落とし物から分身の子供達を作り、人間の為に食べ物や川、山を作った。
またピラミッドで宇宙のエネルギーを得たり引力を放散したりしようとしたり、いろいろな奇岩を作りサインとして残した。
当事の人間はイシカミの存在を知っておりテレパシーでコミュニケーションをしていたが、今では人間の意識が薄くなりごく一部の人にしかその能力が残っていない。

地震
小さな地震はこれまでイシカミのサインとされてきましたが、大きな地震は、ゴルディロックという宇宙の意識の集合の大天体で【宇宙の計画】として知らされるそうです。
宇宙は人間の想像をはるかに超え、意識を持っている存在は人間だけではありません。
それなのに人間だけが意識を持っていて、全てのことはわかっていると傲慢な科学信仰とまでいえる洗脳された人間は、いくら宇宙(ソラ)から情報を与えても、無視し続けることで、ついに地球変革の計画が宇宙の大元締め?(ゴールディロック)で立てられたのです。
東北太平洋地震の前の日、激痛の催促でこの情報を政府に知らせてほしいと言葉になり、すぐに知らせたのですが、これまで通り無視されました。
残念なことに計画がスタートしたようです。

小さな地震は地球を生物のすめる地球にしてくれた、いて座の意識体のイシカミたちが、自分たちの存在を知らせるために揺らします。

「イシカミが山になった事を知らせる為です。
人間は、造山運動で山が出来ていると決め付けています。
(昭和新山は支配星に騙されて、噴火して山になったと以前知らされた)
地震で土地が盛り上がるのは、イシカミの身体である珪素(シリコン)が一斉に増殖するからです。
一方、土地が沈下するのは、その地域の珪素が一気に砂になろうとするからです。
それをテレパシーで知らせ合って一斉にするのです」
《ビジョン》
“研究室のような机の上が真っ白な光で照らされ、そこにカサの開いたキノコが2本並んでいる”
意味は
「シリコン(珪素)に意味があるのです。
珪藻が意味なくしていろんな形になっているのではありません。
自分の意志でいろいろな形になるのです。
シリコンは死んで意識のない岩になるのではありません。
シリコンは今も意識を持って真似をするのです。
それは南に(ムー)大陸があったので、(そこのイシカミに海の底に沈んでいないで)海の上に現れるように“おいで”をするのです。
シリコンがなぜ一気に大きくなるのかというと、それはイチゴと同じです。
一つ、一つのシリコンがイチゴの形になるのです。
又キノコは一晩で土の上に出てきて、数日で横に広がります。
シリコンもイチゴのように大きくなって(=直下型?)、横に広がる(=横揺れ)ので何度も地震が起こるのです」

原子
物質を構成する1単位。
原子核と電子からなり、電子が原子核の周りを軌道を描きながら回るのは、原子核が電子に「回ってください」と頼むからで、「原子に意識がある」ことを証明する。

目には目を、歯には歯を…の本当の意味
イスラム教で、恐ろしい復讐の意味に間違って解釈されていたこの法律を、『ソラのイスラム物語』のマホメットが、

【目には目を】は、見て美しいものや楽しいものを頂いたら、誰かに見てうれしくなるものをお返ししなさい。
【歯には歯を】は食べておいしいものを頂いたら、誰かに食べるものをお返ししなさい。
それは、貰った人にお返しをしなければならないということではなく、地球の富が循環するように、つまり神様から与えられている地球の財産を独り占めすることなく、皆で分け合いましょう。

という元の意味に戻した。
しかし、その後にまた悪者が、「目をやられたら目を傷つけるように、歯を壊されたら歯を壊せ」という恐ろしい復讐の意味にしてしまった。
現在も間違った意味を信じているために復讐による悲惨な争いが絶えない。
本当の意味を知らせてくれたソラのもの達は、本当に平和になるためには「目には目を…」の復讐ではない本当の意味が伝えられることが必要ということ、またイスラム世界だけでなく、王制(天皇制も含む)の見直しをする事が大切とも伝えている。

地球
星達が並べられる不満の固まりが鉄などの元素を引き寄せ、真っ赤に熱せられて宇宙をさまよっていたが、水星が水で地球を冷やしてくれ、土星が土を、木星は木をプレゼントしてくれ、またそれぞれの星が動物、花、魚などを送り込んでくれた。
モーリタニア、サハラ砂漠に地球の目、エルサレムが地球の心臓などと知らされる。
地球の最初は亀のようであったが、4世紀?に丸くなったと。
丸くなることで余分の原子たちは一旦分解して、再び地球に降りてきて山などになった。

【宇宙の計画】
宇宙は何もない真っ暗闇ではありません。
人間以外に意識を持ったものは、星をはじめ形はなくても、意識体として想像を絶する存在がいるようです。
そしてそれらのそうまとめが、ゴールディロックスという大きな天体のようです。
そこからいろいろなこれまで人間の知らなかった情報が、ソラからの情報で、13年間伝えられています。
それは宇宙の原則は【平等】が一番大切と繰り返し伝えられます。
それを壊しているのが、王制、皇室制で、その他地球の富を独占している権力者たちです。
そのことを繰り返し伝えて、政府をはじめあらゆる所ににも伝えていますが、全く変わりがなく、争いばかりの地球で、人々の助けを求める声は宇宙の果てまで届いているそうです。

それでゴルディロックの総元締め?で会議がなされ、地球を元の平らな星に戻す計画が立てられたそうです。
日本で玄海灘地震以後、大きな震災級の地震がなかったのは、日本からこの情報が発信されているので、多くの人々は気づくであろうということだったのですが、全く正反対で、いくら知らせても無視、ネット上では罵詈雑言の攻撃が絶えなかったようです。

それらを星たちは黙って見ていて、宇宙の意識体?の会議(ゴルディロック)で話し合いで、元の地球に戻そうとしたそうです。
その最初?の計画が今回の東北太平洋地震で、この大地震が起きる前の日、激痛と共に政府にソラからの警告を聞いてほしいと催促があり、伝えました。
けれども全く無視され、ついに実行されたそうです。

宇宙の大元(おおもと)
《大元》とも言い、宇宙で初めて思いを持ち、原子や星を創りだした根源。
宇宙の最初は真っ暗闇であったが、最初に「誰かいないか?」という意識があらわれ、捕まえようとしたとビジョンで知らされた。
次に捕まれまいとする思いがあらわれ、大元が捕まえる、弟が逃げるという追いかけっこになったので渦巻きが現れる。
渦巻きが極限まで達すると、パンとはじけて光と原子があらわれた。
それの繰り返しで次々と原子があらわれ、同じ思いを持った原子が集合し、星になったり、意識だけの集合体になり、宇宙中に満ち溢れた。
これから原子には意識があると言われる。

超紐理論ではヒモのようなクォークの振動が全ての始まりといわれているのも間違いと。

2002/9/3
最も高次元に存在する全宇宙の元となる意識体。すなわち神の大元とも言える。人間の言葉では宇宙全体を表すことができない。

ホシノミナ
宇宙の大元の分身と言われる。
大昔恐竜ばかりの争いの地球になったため、宇宙の大元の命令で地球に降りてきた。
その時、稲妻で一気に地球を掃除し、恐竜を滅ぼしたと伝えられる。
掃除をした後京都府綾部市星原で眠っていたが、1998年秋に目を覚まし、著者とコンタクトをとっている。
この場所に星の宮神社がある。

ホシノミナは地球を掃除した後眠っていましたので、その後の横向きの稲妻は、稲妻を支配星が真似して人間を脅かしていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月21日のソラ。


『代理戦争利益主義者』を炙り出す、ウクライナの代理戦争の真の勝者は、ウクライナ人が前線に送られる一方で資金的・政治的つながりのある代理戦争の立役者たちがいる、地震雲

2023年09月20日 23時13分55秒 | 「地球の謎解き」の情報

ソラのQ&Aより
2023年9月16日
『代理戦争利益主義者』を炙り出す 文字化

*)「2023年7月8日 ウクライナ戦争について
で紹介していましたサイト。
読者が文字化していただきました。

*)「マックス・ブルメンタール【THE GRAYZONE代表】★国連安全保障理事会で『代理戦争利益主義者』を炙り出す。【2023年6月29日】

・・・・・・・・・・・・・

(司会者)マックス・ブルメンタールさん。

(ブルメンタール)ありがとう。
そしてこのスピーチの準備に協力してくれたアレックス・ルーベンスタインとワイアット・リードに感謝します。
ワイアット・リードはジャーナリストの同僚で2022年10月にドネツクにいたとき、彼のホテルがウクライナ軍により米国製の榴弾砲で砲撃され殺されかけました。
彼は100メートル離れていて、私の友人市民権活動家のランディ・クレディコも一緒だった。
彼も最近ドネツクに滞在して一般市民を狙った定期的なハイマースの攻撃を目撃しました。

(クレディコ)ここArtema通りとHurovaの交差点、
キエフ政権による砲撃がこの交差点を直撃したところです。
私はその時100メートルほど離れたところにいたのですが、ご覧の通り、信じられないほどの惨状です。

ドンバスやドネツクの人々にはこれは普通のことです。
彼らは毎日この脅威の下で生活しています。

そして私もちょうど味わったところです。
この交差点を揺るがす大爆発を見ました。
巨大な火花と炎がこのホテルで発生したんです。
爆発の破片が窓ガラスを砕きましたが、、、とても幸運でした。
今、とても幸運だと感じています。
もし私がホテルに戻るのが30秒早かったら、、、レストランから歩いて戻るところだったんです。
あと数秒早かったら殺されていたかもしれない。

これはテロ攻撃以外に説明するのは難しい。
これはファシズムの実践です。
多くの人々がロシア軍に深く感謝しているのはこのためです。
ロシア連邦軍が8年間も続いたこの狂気に終止符を打つために最終的に行動したからです。
8年もの間こんな状況で生活してきたのです。

(ブルメンタール)私がここにいるのは、20年以上にわたり本を書きドキュメンタリーを制作し、いくつかの大陸から紛争と政治の記事を書いてきたジャーナリストとしてだけではありません。
自国民を犠牲にして地域的・国際的な安定を脅かす代理戦争に資金提供を余儀なくされた米国の納税者としてここにいます。

6月28日、緊急クルーがまだ後始末をしている中、今度は米国モンタナ川で列車脱線事故が発生した。
我が国の慢性的資金不足のインフラと健康への脅威をさらに露呈したところで、ペンタゴンはウクライナへの追加の5億ドル相当の軍事援助を送る計画を発表しました。

この展開はウクライナ軍自慢の反転攻勢が3週目に入ったときに出てきたもので、CNNは
「期待に応えていない」
と表現し、ウラジーミル・ゼレンスキーでさえもその進捗は期待よりも遅いと述べています。

ウクライナ軍がロシアの主要防衛線を突破できず、CNNは6月12日、
「キエフが敗北した」
「この国に送った米国製の装甲車16台を失った」
と報じました。

それで、ペンタゴンは何をしたか?
彼らはただその請求書を私のような普通の納税者に回しただけです。
ウクライナが浪費した軍事資源を補充するため、さらに3億2500万ドルを請求したんです。
アメリカ市民の立場を聞く努力はゼロで、おそらくアメリカ人の大多数はその取引があったことすら知らないでしょう。

私が皆さんに説明しているこの政策はワシントンが外国の土地で核保有国との代理戦争のため無制限の資金提供を優先し、我が国のインフラが目の前で崩壊していくというウクライナ紛争の核心にある深刻な状況を露呈しています。

国際的なネズミ講は、欧米のエリートが一般市民がやっと稼いだ富を奪い取ることを可能にする。
そしてトランスペアレンシー・インターナショナルが欧州で最も腐敗しているとランク付けする外国政府の金庫にその富を流し込む。

米国政府はまだウクライナへの資金提供について公式の監査を行っていません。
米国市民は自分たちの税金がどこに使われているのかを知らないんです。

ですから今週、私たちグレイゾーンは2022、23年会計年度でウクライナに配分された米国の税金の独立調査を発表したのです。
私たちの調査はイラクとアフガニスタンで勤務した元軍事情報士官のヘザー・カイザーが主導しました。

多くの奇妙な支払いの中に、米国社会保障局からキエフ政府への450万ドルがあった。
ウクライナ国債返済のために米国国際開発庁から45億ドル相当の支払いがあった。
これらの債券の大部分は世界的な投資会社ブラックロックが所有しています。

これはすべての米国民から30ドルを取るのに等しい。
10人に4人のアメリカ人が400ドルの緊急支出に対応できないこの時代に。
我々はウクライナ向けに指定された税金がトロントのテレビ局、ポーランドのNATO寄りのシンクタンク、信じがたいことにケニアの農村の農民たちに使われていることを見つけた。
ジョージア共和国のものを含む未公開株式投資会社への数千万ドル、キエフの個人起業家への100万ドルの支払いも見つけた。

また我々の監査ではペンタゴンがアトランティック・ダイビング・サプライという会社と450万ドルで、ウクライナに不特定の爆発物を提供する契約を結んでいたことを明らかにした。
この会社は悪名高い腐敗企業で上院軍事委員会のトム・ティリス委員長も以前、その詐欺の歴史について非難していた。

またしても議会は、このような疑わしい支払いや巨額武器取引の適切な追跡を確認することができなかった。
事実、ウクライナに送られた軍事・人道援助の多くは単に消えてしまった。
昨年CBCニュースでは、ウクライナの親ゼレンスキーNPOのディレクターの話を引用し、援助の30%しか前線に届いていないと報告した。
資金や物資の横領は軍用兵器の不正移転や転売がもたらす潜在的な結果と同じくらい厄介です。

昨年6月、インターポールのトップはウクライナへの大規模な武器移転についてこう警告しました。
「欧州やその先で武器流入が予想され犯罪者たちは今それに注目している」
ウクライナ政府から装備を提供された反クレムリンのロシア亡命者のグループは、米国製のハンヴィーを使ってロシア領内でテロ攻撃を行ったことで西側の政治家から賞賛されました。

このグループ、いわゆるロシア義勇兵は「白人の王」を自称する男に率いられており、アドルフ・ヒトラーを崇拝する米国主要メディアでネオナチと呼ばれる者も多数入っている。
西側諸国がこの反ロシア軍の義勇兵やロシア市民にたいして武器化したことは議会の反発を招いていない。
バイデン政権は送られた武器を監視すると約束しているが昨年12月にリークされた国務省の通信ではウクライナ軍とロシア軍の軍事行動や活発な戦闘が標準的な検証手段を実行不可能、あるいは不可能な環境を作り出していることを認めている。

バイデン政権はウクライナへ輸送している武器を追跡できないことを知っているだけではない。
世界最大の核保有国に対する代理戦争をエスカレートさせ、それに対抗するよう挑発していることも知っています。
これは2014年という重要なタイムラインから明らかです。
NATO事務総長イェンス・ストルテンベルクは「戦争は米国が支援したクーデターによって始まった」と発言したのです。

バラク・オバマ大統領はキエフからの殺傷能力のある攻撃兵器を送れという要求を拒否した。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によればウクライナを武装させることはモスクワを刺激しワシントンを代理戦争に引きずり込むような、エスカレーションを起こすという長年の懸念があったからだ。
2017年にドナルド・トランプが大統領に就任したとき、彼はバラク・オバマの政策を維持しようとしたが、レイセオンのジャベリン・ミサイルをウクライナ軍に送ることを拒否したことで、すぐにベルトウェイの報道陣や民主党からロシアの傀儡とレッテルを貼られました。

ジャベリンの送付を渋ったことが弾劾の中心テーマとなり、予測通り彼は屈してアメリカ製の攻撃武器がドンバスの前線に届き始めました。
西側諸国はミンスク協定を利用して「ウクライナに武装する時間を与えた」元ドイツ首相アンゲラ・メルケルが2022年1月に述べたように
アメリカはウクライナへの2億ドルの武器パッケージを発表しました。

時系列で追いましょう。
2月18日にはOSCEの監視員が停戦違反が倍増したと報告しました。
OSCEの地図によれば、標的となった場所は大部分がドネツクとルガンスクの親ロシア派分離主義者側でした。
その5日後ロシアはウクライナに侵攻した。
それ以来、アメリカとその同盟国は機会あるごとにエスカレーションの階段を駆け上がっている。
「エスカレートするから1月には提供できないものは2月に出せる」
国務省の元高官はウクライナのカウンターパートと会談した後こう不満を漏らした。
「2月に提供できないものは4月に出せる」
それが一貫したパターンでした。
スティンガー、肩に乗せるロケットを叫び始める。

ジョー・バイデン自身が2020年3月、こう発言した。
攻撃装備や飛行機、戦車を送るという考えについて
「自分自身を騙すな。
誰がどう言ってもそれが第三次世界大戦というものだ」

それからちょうど1年後バイデンは方針を転換し、ウクライナにF16戦闘機を提供する計画を支持した。
彼はかつて第三次世界大戦を誘発すると恐れた戦車をドイツに送り込むよう圧力をかけた。
それはウクライナがハイマースを受け取ってからわずか2ヶ月後のことです。

米国用のロッキード社製のハイマースシステムはウクライナ軍が重要なインフラを標的にし始め、ドニエプル川のアントノフスキー橋を攻撃するために使用され、さらに2ヶ月後カホフカダムへの試験攻撃に使われました。
ドニエプル川の2つのダムを増水させてロシア軍の横断を阻止できるか確認するためだ。
三週間前ワシントン・ポストが報じた通りカホフカダムは破壊され、大規模な環境災害を引き起こし、大洪水と地元の水源汚染をもたらしました。
ウクライナがもちろん、この攻撃でロシアを非難しているが、証拠は何も示していません。

同じころウクライナは、ロシアが原子力発電所に接近して挑発を計画しているという根拠のない非難をしました。
これが引き金となりリンジー・グラハム上院議員とリチャード・ブルーメンタール上院議員(私とは無関係)が、このような事態が発生した場合にNATOがウクライナに直接介入しロシアを攻撃することを求める決議案を提出しました。

ブルーメンタールとグラハムの動きは事実上米国の軍事行動を開始するためのレッドラインを設定するもの。
シリアで設定されたものと同じです。
米国の元外交官がジャーナリストのチャールズ・グラスにコメントしたようにこれは偽旗作戦への公開招待状でした。
私たちはまた破滅的な欺瞞を見ることになるのでしょうか?

しかし今回はザポリージャで核に関連した結果を伴う。
なぜこんなことをするのか?
なぜウクライナに新型兵器を流し交渉をことごとく妨害して核による絶滅を招き入れるのか?

ディック・ダービン上院議員のような人々からウクライナは文字通り自由と民主主義そのものの戦いの中にあると言われてきました。
したがって、ウクライナへの軍事援助反対は民主主義の防衛そのものへの反対だ。
この論理に従えば。では民主主義はどこにあるのか。

ウラジーミル・ゼレンスキーの決定は野党の禁止、政敵メディアの犯罪化、最大の政敵とその議員の投獄、正教会の教会襲撃、聖職者の投獄です。
ウクライナ戦争の公式ストーリーに異議を唱えたというだけで米国市民のゴンザロ・リラを投獄したウクライナ政府のどこに民主主義があるのか?
最近、厳戒令が発令されたという理由で2024年の選挙中止を決定したゼレンスキーのどこに民主主義があるのか?
その答えは、ウクライナの民主主義はこの国の司令官ヴァレリー・ザルジニーを見つけるより難しい。

リンジー・グラハム上院議員は何十億ドルものウクライナへの武器供与の根拠としてもっと陰惨で的を射た理由を提供してくれました。
最近ゼレンスキーとキエフで会った上院議員はロシア人が死につつあると自慢しました。
今まで使ってきた中で最高の金だ、と。
繰り返します。
「ロシア人が死んでいく」
「今まで使った中で最高の金だ」
そしてグラハムは、米国人はこの戦争を最後のウクライナ人まで戦うと言う。
公式の死者数は厳重な機密ですが、我々はウクライナが上院議員の恐ろしい空想を達成する途中であることを心配すべきです。

ウクライナの兵士が今月Vice Newsに対して不平を述べています。
ゼレンスキーの計画が何であるかはわからないが
「まるで自国民の絶滅のようだ。
戦闘態勢にある労働人口のよう」
それだけだ、その通り。

ウクライナの軍事墓地はロッキード・マーチン、レイセオン、そして第二次世界大戦以来2番目に高い軍事費から利益を得ている。
ベルトウェイの請負業者の重役たちのバージニア州北部の豪華マンションやビーチフロントの邸宅と同じくらい急速に拡大している。
ウクライナの代理戦争の真の勝者は彼らです。
一般のウクライナ人でもアメリカ人でもロシア人でもない。
勝者でもヨーロッパ人でもない。

勝者は国務長官のトニー・ブリンケンのような人々です。
彼はオバマ政権とバイデン政権の間にウェスト・エクゼクティブ・アドバイザーズというコンサルティング会社を立ち上げて
諜報機関や兵器産業のために有利な政府契約を確保した。
ブリンケンのウェスト・エキゾチック社の元パートナーにはアヴリル・ヘインズ国家情報長官、デビッド・コーエンCIA副長官、ジェン・サキ元ホワイトハウス報道官など、そしてバイデンの国家安全保障チームの現・元メンバーがほぼ10人含まれています。
国防長官のロイド・オースチンは元レイセオンの取締役で、将来的に取締役になる可能性もあります。
また、ウェストと協力関係にありブリンケン自身も顧問を務めるパイン・アイランド・キャピタル・インベストメントの元パートナーでもある。
現在の国連大使であるリンダ・トーマス=グリーンフィールドはオルブライト・ストーンブリッジ・グループの上級顧問として名を連ねる。
同社は自称通商外交会社で、諜報部門と軍事部門との政府契約も巧みにこなす。
この団体は、50万人のイラクの子供たちの制裁による死には価値はあったという発言で悪名高いマデリン・オルブライトが設立した会社である。

したがって兵役年齢のウクライナ人男性が憲兵によって路上から引きはがされ前線に送られる一方で、資金的、政治的につながりのあるこの代理戦争の立役者たちはいる。
バイデン政権での任期が終われば想像を絶する利益を得るために回転ドアをくぐるつもりでしょう。
彼らにとってこの領土問題の交渉による解決はウクライナへの1500億ドル近いアメリカからの援助という現金収入の終焉を意味する。

最後に、この理事会の常任理事国である我が国米国は代理戦争を、バイデンが言うには「いつまでも」続けようとする超党派政権の支配に陥りました。
外交を一方的な強制措置と同義と考えているバイデンは「ルーブルを瓦礫に変える」と公約した。
その指導者は、利益を追求するため交渉を破壊する一方で自国民が何に金を払っているのか適切に知らせようとせず、地政学的なライバルを打ち負かすためウクライナのパートナーであるはずの息子や兄弟を戦場に押し出す。

ゼレンスキーも米国議会議員も国連憲章第51条とは無関係なロシアへの先制攻撃を要求している以上安保理は国連憲章を守るための行動を取らなければならない。
この憲章は特に国際的な安全保障を脅かすような紛争が発生した場合、安保理は平和的解決を保証するため権限を行使しなければならないと明記されている。
それはロシアとウクライナだけに適用されるものではない。
この理事会には米国とNATOという違法な軍事組織を厳しく監視し抑制する義務がある。

ありがとうございました。

地震雲などの画像より
2023年9月18日 三田市 11:42
2023年9月18日 三田市 11:43
2023年9月20日 三田市 16:32

ソラ辞典より
地震雲(らしきもの)など地震をあらわすもの
地震の前に現れる変わった雲。
断層雲、放射状雲、縦雲、縦虹、横虹、極端に低い位置の虹、長い棒状雲などで、それが寄り強調されている場合は大きな地震になるが、国内だけでなく、地球規模で知らせている。
大きな地震ほど早くから各地であらわれている。

雲など
思いを持ったアトくん(原子)が集まって形創る。
雲が濃いグレーになっているのはなぜかと聞くと、
「雲が怒りをあらわしているのです。
硝酸(HNO3)を含むのでグレーになるのです?
(雲H20にNの原子が引っ付くから?)
夕焼けで赤くなるのはミナ・トを閉じるからです。
水の原子が皆、戸を閉じるので雨が降らないのです?
朝焼けは反対に皆、戸を開くので赤くなるのです?
それで雨が降るのです?」
まだちょっと意味がわかりません。

アトランティス
最初の情報(アンドロイドが反乱)は本『星からのメッセージ』に詳しく書いています。
その後更に詳しく伝えてきたのはとは少し違っていますが、大西洋にイシカミの巨人が地中海の土を運んで作った大陸とは今でも同じです。
いて座のモノたちはなんでも変化することが出来たので、理想とする物質を全て創りだしたのがアトランティス。
余りにも全て理想が実現したために、面白みがなくなりイシカミの原子たちは一気に手を離したので大陸は崩壊した。
意識のあるイシジンは泡状で、軽くて簡単に移動できたので、より原子がしっかりと結合したいわゆる固い物質にした国造りを地中海にした。
イタリアやギリシャなどに沢山ある石像や石造建築物はアトランティスの時代のものが原型となっている。
アトランティスの王の頭部などでわかるように、巨人の国でもあり、神話の世界そのものであった。
アトランティス大陸があった海の底に、鳴門の渦潮のような渦巻きがあり、地下宇宙に海水が入り込み、ローマのあらゆる泉に噴出しているとか、北海道の羊蹄山の噴出しもここからの水と伝えられています。

クロップサークル
ミステリーサークルとも言われる。
晩春から夏にかけて穀物畑で、幾何学模様など自然には出来えない形に穀物が倒れる事で、ソラのもの達からのメッセージ。

宗教
地球中の全ての宗教は、プレアデナイが人間を支配するために作られたもので、信じる事によりエネルギー体に支配されます。
エネルギー体はイシキの世界ではヘビが管理しています。

支配
イシキに命令をし、支配する事。(現実とは違う場合がある)
宇宙の法則は【支配してはならない】ということ。
人間を思い通りにしようとする支配星の意識。
ある人間の意志、命令で他の人の思考や行為を思い通りにしようとする事。

プレアデナイ
プレアデス=スバルのことで、1998年まで地球を支配した支配星。
特にこの女王が強力な星の力を発揮し、人間を支配していた。
女性的で華やかな事が好きな星の意識であるが、反面非常に残酷で冷たく、地球で霊の地獄を作ったと伝えられた。
特にこの部下の星は非常に残酷であり、インディゴチルドレンとして送り込んだ子供が殺人などを起こすと伝えられている。
ネコ科のネコやライオン、トラ、ピューマやイルカ、ワニなどを送り込んだ。

なぜプレアデスを【プ・レア・デナイ】と書くかと言うと、
プーと吹いて、レア=焼く、デス=死
と言う意味があり、言うことを聞かないとこのようにすると、イシキに絶えず脅かし、自己暗示させていたので、この情報では一貫してプレアデナイと書いています。

支配星に支配された者
恐怖の想念をエネルギーとする、プレアデスやその部下は地球に近い大きな星のグループで、強い力を持ち、星の戦争後から1998年まで地球を支配していた。
宇宙の大元の弟が陰で操っていた。
その想念や、これに支配されていた人間の事も示す言葉で宇宙の大元がつけた名前。
ヘビ、ワニ、龍神などに象徴される。
イシカミのように彼ら自身は三次元の生き物として地球に降りてきたのではなく、それらの生き物を地球に送りイシカミを苦しめた。
アンドロメダやケンタロウス等の部下がグレイを使い残酷な事をしていた。
最近ではプラスとマイナス、光と闇といった相反する概念と善悪の概念を同一視させるなどの巧妙な手法で、他者への支配を正当化しようとした。
イシカミが人間に対し善の概念のみを入れたが、支配星がその意識を改造した。
支配星を支配していたのは、へび使い座のものたちであった。

リュージン
支配星が作った半物質の仮想の動物。
人間(の生きようとする魂)を食べて仕方がないので、ソラのものが龍の身体を短くしてイノシシに変えたと言う。
その猪が豚に変わったので、イスラムでは食べない。
昔は龍神に人身御供をさせ、雨乞いなどをさせ、人間生活が退屈で仕方がないので、争いを起こしてそれを楽しんでいた。
人々が龍神を神の化身として崇めるので、未だにその想念がエネルギー体として争いを起す作用している。
SARZは中国系に多いのは、龍神をいまだ国単位?で信仰しているために、ソラのものがウイルスを送り込んで知らせていると伝えられている。

エネルギー体
人間を支配し人間に悪影響をもたらす存在である。
支配星がいなくなってから、支配星のまねをして、人間を支配し、神、観音などと名乗り、「、、をせよ」と命令したり、あがめてもらいたいたがる意識体。
特に問題なのは、リュージンやヘビ信仰、宗教のエネルギー体で、見えない世界ではヘビの形をしている。
それらは人間を支配して、人間の感覚を楽しむために、人間の中に入り込み、異常なセックスなどを楽しむために、人間を突き動かし問題となる。
クンダリーニといわれるのがそれに該当する。
宗教によってはクンダリーニを体験し、チャネリングが出来ると神と繋がったと思われて、教祖になったりするが、末路が異常になっていくのは、そのエネルギー体のせいである。
異常に贅沢をしたい、買い物中毒などもエネルギー体に支配されるから。
デジカメや写真で写る境目のはっきりしない光や、7色の光も同じくリュージンなどのエネルギー体である。
7色の光は一見きれいなようであるが、人を支配しようとする悪質なエネルギー体。
最近特に人の集まる神社仏閣、祭りなどの人間の想念が多く集まる場所で写真に写ることがある。
より大きなものほど影響力が大きい。
ぼやけた光が写った写真はその部分を切り取るか、焼却した方が無難。
デジカメは削除するだけでよい。

シリウ(ス)
シリウ(ス)と書くのは、スはスの神(=宇宙の大元の弟)もちょっとかかわったていたからで、今ではシリウと呼んでいる。
イシカミが形をあらわすことができる原子になってくれることに対して、あらゆる知恵を与えて今の地球になった。
確かに支配星と協力をしたのもいたが、今の快適な生活ができるように人間に知恵を与えてくれた星。
地球に近く、大きな力でこれまで人間に科学の知識を教えてきた。
器量の大きな星で、2005年5月よりソラのものやイシカミなどと地球の為に協力してくれている。
シリウス=知り臼=イシカミの事を知っているということで、不思議な岩などはシリウスが知らせてイシカミが作った。
シリウの悪口は名のある星からの悪意ある情報だった。
地球に近く、1998年春にプレアデナイとそれに支配された人間と共に消滅させられたが復活している。
厳しいが人間を快適に過ごせるようにくれた。

イシキ
イシキは潜在意識、霊のこととして書いています。
まだはっきりとはわかりませんが、これまでの情報ではイシキは脳で作られるのでなく、その人の関わりのある星から送られていると思われます。
意識は顕在意識として書いています。

潜在意識
ここでは【イシキ】として記載している。
霊とも言われる。
本人の知らない意識のエネルギーの固まり?。
表に現れる顕在意識より多くの知識を持っていて、生きていくのに決定権を持っている。
これまでの生きてきた過去世のことなども記憶している。

「原子は全て、宇宙の大元が一人ではさみしいので相手を求めたいわば、愛の思いから創られたものである。
その原子をいて座のものが、生物として地球で発生させた。
そのいて座の原子からなる生物に、シリウスが知恵を授けて、最初の人間を発生させた。
それらの星の意識を持って人間は生まれてきたが、その意識が潜在意識である。
その人間を見て、他の大きな星たちも真似をして、原子たちを人間になるように誘って、人間にならせて送り込んだので、その人間は他の大きな星の思い=潜在意識を持って生まれてきた。
けれども、その大きな星の人間の原子たちは、本当は宇宙の大元から来ているということに気づき、大きな星の思いから、さらに大元の思いに戻ろうとするのが、この情報を理解できる人たちである。
大元に戻るには、必ず人間はイシカミの原子が最初であったと言うことを知らないと、大元には戻れないのです」

顕在意識
ここでは【意識】と記載している。
起きている状態の時、思っている事。
脳で考えるのでなく、その人とつながった地球に近いところ(成層圏)に存在する意識体から送られてくるのを、脳が受信する。
はっきり表に現れている意識。自覚できる意識。
潜在意識(霊)に対比する言葉で、霊的に進化するとこの二つの意識が近づくと言われる。

イシカミ
大昔、射手座から降りてきたいわば宇宙人、お腹に人間を入れて降りてきた。
射手座にいた頃は、三次元の生物ではなく所謂‘意識体’だったが、人間を作った時に自分達も三次元の形になって一緒に下りて来た。
大きさは様々だが山のように大きいイシカミもいた。
とろとろのお餅のような身体で、引力によって身体からぽたぽた落ちた物が落とし物と呼ばれている。
落とし物から分身の子供達を作り、人間の為に食べ物や川、山を作った。
またピラミッドで宇宙のエネルギーを得たり引力を放散したりしようとしたり、いろいろな奇岩を作りサインとして残した。
当事の人間はイシカミの存在を知っておりテレパシーでコミュニケーションをしていたが、今では人間の意識が薄くなりごく一部の人にしかその能力が残っていない。

地震
小さな地震はこれまでイシカミのサインとされてきましたが、大きな地震は、ゴルディロックという宇宙の意識の集合の大天体で【宇宙の計画】として知らされるそうです。
宇宙は人間の想像をはるかに超え、意識を持っている存在は人間だけではありません。
それなのに人間だけが意識を持っていて、全てのことはわかっていると傲慢な科学信仰とまでいえる洗脳された人間は、いくら宇宙(ソラ)から情報を与えても、無視し続けることで、ついに地球変革の計画が宇宙の大元締め?(ゴールディロック)で立てられたのです。
東北太平洋地震の前の日、激痛の催促でこの情報を政府に知らせてほしいと言葉になり、すぐに知らせたのですが、これまで通り無視されました。
残念なことに計画がスタートしたようです。

小さな地震は地球を生物のすめる地球にしてくれた、いて座の意識体のイシカミたちが、自分たちの存在を知らせるために揺らします。

「イシカミが山になった事を知らせる為です。
人間は、造山運動で山が出来ていると決め付けています。
(昭和新山は支配星に騙されて、噴火して山になったと以前知らされた)
地震で土地が盛り上がるのは、イシカミの身体である珪素(シリコン)が一斉に増殖するからです。
一方、土地が沈下するのは、その地域の珪素が一気に砂になろうとするからです。
それをテレパシーで知らせ合って一斉にするのです」
《ビジョン》
“研究室のような机の上が真っ白な光で照らされ、そこにカサの開いたキノコが2本並んでいる”
意味は
「シリコン(珪素)に意味があるのです。
珪藻が意味なくしていろんな形になっているのではありません。
自分の意志でいろいろな形になるのです。
シリコンは死んで意識のない岩になるのではありません。
シリコンは今も意識を持って真似をするのです。
それは南に(ムー)大陸があったので、(そこのイシカミに海の底に沈んでいないで)海の上に現れるように“おいで”をするのです。
シリコンがなぜ一気に大きくなるのかというと、それはイチゴと同じです。
一つ、一つのシリコンがイチゴの形になるのです。
又キノコは一晩で土の上に出てきて、数日で横に広がります。
シリコンもイチゴのように大きくなって(=直下型?)、横に広がる(=横揺れ)ので何度も地震が起こるのです」

台風
台風はイシカミ(いて座の意識体)のイシキが集合して、日本へ向かうために起こるという事です。
「最初にいて座の南のイシカミの王子や王女たちが集まって相談します。
そして誰と誰が行くか決めます。(6号は全員集まった)
原子には意識があるので、水素や酸素などの原子たちに“台風を作るから集まって”とイシカミが呼びかけをします。
そして先頭に立ったイシカミは、集まってもらった原子たちと共に、駆け出すのです。
イシカミたちは上に上に行こうとするので、渦巻きができるのです。
そして日本のイシカミたちからの情報を聞いて、進路を決めていくのです」

イシカミのイシキ体は台風の目の右側に集合し、階段を登るように?進んでいくので、台風の目が左側に出来、台風の目より右側が雨風とも激しくなると伝えてきます。
オーストラリアに降りたいて座の長老のイシカミの身体で、ウエーブロックが小さく見えています。
*)上空よりのウェーブロックウェーブロックの写真
このような大波になって日本に行くように、長老がいて座の王子や王女達のイシカミに教えたのです。

ムーノイアなどのイシカミたちが射手座の女王に会いに行こうとするために起きる。
また南のほうに大きな大陸(ムー大陸)があったことを知らせている。
雨を降らせ、海の掃除をする。
台風にも意識がある。

原子
物質を構成する1単位。
原子核と電子からなり、電子が原子核の周りを軌道を描きながら回るのは、原子核が電子に「回ってください」と頼むからで、「原子に意識がある」ことを証明する。

目には目を、歯には歯を…の本当の意味
イスラム教で、恐ろしい復讐の意味に間違って解釈されていたこの法律を、『ソラのイスラム物語』のマホメットが、

【目には目を】は、見て美しいものや楽しいものを頂いたら、誰かに見てうれしくなるものをお返ししなさい。
【歯には歯を】は食べておいしいものを頂いたら、誰かに食べるものをお返ししなさい。
それは、貰った人にお返しをしなければならないということではなく、地球の富が循環するように、つまり神様から与えられている地球の財産を独り占めすることなく、皆で分け合いましょう。

という元の意味に戻した。
しかし、その後にまた悪者が、「目をやられたら目を傷つけるように、歯を壊されたら歯を壊せ」という恐ろしい復讐の意味にしてしまった。
現在も間違った意味を信じているために復讐による悲惨な争いが絶えない。
本当の意味を知らせてくれたソラのもの達は、本当に平和になるためには「目には目を…」の復讐ではない本当の意味が伝えられることが必要ということ、またイスラム世界だけでなく、王制(天皇制も含む)の見直しをする事が大切とも伝えている。

地球
星達が並べられる不満の固まりが鉄などの元素を引き寄せ、真っ赤に熱せられて宇宙をさまよっていたが、水星が水で地球を冷やしてくれ、土星が土を、木星は木をプレゼントしてくれ、またそれぞれの星が動物、花、魚などを送り込んでくれた。
モーリタニア、サハラ砂漠に地球の目、エルサレムが地球の心臓などと知らされる。
地球の最初は亀のようであったが、4世紀?に丸くなったと。
丸くなることで余分の原子たちは一旦分解して、再び地球に降りてきて山などになった。

【宇宙の計画】
宇宙は何もない真っ暗闇ではありません。
人間以外に意識を持ったものは、星をはじめ形はなくても、意識体として想像を絶する存在がいるようです。
そしてそれらのそうまとめが、ゴールディロックスという大きな天体のようです。
そこからいろいろなこれまで人間の知らなかった情報が、ソラからの情報で、13年間伝えられています。
それは宇宙の原則は【平等】が一番大切と繰り返し伝えられます。
それを壊しているのが、王制、皇室制で、その他地球の富を独占している権力者たちです。
そのことを繰り返し伝えて、政府をはじめあらゆる所ににも伝えていますが、全く変わりがなく、争いばかりの地球で、人々の助けを求める声は宇宙の果てまで届いているそうです。

それでゴルディロックの総元締め?で会議がなされ、地球を元の平らな星に戻す計画が立てられたそうです。
日本で玄海灘地震以後、大きな震災級の地震がなかったのは、日本からこの情報が発信されているので、多くの人々は気づくであろうということだったのですが、全く正反対で、いくら知らせても無視、ネット上では罵詈雑言の攻撃が絶えなかったようです。

それらを星たちは黙って見ていて、宇宙の意識体?の会議(ゴルディロック)で話し合いで、元の地球に戻そうとしたそうです。
その最初?の計画が今回の東北太平洋地震で、この大地震が起きる前の日、激痛と共に政府にソラからの警告を聞いてほしいと催促があり、伝えました。
けれども全く無視され、ついに実行されたそうです。

宇宙の大元(おおもと)
《大元》とも言い、宇宙で初めて思いを持ち、原子や星を創りだした根源。
宇宙の最初は真っ暗闇であったが、最初に「誰かいないか?」という意識があらわれ、捕まえようとしたとビジョンで知らされた。
次に捕まれまいとする思いがあらわれ、大元が捕まえる、弟が逃げるという追いかけっこになったので渦巻きが現れる。
渦巻きが極限まで達すると、パンとはじけて光と原子があらわれた。
それの繰り返しで次々と原子があらわれ、同じ思いを持った原子が集合し、星になったり、意識だけの集合体になり、宇宙中に満ち溢れた。
これから原子には意識があると言われる。

超紐理論ではヒモのようなクォークの振動が全ての始まりといわれているのも間違いと。

2002/9/3
最も高次元に存在する全宇宙の元となる意識体。すなわち神の大元とも言える。人間の言葉では宇宙全体を表すことができない。

ホシノミナ
宇宙の大元の分身と言われる。
大昔恐竜ばかりの争いの地球になったため、宇宙の大元の命令で地球に降りてきた。
その時、稲妻で一気に地球を掃除し、恐竜を滅ぼしたと伝えられる。
掃除をした後京都府綾部市星原で眠っていたが、1998年秋に目を覚まし、著者とコンタクトをとっている。
この場所に星の宮神社がある。

ホシノミナは地球を掃除した後眠っていましたので、その後の横向きの稲妻は、稲妻を支配星が真似して人間を脅かしていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、地球の謎解きより。
写真は9月20日のソラ。