自宅で過ごす時間が大幅に増えている 買い物に出かけるくらいで、ほとんど外出をしていない
本を読むのも気持ちが続かなかったり、テレビはコロナばかりで気が滅入る、
ずっと家にいる娘、息子が、片づけても片づけても散らかしていくので、
なんかばかばかしくなり頑張ってやりだした掃除も、依然のように気がついたらするに戻っている
出会ったのは、動画サイト
気散じにユーチューブを開くようになった
5分、10分のものもあれば、もっと長尺なものもある
これは、という出会いがいくつかあり、文明の利器に感謝している
その中の一つを紹介したい
スウェーデンで暮らすゲイカップルがサロガシーで子どもを授かり、
その経緯や、子育ての様子をつづっている「ふたりパパ」
その生きざまに惹きつけられて、今はブログを一つ一つ読んでいる
サロガシーで子どもを持つということにたいして丁寧に語られていて、その部分が昨年書籍化されているという
そういわれてみたら、どこかで聞いた覚えがある 今度本を探してみようと思っている
私が初めに引っかかった動画は“朝のルーティーン”というものだったと思う
みつパパとリカパパと4歳になる息子がどのような朝の騒動を潜り抜けて幼稚園に出発するか、という内容なのだが、
ベッドで寝ている場面から始まるその動画は、対等な親同士、親と子、
3人は対等なんだという…そんな当たり前の感想を私に持たせた
当然だが共働きの両親で、それぞれに仕事があり、お互いのスケジュールをやりくりしながら子育てをしている
そのスケジュールで優先されるのが4歳の息子の意志
例えば着替えを嫌がり逃げ回る息子は、今はどちらに手伝ってもらいたいかと意思表示する
朝起きて珈琲を入れるのが好きなみつパパが入れて、その間にリカパパはトーストを並べている
もそもそとベッドから最後に起きてきた息子が入ると食卓がにぎやかになる
ああ、平等なんだ…と伝わってくる
考えてみたら、人間誰でも体調が悪ければ会社を休むわけで
妊娠出産はその日数が長いだけだと考えたら、その時期に女性が仕事をやめたりかえたりするのは、
あ、当然、個々の事情があるからそこは置いて、
働きたい人、働ける人が、当たり前に仕事ができない状況はいただけないと改めて思った次第です
それに彼らのように男親も子育てに、平等に参加すれば、
育児中の女性への負担が偏るということも減るのではないだろうか??
あ、ここでも当然、今もうやっているパパさんたちも多くいるとお断りします
男だってできるんじゃん?
というのが“ふたりパパ”をみていて感じることで、この意識のどこが日本に受け入れられないのだろう?
と動画やブログを観ながら考えている
今はコロナ対策の中での生活をアップしている
スウェーデンはロックダウンをせずに集団免疫をもつことで感染の広がりを抑え込もうとしている、
世界でも数少ない手段をとっている国
外食の場面も出てくるが、コロナ対策を垣間見ることができる
そうそう、家の中の会話が面白い
日本人のミツパパとスウェーデン人のリカパパ
なので、それぞれがそれぞれの言葉を使う
そう、日本語とスウェーデン語と、足りないときに英語
4歳児はその三つの言語を駆使して己を表現する
あまりPCばかりだと頭がチリチリするので、一日一つと決めて、楽しみにしている
今日は朝もう一つ読んでしまったので、明日です!
最後に一つ
みつパパの言葉にはこれまで過ごした人生を感じます
ちゃらんぽらんでないしっかりと考えに考えて進んできた力を感じます
だからこそ対等の家族のあり様があるのかもしれませんが、
どうしたらそうなれるか、私の感じる力も試されているように思っています