つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

新参者…東野圭吾

2012年02月22日 | 本・・・

我が家の「図書委員」がまた本を提供してくれた。

東野圭吾はたくさん本を出しているせいか、若干当たり外れがあるように感じている。
だから、面白そうだなと思ってもなかなか手がでない。図書委員、なかなか便利だ。

この本はテレビドラマも結構人気が出ただけあって、なるほど原作が面白い。
そして何より、原作に忠実にテレビ化したのだなあと感じた。 本がしっかりしている。
私はあのドラマを観て、人形町に行ったことがある。人形焼き屋の暖簾をくぐり、卵焼きを探しに歩いた。
小粋な街並みを思い浮かべながら、本の頁を繰った。

物語の作りもしゃれていて、ジグソーパズルのようにその時起こったすべての出来事を、ピースを埋めるように進んで行く。
でてくる登場人物一人一人に物語があって、それがすれ違うことで出来事が起こり、事件があった。
有川浩の「阪急電車」にも同じような不思議な感覚を持ったが、この本にもなんとも心のひだを騒がせるものを感じた。

先に映像を受け入れてしまったので、読み物としての印象を持つことが無かったのが残念。
これは仕方がない。 でも 「麒麟の翼」 は本を読んでから観に行こうかな・・・。

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大切な娘へ

2012年02月20日 | 子育て

余計な一言を言ってしまったかもしれませんね。

「絶対泣くもんか」と口を真一文字に結んだ貴女が、
「学校じゃないと勉強できないから」と、今朝もいつものように出かけて行きました。

こっそり後姿に がんばれ! と言いました。

貴女の好きな相葉君が主人公を演じた「バーテンダー」に、母の気持ちを代弁してくれている一コマがあります。
試験が終わったらゆっくり読んで下さい。


「最初から出来ないと諦めるより

出来ると信じて挫折した方が

自分の未来につながると思います」

「だから私は続けます」 

 

佐々倉溜の言葉です。 あのドラマ全部観ていないので分からないけれど、相葉君が言っているかもしれませんね。

貴女の“人格の龍”が育っています。
大切な、大切な貴女がこれほどの頑張りを見せてくれて、母はこんな素晴らしい娘を持ったその事に、誇りを持っています。 

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JKの涙

2012年02月19日 | 子育て

土偶のような顔になって、泣きながらJKが訴えた。

「国立駄目だったら、○○大学行かせて下さい」

もう、脳みその中がうにうになんだろう。彼女は小さいころから、懸命になるとこういう不細工な顔になる。
大学受験とはこんなに大変なものなのか…こういう試練を乗り越えて、春になれば新1年生があふれ出る。
ちょっと感慨深い。人間の育ちの一場面に立ちあっていると実感している。

長男が現役の時に進路指導で言われた。
「浪人を視野に入れるのであれば、これを頭に入れておいてください。
いまどきの高校生は全落(受けた大学すべてに不合格)だった場合、気持ちが次の年に萎えてしまうことが多いです。
どんなにランクが下でも一つ受かってそれを辞退 “俺には行くところはあったんだ”“あそこじゃなくてここに入りたいんだ”
という気持ちを持たないと、次の一年頑張り続けることができません。
だから経済的な負担をかけますが、必ず受かるという大学を一つ余分に受けさせてやる心づもりをお願いします」 

なんと心やさしい子どもたちだろうか…とその時は思った。
長男は自分から「一つ余分に受けさせてくれ」と言いだした。
幸いに申し訳ないが“あて馬”にした大学から合格をもらい、予定の行動で辞退した。
浪人時代、苦しくなると何度か思ったそうだ。

「●●大学でもよかったかなあ~そうしたら、こんなつらい勉強つづけなくてもよかったなあ。でも、断っちゃったもんな」
「高校も失敗したもんな、行きたい学校全部落ちてるもんな・・・・努力したって俺のことだから駄目かもしれない …」
くじけそうになる心に、「でもあそこは合格をもらったんだ」と自分に言い続けたようです。
合格を出してくれた大学があったということが、心の支えになったのは否めないようだ。 

JKは今、心が折れそうだ。当初は私大に受かっても行かないと言っていた。ところが、
「○○大学でもいいんじゃないか・・・もう、この苦しい時間を終わらせたい」という気持ちが湧いてきたようだ。
それでも、その時間を乗り越えたものだけがミラクルをつかむ可能性があることを知っている私は、
「入学金は用意する。そうすれば学費を入れるまで待ってくれるから、国立が駄目だった時は1週間休んで、その時もう一度考えなさい。
これでいいのかと・・・父も母も、この半年貴女が払った努力はそんな中途半端な気持ちではないと知っているから、もったいないけれど
入学金を捨ててもおしくないと思う 」と答えていた。

ご存知の通り、私大の入学金は大抵国立の発表前に締め切りが設定されている。
もし、国立に合格していれば、納入してしまった入学金は戻ってこない。
すでに大学生が二人いる我が家には、ぐんと重くのしかかる金額だ。 
尚いえば、国立をあきらめきれずに浪人するとなれば、本当に無駄になる。 

それでも苦しんでいるJkの顔を見ていたら、「なんとかなるさ」と思った。

次の土曜日…日ごろ小生意気な口をきいているJKの正念場だ!

 

 

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JKの挑戦

2012年02月18日 | 子育て

 

先日、羽田空港についたとき、こんなものを配っていた。
丁度2月の初め、私大を受けに受験生が羽田を通過する時期だった。
鳥居を模したものをじっと眺めていたら、声をかけられた。

「ご家族で、受験や資格試験を受けられる方がいらっしゃるなら、ぜひお持ちください」

丁度、目玉?窓?に当たる部分に砂が何粒か入れられている。
飛行機を整備するとき、工具を滑らなくするために使う砂なのだそうだ。
だから~すべらないお守り~
そんな語呂合わせも嬉しかったが、裏側に書いてあるコメントが手書きだったことがもっと嬉しかった。
見ず知らずの人間に気持ちを込めてくださった。 いいなあ~~

昨日、今日と、JKが受けた私大の発表があった。その前日、
「私、滑りどまるかな~?滑りどまらなかったら、どこまでも滑って行くんだよね?」
「ああん?そうしたら思いっきり滑って、ぽんときれい着地して上を見上げようよ!高かったなあって!!」
というわけのわからん会話をした。

国立対策で、学校で勉強を続けるJkのかわりに、おそるおそるネットを開いた。 
一勝一敗!滑らないお守りが効いたようだ。滑りどまった!

ただ、彼女は国立が第一志望。
今、来てもいいよと言ってくれた私大をどうすべきか悩みだした。
「もう、勉強したくない!でも、ここは第二志望なの・・・・・浪人かァ・・・どうしたらいいのかなあ?」
悩みは尽きないようだ。 

そんな娘の悩みを聞きながら、私は届いた合格通知を見て涙が出て来た。
JKの努力を認めてくれた大学があった。 

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すいません  とっても寒いんで

2012年02月18日 | 日記

みているだけで寒くなったので、テンプレートを替えました。

本当は何もないシンプルなものにして、季節ごとにいやになるこの状況をやめたいと思っていたのですが、
どうも寒々しくて、やっぱりこんなの選んでました。

まあた季節が動いたら替えたくなるんだろうなあ・・・・・仕方がないや!

正月用にポットに入った三つ葉を買った。
正月過ぎて丸坊主になって、水をやりながら日のあたる窓に置いておいたら、見事に復活!!

暖かい春が早く来るといいなあ・・・

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