つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

まほろ駅前多田便利軒 映画を観た

2014年11月02日 | 映画

 

原作を二冊読んだところで、ツタヤに行ってDVDを借りてきた。

瑛太と松田龍平が演じているのは知っていたが、どちらがどちらをやっているのだろうと興味が湧いた。

 

ふーーーん?という感じだった。

本が先でよかった。 私の印象では逆だったから…。

多田君はある意味とても生真面目で素直なところが感じられる青年だと思う。

便利屋の仕事を理路整然と片付けていく…そこに多田君が表れているのだと思うのだが、

それが少し瑛太には押し出せない部分で、だから、由良公に怒鳴る場面が生きてこなかったように感じた。

行天君の狂気じみたものを松田龍平はよく導き出していた…特にエンディングの画面が暗転してからの笑い声は秀逸だった。

だが、瑛太の狂気も鬼気迫るものがあると思うし、瑛太が演じていたらもっと不思議なムードが出たのではないだろうか?

だからこそ松田龍平が多田君をやったら、多田の真面目さに不思議な狂気が漂ったと思えている。

全部を読んでいないので、ここまでの印象だけですがまず今の配役でも十分に面白いことには違いない。

チワワとの絡みは、画面に二人と一匹が映し出されるたびに笑いが出た。

この映画はこの主役二人の掛け合いが魅力的で、それはまるで舞台を観ているような錯覚を覚えるときがあった。

この話、案外舞台でもいけるのかもしれません。

ですが、テレビ化や映画化がされてしまった今となっては、二番煎じ三番煎じですね。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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10月の本

2014年11月02日 | 本・・・

10月も、うちの図書委員がいい仕事をしてくれた。

 

感謝!

 

 

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3864ページ
ナイス数:84ナイス

まほろ駅前番外地まほろ駅前番外地感想
前作で、人物の背景が語られて、この作で人物の日常が語られた。起承転結で進んでいるのかしら?次作に魅かれてしまう。
読了日:10月31日 著者:三浦しをん
神去なあなあ日常神去なあなあ日常感想
実に今風の感覚の主人公が流れるように、人の住む限界とも思える土地で林業にかかわる。その流れ方が、これがやっぱり今どき風に自然体なのがとても魅力的だった。
読了日:10月28日 著者:三浦しをん
猫びより 2014年 11月号 [雑誌]猫びより 2014年 11月号 [雑誌]感想
豆太のジャンプがすごすぎる!
読了日:10月28日 著者:
喰う寝るふたり 住むふたり  1(ゼノンコミックス)喰う寝るふたり 住むふたり 1(ゼノンコミックス)
読了日:10月25日 著者:日暮キノコ
南極のペンギン南極のペンギン感想
健さんの語り口が聞こえてくるようだった。絵も秀逸。
読了日:10月25日 著者:高倉健,唐仁原教久
おかげさまで生きるおかげさまで生きる感想
一章は短いのだが、ときにあっと響くものを感じる時があった。こう考えても、感じてもいいんだと思った。今一度年齢が変わったときに読んでみたい。
読了日:10月25日 著者:矢作直樹
まほろ駅前多田便利軒まほろ駅前多田便利軒感想
この本を原作にした映画を観ていない。先般テレビでも放映されていたと思うから、奇跡に近い状況で読むことができた。主人公二人がすごいキャラクターだった。この二人がなぜそういうものを背負ったかが分かったところで、この本の物語は終了しているので次作を渇望してしまった。面白かった。
読了日:10月24日 著者:三浦しをん
ジワジワ来る○○(マルマル)~思わず二度見しちゃう面白画像集ジワジワ来る○○(マルマル)~思わず二度見しちゃう面白画像集感想
ぐふ!
読了日:10月21日 著者:片岡K
サンダル履き週末旅行サンダル履き週末旅行
読了日:10月20日 著者:寺井融,郡山貴三
秘密秘密感想
久しぶりの池波さん、面白いな…。
読了日:10月20日 著者:池波正太郎
ももこの世界あっちこっちめぐりももこの世界あっちこっちめぐり感想
まるちゃんが大人になって旅行をするとこうなるんだろうなあ…初めてこの人の本を読んだが、独特の世界観があって面白かった。
読了日:10月19日 著者:さくらももこ
週刊ダイヤモンド2014年10/18号[雑誌]特集1 最新 大学評価ランキング/ビジネスマンが本音で評価! /崩れ始めた老舗大・看板学部の序列/特集2 広島モデルの底力/レポート ノーベル物理学賞を受賞した青色LED開発者の〝因縁〟/東電・中電の事業統合発表で両社長がにじませた温度差週刊ダイヤモンド2014年10/18号[雑誌]特集1 最新 大学評価ランキング/ビジネスマンが本音で評価! /崩れ始めた老舗大・看板学部の序列/特集2 広島モデルの底力/レポート ノーベル物理学賞を受賞した青色LED開発者の〝因縁〟/東電・中電の事業統合発表で両社長がにじませた温度差
読了日:10月16日 著者:
海辺の博覧会海辺の博覧会感想
じつにたくましく生きる子供たちの姿があった。共に生きるって、こういうことなんだろうなあ。
読了日:10月16日 著者:芦原すなお
うめ版 新明解国語辞典×梅佳代うめ版 新明解国語辞典×梅佳代感想
好きだなあ!
読了日:10月13日 著者:新明解国語辞典,梅佳代
れんげ荘れんげ荘感想
この猛烈な母は、やっぱりお母さんがモデルなんだろうなあ?反対に考えると、このお母さんがいたからこそ群よう子さんの書く話は妙に説得力を感じるのだろう。れんげ荘の暮らしは、私が嫁いだ古い家のものと類似していて、そうよおおと頷きながら頁をめくった。家の中と外の境目が曖昧で、一緒に暮らす虫たちやそのほかもろもろ…ぞわぞわした感じ!今考えてもため息が出るけれど、若いからすごせたんだろうなあ?
読了日:10月13日 著者:群ようこ
駅物語駅物語感想
女性の書く「鉄道」て、どういうものなんだろうと思いながら手に取った。なかなか「鉄オタ」気分満載で、楽しめた。少し情緒に偏ったエビソードがいらないように、私には感じたが、テレビドラマになりそうに思った。
読了日:10月12日 著者:朱野帰子
すすきの六条寺町通り (柏艪舎文芸シリーズ)すすきの六条寺町通り (柏艪舎文芸シリーズ)感想
水商売と呼ばれる世界の、特別な感性を持つ人たちのことなんだろう。すすきの にひかれて読んだが、どうも今一つ寄り添って読むことが出来なかった。
読了日:10月10日 著者:佐藤梅子
スパイクス ランナースパイクス ランナー感想
皆さんのレビューを読んで初めて連作ものと知りました。だからなんだかよく理解できないものがあったんだ!初めから読み直します。
読了日:10月3日 著者:あさのあつこ
架空の球を追う架空の球を追う感想
思い出のアルバムをめくっているような、そんな一冊だった。
読了日:10月2日 著者:森絵都

読書メーター

コメント (2)
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