日向の夢

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CROSS CHANNEL 十七発目

2006年03月19日 15時11分02秒 | ゲーム
その夜、林へと歩いていく霧を見つけて、それを追ってみると・・・・・太一の人形を樹にくくりつけて、それを目標にボーガン撃ちまくり。人形に刺さりまくり。
こ、こりゃヘビーね。

新川&霧ちんの昔語り。
記憶喪失、先端恐怖症、後遺症・・・・・。
世界が怖い、と霧は語る。悪意が怖い、と。一人が怖い、と。
一人一人が、完結している。ここでは。

自閉症・・・サヴァン症候群・・・普通じゃない人たちの流刑場か。霧の傷、新川の傷、誰もが傷を抱えてる場所・・・。


目が覚めて、憂鬱な気分になった太一は屋上へ赴く。そこにみみ先輩の姿は無く、あるのは取り残された作りかけのアンテナだけ。
SOSのために、アンテナを組み立てるという「健全」な行為。それが、対極に位置するものたちの心をつかむ。だから、太一はアンテナを組み立てる。「部活」を始める。

次の日、屋上には霧がいた。フェンスにもたれかかり、空を見ている。その後姿に、既視感を覚えた。

新川豊が、屋上から飛び降りてから一週間が過ぎたその日の出来事。誰も、死に行く者の気持ちを知らず、悲しまず・・・それが、霧には悔しくてたまらない。
それなのに・・・そんな時なのに、このバカ主人公は、自分の半身を抑えられない。

だから、霧とは疎遠になった。抱きしめるまではいい。同じく半身を亡くした彼女に、後を追わせない為に。
でも、薄笑いを浮かべて――抑えられなくて――そんな行為に及んだら殺意だって抱かれる。

・・・いや、その後にきっとなにかあったんだろう。

適応係数80の意味すること。ヒトである部分が、2割しかないということ・・・。
怪物でありながら、怪物ではなくヒトであろうとする欺瞞。



その後、屋上で寝こけた主人公が起きると、視線の先には美希の顔。
って膝枕かよっ! ちきしょーなんだこのオオボケ主人公! さっき、美希に近づいたら射殺す的なこと霧ちんに言われたばっかりだってのに。
しかもそのまま耳かきぃ!? うわー、なんて素晴らしいことを・・・。

えっ?

ええっ?

あ、あぁ・・・・・・


――その結果――


「処女貫通悶絶二穴責めから開放されたのは、十分後だった」(もちろんセクハラ主人公のモノローグです)


で、帰り道。横に七香がテレポーテーション! いきなり脈絡もなく現れて、突然抱きしめられて、会話の文脈無視して「楽しいって、言えるならいいじゃん」とは、これ如何に?

記憶をリセットされない、七香の存在。教えるのが怖いと彼女は言った。別に隠しているわけでもないのだけど、と彼女は言った。

もう中盤だと思うけど、分かっているのは世界が一週間でループしていて、ループに伴い記憶がリセットされるってことだけか。