真月譚 月姫９巻

■今日の月姫■



　最終巻と思ったらまさかのもう一巻でございました。まぁ、その理由が「調子に乗って加筆加ページしまっくっちゃいました♪」だから仕方ない。むしろもっとやれ。




　原作にあったか覚えてないけど、ロアに辿り着くまでの前哨戦開始。自分の都合で人を殺すことを決めた志貴の背中がカッコイイのです。



　空想具現化（マーブルファンタズム）を果敢にも絵で表現する試み。



　ロアに命を生かしている点を刺され瀕死になるアルク。ちなみに志貴視点。



　こっちがロア視点。互いの魔眼の書き分けが、さすが佐々木さんというところ。



　ロアの魔眼も十分に強力な代物ですが、対生物限定と、対象無制限の違いはやはり大きいということで。ようは直死の魔眼最高。



　生物の生命しか視ることの出来ないロアに対し、死を視る事が出来る志貴。月姫全体を通してみても、記憶に残る名セリフですよね。



　原作ではあっさりとした印象だった志貴ＶＳロアの決戦も、大幅にシーンが追加され大満足のボリュームになってます。主人公の面目躍如ってことで、志貴がとにかくカッコイイ。魔眼の表現-モノだけでなく、目に見えないものや魔術までも殺す-がバッチリ描かれていて、さすがだなぁと。

　次の巻で終わりらしいですが、完結の暁には是非、アニメ版もリメイクを！　是非とも！！