もはや自分用メモにしかならない、モバイル環境考察第3回です。今日は、モバイルノートの選択肢について。
ケータイも快適なモバイルライフには不可欠ですが、電話とメールがストレスなく使えるなら、あとはまぁレスポンスの問題くらいしか見るところがないので考えません。デザインも重要ですしね。
■モバイルノートに求めること
・個別の製品の評価の前に、僕がモバイルノートに求めることについて少しばかり。モバイルノートというのは基本的には持ち運びが出来る、外出時に持っていけるノートパソコンです。おおよそ2kg以下のパソコンであれば、なんとか荷物のなかに入れられます。
・しかし、前に2kgのノートを持ってた感想からすると、常時持ち歩くとなると1kgちょいで限界かと。2kgは、肩にきます(笑) というわけなので、重量は・・・1kg以下がいいですね。
・重さの次に大事なのは、バッテリーでしょうか。普通ノートパソコンのバッテリーというとホームノートで1~2時間くらい。長くて3時間程度だと思いますが、モバイルノートの中には10時間を超えるものもあります。旅行とかならともかく、平常時にバッテリーを心配してACアダプタを持ち歩くのは切ないです。なので、最低5時間は欲しいところ。8時間あれば十分かなというかんじですね。
・あとは、アドエスを使っていて思ったのはタッチパネルの有用性でしょうか。タッチパネル搭載のコンバーチブル型(携帯の2軸ヒンジみたいな)であれば、液晶を表にした状態で折りたたんで、片手で持ちながらスタイラスで操作が出来ます。とくに、電車で座れなかったときも、ドアの横なんかに背中を預ければある程度の操作が出来るのは魅力でしょう。普通の折りたたみ型では、さすがに片手で支えるには無理があります。
・そのほか、大きさ・価格・堅牢性・処理能力なんかも評価の基準になるかと思います。
■どの機種がいいのか
・EeePC
ASUSが販売する超低価格ノートPCです。えっと、もう発売したの・・・かな?
それはともかく、なんといっても5万弱という価格が魅力です。ちなみに重さは約1kg。折りたたみ型で、駆動時間は通常バッテリーで3時間いかないくらいだとか。性能はまぁそれなりというか低いわけですが、普通のノートPCの3分の1ほどの出費で手に入るのは評価できます。予算が少ない人向け。気をつけたいのは、HDDではなくSSDを記憶媒体にしている点。容量がたったの4Gなので、OSを入れただけでも・・・。
・KOJINSYA SA5SX04A
これも低価格。SOTEC関係の人たちがやってる工人舎というメーカーの新機種で、重さ約1kgとまぁ軽いといって差し支えないです。で、特徴はタッチスクリーン搭載のコンバーチブル型という点。EeePCとの大きな違いですね。
あと、解像度がEeePCよりも高いです。そして、ちゃんとHDDが載ってます(40GB) 低価格でありながらけっこうバランスが取れてる印象ですね。ただ、メモリが512しかなく、駆動時間も・・・あ、4時間だそうで。思ったよりも長いかな?
・LOOX U
文庫より少し大きいくらいという超小型&600gを切る軽さが特徴のLOOX Uです。しかもコンバーチブル型。
モバイルノートとしてはかなり魅力的な機種ですが、やはり小ささゆえの弊害もあります。液晶の小ささ(5.6インチしかない)とか、両手で打つにはちょっと厳しいキーボードとか。まぁ、そこは携帯性とのトレードオフなので大きなマイナスではないでしょう。メモリを1Gにして無線LANを追加すると、価格は15万から16万いかないくらいでしょうか。いきなり倍以上に跳ね上がってますが、むしろこれくらいが普通ですよね。ちなみに通常バッテリーで4時間駆動、大容量バッテリーで8時間駆動です。多分、大容量バッテリーでも700gくらいのはず。
・LOOX P
今回紹介する中で一番価格が高いです。富士通のWebmart限定のもので、価格コムによると22万しないくらい。おそらくいくらかはBTOで構成を変更できます。特徴は、価格に見合った高性能でしょうか。コンバーチブル型で液晶は8.9インチ、CPUはHDDの性能もよく、それでいて重さも1kg未満に抑えられています。近いところでは
Remさんが
一つ前のモデルを購入・使用しています。モバイル関係には多少うるさい(笑)Remさんが使用感は良好だとおっしゃっていたので、いいかんじっぽいです。ちなみに、この新型は通常バッテリで5時間くらい動くのだとか。
・VAIO typeU
液晶小さいと言ったLOOX Uよりも液晶が小さいです。なんと4.5インチ。そして532gという軽さが特徴です。あぁ、あとスライド式のボディも特徴的ですね。パソコンには違いないのですが、普通の人からすれば「何あれ?」というかんじでしょう。価格は、ワンセグなどのオプションをつけなければ15万くらいで手に入ります。個人的に、形(親指タイピングしか出来ない)が好きでないのと液晶小さすぎるだろうというわけで買うことはないでしょうが、軽さを追求するのならアリかもです。
・Let’s note R7
モバイルノートといえばこのシリーズというかんじで、定番中の定番でしょう。R系はそんなにみかけませんが・・・。液晶は今回紹介する中でもっとも大きくて10.4インチ。筐体も大きくて、厚みも割とすさまじいです。でも、重量は1kgを切っているのだからさすがというところ。
あーあと、標準バッテリーでもスペック上で7時間以上動きます。外出時に長いこと使うような場合には重要ですね。操作しやすいとかスペックいいとか言っても、バッテリーが0ではどうにもなりませんから(笑)
最後に価格ですが、出たばかりのR7よりもR6のほうがいいかなーというかんじがします。スペック上の違いはCPUのクロックが0.2Ghz違うくらいですし、たとえメモリが少なくても、標準でメモリスロットが1つ空いているので増設すればいいだけです。それで3~4万円くらい違ってきますので、もし買う際はご検討の程を。
っと、いうわけで、書くのに3日かかってしまいました。会社説明会、テスト、会社説明会、という3日間で少々忙しかったですね。実を言えば今もやんないといけないことがあるんですが・・。
さて、一応3回で終わりにしようかなと考えていたんですが、まったくオチがないのもなんなので明日にでもまとめを書くかもしれません。
あー、そうそう、モバイルノートの代表的な機種であるLOOX RとVAIOtypeTを取り上げてないんですが、重量が1kgを越えるって事で除外したんです。まぁ実際のところ200g程度の重さを我慢できれば、R7よりも使いやすいんですがね。液晶ワイド型ですし、光学ドライブありますし・・・。