Nitro+のゲーム、「沙耶の唄」を友人から借りてプレイしていて、昨日終わりました。ゲーム自体は割と古い部類に入るんですが、せっかくなのでレビューっていうか感想を書いておきます。
沙耶の唄はNitro+の本流から離れた孤島みたいな立ち位置かと思っています。Nitro+といえば18禁ゲーム界にあって濡れ場よりも男と男の戦闘に製作資源を使ってるような会社ですが、この沙耶の唄は戦闘らしい戦闘はせいぜい2回くらいしかありません。
しかも、敵味方ともに持ってる武器は斧と鉄パイプみたいな有様。最強が液体窒素っぽいものだろうか。
ほかに触手使える生物もいるけど、弱すぎる・・・。
当たり前だけどこれは意図してのもので、シナリオ担当の虚淵玄さんが「たまには新しいことに挑戦」ってことで作ったホラーゲームだったらしいです。
主人公は、事故で脳がどうにかなっちゃって「認識」することに異常をきたしている青年。世界の「普通」が奇怪な汚物に見える。
ヒロインは、グロテスク全開な主人公の主観世界において唯一「普通の人間」として認識できる少女。エロい小悪魔という説明が一番しっくり来る。でも主人公に対する行為は素直そのものというかわいい奴。
他、巻き込まれて酷い目にあう主人公の友人×3や、巻き込まれて酷い目にあう主人公のお隣さん一家や、主人公の主治医の女医さんが出演している。ぶっちゃけ、これ以外に登場人物がいない気がする。
俺がプレイした限り、ED(と呼べそうなもの)は3つあって、内一つは中盤にある。プレイ時間に比例して選択肢はそう多くないので、選択肢ごとにセーブしておけば問題ないはず。
ゲームは主人公と、それ以外の人間(主人公の友人が多い)の視点を移動しながら進んでいき、主人公視点の時には、背景がものの見事にグロテスクになる。ゲーム開始直後にはとりあえず驚いておくのが正しい遊び方。グロテスクな表現が苦手な人は、プレイ開始前にある選択で一番上以外を選ぶといいと思う。もちろん、ホントにダメな人にはゲーム自体オススメしかねるのだけど。
背景に限らず割と猟奇色が強い。スカポコ人が死ぬし、その死に方も決してあっさりすっぱり綺麗に、とはならない。
ただ、ひぐらし的な怖さは全然ない。そりゃあ、殺す側が基本自分側にいるんだから当たり前。ソレよりも、変わってしまった奇怪な世界、その中で美しく在るヒロイン、その裏側と、物悲しい恋愛模様に意識を集中させるほうが楽しめる。
それと、大きなお友達向けシーンは予想よりも多かったことも一応書いておきます。多いっていってもNitro+としては多いのかなぁ・・・と俺が思ってるくらいなだけなので悪しからず。
感想っていうかなんかゲームの紹介になっちゃったかな・・・。まぁいいか。
もうバイトなんでここで締めますが、手に入れることができるのなら一度プレイしてみることをオススメします。俺も、貸してくれた友人に感謝ですね。
沙耶の唄はNitro+の本流から離れた孤島みたいな立ち位置かと思っています。Nitro+といえば18禁ゲーム界にあって濡れ場よりも男と男の戦闘に製作資源を使ってるような会社ですが、この沙耶の唄は戦闘らしい戦闘はせいぜい2回くらいしかありません。
しかも、敵味方ともに持ってる武器は斧と鉄パイプみたいな有様。最強が液体窒素っぽいものだろうか。
ほかに触手使える生物もいるけど、弱すぎる・・・。
当たり前だけどこれは意図してのもので、シナリオ担当の虚淵玄さんが「たまには新しいことに挑戦」ってことで作ったホラーゲームだったらしいです。
主人公は、事故で脳がどうにかなっちゃって「認識」することに異常をきたしている青年。世界の「普通」が奇怪な汚物に見える。
ヒロインは、グロテスク全開な主人公の主観世界において唯一「普通の人間」として認識できる少女。エロい小悪魔という説明が一番しっくり来る。でも主人公に対する行為は素直そのものというかわいい奴。
他、巻き込まれて酷い目にあう主人公の友人×3や、巻き込まれて酷い目にあう主人公のお隣さん一家や、主人公の主治医の女医さんが出演している。ぶっちゃけ、これ以外に登場人物がいない気がする。
俺がプレイした限り、ED(と呼べそうなもの)は3つあって、内一つは中盤にある。プレイ時間に比例して選択肢はそう多くないので、選択肢ごとにセーブしておけば問題ないはず。
ゲームは主人公と、それ以外の人間(主人公の友人が多い)の視点を移動しながら進んでいき、主人公視点の時には、背景がものの見事にグロテスクになる。ゲーム開始直後にはとりあえず驚いておくのが正しい遊び方。グロテスクな表現が苦手な人は、プレイ開始前にある選択で一番上以外を選ぶといいと思う。もちろん、ホントにダメな人にはゲーム自体オススメしかねるのだけど。
背景に限らず割と猟奇色が強い。スカポコ人が死ぬし、その死に方も決してあっさりすっぱり綺麗に、とはならない。
ただ、ひぐらし的な怖さは全然ない。そりゃあ、殺す側が基本自分側にいるんだから当たり前。ソレよりも、変わってしまった奇怪な世界、その中で美しく在るヒロイン、その裏側と、物悲しい恋愛模様に意識を集中させるほうが楽しめる。
それと、大きなお友達向けシーンは予想よりも多かったことも一応書いておきます。多いっていってもNitro+としては多いのかなぁ・・・と俺が思ってるくらいなだけなので悪しからず。
感想っていうかなんかゲームの紹介になっちゃったかな・・・。まぁいいか。
もうバイトなんでここで締めますが、手に入れることができるのなら一度プレイしてみることをオススメします。俺も、貸してくれた友人に感謝ですね。