先週3/4木曜日のことでした。日中、軽い頭痛を感じながらも「疲れかな？」と思い、そのまま外回りの業務をしていました。午後になって保護者の方からお問い合わせをいただいたので、面談をさせていただきました。夕方になり、気温が下がってくるにつれ頭痛がひどくなり、体中の筋肉から痛みを感じ始めました。
創研塾は3/1（月）～3/3（水）まで新年度準備のため休校とさせていただいていたので、実は3/4（木）は新年度の初日だったのです。新年度の初日から私が休むわけにはいかないと考えていましたが、傷みがひどくなる一方であったことに加え、万が一にもコロナウィルスに感染し生徒にうつしてしまったら大変なことになると思い、授業を代わってもらい帰宅しました。
帰宅後熱を測ると37.5度の微熱でした。インターネットで検索するとどうもコロナでは無く花粉症に近いように思われました。確かに3/3（水）は花粉が急激に増えると報道されていたのを思い出しました。花粉症にしてはひどい頭痛と体中の痛みでしたので心配でしたが、早く寝て治すことにしました。
3/5（金）の朝は36.3度まで熱が下がり、ほっと胸を撫でおろし、午前中の仕事はキャンセルさせてもらい自宅で休養にあてました。午後になって塾に向かうために熱を測ると再び熱が上がり、38度を超えていました。慌ててスタッフに連絡を取り、塾を休むことを伝えました。また、当日私が担当している生徒のご家庭や体験授業受講予定のご家庭に連絡を取り、授業日の振替を依頼しました。
連絡を一通り終えた後、医師の診察を受けるために病院へ連絡をすると、「発熱外来の時間は終わったので診察は出来ない。」と冷たく言われ、ガシャンと電話を切られてしまいました。忙しいのは理解できますが、困っている立場からすると冷たくされたことがとても悲しく感じました。その後何か所か連絡を取り、ようやく受信することができました。「周囲に発熱している人もおらず、またコロナに感染するような場所へも行っていないことから、まずコロナでは無いでしょう。でもお仕事柄ＰＣＲ検査を受けますか。」と医師に尋ねられ、私は一瞬のためらいもなく「お願いします。」と答えました。
医師に相談したところ、新年度準備のための休校に加え担当する授業を代わってもらったことから、濃厚接触者に該当するのは家族だけであり、万一コロナに感染していたとしても生徒たちや面談した保護者の方にうつしてしまうことは無いことが私の心を落ち着かせてくれてはいました。ただ今後のことを考えてもＰＣＲ検査を受けることは絶対に必要だと考えていました。
夜８時に薄暗い市役所の駐車場に建てられたプレハブ小屋でＰＣＲ検査を受けました。陽性だった場合のみ連絡が来ること、3/7（日）24時を過ぎればもう連絡が来ることは無い（＝陰性である）ことを告げられ、帰宅しました。
帰宅後も翌日も頭痛と体中の痛みはあるものの、のどの痛みや咳、鼻水や鼻づまり、味覚や嗅覚の障害は全くなかったので自分でもコロナの可能性はかなり低いと思っていました。それでもこんな時に限って電話はかかってくるもので、そのたびにビクッとしながら日曜日の24時が来るのを待っていました。
日曜日の予定、大事を取って月曜日の出張の予定をキャンセルし、電話の無いまま月曜日の朝を迎えました。ＰＣＲ検査の結果は陰性だったようです。
月曜日からは発熱することもなく、無事に仕事をすることができています。普段は睡眠時間が４時間程度なのですが、この期間に十分な休養と睡眠をとることができ、かえって体調が良いくらいまで回復しました。担当している生徒たちに迷惑をかけてしまったこと、スタッフにも急な対応をお願いし迷惑をかけました。周囲への感謝の気持ちと健康のありがたみをあらためて感じています。
